TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

THE WINGS OF TIME / 沼澤尚

2005-08-26 00:24:11 | AORとか
またまた13CATSワークスの続きは...「THE WINGS OF TIME」沼澤尚のソロアルバムです。

1999年、沼澤氏の敬愛するJEFF PORCAROの享年38歳と同じ年齢のうちに出したいと言っていましたが、沼澤氏が39歳になる10日前、なんとか間に合わせるようにリリースされましたのがこのアルバムです。
もちろんタイトルの「THE WINGS OF TIME」、JEFF PORCAROの墓標に刻まれた言葉からとられたものであるのは言うまでもありません。
ライナーにはJEFFと肩を組んでニヤける沼澤氏の写真が...若い若い。

JEFFの父親であるJOE PORCAROに師事した沼澤氏、JEFFの話題には欠かせない人物であります。よくよく聞いてみるとそれほど親交が厚かったという訳でもないんですけどね...DRUM MAGAZINEのJEFFネタには必ずと言っていいほど出てきます。
もちろん沼澤氏がJEFFを敬愛していたのは間違いない訳で、ドラミングのスタイルそのものは全然違いますけどね、JEFFのスピリッツを引き継ぐ日本人ドラマーであることに異議はございません。(時々日本のJEFF PORCAROという表現をされることもあるようですが...、それとこれとは全然違うと思うのは小生だけではないでしょう)

アルバムについてちょこっと説明しますと、当時活動拠点としていたバンド、そして親交のあった(過去形なのがちと悲すいですが)さまざまなジャンルの豪華ミュージシャンを集めたセッションを収録したものです。DAVID GARFIELDの「TRIBUTE TO JEFF」みたいな作り方と思えばいいのかも。ちなみにしつこいようですが、小生こういうジャンルごった煮アルバムが好きなもので、もちろん愛聴盤の一枚に数えられます。

というわけで、このアルバムのネタをしばらく書いていきたいと思います。
~なんてこのエントリーを書いてる間に小生もいつのまにやら39歳...。
コメント
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