いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

ポスト菅の話はすべてペテン、本日(6月10日)の日刊ゲンダイより、

2011-06-09 18:41:51 | 日記

この国の政治は、いよいよひどいことになってきた

 身内からも不信任を突きつけられ、退陣表明を余儀なくされた無能首相が「一日でも長く・・・」と政権にしがみつく異様。その退陣表明のときに「民主党を割らない」「自民党に政権を戻さない」なんて確認事項があったらしいが、そこに同席していた連中がもう大連立で蠢くデタラメ。しかも、そうやってポスト菅をめぐり、動き回ったり、発言しているヤカラはみんな、詐欺師首相の共犯者なのである。

 デタラメのうえにデタラメを塗り固めたような話で、国民は目を白黒させるしかないのだが、そうしたら、ポスト菅で枝野、仙谷、岡田、玄葉、野田みたいな名前がでてくる。こぞって、スッカラ菅政権のA級戦犯だ。真っ先に責任を追及され、本来であれば、当分、蟄居すべき「菅の仲間たち」が政権を「タライ回し」する気なのである。

 もうホトホト呆れるしかないのだが、驚くのは早かった。唖然とするのは個々の民主党議員も同じなのだ。

「多くの議員が『次はもうない』とあきらめている。だから、後援会組織をテコ入れするでもなく、なるべく金を使わないようにして、漫然とすごしている。地元での公式活動以外は何もしない。そんな議員ばかりです。転職を考えていたり、新党に期待したり。民主党議員として、有権者に詫びて、改めて支持を訴える。そんな気概のある議員はみたことがない。どうせ次の選挙は大惨敗確実。だったら、せいぜい与党暮らしを楽しみたい。そうした発想しかないのです」(民主党関係者)

 上述は本日(6月10日)の日刊ゲンダイのトップ記事の冒頭の文である。民主党はトップもトップなら、上から下まで腐った集団になりさがっている。
 昨年9月の民主党代表選挙のとき、筆者は選挙区の民主党議員の事務所に電話をかけて、「是非とも、小沢氏を代表に投票するよう」要請したが、彼はその後菅氏に投票していることが明らかになった。民主党へ期待した国民は裏切られた、初当選議員である彼も次回選挙では落ちるだろう。

菅首相は9日午前の衆院東日本大震災復興特別委員会で、自らの進退について、「がれき処理は8月中に、生活している地域から搬出することを目標にがんばってもらっている。2次、3次処理につなげることが私の大きな責任だ」と述べた。

「がれき処理が一定のめど」つーのは、自分自身も「がれき」並みと思っているのでしょうか。

「がれきと共に去る」つーのもロマンチックでいいかも^^、しかし瓦礫処理より自分自身の処理を早くしたほうが、国民のためとちゃいますか?


大連立への動きが活発になっている

2011-06-08 18:10:13 | 日記

しぶといのか、あさましいのか菅首相は、一度手にした首相の座を手放したがらない。鳩山前首相は、「首相はペテン師」「不信任案賛成すれば良かった」 と発言したが、彼の真意はどこにあるのだろうか。

菅首相の思惑は別にして、流れは既にポスト菅に向けられている。

 岡田氏は5日、NHKの番組で、各党が協力していく体制をぜひ目指したい」と表明。記者団に「テーマ、期限を切り、与野党が協力する形が望ましい。特に震災や税・社会保障の一体改革を乗り越えることが必要だ」と説明した。さらに「第1党から首相を出すことが基本だ」と強調した。

 これに対し、自民党の石原伸晃幹事長は同番組で、首相退陣の時期について「常識的には月内だ」と明言。その後、記者団に岡田氏の大連立の意向表明について「民主党が新リーダーを決めて(自民党と)信頼関係を作り、政策を詰め、期限を区切ったうえで、何らかの新しい政治の枠組みを作ることが必要だ」と主張。首相の6月退陣を大前提に、民主との連立協議を容認する考えを示した。

 枝野官房長官は記者会見で、民主・自民両党の幹部の間で、菅総理大臣の退陣後、いわゆる「大連立」を模索する動きが出ていることについて、「国会で幅広く協力いただける態勢が望ましい」と述べ、みずからも、「大連立」に前向きな認識を示した。

 民主党の仙谷由人官房副長官は4日自民党の大島氏と大連立構想について話し合った。
その後彼はたちあがれ日本の園田幹事長に対し、菅首相退陣後の大連立を視野に協力を呼びかけていたことが7日、明らかになった。

これに対し、たちあがれ園田博之幹事長は8日の記者会見で、民主党の仙谷由人官房副長官と安住淳国対委員長から4日に電話で、菅直人首相退陣後に連立参加を含めて協力するよう打診があったことを明らかにした。
 また、「向こうから『脱小沢で体制を作りたい』と言われた。『脱小沢は極めて大事なことだ』と申しあげた」と述べたが、会見後、「脱小沢体制」は園田氏自身からの提案だったと発言を訂正した。

