TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

続・ザ・ダブラーズ登場!?

2005-08-09 01:33:36 | J-FUSION
で、先日リリースされたばかりの「続・ザ・ダブラーズ登場!?宝」の話。

メンバーが青柳誠から小川文明(...ってこの人誰?)に交代してのリリースです。
前作がファンク色が濃かったのにくらべ、やはり小川文明氏の色なんでしょうか、妙にプログレチックです。シンセの音使いがそれっぽく聞こえるのかも。ギターなしバンドとしてはFOUR OF A KINDなんてのもありますが、同じ弦楽器であるベースが2人いる分、ダブラーズの方が(ってまたザを忘れた)しっくりきてます。

でもやっぱり音楽そのものよりもジャケットの方が...ネタにしやすい!(笑)
サブタイトルが「宝」というだけあって、海賊の宝箱みたいなイメージをド派手にアピール。小学生並みの発想ですね(笑)。しかも金銀財宝というよりは金貨とダイヤモンドがお好きなようでそればっかり。
前作ではKING レコードのマークが御来光でしたが、今回は金貨にKINGマークがあしらわれ、金メダリストよろしく海賊ライクなしゃれこうべにカリッとやられていて、なんとも相変わらずおちょくられてます。(ところでKING レコードって結構フュージョン系に理解のあるレコード会社なんでしょうか。TRIXはもちろん、野獣王国も以前はKINGレコードから出てましたし、神保彰とBRIAN BROMBERGのJB プロジェクトもそうです。KING レコード万歳!!)
帯には「再デビュー&再結成&再スタート記念アルバム登場!」だって。こんなしつこさもダブラーズならでは。
ところでジャケットですが、前回は写真にキリトリ線が入ってましたが、その流れで今回は製本する際の折りの部分に「やま折り」「たに折り」の表示付き。これで裏返して製本することはないでしょう。大きなお世話です。
更にCDそのものに至ってはルーレット風ディスク仕様とうたわれていて、「聞き飽きた際には、ルーレットとしてご利用ください」だって。まあコースターとしては使えるかもしれないけど、ルーレットとして使うにはちと難がありませんか~?
さすがに今回はMCまでは入ってませんでしたが、その代わり江川ほーじんトラック収録忘れなんてのをやってくれてます、。単純にほーじんのトラックを録り忘れたことに気付いたものの、まぁええかっちゅうノリでそのまま収録しちゃってるといういい加減さ。

TRIX的?コミックフュージョンバンド的な面白さ・さわやかさとは対角線上にある、ザ・ダブラーズはいわば腹黒ブラックジョーク系コミックジャズバンドです。(どうも水野正敏氏はフュージョンという言葉はあまり使わないようで、ジャズと呼ぶことにこだわっているようです)お遊び&おちょくり満載の「続・ザ・ダブラーズ登場!?」、お一ついかが?
コメント
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