TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TRIX@三島AFTERBEAT ラスト

2006-11-22 01:06:21 | J-FUSION
TRIX@三島AFTERBEAT ラストです。

お待ちかねの変態曲コーナー。今回は3曲連続です。
このツアーでは毛根カツラをお客さんがコントロールするというイベント付き。平井クンによるコントローラーの取り扱い説明も終わり、準備完了。
熊谷「それではまず、”くりくり”をやって、毛根に突入です。」
須藤「毛根に”突入”って...(苦笑)」
両手を合わせて飛び込むような仕草で毛根に突入を表現する熊さん。
熊谷「それではシーケンス、スタート!」

9.「くりくり」
10.「毛根ファンク」
11.「サムライ」
いや~一人8秒であのコントローラーをマスターするのはちとしんどい。小生反対向きで渡されたものだから引き金がなくって一瞬パニクりました。
「サムライ」では毛根ヅラからサムライヅラに変身。熊さんは例の乱入用ドラムパッドセットに衣替えです。
サムライヅラを被っての客席乱入、盛り上がりも最高潮。しかしストさんが無表情に迫ってくるのはなんとも危険です。平井クンも何とか乱入は果たしましたが、熊さん抱えているモノがでかいだけに、さすがにこの大混雑客席に進入することができず、ステージの上をおろおろ。
最後には窪田さんの椅子の上で、ストさんを除く3人が仲良く頬を寄せ合い、それをストさんが指をくわえて見ているという寸劇もあり。
...あまりの盛り上がりで、実は演奏そのものの印象がどっかに飛んでしまいました。

そして最後の曲前のお約束。
客席「え~」
いつもどおりAの音を出すメンバーですが、段々音が大きくなっていき、ド派手にAの音をかき鳴らします。お客さん拍手喝采。
平井「今日一番拍手多かったんじゃないの?」

12.「GOOD LUCK!」
初っ端から平井クン音が出なくてトチりますが、気を取り直してやり直し。
やっぱり最後の曲はこれですよね。今日一日の出来事を振り返りつつ、明日に向かう前向きで爽やかなメロディ。大満足でステージは終了です。

アンコール
13.「MALAGA」
アンコールでこの曲を持ってくるとは...熊さんのスタミナも相当なものです。スネアを打つタイミングをはかるちょっと大げさなアクションがまたカッコイイ。

熊谷「いや~いい時間になってしまいましたね~。」
その時、時計は21時50分をまわっていました。小生にとってもかなりいい時間...。
熊谷「あともう1曲、いいっすか!」

14.「SEE YOU」
これなら何とか22時には終われる、とホッとしたのも束の間、曲が始まってすぐに突然窪田さんが狂ったように激しくダンシング。演奏はその踊りに合わせて激しいスラッシュメタル調に転じてエンディング。最初は仕込みかと思いましたが、どうも窪田さんのMICRO KONTROLの調子が悪かったようで、1音がずっと鳴りっぱなしでした。この日は窪田さん災難だったようで、S90が運び出されたのも調子が悪かったみたいですね。ちなみにBLUES ALLEYではS90が復帰していたようです。ところであの白いシンセは何だったんだろう?あまりピアノの音はよろしくありませんでしたが。
気を取り直して再開。が...またもや窪田さんダンシング!ダンシング!曲もやはりスラッシュメタルでエンディング。改めて接続を念入りに確認する窪田さん、ようやくOKとなり、改めて再開。今度はなんとか止まらずに済みました...。でもあの激しいダンシングで窪田さん疲れちゃったようで、コゲくって苦笑い。
とはいえ、オーラスのこの曲、お客さん全員スタンディングで、キメでジャンプ!ジャンプ!狭くて人が密集しているだけに、会場全体の一体感は今までになかったんじゃないかな~。素晴らしかったです。

時は22時ちょうど。一時はどうなることかと思いましたが手を振って引き揚げるメンバーの皆さんを見送ったと同時に店を出た小生でありました。

前回は楽しませることにちょっと気負いすぎていたきらいもありましたが、今回は自然体のこれぞTRIXという、らしさが溢れていた笑いとカッコ良さが同居したライブでした。ギリギリで何とか最後までいられましたしね、行って良かった!大満足の1日でした。

TRIX
NORIAKI KUMAGAI(ds)HIROSHI KUBOTA(keys)MITSURU SUTO(b)TAKESHI HIRAI(g)
コメント
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