TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

FULL CIRCLE / 岩崎宏美 3

2005-08-18 00:31:41 | AORとか
FULL CIRCLE / 岩崎宏美 の続き。

8曲目「潮風がつぶやいて」。今度は塩谷哲によるオーケストラアレンジをフィーチャーした曲に岩崎宏美が歌詞をつけているバラードです。CAT GRAYによるシンセベースや妙なエレピの安っぽい音に塩谷哲の生ピアノとオーケストラの音が不思議とマッチしているのが面白いところです。サビが壮大でなかなかカッコいいですね。
続いてはまた過去の名曲「想い出の樹の下で」のINTERLUDE。CATのエレピアレンジが秀逸でなところに間髪を入れず9曲目「EXTRAORDINARY」。再びJANE CHILDワールドです。やっぱりJANE CHILDによるサビのコーラスの方が印象に残ってしまうのがちとつらい。
10曲目「BACK TOGETHER AGAIN」は佐藤竹善とのデュエット。竹善の「CORNERSTONES」にも岩崎宏美とのデュエット曲がありましたが、いつもどっちがどっちだったかわかんなくなってしまう。サウンド的には全く一緒です。
続く「ONE DAY SOME DAY」。いきなりCATのSE的シンセにTAKAとKARLの激しいリズム隊のソロが始まり...またもやモロ13CATSワールドが展開です。CATが歌っていても全然おかしくない、13CATSのアルバムにありがちなバラードです。もうCAT GRAY、好き勝手にやってるって感じですね。この曲がフェイドアウトするとまたストリングス・オーケストラの展開。「窓」、塩谷氏の曲です。塩谷氏のピアノとストリングスをバックに岩崎宏美がジャズボーカルっぽく歌い上げます。
そしてエンディング、1曲目の「FULL CIRCLE」がリプライズします。最初はシンセメインだったんですが、今度はリズム隊も参加して最初とは違うGROOVYな盛り上がりを見せつつTHE END。カッコいいですね。ちょっとプログレの入ったコンセプトアルバムみたいな作りになってます。

で、まとめ。このアルバムは13CATSです。13CATS FEATURING 岩崎宏美です。
それだけに、本来の岩崎宏美ファンの人(ってどれだけいるのかわかりませんけど)にとっては???なアルバムだったんでしょうな。

FULL CIRCLE / 岩崎宏美
HIROMI IWASAKI(vo)CAT GRAY(b.keys.g.vo)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
KARL PERAZZO(perc)JANE CHILD/CHIKUZEN SATO(vo)ROSS BOLTON(g)
SATORU SHIONOYA/CHIAKI FUJITA(keys)EDDIE M.(sax)STEVE BAXTER(tb)

ちなみにこのアルバムリリースの後下記メンバーでコンサートツアーが行われ、ライブ盤としてもCD.ビデオ共リリースされています。

TAKASHI NUMAZAWA(ds)YOSHIYUKI ASANO(g)SATORU SHIONOYA/AKIRA ONOZUKA(keys)
HIDEKI MATSUBARA(b)MICHIAKI TANAKA(perc)OSAMU KOIKE(sax)ASKA STRINGS
・・・ってSING LIKE TALKINGの「アミューズメントポケット1996」のメンバーそのまんまやないけ。
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FULL CIRCLE / 岩崎宏美 2

