TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 沼澤尚P編

2005-08-22 00:14:57 | AORとか
SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 続いては沼澤尚プロデューサーコーナーです。

5曲目「PAIN」6曲目「RAIN~告白」はなんと!沼澤尚氏がプロデュースしてます。そしてコーラスアレンジは佐藤竹善。2人のコラボレイトによる作品といえるでしょう。
本来ならここで沼澤尚氏の曲と言いたいところですが、曲を作ることができない沼澤氏、「PAIN」は広瀬香美、「RAIN」は南佳孝の曲を採り上げています。
「PAIN」、演歌ですね、これ。広瀬香美の曲って一種独特の雰囲気、なんというか前向きな元気さがあって、いかにも演歌調ながらも広瀬香美っぽさが感じられるのが不思議です。しかし、演歌のドラムを叩く沼澤尚ってのも妙だし、岡沢章のベースの音が結構ベキベキしていて(ピック弾きか?)ハードロック調なのもよくよく聴いてみると変です。でもなぜか大村憲司の泣きのギターはマッチしてたりして。岩崎宏美として聴く分には普通なんですけど、演ってるプレーヤーの面子からすれば異色な曲かもしれません。
そして、「RAIN~告白」。これまた演歌調フォークですか。そりゃ南佳孝の曲ですから当然と言えば当然なんですけどね。佐藤竹善のエコーバリバリの囁くようなコーラスがちょっと気色悪いのが笑えます。
なんか他の曲に比べて正統派岩崎宏美に近い雰囲気を持ったこの2曲、そこが沼澤尚氏のプロデュース手腕?なんでしょうか。(って何したんだろ?)ついでにこの2曲の共通WORDは「痛み」「傷」です。「PAIN」は青木せい子、「RAIN」は岩崎宏美作詞ということで、違う人物の歌詞であるにもかかわらず、コンセプトが同じ歌詞が続くのはアルバム構成上の作為なんでしょうかね。「別れの痛みも私のものだよ きっときれいな傷にするよ」...FROM「RAIN」、「昔の話をしてもいいかな~あの日のあやまちは 私を責める 今なら 話せるわ~心に 刻まれた 傷あとだから」...FROM「PAIN」特に後者なんて本人の作詞ということを考えればなんと意味深な。語りかける相手は...誰?

TAKASHI NUMAZAWA(ds)AKIRA OKAZAWA(b)KENJI OMURA/YOSHIYUKI ASANO(g)
HIROSHI SATO/YOSHIHIRO TOMONARI(keys)MICHIAKI TANAKA(perc)
CHIKUZEN SATO/HIROMI IWASAKI(vo)

さて、次はようやく13CATSの登場です。

コメント
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