 民主党の前原前外相は7日夜のBSフジ番組で、民主、自民両党の大連立構想に関連、民主党以外から首相を選出する可能性について「全ての選択肢を議論したらいい。あまり硬直的に考えるべきでない」と述べ、代表選に意欲を示した。

 鳩山由紀夫前首相は6日大阪市内で講演し、「民主党単独では作り得ない大きなリーダーシップが求められている」と述べ、大連立への意欲を示した。
 民主党の鳩山前総理大臣は7日、岡田幹事長と会談し、「自民党も菅総理大臣でなければ協力すると言っている」と述べ、菅総理大臣は早期に退陣し、次の体制をつくるべきだという考えを伝えました。

 岡田、枝野、仙谷、前原、安住氏らは、菅首相と「同じ穴の狢」というよりも、同じ缶桶のなかに涌いたうじ虫みたいなもの。西岡参院議長は彼らを称して「菅首相と共同正犯」と言ったが、彼らが、ポスト菅を語る資格があるわけがない。それにつけても、鳩山氏は、一体何を考えているのだろうか、小沢抜きを企んでいるのではないだろうな?


原発問題、佐伯京大教授のお粗末さ

2011-06-05 19:30:59 | 日記

 6月1日の日記で取り上げた西部ゼミナール(5月28日)では西部氏を含めて4人の議論でしたが、内容は西部氏の発言(おしゃべり)が大部分でした。西部氏は原発問題に関連して「技術は安全なはずがない」という論旨で、一見公平な立場を装いながら、実はお粗末な原発擁護論を展開していることをはしなくも露呈していました

今回は、同ゼミナールにおいて発言は少ないのですが、京大大学院教授の佐伯啓思氏の発言を取り上げておきます。彼が原発推進論者であるかどうかは知りませんが、彼の経済面から原発擁護論には聞き捨てならないものがあります。彼の言説は、彼だけにとどまらず原発推進論者の一般的知識人に共通するものです。

佐伯教授の発言:

原発の問題というのは、例えば少し前までは、基本的に火力発電でやってきた。火力発電の場合は非常にコストが高くつく。化石燃料は資源が枯渇するので価格が上がってくる。環境問題とコストが高い。

その代替エネルギーとして原発になってきた。原発ははコストが非常に安くつく、しかも古い原発は、減価償却を終ってしまうと、ほんとうに物凄く安いらしいですから、原発というのは、コストを抑えて電気料を抑えて、我々は利益を上げて、我々はいい生活をしようという経済のメカニズムが、一方にあって、もしそれを認めるなら、原発を認めなきゃしようがない。原発を認めないなら、こういう生活スタイルを変えるというふうに考えなきゃーしようがない。それは大きな選択の問題です。

 佐伯氏の言説は、原発に対して余りにも無知で、しかも経済性を重視しすぎた見方である。通常の工場と同等の原価償却のことしか頭にない。古い原発ほど危ない、原発の場合は少なくとも減価償却が終れば廃炉にするべきである。

 日本原子力発電は今月3日、微量の放射性ガスが外部に漏れた敦賀原発2号機(福井県敦賀市)のトラブルは、放射性ガスが通る配管に33カ所の微小な穴が開いていたことが原因と発表した。同社は1987年の運転開始以来、この配管の点検をしていなかったことも明らかにした。【共同通信】

   2004年8月9日、福井県美浜町の関西電力美浜原子力発電所3号機(加圧水型軽水炉、出力82万6千キロワット)で、突然2次冷却系復水管が破断した。この事故で建屋で作業をしていた221人の内、11人がやけどを負って病院に運ばれ、5人が死亡、1人重体、5人が重軽傷という、運転中の原発の事故としては過去最悪の事故となった。この冷却用パイプは 本来は肉厚約1センチあるはずのものが、最小で約1・4ミリまで磨耗していた。この事故は、老朽化した原発を無理やり稼動させたことによるものである

最大の問題は、高温高圧下で水流が乱れる場所で「減肉磨耗」が起こり得ることが工学的に予想されていたにも関わらず、破断部分は3号機が運転を始めた1976年以降、一度も点検されていなかったことだ。なんという杜撰な管理であるか呆れるしかない。

 原発は冷却用パイプが施設内を張り巡らされており、物理的衝撃(地震を含む)に弱いことは素人でもわかる。そして現実にこれまで起きている事故の殆どすべてが、パイプに関連する事故であることが、それを裏付けている。情報によると福島原発では、施設内に約80kmのパイプが張りめぐらされていると言う。

佐伯氏の言う、「原発の経済性及び枯渇する化石燃料資源の視点」が如何に杜撰なものであるか、5月26日文化放送、吉田照美氏が小出裕章助教にインタビューしている内容を以下に書き起こしてみましたので、ご覧いただきたい。