2005-08-16 01:19:48 | AORとか
「FULL CIRCLE」岩崎宏美の続きです。

まずは前半。
1曲目、タイトルチューンです。「FULL CIRCLE」。
のっけからCAT GRAYによる作詞作曲。英詞です。"THOUGH MY LIFEF HAS CHANGED"なんてフレーズは当時の彼女の状況からして意味深ですね。バッキングの音は全てCAT GRAYによるシンセで固められてます。
そして岩崎宏美とCAT GRAYの「あ~」コーラスで幕を開け、TAKAの乾いたドラムとKARLのファンキーなパーカッションが絡んで、CATのビヨ~ンベースが始まれば2曲目「BIRTH」です。まさにこれぞ13CATS。ちょっと特徴があるといえば、CATのコーラスと岩崎宏美のコーラスがセクシーに混ざり合うところがこのアルバムならではでしょうか。そして間奏のSAXソロはもちろんEDDIE M.。TAKAの破裂音スネアも炸裂です。エンディングは13CATSの「EYE IN THE SKY」のオープニングを思わせるダラッとした適当な終わり方で、今までの「歌謡曲」岩崎宏美ファンにとっては衝撃的だったかも。
3曲目「時間の早さに」。佐藤竹善と藤田千章による曲です。こうなるともうSING LIKE TALKINGになっちゃいますね。コーラスはCAT GRAYとJANE CHILDの独壇場。
続いては名曲「ロマンス」をほんの触りだけですが、CAT GRAYのシンセと自身の多重コーラスをバックに今風(13CATS風?)アレンジサービスしてくれます。このあたりも昔からのファンにとっては賛否両論になった原因でしょうか。
5曲目「NEVER BE THE SAME」。JANE CHILDの曲です。今度は13CATSというよりはJANE CHILDの世界に染まってます。JANE CHILDのコーラスの方がむしろ印象的で目立っちゃってるのかも。
そして再び竹善と千章のS.L.T.コンビによるシングルカット曲、「朝が来るまで」。やはりシングル向けということなんでしょう、13CATS色が若干薄まっている、普通にいい曲に仕上がってます。
続いてもCAT GRAYの曲が続きます。7曲目「DREAM ON」。いきなりビヨンビヨ~ンのシンセベースにシンセによるホーンサウンドで幕を開けます。やっぱりモロ13CATSなんですけど、なかなか岩崎宏美のボーカルもマッチしていて「BIRTH」に比べれば違和感はあんまりありません。エンディングのちょっと前に入る沼澤尚のバスドラトリプルストロークの連打、何気にすんごいテクをこっそりと披露しています。

長くなりました。後半は次回に。

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13CATSワークスの続き FULL CIRCLE / 岩崎宏美 1

2005-08-14 23:48:47 | AORとか
ほぼこの1ヶ月、ネット接続環境の不調等もあり、スタイルがだいぶ変わっていましたが、従来のスタイルに戻しまして、13CATSワークスのご紹介、再開です。

そこで今回は「FULL CIRCLE」岩崎宏美を取り上げます。
ご承知のように、益田宏美から岩崎宏美に名前を戻しての第一弾リリース(1995年)、ということで、だいぶ今までの印象に変化をつけるべく、冒険した意欲作といえるでしょう。それだけに昔からのファンからは賛否両論、というよりは総スカンを食った問題作でもあります。

で、このアルバムのプロデュースを全面的に行ったのが、もちろん13CATS。
佐藤竹善の「CORNERSTONES」での共演もありましたし、どういう関係かはよく知りませんが、沼澤尚が岩崎宏美と以前より懇意であったということがあったようです。~そのせいか、一部スポーツ紙では岩崎宏美に新たな恋人発覚!お相手は慶応大学出身のJAZZドラマー!みたいな記事が賑わった事もありましたが。
当時、プロモーションも積極的にやっていたようで、いろんな情報番組にゲスト出演して、「今回のアルバムは13CATSというプロデューサーを立ててレコーディングしたんです...」なんて言ってましたが、まぁ見てる人がどれだけ13CATSという言葉に反応したかは全くもって不明ですけどね??

でもってこのアルバム、13CATSプロデュースということですが、はっきり言って13CATSそのものと言ってもいいでしょう。13CATSのサウンドそのもののメインボーカルが岩崎宏美になっているだけ、といった感じです(コーラスもCAT節バリバリですし)。もちろんS.L.T.の佐藤竹善、藤田千章、更にはその一派塩谷哲の参加もあり、この時期のS.L.T.のアルバムとほとんど同じような作りになっていて、ちなみにジャケット掲載の参加ミュージシャンとのスナップショットなんて、S.L.T.のそれそのもののまんまです。(写真で見る岩崎宏美って年の割りにかわいいなぁ~なんて思ったりしたのは...小生も年取ったということでしょうか。でもテレビで生で見ちゃうと...無言)

13CATSファン必聴の「FULL CIRCLE」、しばらくこのネタで引っ張ります。
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BGM雑感 / USJのススメ

2005-08-14 00:10:16 | Weblog
大阪から今日帰ってきたんですけど、実は昨日USJ(UNIVERSAL STUDIOS JAPAN)に行っておりました。
赤字第三セクターの代表格のように言われているUSJですが、いわゆる盆休みの時期であったこともありますが、それなりに、程よい人の入りでしたね。
とはいえ入場している人の量の割りには、アトラクションもほとんど並ぶことなく結構スムーズに見ることができましたし、パレードやらその辺の路上で繰り広げられるいろんなパフォーマンスも堪能できました。ハウステンボスもものすごい印象良かったですけど、やはりキャラクターがメインになっている分、USJの方がお得感があります。
それに比べて東京ディズニーランドなんて、ひたすら並ばされたという記憶しかない。入場している人の密度はそれほどUSJと変わらない印象があるんですが、とにかく並ぶために来ているような印象で、何回か行きましたがそのたびなんか損した気分になりました。申し訳ないが、アンチTDL、親USJ派になってしまいそうです。

