人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

大失敗は教えてくれた、身の程知らずだったわたし!

2022年09月04日 | 経営

タイヤ屋として開業して

商売の世界に飛び込んでから

いつの間にか34年目に入りました。

毎日 必死でタイヤを商って気が付いたら時が過ぎていた、実感です。

必死というのは 大げさではありません。

開業時に全く売れなくて 

仕入れた商品の支払いが出来ず、

返品することをお願いするしかなくて 

仕入れ先の半数から罵詈雑言を浴びました。

また逆に始めたばかりやで 売れてから支払ってくれたら良いよ。

少数の仕入れ先さんからは正反対の扱いをいただきました。 

どちらもの対応も本当に貴重でした。

 

約束が守れずに迷惑をかけたので 

罵詈雑言も心底受け止めるしかなくて

もの凄く落ち込んだ時 支払えるようになってから・・・は 地獄で仏さまに出会った感じです。

これで 私の心はバランスが取れた気がします。

 

仕入れ先の全てから罵詈雑言では

打ちのめされて立ち上がれなかったかもしれず。

逆に全ての仕入れ先が 始めたばかりやから支払えるようになってからでいいよ。では

甘えてしまって 舐めてしまって どうなっていたかわかりません。

 

表現が適切かどうかは分かりませんが 

「捨てる神あれば拾う神あり」 

支払いが出来ないことで

仕入れ先様から受けた全く正反対の対応が 

バランス感覚を学ばせてくれたようです。

今から33年前の出来事ですが 

身に染みて 二度と支払いが出来ない事態に陥ることがないように

必死でタイヤ販売に取り組んだました。

 

今からは考えられない緩い時代でした 

現在 タイヤ屋で開業しようとすると 

まず仕入れは現金交換です。

締め後の後日支払いという選択は 口座開設すら無理です、

どうしてもと言うなら 保証金を先に入金してその範囲内ということになります。

仕入れ先の与信管理が厳格になっているんです。

 

厳しさの洗礼を受けたからこそ 今でもタイヤ販売は必死なんですね。

だから学びを怠らず 実践に反映し 背伸びをせず 身の程に応じた生活を心掛けています。

すると出会うのです、書を通じてですが。

京セラの創業者稲盛先生の著書も読ませていただいて

「フィロソフィー」という言葉を知りました。

様々な困難を乗り越える中で生み出された仕事や人生の指針です。

 

1 「会社の規範となるべき規則、約束事」

2 「企業が目指すべき目的 目的を達成するために必要な考え方」

3 「企業に素晴らしい社格を与える」

4 「人間としての正しい生き方、あるべき姿」

 

稲盛先生は 「知識として知るだけでなく 日々実践しなさい」と教えられています。

「利他の精神」で行きなさい。と。

 

学び始めると 

一生勉強するしかありません、 

もの凄く奥が深くて、それが楽しくなって。

失敗から成功へ方向へ進んで 

天狗になってまた失敗を感じて凹んで 

また上手く行く気がして またダメだの方向へ行きかける。

人生・会社経営の波は上下動を繰り返して流れて行きます!

当たり前ですが いろいろ局面は変化します、

マクロな視点にミクロな視点 それにフィロソフィーの視点の3の目の必要性を感じます。

 

 

タイヤからミクロの視点を学び 

キーパーからマクロの視点を学び 

稲盛先生からフィロソフィーの視点も学びます。

それぞれ違うようですが 根っことなる本質は同じです。

 

今は良い時代です 

本からでなくスマホからでも

「稲盛和夫オフィシャルサイト」と検索すれば

いつでもどこでもフィロソフィーの視点が学べます!

 

大失敗からスタートしたことが 

本当に良かったと思えるのです。

ありがたいことです。


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