吉田: 先ず、小出先生にお伺いしたいのは、そもそも原子力の発電コスト、ほかの発電方法にくらべて経済的なことなのかということですが、そのあたりからお聞きしたい。

小出: 日本の原子力が始まった頃には、原子力による発電は凄く安いので、電気料は2千分の一くらいになるという宣伝がよくなされていた。米国などでは、値段もつけられないくらいにやすくなると言われていた時代がありました
ところがやってみたら、原子力発電はたいへんお金がかかるものだということに気がついたんですね。
ただ、それでも通産省とか経産省とかが発表する発電コストをみると、なにか原子力発電の方が安いように、皆さん思わされてきました。

吉田: そうですね。電気事業連合が発表している発電コストをみると、1kwhの発電コストは原子力が5.3円、火力が6.2円、水力が11.9円 こういう感じになっているんですが、こういう数字は一般人としてどう解釈すれば・・・

小出: それは、いわゆるモデルを立ててですね 石油、石炭の値段がいくら、 そしてそこに原子力発電所では、たとえば何パーセント稼動、火力は何パーセント動きますという、仮定に仮定を重ねてはじき出した結果なんですね

でも、それが正しくないということを、立命館大学の大島堅一さんという人が証明してくれました。

吉田: あーそうですか。どういうふうにですか?

小出: 企業というのは、それぞれ有価証券報告書というのを、実際の経営データを公表するのですね。そのじっさいの経営データに基いて、大島さんが計算したところ、原子力というのは一番高いということを示してくれました。

吉田: どんな数字が出たんですか?

小出: 大島さんのデータによると 1970年からこんにちにいたるまで、原子力、火力、或いは水力を計算しているのですが、一番高いのは水力です。原子力と火力は、単なる発電単価だけを見ると火力のほうが1円ほど高いようにみえるけれど、原子力発電をやろうとすると地方自治体に落とすお金がかかる、それをいれると逆転して、原子力の方が逆に1円高くなることを示してくれました。

吉田: へーっ、これは原発を停めたほうが電気代がやすくなるというっわけですか。

小出: 勿論そうですね。将来的なことを考えると、原子力なんてさっさとやめたほうがやすくなります。

吉田: ほーっ、原子力のほうはコストからみても、破綻しているくらいの感じでいいんですか。

小出: 勿論です。こんどの福島原発事故のお金が一体いくらかかるか。そんなものを上乗せしたら、当方もない電気代になります。

吉田: 発電コストの問題なんか関係ないほど嫌なものになっていますね。

小出: そうです どう考えていいのかわからないほどの費用が・・・

吉田: 原子力開発をすすめた理由の一つがですね。 石油などの化石燃料の枯渇と言われているんですが、化石燃料がなくなったら原子力に頼らざるを得ないという論理はどうなんですか?

小出: 私自身はそういうふうにおもって原子力に足を踏み入れたにんげんです。

吉田: そうですか、小出先生もそうなんですか?

小出: はい、そのようにずーっと言われてきています。 私もそれを信じて原子力に入ったんでっすが、実際に調べてみたんです。 原子力の燃料はウランですね。ウランというのは、石油に比べても数分の一、石炭に比べると数十分の一しかありません。それを考えると、実に馬鹿げた資源だったんですね。化石燃料も勿論なくなりますけれど、それより遥かに早くなくなる資源、こういう資源なんです。

吉田: ほー、結局原子力推進派というのは、そのあたりをどのように理屈をつけるんですか?

小出: 知りません、彼らに聞いてみてください。

吉田: ほー、そうですか。それはここを是非聴いてみたいですね。ただ、電力供給の3割を原子力発電がまかなっているというふうに言われていますけれども、今の生活を維持しようと思うと原発を止めることは、不可能と言うんですが、そのあたりは?

小出: 全く可能です。何故かというと、確かに原子力発電が実際に発電している量は3割近くありますが、その一方で火力発電所は約半分停めておかねばならない程あまっている。

吉田: 停めるほど余っているんですか?

小出: そうです。だから原子力で発電している分を停めてある。火力発電所を稼動すれば、充分あるんです、全く問題ありません。

吉田: そこをごまかしてきているんですね。 はーっ、腹が立ちますね、聞くたびに・・・要するに日本国民はだまされ続けてきたんですね、これ、・・・

小出: そうです、東京電力という巨大産業が、原子力をやらないと電気が足らないと、嘘をいいつづけてきて、日本人の多くがだまされつづけてきたんですね。

吉田: 悲しいね、これ・・・原子力発電にかかるコストということで、お金のほかに地球環境に対するコストということもあるわけですけれども、 温暖化防止のためには、二酸化炭素の排出量の少ない原子力発電が有効であるという人がいっぱいいるわけですよ。その点に関しては小出先生、はっきり答えをだしていただくと?

