のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

羽生時代再来か

2008年06月18日 22時45分02秒 | Weblog
>“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://www.ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#羽生二冠が名人位を奪取し、永世名人の資格を手に――。山形県天童市の天童ホテルで16日から指されていた第66期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第6局は17日午後8時10分、挑戦者の羽生善治二冠(37)が105手で森内俊之名人(37)を破り、対戦成績を4勝2敗とし、名人位を奪取した。(asahi.comより)

私は羽生善治のファンである。
いや、ヤバい意味では決してなく。
将棋ファンとしてその中で特に羽生善治のファンということ。

将棋ファンと言うのには語弊がある。
正しくは「プロ棋士の将棋観戦ファン」である。
自分が指す方はさっぱりである。
将棋ソフトの最弱レベルに余裕で負ける。
近頃の将棋ソフトについている
接待モードでようやく勝てるへっぽこ将棋だ。
※接待モード:機械がわざと間違った手を指して弱い人間に気持ちよく勝たせてくれる

誤解のないように言っておくが、
プロ棋士は全員おおむね好きである。
その中で羽生善治の特にファンであると言うだけ。

将棋専門のテレビチャンネルや、
NHK-BSでの名人戦、竜王戦の生中継が始まってから、
「プロ棋士の将棋観戦ファン」は加速した。
特に生中継、これはこたえられない醍醐味がある。

今昼間は仕事をしているから、
「生を生で」観ることはできない。
それでも将棋名人戦の生中継は十分魅力的なコンテンツだ。
主催の朝日新聞と毎日新聞が「つるんで」棋譜速報サイトを有料で立ち上げているが、
現段階ではこれにお金を払って見る気になれない。
映像音声付きの中継サイトになったらその時は考えますがね。

羽生善治は天才である。
これにも多少説明が必要だ。
羽生善治にとってみればこれは大変失礼な話。
「あなたは自分の生まれながらの才能のおかげで勝っているんですよ」
と言っているようなものだからね。

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で彼は、
「才能とは、一瞬のひらめきやきらめきではなく、情熱や努力を継続できる力だ」
と言った。
うーん、凄い。
これだけうんちくのある言葉、そうそう言るもんじゃない。
彼の言う才能の定義でも彼自身は間違いなく天才だろう。

そして羽生善治は穏やかである。
決して威張らない、奢らない。
怒ったところも見たことがない。
だいぶ歳下ではあるが私は羽生善治を人間として心から尊敬している。

羽生善治のようになりたいと思う。
私は天才ではないし、なれないとは判っているが
彼の言う才能
「一瞬のひらめきやきらめきではなく、情熱や努力を継続できる力」
は一生かけて持つようになれたらと思う。

ちなみに・・・
「羽生善治のようになりたいと思う。」とは
美人の嫁さんを持つという意味ではない。