TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

FULL CIRCLE / 岩崎宏美 2

2005-08-16 01:19:48 | AORとか
「FULL CIRCLE」岩崎宏美の続きです。

まずは前半。
1曲目、タイトルチューンです。「FULL CIRCLE」。
のっけからCAT GRAYによる作詞作曲。英詞です。"THOUGH MY LIFEF HAS CHANGED"なんてフレーズは当時の彼女の状況からして意味深ですね。バッキングの音は全てCAT GRAYによるシンセで固められてます。
そして岩崎宏美とCAT GRAYの「あ~」コーラスで幕を開け、TAKAの乾いたドラムとKARLのファンキーなパーカッションが絡んで、CATのビヨ~ンベースが始まれば2曲目「BIRTH」です。まさにこれぞ13CATS。ちょっと特徴があるといえば、CATのコーラスと岩崎宏美のコーラスがセクシーに混ざり合うところがこのアルバムならではでしょうか。そして間奏のSAXソロはもちろんEDDIE M.。TAKAの破裂音スネアも炸裂です。エンディングは13CATSの「EYE IN THE SKY」のオープニングを思わせるダラッとした適当な終わり方で、今までの「歌謡曲」岩崎宏美ファンにとっては衝撃的だったかも。
3曲目「時間の早さに」。佐藤竹善と藤田千章による曲です。こうなるともうSING LIKE TALKINGになっちゃいますね。コーラスはCAT GRAYとJANE CHILDの独壇場。
続いては名曲「ロマンス」をほんの触りだけですが、CAT GRAYのシンセと自身の多重コーラスをバックに今風(13CATS風?)アレンジサービスしてくれます。このあたりも昔からのファンにとっては賛否両論になった原因でしょうか。
5曲目「NEVER BE THE SAME」。JANE CHILDの曲です。今度は13CATSというよりはJANE CHILDの世界に染まってます。JANE CHILDのコーラスの方がむしろ印象的で目立っちゃってるのかも。
そして再び竹善と千章のS.L.T.コンビによるシングルカット曲、「朝が来るまで」。やはりシングル向けということなんでしょう、13CATS色が若干薄まっている、普通にいい曲に仕上がってます。
続いてもCAT GRAYの曲が続きます。7曲目「DREAM ON」。いきなりビヨンビヨ~ンのシンセベースにシンセによるホーンサウンドで幕を開けます。やっぱりモロ13CATSなんですけど、なかなか岩崎宏美のボーカルもマッチしていて「BIRTH」に比べれば違和感はあんまりありません。エンディングのちょっと前に入る沼澤尚のバスドラトリプルストロークの連打、何気にすんごいテクをこっそりと披露しています。

長くなりました。後半は次回に。

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