ところで、そこまでUSJに肩入れする理由はもう一つ。やはり「音楽」です。会場を彩る音楽はもちろん新旧織り交ぜたアメリカならではのヒット曲ばかり。ジャズ・フュージョン系が流れる渋~いエリアもありますし、ストリートサイドのちょっとしたステージでBLUES BROTHERSやMOTOWNミュージックショウが繰り広げられていたり。そして更にはパレードの音楽もファンキーでノリノリ。クソ暑い中子供抱っこして汗だくになりながらも体が思わず動いてしまう、素晴らしいサウンドです。2回も真剣に見ちゃいましたわ。う~んCD売ってたら絶対買ったのになぁ~。ホント、音楽も充実してます。
やっぱりいい映画にはいい音楽。音楽聴いているだけでも結構幸せな気分に浸れた1日でした。

とゆ~わけで、音楽好きにはやっぱりUSJのススメです。
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日曜日の常磐線

2005-08-11 02:17:44 | Weblog
先日の日曜日(8/7)、たまたま早朝から常磐線に乗っていたら、こんな朝っぱらからやたらと若者が目につく。しかもみんなvodafoneの赤い袋や、首からチケットホルダーを提げている人たちばっかり。そうか~今日は「ROCK IN JAPAN」の最終日なのね~、ということに気付く。でもすごいですよね。何人集まったのかは知りませんが、早朝7時台の電車に若者がたくさん乗り込み、みんなメッカに向かうがごとくコンサート会場に向かう。水戸駅で見てたら列車が到着するたびにどっと若者が降りてくるもんだから案内係員の交通整理も大変そうです。
CDが売れない売れないと言われる昨今ですが、やっぱり純粋に音楽好きの若者が多いのはいいことです。しかも、ヘビメタとかパンク系とかと違ってまあごく普通の若者が多かったのが印象的でした。なんかほっとした瞬間でした。

夏と言えば屋外ライブ。それじゃJAZZ/FUSION系のライブイベントといえば...、一時期は地域おこしみたいなノリであっちこっちでJAZZフェスが開催されていましたが、最近では客の入りの関係なんでしょうか、老舗のFAZZフェスはみんななくなっちゃって、屋外じゃないですけどCROSSOVER JAPANと東京JAZZがJAZZ/FUSION系では最大のイベントと言える位に減ってしまいまいましたよね。
やっぱり芝生の上で、子供たちも連れて行けるようなオープンなノリのJAZZフェスが近場でまた復活してくれないかな~、しかもCASIOPEA、DIMENSION、TRIX、野獣王国、熱帯JAZZ楽団にNANIWAとかダブラーズとかとにかくいろんなバンドが出るようなイベント!(よくよく考えるとメンバーのダブりが多い多い)なんて思った早朝の常磐線の車中でした。

なぜまたさいたま市民の小生がそんな時間に常磐線に乗っていたかって?
それは向谷実氏や難波弘之氏あたりと共通する趣味があるものでして...。
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続・ザ・ダブラーズ登場!?

2005-08-09 01:33:36 | J-FUSION
で、先日リリースされたばかりの「続・ザ・ダブラーズ登場!?宝」の話。

メンバーが青柳誠から小川文明(...ってこの人誰?)に交代してのリリースです。
前作がファンク色が濃かったのにくらべ、やはり小川文明氏の色なんでしょうか、妙にプログレチックです。シンセの音使いがそれっぽく聞こえるのかも。ギターなしバンドとしてはFOUR OF A KINDなんてのもありますが、同じ弦楽器であるベースが2人いる分、ダブラーズの方が(ってまたザを忘れた)しっくりきてます。

