のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

東日本大震災。あれから2年。風化させてはならない記憶。

2013年03月11日 19時10分08秒 | Weblog
あの日、あの瞬間。
僕は旅行先のホテルのロビーで迎えた。
西への家族旅行。
奇跡的なくらい幸運だった。

それでも大きく揺れた。
速報で震源地を知ったとき。
普通じゃない大地震であることを悟った。
電車も止まり、すぐ家に帰るという選択肢は無かった。
ホテルの部屋。
食い入るようにテレビに見入った。

震撼の映像。
大津波に飲まれる人、家、車。
そして僕はそのとき何もできなかった。
そしてあれから2年。
今日に至るまで僕はいったい何をできていたのだろう。

忘れないこと。
それが最大のことなんだ。
微力であっても何ができるか。
それを考え続ける。

祈り、考える。
家族、友人、家、職場。
いろんなものを失った人たち。
その人たちのために祈る。
被災者、被災地のために祈る。

僕にもできることは必ずある。
長い年月。
復興はこれからも長い時間がかかることだろう。
原発事故。
仮設住宅や避難先での生活。
自宅に戻る見通しさえ立てられない人もいる。

僕に言えることじゃないのかもしれない。
それでも。
希望を失っちゃ駄目だ。
諦めちゃ駄目だ。
頑張る、信じる、行動する。
例えば高齢の方には酷な言葉なのかもしれない。

頑張りすぎるほど頑張った人たち。
病気とか様々な要因で、頑張ることもできない人たち。
頑張れない人に頑張れと言うのは酷なこと。

かつて私は裕遊字的でこう書いた。

がんばれないときに
がんばらなくていい
がんばれるときに
がんばればいい

その気持ちは今も変わらない。
明日、希望、信じること
あれから二年の今日。
改めて。