小出: 化石燃料、石油、石炭、天然ガスでもそうでけど、燃やせば二酸化炭素が出るわけです、それは当たり前のことです。でも、二酸化炭素というのはこの地球という星にとって絶対必要なものなんです。植物が光合成で二酸化炭素を、植物が自分の身体に取り入れる一番大切なものなんです。それが、なんかいかにも悪者に言われているわけです。一方では、化石燃料でなく原子力を使ったらどうなるかと言うと、出てくるのは放射性核分裂生成物ですね。それは、あらゆる意味で、生命体にとって有害な物質なのです。

そういうことに目をつむって、何か二酸化炭素がいかにも悪いという宣伝がなされてきているんですね。二酸化炭素が悪いと言うなら、じゃあ、核分裂生成物は、一体どうなんだということも議論しなければならないと思います。

私は核分裂生成物というものを始末するのに、これからですね、重荷を背負っていかねばならないのです。実はこれから百万年間重荷を背負っていかねばならないんですが、そのためのエネルギーと、一体どれだけのお金がかかるのか、そのための作業のために、どれだけの二酸化炭素を出さなければならないかを考えたら、原子力は最悪だと私は思っています。

吉田: あの、中曽根さんとか与謝野さんとかはそのあたりの認識はないんですかね?

小出: 彼らはですね、例えば中曽根さんなんかは、原子力は国力というくらいで、いわゆる国家というものにとって原子力、つまり「核」というものと同じなんですけど、それを持っていることが、国家にとって大切だという、そういう考え方がひとつなんですね。

吉田: いま福島原発で起きている、あーいうことが、そういうことを全くというか気にとめない発言が続いているのはどういうわけなんでしょうか。

小出: それは中曽根さんたちに聞いてみてください。

吉田: ほんとうに聞いてみたいですね、 中曽根さん、与謝野さんを前にして、その点は貴方たちどう考えているんだと・・・。子供たちのことをどう考えているんだと、日本のね。

ここにメモが届いているんですけれど。広島原爆に使われた放射能物質は800グラムで、100万kwhの原発一基が1年間に出す放射性物質は1トンというのは、この数字は本当の数字なんですね?

小出: そうです。

吉田: 恐ろしいね・・・・こういう数字も知らない日本人が圧倒的に多いですよね。

小出: 原子力というのは、殆ど情報統制という形で、正確な情報というのは国の方から流れて来ない。

吉田: だから、テレビや新聞もそれに習って、こいう数字をはっきり打ち出さないというのは、もうなんか犯罪に等しいですよね?

小出: マスコミがダメだったということだと思います。

吉田: そういうことですね。これはマスコミも大反省しなければならないですね。今も改まっていないのは大問題ですね。

小出: 私もそう思います。

以上。

 


本日はエンタメ・ニュース

2011-06-04 19:51:46 | 日記


いかりや:

カリフォルニア州知事の、シュワさん(種悪つネッカー)が、不倫したと話題になっとります。シュワが増えても、もてるんだなす。

イタリヤのベルルスコーニ首相も、不倫騒動。彼なんと言ったと思います?

「わての不倫はそんなにたくさんないよ、ほんのスコーニだけ」だってさ。

もうひとつ、6月1日の朝、「川崎競馬の競走馬が国道大暴走、通勤渋滞の中6キロも走った」というニュースみますた。

脱走馬は40分後に確保され小向トレセンに戻された。

脱走馬は言いました、「わてかて、毎日尻叩かれて、馬鹿ばかするな、自由に走ってみたかった」、その気持ちよーくばかります。

Drジョー:

シュワちゃん、64歳になっても元気に語っているそうです。
「僕は知事だけじゃなく恥事も得意なんだよ♪ちぢに乱れるな~んちゃって^^」

>イタリヤのベルルスコーニ首相も、不倫騒動・・・

ベルルスコーニ首相はシュワちゃんより上手、74歳ですって!

国のあちこちに不倫相手が居たリヤ?
不倫火山の旗竿おっ立てて今日はどこへ行く、竿の根元でベルルを振りん振りん?

いかりやさんにつられて、話が千々に乱れてしまいましたがな^^

いかりや:
>国のあちこちに不倫相手が居たリヤ?
>話が千々に乱れてしまいましたがな^^

はいはい、日本の政治家も負けてはならじと、不倫火山のニュースがありますた。

内閣不信任案採決日の2日、こんな忙しい日だつーのに、自民党の後藤田正純衆院議員(41)が、「ハレンチすぎる不倫!にいそしんだ」つー話だす。

エンタメ・ニュースによると、

後藤田氏は20代とみられる美人ホステスと東京・銀座の中華料理店で食事し、クラブに“同伴出勤”した。

 この数時間後、今度は“アフター”で2人は六本木のバーへ。店内で並んでカウンターに腰掛け、他の客の目も気にせず抱き合ってキス。後藤田氏の左手は、ミニのワンピースを着たホステスの太ももをまさぐった。その2つの場面を同誌(フライデー)は激写。さらに、2人は一時、男女共用のトイレに約20分こもりきりだったという。

バーを出た2人は大胆にも赤坂の議員宿舎にも入った。

正純、お前シュワルツや、べろろスコーニの真似はまだ早すぎるぞ!と一喝したら、正純はなんと言ったと思います?

