goo blog サービス終了のお知らせ 

TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

THE TRIO / GONZALO RUBALCABA

2008-01-24 00:10:09 | Weblog
買って失敗したCDシリーズ、その2。
たまたまCDショップで見つけて即買いしてしまったのがこのアルバム。GONZALO RUBALCABAというキューバ出身のジャズピアニストのアルバムです。もちろんその時点(というか今もですが)ではこの人のことは全く知りません。じゃ何故買ってしまったかといえば、このアルバムはGONZALO~を中心としたトリオジャズでして、ベースがBRIAN BROMBERG、更にドラムがDENNIS CHAMBERSという布陣。見ての通りこのリズム隊ならはずれはなかろうと思うのは当然のことであります。それに1曲目がHERBIE HANCOCKの「MAIDEN VOYAGE」。その頃TOTOの「THROUGH THE LOOKING GLASS」を聴いていて、この曲いいな~なんて改めて思ってたところでしたから、こいつぁ丁度いい!ってんで即買いした次第です…。

ところが…トリオジャズとしてはかなり普通な仕上がりです。確かによくよく聴いてみれば、DENNIS CHAMBERSのドラミングってカウベルの連打なんかも織り交ぜていて、やっぱりいわゆるジャズドラマーとはかなり違う。BRIAN BROMBERGもところどころで聴かせるソロにそれらしさを感じることもあるんですが…。でもやっぱりピアノの引き立て役に徹しているというか、あえて個性をあまり表に出さないプレイに徹しているように見えます。しかもスタンダードな曲ばかりが収録されてはいるものの、結構難解な解釈をしていてメインテーマとなるメロディもかなり崩されているものですからあまり聴き心地がよろしくない。このリズム隊ですからとめどなく攻めてくるような怒涛のプレイの応酬を期待してたんですけどね…肩透かしを食った感じです。

改めて聴いてみると、確かに異色の作品ではあるとは思えるのですが…でもこれがいいと思えるようになるのはまだまだ先のことかな…。

ちなみに輸入盤を買ったんですがプロデューサーが日本人で東芝EMIのリリース。日本の企画モノの逆輸入盤なんだろうか。

ご参考までに。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/583997
試聴もできます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする