のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

先に怒った方が負けである

2013年03月07日 20時05分09秒 | Weblog
バスに乗った。
何十年かぶりに降りた駅からである。

乗り場は事前に調べておいたからわかっていた。
定刻5分くらい前、始発のバスが来た。
入口でPASMO読み取り機にタッチ。
乗り込んだはいいものの定刻より早く発車。
こりゃおかしい。
運転手さんに尋ねる。
「●●(←停留所の名前)には停まりますか?」
さて問題はここからである。

運転手さん:「停まらないよぉ」(かなり投げやりな口調で)
私:「すいません、降ります」
運転手さん:「まだ出たばっかりだよぉ」(呆れた、という口調で)

まあこういう人もいるだろう。
突っかかるのもつまらないから、スルーして降りる。
そのときいつもの癖で、降り口のPASMO読み取り機にもタッチしてしまった。

運転手さん:「あーあーあーあー」
朝の連ドラ「純と愛」の待田愛くん並みに心が読めたなら、
「めんどくせえなあ」
という心の声がビンビンに聞こえてきたであろう。

気の短い人間ではありませんが、
こんな対応をされたらさすがに気分快調とはいかない。
返金処理をして貰うこともできたが、
この人とはこれ以上会話をしたくないな。
その気持ちで最低料金をドブに捨ててバスを降りた。

この段階ではまだ「呆れ」であったが、
これ以上関わったら、マイナスの感情「怒り」に支配されそうだったので。
間違えたバスに乗ったことにしろ、誤ってPASMOタッチしたことにしろ、
基本悪いのは自分でもあるし。

でもさ。
酷くない?
この対応。
仮にもお客様相手の商売だぜ。
でも考え直す。

考え方は人それぞれ、いろいろあれど、
個人的には怒ってもいいことは何もない、先に切れた方が負け。
だと思っている。
問題や理不尽から逃げろということではない。
言うべきことは言ったほうがいいし、やるべきことはやったほうがいい。
でもその上で。
怒ったらつまらない、自分が不快になるだけ。
人格者を気取るわけじゃない。
今回、相手の「対応」は別として責は私にあった。
だから黙って怒ることを避けた。

ま、いいじゃん。
こうやって書くネタにもなったことだし。
さて、あんな接客態度を続けたとしたら、
あの運転手さんに「明るい未来」はあるのだろうか。