”総理大臣だって、国民をだます醜いペテン師騒動やっているじゃなかですか? わたすの場合は、たいすたことではないっす。政治のかわりに、性事に励んだだけだす” と言ったかどうかわかりません。

うーん、だども議員すくしゃをラブホの替わりに使ったらあかんぜよ。


親米隷従媚米政権は続く:小沢排除のドラマ?

2011-06-03 14:10:22 | 日記

 偶然なのか、意図的だったのか鳩山由紀夫が昨年退任表明した同じ6月2日、同じ舞台で、菅直人の事実上の続投表明だった。

 代議士会菅首相のスピーチは、

”代議士会にもっと顔を出して、皆さんの声を聞くべきだったが、果たせなかったことをお詫びしたい。私に不充分のところがあって、東日本大震災の中でも野党が内閣不信任案を出すことになった。迷惑をかけることをお詫びしたい”と低姿勢だった。

”今後は三つのことを目標に取り組む。①原発事故の収束、復旧・復興に全身全霊を挙げて最大限努力する。 ②民主党を決して壊さない、壊してはならない根本に立って行動する。③民主党中心の政権を自民党に戻さないようしっかり対応していく。以上三つのことを基本に置く。” あてにできないが、この言葉は一応記憶しておこう。

”震災復旧・復興、原発事故のしゅうそくに一定のめどがついた段階で、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で若い世代にいろいろな責任を引き継いでいきたい。”
「一定のめど」とは、自発的な退陣表明?めどがつくわけもなし、いつのことかサッパリわからない。

 以上、型どおりのスピーチだったが、「私には、(四国八十八ヶ所巡りの)五十三番札所から八十八番札所までお遍路を続ける約束も残っている」と言ったのは、笑っちゃう話だが、最初何を言っているのかわからなかった。さすが、パフォーマンスだけはしっかりしとるつーところだべなあ(笑)。

 内閣不信任案が否決されたあと、記者団のまえに現れた菅の顔は、代議士会の深刻そうな顔とは見違えるようなニコニコした顔付きだった。「してやったり」と思ったのだろうか、「鳩ポッポさん、ありがとう。さすがに鳩ポッポさんの演出力はたいしたもんや」と言ったかどうかわかりませんが(笑)。

 菅が反省を示して『①原発事故の収束、震災の復旧・復興に全身全霊を挙げて最大限努力する』 と言ったところで、財源に縛られ、消費税アップにこだわる限りまともな回復は全く期待できません。

トッペイ:
今回の造反劇、私も鳩山が土壇場で裏切る予感がありました。鳩山は原発推進派でもあり、フリーメーソン会員であると言われています。
息子もロシアに留学させていて、欧州ロスチャイルドのエージェントと違いますか。
いつものことながら、小沢さんの詰めの甘さにはあきれます。嘘つき菅は辞任口約束など直ぐに反故にするでしょう。何よりもこれで原発事故の解決が遠のいたのはほんとに気が重いです。
それにしても昨年6月の時点で鳩山の正体を見抜いていた爆さん・・・・

いかりや:

本日午前、
””鳩山氏「首相はペテン師」「不信任案賛成すれば良かった」:鳩山前首相は3日午前、菅直人首相が早期退陣を否定していることについて「きちっと約束したことは守るのはあたり前だ。それができなかったらペテン師だ」と述べ、激しく非難した。都内の自宅前で記者団に語った(産経ニュース)””

何をいまさら、「首相はペテン師」だと?詐欺師がペテン師と言うが如しじゃないか。いくら「菅はペテン師」と言ったところで、元に戻るわけもなし、バカ言うんじゃないぜ。

相手をいくらあしざま(悪者)にしたところで、自分(詐欺師)が→普通の人にはなれるわけがない。今回の造反劇、この巧妙なトリックを演出し、シナリオを書いたのは鳩山に違いない。彼の経歴をみれば想像がつく。

 鳩山由紀夫は東大卒後、6年間米留学(スタンフォード大学)、オペレーションズ・リサーチでPh.D(博士号)も取得している。若くして長期米留学すれば、すっかり洗脳されて極上の親米派(フリーメーソン?)であっても不思議はない。彼はOR(オペレーションズ・リサーチ)の専門家である、鳩山氏はORが政治の分野(ゲーム)においても有効であることを実際に自身で立証してみせた。

 2年前鳩山内閣の時に鳩山が選んだ主要メンバー(顔ぶれ)をみればわかる、親小沢派のメンバーはいない。
 菅直人、岡田克也、前原誠司、北澤俊美、仙谷由人、野田佳彦、枝野幸男、原口一博  いずれも小沢一郎と距離を置く連中ばかり(原口は、一見反菅のようにみえるが、松下政経塾出身は信用できない)。

 菅首相が万一早期に退陣することがあったとしても、菅後継はこのメンバーのなかから選ばれるだろう(親米、隷従、媚米派)、小沢氏が(親米隷従媚米に転向しないかぎり)後継に選ばれることはあり得ない。日本は政治も経済も、アメリカにがんじがらめにされている。