でもやっぱり音楽そのものよりもジャケットの方が...ネタにしやすい!(笑)
サブタイトルが「宝」というだけあって、海賊の宝箱みたいなイメージをド派手にアピール。小学生並みの発想ですね(笑)。しかも金銀財宝というよりは金貨とダイヤモンドがお好きなようでそればっかり。
前作ではKING レコードのマークが御来光でしたが、今回は金貨にKINGマークがあしらわれ、金メダリストよろしく海賊ライクなしゃれこうべにカリッとやられていて、なんとも相変わらずおちょくられてます。(ところでKING レコードって結構フュージョン系に理解のあるレコード会社なんでしょうか。TRIXはもちろん、野獣王国も以前はKINGレコードから出てましたし、神保彰とBRIAN BROMBERGのJB プロジェクトもそうです。KING レコード万歳!!)
帯には「再デビュー&再結成&再スタート記念アルバム登場!」だって。こんなしつこさもダブラーズならでは。
ところでジャケットですが、前回は写真にキリトリ線が入ってましたが、その流れで今回は製本する際の折りの部分に「やま折り」「たに折り」の表示付き。これで裏返して製本することはないでしょう。大きなお世話です。
更にCDそのものに至ってはルーレット風ディスク仕様とうたわれていて、「聞き飽きた際には、ルーレットとしてご利用ください」だって。まあコースターとしては使えるかもしれないけど、ルーレットとして使うにはちと難がありませんか~?
さすがに今回はMCまでは入ってませんでしたが、その代わり江川ほーじんトラック収録忘れなんてのをやってくれてます、。単純にほーじんのトラックを録り忘れたことに気付いたものの、まぁええかっちゅうノリでそのまま収録しちゃってるといういい加減さ。

TRIX的?コミックフュージョンバンド的な面白さ・さわやかさとは対角線上にある、ザ・ダブラーズはいわば腹黒ブラックジョーク系コミックジャズバンドです。(どうも水野正敏氏はフュージョンという言葉はあまり使わないようで、ジャズと呼ぶことにこだわっているようです)お遊び&おちょくり満載の「続・ザ・ダブラーズ登場!?」、お一ついかが?
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ザ・ダブラーズ登場!?

2005-08-07 22:02:04 | J-FUSION
ザ・ダブラーズのネタついでに1作目「ザ・ダブラーズ登場!?」のご紹介です。

2000年4月リリースのこのアルバム、写真を見ていただければわかるように、ジャケットのド派手なこと。CDショップ店頭にあったら思わず手にとってしまうでしょう。小生もそのクチでそのままレジに走った次第であります。
この「ザ・ダブラーズ」(今時「ザ」はねえだろっちゅう突っ込みも想定内?)は江川ほーじん(言うまでもなく元爆風スランプ)と浪速の変態フレットレスベーシスト水野正敏の文字通りダブルベーシストに、ナニワEXP.の東原力哉(ds)と青柳誠(keys/sax)の4人でデビューしました。(このデビューという言葉があてはまるのか甚だ疑問ですが、やはりジャケットに「祝デビュー!!」とありますので間違っちゃいないんでしょうね)

音楽的には結構ヘビーでありながらもPOPでファンキーな一面を見せるなかなかノリのいいフュージョンです。ほーじんがチョッパーで土台を作り、それに水野正敏のフレットレスなどで低音メロディを載せるのがおおまかな基本になっている、低音好き(?)にはたまらん新しい方向性の作品です。
・・・というか音楽よりも目だってしまうのが、おふざけ&おちょくりです。
まずはジャケット。とにかくド派手です。桜吹雪に虹が3重にもかかって、更にこれはマッターホルンでしょうか、山の横からKINGレコードのマークが御来光のごとく光輝いてます。隅っこには「商売繁盛」「魔除け」とかの札まであしらい、まあとにかく派手なものを並べてみましたって感じです。タイトルもこんなんで、ミュージシャンというよりはおよそお笑いタレントのDVDみたいななんも考えてないようなこんなタイトルよう付けますわ。感心します。それからジャケット内側のページごとのメンバーの顔写真には切り取り線がついてますし(全く意味不明)、CD本体は何と?コースター仕様になっていて(ってコースターみたいな模様になってるだけですが)ご丁寧にも聞き飽きたらコースターとしてご使用くださいとあります。
極めつけは曲だけでなくMCまで収録されていて、おまけに収録曲をもう一回流しながら解説までしていただけるという充実ぶり。もちろんMCには大笑いさせていただきました。力哉氏の正装という浴衣姿でのレコーディングにおけるエピソード(~ドラムを叩きながら浴衣がはだけていって、しまいにゃとうとう...)みたいな話を朝の7時にしてるところをそのまま録音してます。江川氏曰く「CD買ってくれた人はこんな話何べんも聞かされるんやろな~」...全くその通り。何べんも聞かされてます。
て、こんな調子のダブラーズが(おっとザを忘れた)5年ぶりの新作をリリースしたんですからこりゃ買わずにはいられん、ということで発売日を待たず、前日にゲットした次第です。
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話題の新譜

2005-08-06 23:34:59 | J-FUSION
なんかここんとこ小ネタで攻めてますが、今日は先日購入したCDの話題。

3枚買ったんですが、1枚は話題沸騰「PYRAMID」!
そしてTRIXに入りそこなった養父貴の「FEELIN' RIGHT」。
更に5年ぶりのアルバム、ザ・ダブラーズの「宝」。(NIPPONのばっかりやね)

