シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

カウンターインテンションが生じる理由の1つ

2008-06-17 14:20:26 | ちょっとした話題&日々の出来事

 成功法則を実践するときに、カウンターインテンションが生じてしまう1つの原因は、普段付き合っている人の発言です。

 普段付き合っている人から、「君にはそんなの無理だよ。」とか、「できるわけない。」とか、「やめときなさい。」などのネガティブな発言をひたすら浴びせられていると、成功イメージを抱こうとするときに、この発言が繰り返し頭の中で再生され、カウンターインテンションを構成する状況となります。

 ネガティブな人と付き合っていると人生うまく行かなくなるのはこういうメカニズムだと思います。

 朱に交われば赤くなる、とはいかにも恐ろしい法則ですね。

 こういう発言を繰り返すのが教育だと思っている人すら存在していますが、その人の周りにいる人たちがすくすくと伸びるかどうか、よくよく観察してみてください。

 人間の脳も、コンピュータと同じで、ダウンロード&インストール、すなわち入力の段階で出力の内容が決まっています。

 でも、なぜか出力の段階で操作しようとする人が多いのは、見ていて不思議です。ネガティブな情報をインプットすれば、ネガティブな情報がいつも頭に浮かぶのは当たり前なのに、ほとんど効果のない出口での操作(すなわち雑念自体をコントロールしようとすること)を続けている人がなんと多いことでしょうか。

 ただ、何が避けるべきネガティブ情報で、何が一見ネガティブ情報に見えるが本当は重要な成長のためのシグナルとなる情報なのかの区別は実は難しく、ここを誤解して、自分に対する批判などは全てネガティブ情報としてカットしようとする人がよく現れますが、これも基本的ですが、だからこそ致命的となってくるファクターです。


成功法則の落し穴

2008-06-17 01:05:53 | ちょっとした話題&日々の出来事

 いわゆる成功法則というものがあり、いろいろな本やセミナーで触れられています。

 これらは、自分が成功する様子をありありと思い描くという点でだいたい共通しています。

 しかし、この、自分が成功する様子をありありと思い描く作業自体がそうそう誰にでも出来るものでない点が、実践する人にとってのハードルだと思います。

 むしろ、「自分にそんなことができるわけない。」、「ばかばかしい。こんなことをやっていたって何も変わらないよ。だって今までだって何もおきなかったじゃないか。」などという雑念のようなものがどんどん出てきて、素直にイメージできない人がほとんどではないでしょうか?

 この、素直に成功イメージを描くことを邪魔し、むしろ反対方向に引っ張っていってしまう、この雑念のことをカウンターインテンションと呼びます。

 これがどんどん出てくる場合、成功法則をやればやるほどむしろネガティブになるという逆説的な結果になってしまいがちなわけです。

 そして、このカウンターインテンションが出てくる原因、出ないようにする方法、出てきたときの対処方法についてきっちりと解明してある本というのは私は見たことがないです。ただひたすら、カウンターインテンションが湧いてこない、すごく天然の素直な人たちの成功談が書いてあるだけなわけです。

 というわけで、カウンターインテンションがどんどん出てきてしまうようなひねくれた人の場合は、なまじの成功法則などやらない方がまだ良いというケースがいくらでもあるのですが、この点についてどの本も不都合なので触れたがらないというのが実情ではないでしょうか。

 おおざっぱですが整理すると、

 成功法則実践→素直な人(少数)→そのまま成功。
          →カウンターインテンションが出てきてしまう素直じゃない人(大多数)→効果がないか、または逆効果が生じてしまう。

 というのがよくあるパターンだということです。