 菅は今回のスピーチの中の三つの約束(笑)の『②民主党を決して壊さない、壊してはならない根本に立って行動する。③民主党中心の政権を自民党に戻さないようしっかり対応していく』と言ったが、次回総選挙で民主はぼろぼろになって、自民党に敗れることだろう。

従って小沢氏が民主にとどまっても、小沢氏の目はない。そして又、自民党の親米隷従媚米政権が綿々と続く。そうして更に、自民政権がぼろぼろになって仮に民主に政権が戻ったとしても、又は小沢新党?になったとしても、その頃には小沢氏の年令による衰えを考えると小沢氏は総理大臣の激務に耐えられないだろう。

 日本は国民が自覚しない限り、半永久的に米支配から自立することは出来ないだろう。

 


鳩山!おぬし又、友を裏切り国民をだましたな! :【内閣不信任案】反対多数で否決

2011-06-02 20:44:06 | 日記

 菅内閣に対する不信任決議案は2日午後、衆院本会議で採決された(賛成152、反対293)で否決された。多分、「否決されるだろうな」と予想していたので、昨年の鳩山首相の小沢幹事長を巻き込んだ辞任劇のときほどのショックはうけなかった。

 昨日までは、鳩山氏の賛成発言で、「ひょっとしたら賛成多数の目があるのかな」との期待があったが、31日の鳩山氏と菅首相との会談、そして本日の12時からの民主党代議士会での鳩山氏発言で、やっぱりそうだったのかと思った。このパターンは昨年の鳩山首相辞任劇とそっくり、ただ今回は菅氏が首相で攻守ところが替わっていただけだった。

 昨年の鳩山首相辞任劇は、小沢氏の権力(幹事長)排除が目的だったが、今回も小沢氏の力を削ぐことが目的だったに違いないと思う。一説には、今回小沢氏は鳩山に嵌められたという人がいるが、私もそう思う。小沢氏も、そのことにようやく気付いたものと思う。それが今回の「採決」に敢えて小沢氏が欠席したことに現れている。これからの小沢氏の行動が見ものだと思う。まさか三度も鳩山に騙されることはないと思う。

 菅首相は「震災対応に一定のめどがついた段階で、自発的に退陣する考えを表明した」というが、一定の目処が、極めて曖昧である。福島原発事故処理は、工程表通りいかないことは、もうはっきりしている。心配は消費税アップ、アメリカへのTPPの手土産などアメリカ隷従、媚米が気懸かりである。

 参考までに、昨年6月3日の日記「鳩山!おぬし友を裏切り国民をだましたな!」
で記述したことを、要点だけ再録してみよう。

””今回の鳩山辞任は、小沢氏をひきずり落とすための辞任劇だった。本来なら小沢氏が「辞める」と、たとえ言い出したとしても「私は辞任するが、幹事長は参院選の責任者として国民のため民主党及び志を共有する者のために頑張って欲しい」と慰留すべきところを、あたかも一連托生の如く小沢氏を共同責任に追い込んだ卑怯者である。””

 ””今回の鳩山辞任劇でもう一つ重要な問題が隠されている。総理大臣として政権与党として最も重要な仕事は、国民のための重要法案を国会で通過させることだ! どうせ辞めるなら、最重要法案・郵政改革法案を参院通過成立させて辞めるのが筋、それが責任ある政治家の有り様だろ?
 まさか、総理大臣がそんなことも知らないはずがない。郵政改革法案は衆院を既に通過、参院で通過成立を待つばかりである。この最後の土壇場で、郵政改革法案の今国会での成立を阻んだ卑怯な男である、違いますか?
””

 鳩山は信用できない。誰か鳩山の仮面を剥いでくれ。昨年鳩山は首相辞任後、議員も今期限りで辞めることを宣言したが、直ぐ撤回した。今回は昨日は「採決に賛成」を表明しながら、今日は「否決」に回った。一体この男は何なんだ。


西部邁氏のゼミナール、西部氏の暴論垂れ流し、西部氏も原発推進論者だったらしい。

2011-06-01 15:58:48 | 日記


 先日来、西部邁氏のゼミナールで扱っていた「危機の時代における核の意味 」(5月14日放送)を取り上げて、「原発と核武装論」を3回に亘って述べました。

 ところで、同氏のゼミナール5月21日と28日号は東北大震災の「復興めぐる国家観歴史観【1】、【2】という少々大袈裟な題名をつけた割には、耳を傾けるに値する内容ではありませんでした(笑)。特にひどかったのは福島原発事故を扱った【2】であった。

 西部氏が原発推進論者であるのかどうか半信半疑であったが、今回の「復興めぐる国家観歴史観【2】を聴いて、改めて彼が原発推進のために踊った御用学者、タレントや文化人の一人であるに違いないことを確信した。

