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つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

水芸鑑賞会

2025年03月28日 | TAMC
 日本奇術協会・和妻保存会主催の「水芸鑑賞会」を観覧しました。
 会場は豊島区のみらい館大明で観客30名限定の催し物でありました。TAMC会員の濱谷堅蔵さんも来場しておりました。司会進行は上口龍生さんです。
 オープニングでは和田奈月さんが「若狭の水」の演技披露が有りました。

 前半は、森下洋平講師(奇術史研究家)による「松旭斎天一・天勝~今に繋がる水芸」の講演です。水芸の系譜と未来について丁寧に詳しく話がありました。
 「水芸」とは、実際に水を用いて演ずる曲芸や手品。ふつう、囃子の伴奏にのせて、刀の先・扇子・衣服などから水を吹き出させる芸のことをいいます。
 講演の中で、天勝が演ずる水芸を動画で紹介して貴重な映像を観ることが出来ました。

 後半は、和田奈月さんが太夫を担当して水芸の演技を15分間観覧しました。脇の二人との呼吸もあって最後はステージいっぱいに水が噴き出て盛り上がっていきました。
 今では演ずる人も限られており、和田奈月さんの水芸演技は「和妻の世界」公演以来二回目の観覧となります。演技終了後は出演者と懇談の時間もあり、観客と一緒に記念の集合写真も撮影されました。

 和田奈月さんの演技はとても素晴らしく、堂々としてすっかり身についている貫禄が垣間見えました。水芸は、日本伝統のイリュージョンとして世界に誇る演芸となっており、和田奈月さんは水芸を通して和妻の普及活動に邁進しています。

  
水芸出演者と和妻の関係者たち             水芸の演技模様
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