シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

お金お金の世の中になった理由が分かったような気がします。

2008-06-16 00:25:23 | 気づき

 私、「金持ち父さん貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ著)の影響を普通に受けてますから、普段から高いお金がかかるところにはあまり行かない方です。

 でも最近、仕事上の理由とか、現代における消費というものをもっと考えるべきだと思ったのもあって、結構街に出ていろんな店を見ることが多いのですが、そしたら「どうしてみんなお金お金って言うようになったのか?」という問の答えが分かったような気がしたのです。

 なんでそんなことが分かったかというと、今の都市というものは、とにかくお金を消費者が使うようにデザインやサービスをどんどん洗練化していて、お金があればあるほど楽しめて、お金がないと楽しみにくいような構造になっているのです。

 本当に見れば見るほど素敵なデザイン、魅力的な商品がどこに行ってもこちらの欲求を刺激してきます。 以前、買い物していると、物たちが「買って!」って言ってくるとか何とか言っていた女性をテレビか何かで見たことがありますが、まさにその通り。

 そして、物の魅力とだいたい比例して、値段が高価になります。

 こりゃあ、いったん物の魅力にはまったら、中毒になって、お金がまるで麻薬のように必要になってしまいますよね。そしてお金を使うという快感には際限がありませんから、いくらあっても満足するということがありません。

 そしてその麻薬を手に入れるために、自分の嫌なことを余計にやらなくてはならなくなる・・・そして嫌なことを沢山我慢してやると、もっと麻薬が欲しくなってしまう・・・という悪循環が多くの人の頭の中でグルグル回っているのかもしれません。

 それだったら、やっぱり、麻薬中毒にできるだけならないようにして、自分の好きなことをする時間を増やした方がいいような気がしますが、いかがでしょう?

 もっとも、「お金を使うのが私の好きなことなんだけど。」なんて言われたら・・・反論は・・・できるけどメンドくさいですね。中毒になっている人に中毒だって宣告してそれが治るならいいですが、そんなことないですし。


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