今回の西部氏の主張は、4/20(水) 毎日新聞「異論反論」のコーナーで、彼の寄稿文「技術が安全なはずはない」をベースとしたものである。今回の西部邁氏のゼミナールの出席者は、秋山祐徳太子、西田昌司(自民党参議院議員)、佐伯啓思(京大教授)、柴山桂太( 滋賀大学経済学部准教授)ですが、西部邁氏の主張の要点を以下抜粋掲載します。

西部氏:
 大学教授を辞めて評論家になった頃、反原発が燃え盛っていた。あれから23年、僕の頭は進歩しなくて同じ事を言っているのですけども、また同じ事を言うんですが・・。安全な原発を要求する方もおかしい

 原発はたかだかテクノロジーでしょう?安全な技術なんてあるわけがない。技術ってのは或る想定内でつくられるものでしょう。想定外のことが起こる可能性はいつもあるわけですよね。そうしたら、技術は絶対安全なってことは絶対あり得ない。
 だから要求する方もおかしいけれど、居直って安全ですって言いつのるのもおかしい。同じ穴の狢(毎日新聞では「同じ穴の技術信仰であると言わざるを得ない」と言っている)。

「安全な技術ってあるわけない」私がこう言っても、多くの人が納得してくれない。例えば、放射能の場合は「避けられない」って言うんですよいくら逃げたっても簡単に逃げられない。ほかのもの、「交通事故その他はね、避けようと思えば避けられる」、そこが違うって言うんですよね。或いは、放射能は特に女性の身体は、「生まれる子供の遺伝子にまで来ますから、赤ん坊にすれば全く避けられない」そこが違うんだと、何度も反論を寄せられることがあるけれど、それはうなずけない

そういう意味で、放射能は確かにそうだけども、例えば、自動車事故ね。非常にコンスタントに毎年1万人が死んでいるわけですよね。(筆者註:過去30年間で、最も死者が多かった年は平成4年で、11,451人その後減少し続け、H17年は6871人、H18年6,352、H19年5,744、H20年5,155、H21年4,914人と自動車事故は或る程度は避けられることを示している)。

 うつ病、この情報社会で鬱になちゃって、自殺者が、ここのところ毎年ずうっと自殺者が3万人でしょ?・・・道を歩かなければ、確かに自分は避けられるかもしれませんけれど、でも社会全体としたら、それこそ確率現象としてね、人口1億2千8百万人いて、物凄い自動車文明つくり出したら、統計確率的にだいたい1万人、本当は1万5千人が事故に遭うわけですよ。

自分は避けられるかもしれないけれど、自動車社会ですからね、必ず制度的に発生する訳ですよ。そうしたら避けようと思ったら避けられるってのは、結局、自分だけは死ななきゃいいっと言うエゴイズムですよね。 ということを言ってね、20年前から嫌われているんですけど、そう考えたら原発事故とそれ以外のいろんな事故は、テクノロジカルから来た文明被害というのは、本当は同じなんだと思う・・・・。以下省略

いかりや:
 「自動車であれ薬品であれ食品であれ、技術の産物に安全ということはないのである」。この点に関しては異論はない。だが、反原発派、原発推進派を「同じ穴の技術信仰」とか、「同じ穴の狢」というのは、味噌も糞も一緒にする言い草ではないか?それはないぜ(笑)。推進派と反対派をいっしょくたにするなよと言いたい。

 筆者は技術信仰論者ではないが、技術の危険性を説くならば、地震も、台風も集中豪雨、がけ崩れなどの自然災害も確実に安全ということはない。しかも自然災害は技術のお陰で或る程度は防止でき、避けられる利点があることは無視できない

 西部氏だけではないのだが、原発推進論者がよく使う例として言うのが、何事も百パーセント安全なものはない。安全な技術というものはありえない、「車だって事故を起こすではないか、事故を起こすからと言って車を使わないわけに行かないだろう」と詭弁を弄する。車と原発を同列に扱ういかがわしさに気付いていない(実際のところは、気付いていながら、言うに事欠いて詭弁を弄しているのかも)。

 車が事故を起こしても、事故処理は、ものの1時間もすれば終る(大事故でない限り)。そして何事もなかったのように、又車は走る。つまり西部氏の言うところろのリバーシブル可逆性(reversible)だが、原発が事故を起こせば、半永久的に事故処理が終らない、つまり不可逆性(irreversible)である点が本質的な違いである。事故現場には近づくことさえも難しい。この事故処理ができないところが、繰返すが本質的な違いである。

 こんな幼稚なことは言いたくはないが、車は停止すれば動かないのだから、それで危険性はお終い。だが、原発はいったん稼動してしまえば、停止しても、廃炉にしても危険性は去らないし終らない代物(しろもの)。いったん原子炉の火を灯せば、半永久的に危険性が追いかけてくる。西部氏は、「反原発を主張する者は、結局、自分だけは死ななきゃいいっと言うエゴイズム」と言うが、とんでもない暴論である。原発事故を起こせば、被害は誰も避けられない、不特定多数に降りかかることを無視してエゴイズムと主張する西部氏の頭がおかしい、認知症の検査をしてもらうことをお勧めする(笑)・・・ちょっと言い過ぎ?ごめんなさい。 

