TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

U・S・J/CHAR

2006-11-29 00:42:46 | TOTO&FUSION
とうとう購入しました。CHARの「U・S・J」(1981年リリース)。

噂には聞いてましたが、もう、1曲目からノックアウトですわ。何がってJEFF PORCAROのドラミングです。バスドラのダブルストロークの応酬。聞きようによってはトリプルにも聞こえる。このアルバムを通してJEFFのバスドラワークには卒倒モノです。何でこんなカッコいいんだろ。CHARの楽曲のカッコよさもあるでしょう。でもそれだけじゃない。やっぱりこのJEFFのドラミングあってのモノ。さすがにそれを売りにしているのか、音的にもJEFFのドラムのバランスも高くて、JEFFのドラミング研究にももってこい。とにかくええわ~。
加えて4曲目「SMOKEY」、CHARならではのロックンロールスタイルにNEIL STUBENHAUSのいかにもフュージョンチックなベースライン、そしてDAVID FOSTERによる重厚なピアノソロが秀逸です。これぞJAZZとロックの融合、これぞフュージョンという1曲ですね。アレンジは誰がやってるんだろう。DAVID FOSTERなのか、JAY GRAYDONなのか、それともSTEVE LUKATHERなのか、はたまたCHAR本人なのか。
ギターもほとんどがCHAR自身なんでしょうけど、STEVE LUKATHERなのかJAY GRAYDONなのか。曲毎のクレジットがないのが残念です。
とはいえ異常に短い30分足らずのアルバムではありながらも中身はめちゃくちゃ濃厚。JEFFファンにとってはお買い得感たっぷりの1枚です。

大村憲司の「KENJI SHOCK」もそうですが、80年前後にこんな素晴らしいアルバムが出ていたなんて、今更ながら驚きです。いや~やっぱりこの時期のJEFFのドラミングは"特に"凄い。このアルバムを手にしたことである程度JEFF参加アルバム集めは満足するかな~と思ってましたが、これだけ凄いの聴かされるとまだまだ他にもありそうなんて思っちゃいます。
飽くなきJEFF PORCARO参加アルバム探求はこれからも続きそうですわ。

U・S・J/CHAR(HISATO TAKENAKA) PRODUCED BY STEVE LUKATHER & CHAR
CHAR(g,vo)JEFF PORCARO(ds)NEIL STUBENHAUS(b)DAVID FOSTER(keys)JAY GRAYDON/STEVE LUKATHER(g)PAULINHO DA COSTA(perc)RICHARD PAGE/TOM KELLY/NO CHOMBO BORS.(vo)
コメント
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