なんでも人生

Whatever life is

今年初めてのスキーで大失敗  Ski boots torn apart

2019-01-08 | 日記
兵庫県の北部、ハチ北スキー場は90cm積雪で滑走可能となっている。
今朝5時ぐらいに一人で家を出て、ハチ北には8時前に到着。リフトはもう動いている。昨年、中古で買ったスキー板、靴、ウェアーを車の中で身支度を整えシニアリフト券一日乗り放題(3500円)を買ってリフトを3つ乗り次いで頂上まで上がる。新しく仕入れた板はGL(ジャイアントスラローム)仕様で、靴は硬めのRexxam(国産)を試したかった。今持っている板はカービングなので曲がりすぎ、靴は柔らかすぎと感じていた。
朝一番なのでスキー客(ほとんどがボード)は2-3人、スカイロード中級斜面(1500m)を慎重に滑る。やっぱり、板は硬いのでかなり外足体重をしないと曲がらない。それより、靴が硬くて足が痛い。10時ぐらいまでには中級バーンを7-8本滑り、休憩するため駐車場まで滑って降りる。靴が硬く足を圧迫しているため、脱ぐのもやっと。車の中で早めの昼食(ビールとおにぎり)。
30-40分休息して、今度は古いブーツとスキー板を使おうとブーツを履き金具を締めたところ樹脂製シェルの先端にひびが入った。滑るには支障なさそうなのでそのままリフトで頂上まで上がるが、これが判断ミス(もうろく)。中級斜面を3-4度滑り、やっぱり北壁(上級、コブコブ斜面)に一度ご挨拶をしなくてはと思いスピードを抑え転ばずになんとか滑り終える。今日は、十分に滑ったのでもう帰ろう。そこで素直に帰ったら良かったものの、最後にもう一度北壁に挑戦、これでエライ目に合う。
50mぐらい慎重に滑り、コブを右ターンしたところでいきなり転倒。スキー板が外れ、私は斜面を背中で約50m滑り落ち、外れた方のスキーはそこから100m下まで落ちていった。もう片方のスキーは転倒した場所(50m上)に止まっている。上のスキー板を取るのにズブズブの雪の中(コブコブ)50mやっとの思いで這い上る。そこから150m下のスキーまで歩こうとしたが足が雪に入り込んで歩けない。こうなったら、お尻をついて滑り降りるしかない。やっとの思いで下のスキーまで辿り着く。誰か親切なスキーヤーが斜面に私のスキーを突き刺してくれている。さて身体の雪を払い、スキーを履こうとしたところ何と左のブーツのプラスチックシェル下部がない。インナー剥き出しになっている。私がいきなり転んだのは左ブーツ下半分が割れてスキー(ビンディング)に付いたまま滑っていったのだ。道理でストッパーが効かなかった(途中でプラスチックも外れストップ)。
右足だけスキーを付けることはできそうだが、片足で滑るには斜面がきつ過ぎる。
仕方ない、リフト沿いをスキー担いでリフト登り到着場までヒョヒョコ(ズボズボ)歩く。左足はインナーだけなのでツルツルだし、雪が浸み込み冷たい。リフト係りのおじさんに「靴壊れたので下り乗せて」とほぼ靴下状態を見せ「そらいかんわ、こっから乗り」と下りを乗せてくれる。途中リフト乗り継ぎ場で、リフトの上から私の派手な転倒、スキーを持って斜面を苦労しながら降りている姿を見ているスキーヤーが沢山いて、その内の一人が{どうしたですかのか?怪我はないですか?}と心配そうに近寄ってきた。インナーだけの靴を見せ、これが騒動の原因で怪我していないので気遣いに有難うと感謝する。下りリフト合計4本乗り継いで駐車場まで下りてきたら、右脚ブーツも半分シェルがない。

まあ、本当に怪我しなくてよかった。
そう言えばこのブーツは買って8年(10年?)ぐらいになるのかな?プラスチックの劣化のことなど考えてもいなかった。
ひび割れブーツで滑ろうなんて(しかも超上級コースを)、私の頭も相当劣化が進んでいる。
こちらは使用期間10年どころではない、71年以上で耐用年数期限切れまじか。気をつけよう。

コメント
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