 そういえば思い出した。昨年7月25日の山崎行太郎氏の政治ブログ「毒蛇山荘日記」には、西部氏について次のようなことが書いてあった。少々長いがそのまま転載します。

西部邁の『小沢一郎は背広を着たゴロツキである。』を読みながら、西部邁が、もはや「死に体」の耄碌寸前であることを知った。

西部邁といえば「大衆批判」とか「衆愚批判」等でお馴染みだが、七十二歳にもなった今でも、馬鹿のひとつ覚えのよに、政治家や選挙民を捕まえて、「大衆」だ、「衆愚」だ、「民主主義が政治家を真底まで腐らせた」と喚いているが、僕にはむしろ、西部邁こそ衆愚の代表のように見えるし、西部邁のような「評論家業者」に関して、「民主主義が評論家業者を真底から腐らせた」と思わないわけにはいかない。

言うまでもなく、政治家や国民が「衆愚」だというのなら、そんな「衆愚」の連中など無視して、西部邁センセイごのみの高尚なお仕事に熱中し、「衆愚」をして、「ぎゃふん」と言わしめるような世紀の大傑作にでも取り組めばいいものを、相変わらず、衆愚が飛びつきそうな、雑文に毛の生えたようなもので誤魔化しているところを見ると、西部邁も、案外、無能な衆愚の一人なのかもしれないと思った次第である。

この本で、西部邁は、小沢一郎を、マスコミや検察サイドが意図的に垂れ流す「政治とカネ」問題を真に受けて、「背広を着たゴロツキ」と呼んでいるわけだが、「ゴロツキ」とは、よく言ったものである。西部邁の批評的言説のレベルも、言うに事欠いて、とうとう「お前のかあさん、デベソ・・・」レベルに到達したものと見える。というのは冗談だが、要するに、西部邁は、小沢一郎やその他の政治家達を論じ、罵倒するのに、完璧に情報不足であり、情報難民であることがわかる。つまりテレビや新聞のマスコミ報道しか情報源はないらしいことが分かる。従って西部邁の目には、「検察の暴走」というテーマも、「情報リーク」というテーマも、そして「アメリカの影」というテーマも、まったく見えていないことが、この本から、わかる。幸せな人であでる。僕が、「耄碌寸前」ではないかと感じるのは、そこに根拠がある。

さて、話をもとに戻すと、僕は、いささか、この「ゴロツキ」という言葉に、西部邁とは違って、思想的に深い思い入れがあるのだ。

つまり、厳密に言うならば、「ゴロツキ」といういささか下品な言葉で、自分なりの基本哲学とも言うべき思想心情を、理論的に表象可能なのではないのかと思もったことがあるからだ。ゴロツキの哲学、ないしはゴロツキの精神とは、「葉隠」が言うところの、ただ「死に狂い」の「武士道の哲学」であり、常に殺すか殺されるかの瀬戸際に立つ、一種の「実存的決断の美学」を内包するものだからだ。

僕が、「ゴロツキの哲学」なるものを初めて知ったのは、菅野覚明東大教授(倫理学、日本思想史)の『よみがえる武士道』と『武士道の逆襲』を読んだときであるが、菅野は、ゴロツキという言葉に含まれる荒々しいアウトロー精神を、キリスト教化され「明治武士道」とは異なる、いわゆる本来の戦国時代の武士道のそれになぞらえて論じていたと思う。

おそらくそれは、別の言い方をすれば、佐藤優が、最近、書いているところの、「悪党」の精神に近いのかもしれない。佐藤優は、「小沢一郎よ、『悪党』になれ・・・」と呼びかけていたが、西部邁の立場とは決定的に異なる。西部邁は、もう「終わった人」である。

昔の学生運動体験から、政治家達との「飲み食い」体験まで、自慢たらしく書いているが、いい恥曝しというしかない。こういう人が、保守思想家として保守論壇の中心にいたからこそ、保守論壇は真底から腐ってしまったのであり、西部邁等と酒を酌み交わしつつ、西部邁等の言説を真に受けた政治家達が自民党を自滅・自爆させたのだ、と言うべきだろう。

蛇足:
だったら、いかりやよ、お前、原子力エネルギーに変わる何か新エネルギー源のアイデアでもあるのかと言われそうだが、・・・

私は、原発には反対する。だが、原発に変わる代替エネルギーで、これがいいというアイデアもない。

個人的なことを言えば、自分の部屋には冷暖房機はあるが、今年の冬は一度も使用しなかった。ただし、灯油ストーブを適当に使用している。夏も、冷房機は滅多に使用しない、扇風機を主に回しています。 皆が私と同じ生活をしろとは言わないけれど、夏は暑いのは当たり前、冬は寒いのが当たり前、なるべく自然を受け入れるようにすれば、原発はなくとも充分にやっていけるはずだ。