TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

THE WINGS OF TIME / LAKSHMI~REX MUNDI

2005-08-28 00:54:11 | AORとか
沼澤尚のソロアルバム「THE WINGS OF TIME」のご紹介、最初の2曲です。

1.LAKSHMI(CAT GRAY)FEATURING JANE CHILD
オープニングはJANE CHILDの多重コーラスとシンセによる幻想的な小品。「LAKSHMI」というタイトルからしてエギゾチックで不思議なコーラスの世界にTAKAのドラムソロがダイジェスト的にところどころで入ってきます。無国籍なこのアルバムを表すにふさわしいオープニングですね。

JANE CHILD(vo)TAKASHI NUMAZAWA(ds)

2.REX MUNDI(CAT GRAY)FEATURING AL MCKAY、VERDINE WHITE、SHEILA E.、EDDIE M.
「LAKSHMI」の曲のエンディングにシタール系のシンセが重なり、重厚なギターのカッティングが始まると2曲目「REX MUNDI」のオープニング。CAT GRAYの曲だけに13CATSっぽさありありのアジアンな香り漂うファンキーなインストです。
シンセのアレンジはモロCAT GRAYの世界ですが、この曲はFEATURING L.A.ALLSTARS。AL MCKAYの相変わらずのギターカッティングとVERDINE WHITEのファンキーベース、そしてEDDIE M.とSTEVE BAXTERのホーンセクションアレンジが聴き所でしょう。シンセによるメロがなんともCATらしいへなへなして線の細い音だけに、ホーンセクションのEW&Fばりのファンキーさが曲全体をしっかりとサポートしていてカッコいいです。
勿体無いのがSHEILA E.。せっかくのビッグネームの参加にもかかわらず、これといった目立つプレイもなく、一パーカッショニストとしての存在でしかありません。

AL MCKAY(g)VERDINE WHITE(b)SHEILA E.(perc)CAT GRAY(keys)EDDIE M.(sax)
STEVE BAXTER(tb)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
コメント
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