つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

泉岳寺赤穂四十七士の墓所(2)

2010年12月29日 | 日記
                       赤穂四十七士の墓所の墓参り

高輪泉岳寺の赤穂四十七士の墓所へ行く。
階段を上り、門をくぐると線香を100円で販売している。
線香は練炭の火をつけて竹を半分に割った筒の中に移して締めていた紙をカットしてから渡される。線香は100本ほどが竹筒の中に広がった。
片方の平手に竹筒を持って、他の手で線香を数本持って墓の前に置いていく。

冬の晴れた日であった。
多くの人が四十七士の墓所に墓参りしている。
どこの墓の前も線香の煙が絶えることが無い。
孫の大樹君と凌也君も竹筒に入れた線香を持って墓参りをする。
浅野長矩公の墓所からはじめる。奥方の墓もある。
四十七士の墓は、身柄預かりとなった細川家(17名)、毛利家(10名)、松平家(10名)、水野家(9名)と寺坂吉右衛門ごとに配置されてある。
大石内蔵助と大石主税の墓は屋根付きである。
大石主税の隣にある堀部安兵衛のところは多くの線香が手向けられている。
大樹君も凌也君も全ての墓に線香を置き冥福を祈っていた。

今から310年前の元禄14年3月刃傷松の廊下事件から翌15年12月14日吉良邸討ち入りまでの1年10ヶ月の日本最大の仇討ちの物語。
参拝をした日の夜、テレビで「忠臣蔵」のドラマが放映されていた。
日本では毎年、映画、テレビ、舞台等で演じられる「忠臣蔵」は最も多く出されている演目である。

(12月29日記)

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