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ミシュランのオールシーズンタイヤが売れている タイヤ専門店イマージン!

2023年10月28日 | タイヤビジネス

30年前 

グッドイヤータイヤさんが 

タイヤメーカーの先陣を切って

ベクターというオールシーズンタイヤを発売されました。

当時は 凍結路で圧倒的な効果のあるスパイクタイヤが

道路の削れと粉塵問題で使用禁止になって 

今のスタッドレスタイヤへ切り替わる時期でした。

しかしあまり売れず ユーザーの話題にも上りませんでした。

その後 ベクター2・ベクター3と 改良版を数年おきに発売されましたが

やっぱり売れることが無かったのでした。

 

ところが 

リーマンショックの頃から 

世の中の風向きが変わって

ベクター4が発売されると 

徐々にオールシーズンタイヤへ注目が集まるようになり

スタッドレスタイヤを買うまでもない。とか

保管するところがない。とか

暖冬傾向で年に数回の降雪では費用対効果の面でもったいない。

などで 販売本数も増えるにしたがって

各タイヤメーカーもオールシーズンタイヤのラインナップを増やしてきました。

 

ここに来て オールシーズンタイヤも一定の支持を集めるようになりました。

しかし 万能ではありません!

凍結路では全く効き目がありません!

圧雪や新雪なら 雪を掻いて行きますが 

凍結の橋や坂道では 効き目はありません。

 

こういう特徴があるので 

凍結がある地域ではあまり売れず 

南部へ行くほど販売量・販売比率が高い傾向があるようです。

 

岐阜地方は 飛騨より美濃の販売比率が高く 

飛騨では凍結が日常なので圧倒的にスタッドレスタイヤです。

岐阜市付近も 

木曽川から南の尾張に入ると

オールシーズンタイヤが選ばれる比率が高く

長良川から北は やはりスタッドレスタイヤが分があるようです。

 

各社 オールシーズンタイヤのラインナップがあり

どのメーカーのモノが良いか? という疑問になります。

 

当店では

ミシュランのクロスクライメート2という

オールシーズンタイヤを推奨しています。

お客様からの指名買いも多く 

ネットや雑誌でお客様自身が情報収集をされた上で

当店へご相談をしてくださるケースが多いようです。

 

タイヤのパターンは どのメーカーも似たり寄ったりですが

信頼性はミシュランが高いようです。

自動車ディラーさんは取引の関係で グッドイヤーベクター4を推しのようですが

タイヤ専門店イマージンでは ミシュランがお勧めです。

 

 

冬用タイヤの中で

スタッドレスタイヤの販売量が95%と圧倒的に多い中で

オールシーズンタイヤも5%ぐらいの感じでしょうか?

 

私見では なんか中途半端な気がして 

降雪地域 飛騨方面へ行く機会のある人はやはりスタッドレスタイヤでしょう!

 

オールシーズンタイヤが

中途半端なタイヤと映るか、 

一石二鳥の便利なタイヤと映るかは 

お客様の自動車の使用法から 考えるのがベストです。

 

ご参考までに!

ブリジストン社は 

欧州ではオールシーズンタイヤを販売していますが

日本ではまだ販売していないのです。

一部並行輸入業者が 販売していますが 

ブリジストン社に言わせると

「性能はまだ要求する基準にない」らしいのです。

 

トップメーカーが

オールシーズンタイヤの発売に慎重なのは

私の言う「中途半端」に対応する 明確な回答を得ていないのでしょう。

メーカーも販売する責任上 

発売に待ったをかけていることも 覚えておいてください!

 


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