元来小生はいわゆる「スムースジャズ」なるジャンルにはアレルギーがあるんですが、「PYRAMID」は試聴した時の印象とは若干違っていて、結構イゲす。ハマるまではいかないかもしれませんけど、さすがこれだけのメンツですからただのスムースジャズには終わりません。
~せっかくですからベースも慶應出身で丁度いい人がいるんだから...ってそれは言わない約束でしたっけ。

そして養父貴。CDジャケットの裏側の写真に、ちとアレルギー起こしかけましたけど、安部潤のアルバムみたいな雰囲気で(そりゃ安部潤がほとんど仕切ってるんだから当たり前と言われりゃそれまでですが)、曲によってはなかなかポップでいい感じ。ただあんまり特徴というか「らしさ」みたいなのが伝わってこないので、そういう意味ではやっぱり普通のフュージョンアルバムです。モロSTUFFみたいな曲には笑ってしまいましたが。賛否両論あるようですけどね、やっぱりこの人TRIXとは違うなぁ~と実感する次第です。

最後にザ・ダブラーズ「続ザ・ダブラーズ登場!?宝」です。
5年ぶりの再結成?アルバムということで、メンバーが青柳誠から小川文明に代わってます。そのせいでしょうか、ファンキーさが薄れてやけにプログレっぽさが前面に出てますね。とはいえジャケットのファンキーさは相変わらず、というより更におちょくってます。
あんまり知られてないユニットかも知れませんが、ジャケットの遊び方・おちょくり方は恐らく日本一でしょう・・・
このままジャケット解説を書いてるとまたまた長くなりそうなのでこれはまた次回ということで。
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CHICAGO & TOTO

2005-08-05 01:30:36 | TOTO&FUSION
ネットの検索でこんな記事を見つけました。

STEVE LUKATHERの公式ページの記事ですから信憑性のあるもので、すでにTOTOファンの間では知られていることかも知れませんが...。
以下小生にとって初耳だったネタ。

・BOBBY KIMBALLが以前にTOTOをクビになったわけ...やはりドラッグだったようですね。
・CHICAGO16のオープニングの曲「WHAT YOU'RE MISSING」はJOSEPH WILLIAMSとJAY GRUSKAの曲だったんですね。しかもこの2人義兄弟だった時期もあるとか?
・で、JOSEPHはこのCHICAGO 16のセッションでTOTOのメンバーに見出されたということのようです。
・更にこのセッションでの関係から、「ROSANNA」のホーンセクションにJAMES PANKOWが参加した。ちなみに「ROSANNA」ってSTEVE PORCAROの彼女の名前だったんですね。
・PAGES~MR.MISTERのRICHARD PAGEはTOTOだけでなくCHICAGOにもボーカリストとして誘われていた。
・最終的にJOSEPHがTOTOに入ったのはCHICAGOのJASON SCHEFFの紹介だった。

みたいなことがつらつらと書かれています。(誤訳でしたら失礼!)
あまり印象はないのですが、TOTOとCHICAGOって、結構密接な関係があるんですね。
もっと英語力があって完全に読みこなせれば本当に面白い記事なんじゃないかな~と思います。
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TOTOの新作「FALLING IN BETWEEN」

2005-08-04 00:42:12 | TOTO&FUSION
ようやくTOTOの新作情報が公式なものになってきました。

タイトルは「FALLING IN BETWEEN」。アルバムの1曲目に来るであろう曲のタイトルそのままです。で、リリースは来年の1月から2月頃ということ。すでに10曲のラインナップが固まっていて、新メンバーGREG PHILLINGANESのボーカルもあるようです。それからDAVID PAICHの歌う「AFRICA」っぽいバラードもあるみたいですね。また、真贋不明ながらもどのようなかかわりになるのかはわかりませんが、どうもJOSEPH WILLIAMSも引っ張り出されたという噂。「MINDFIELDS」みたいに曲の提供だけなのかも知れませんが、それもまた楽しみではあります。
これからミキシング作業に入るようですが、「MINDFIELDS」を担当していたSTEVE MACMILLANが今回も担当するそうな。

来年の話ですからまだまだ先のことではありますが、このネット時代結構小出しに情報を出してくれるんですね。ここまでもう決まってるんだったら、当初の予定通り秋くらいに出せないものかと思ったりもします。それともやっぱりレコード会社がまた決まってなかったりするんでしょうか。
ま、何はともあれ楽しみ・楽しみです。首を長~くして待つことにしましょう。
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