いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

消費支出の落ち込み、ノー天気な甘利大臣、天気のせいにするな!

2014-08-31 19:07:21 | 日記

総務省が29日発表した七月の二人以上世帯の世帯当たりの消費支出は、28万292円と物価変動を除いた前年同月比で5.9%減となり、消費税8%に引き上げた4月以降4ヶ月連続で消費支出は減少した。

駆け込み需要の反動であるとの言い訳ももう通用しなくなり、甘利経済再生担当大臣は記者会見で、言うに事欠いて、

「天候不順による影響が大きい」として消費の動向を悲観的に見ていないという認識を示した。

ノー天気な甘利大臣、天気のせいにするな!総務省が出している資料をよくみなさい。

総務省は、「1989年の消費税3%導入時、1997年の5%導入時」の場合と今回の8%導入による、消費支出の推移を比較するグラフを示している(下記URLをクリックしてみてください)。

総務省<家計調査>[追加参考図表1]:過去の消費税導入時との比較
http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_rf1.pdf

明らかに過去2回の場合と比較して、様相が異なる。過去2回の消費税の場合は、消費税の重みを消化している姿がみえるが・・・。

今回は、消費税増税による影響がはっきりみてとれる。収入が低下している上に、物価は上昇(消費者物価14ヶ月連続して上昇)、その上に消費税の増税だから、影響は深刻であるのは当たり前。消費支出はGDPの60%を占めるのだから、景気はよくなるわけがありません。

その一方で報道各社によると、2015年度の一般会計の概算要求額は、過去最大、初の100兆円超の101兆7千億円になったことを報道している。

消費税増税に当たっては、散々緊縮財政だとか、均衡財政だと言っていたのは一体何だったのか、ウソだった(笑)。

 国の借金が1000兆円を超え、主要国で最悪の財政状況の中で、彼らのいう財政規律もウソだった。

これでは、国の借金は減るどころか増大するばかり、消費税増税分は「すべて社会保障に」というのもウソだった。

消費税は、低所得者ほど負担が重く、大企業(輸出企業には輸出還付金)にやさしく、中小企業に厳しい。

来年度は、日本の経済状況はより深刻なものになるだろう。

日銀の国債買取・保有額は今年3月末の時点で約200兆円に膨らんでいる。黒田総裁は、超金融緩和策にかこつけているがウソだった、真実は償還期限の迫った国債の日銀の買い取りである。

財務省も二重帳簿(特別会計)のウソでごまかし、蛇足だが、最高裁までも犯罪行為(検察審査会の議決の捏造)まで仕出かすお国柄となっている。

日本はウソで固めた体制になっている。

行き着くところまで行き着いた感があり、こんな体制がいつまでも続くとは思えない。

砂上の楼閣は或時、突然カタストロフィ的に崩壊し、ハイパーインフレが起きるだろう。


ヘイトスピーチ規制にかこつけて、

2014-08-29 18:12:25 | 日記

トッペイ:

自民党が、ヘイトスピーチ規制にかこつけてどさくさにまぎれて国会周辺でのデモを禁止しようとしています。

この姑息な政党がまともなことをやるはずがないので、やはり出てきたかと思います。

安倍一派は、憲法も民主主義も国会も人権も糞もないその本質はファシストそのものです。

右翼というより本質は全体主義、むしろ国家社会主義を志向しているのではないでしょうか。

いかりや:

産経ニュース(8/28 13:15)によると、

”自民党は28日、「ヘイトスピーチ」と呼ばれる人種差別的な街宣活動への対策を検討するプロジェクトチーム(座長・平沢勝栄政調会長代理)の初会合を党本部で開き、憲法が保障する「表現の自由」を考慮しながら対策を検討することを確認した。国会周辺での大音量のデモに対する規制も併せて議論する。”と、

憲法が保障する「表現の自由」に配慮すると口では言うのだが、

>ヘイトスピーチ規制にかこつけてどさくさにまぎれて・・・、

ヘイトスピーチ規制は秘密保護法などと同様に、国民監視の道具として使われる恐れがある。

安倍首相が、集団的自衛権の場合も憲法を都合よく拡大解釈したように、「かこつけてどさくさにまぎれて」やるのは、自民党の得意技(常套手段)である。

彼らの本音、真のターゲットは、「ヘイトスピーチ規制にかこつけて」国会周辺のデモに何らかの規制を図ろうとするものだろう。

高市早苗政調会長が、国会周辺のデモについてその本音を語っている。

「仕事にならない状況がある。仕事ができる環境を確保しなければいけない。批判を恐れず、議論を進める」と述べた・・・よう言うぜ、ろくな仕事もしてないくせに、仕事にならないだと!

又、彼女は、”口汚い言葉でののしるのは、誇りある日本国民として大変恥ずかしい。人種差別的な言論は(国際的に)法規制の流れになっている”と述べたというが、

8/15靖国参拝のとき、高市政調会長がニヤニヤ(ニコニコ?)した顔で靖国神社の回廊を歩く姿を見て、小学生のピクニックじゃあるまいし、戦没者を弔うのに、「何故ニヤニヤするのか」日本人政治家として恥ずかしくないのかと思った。

「ヘイトスピーチ規制」をする前に、なぜヘイトスピーチが広がったのか、その原因を糺すべきである。


もう、原発はいらない!日本はエネルギー資源大国になれる・・・、

2014-08-27 19:35:32 | 日記


福島第一原発の事故から3年、未だ故郷に帰れない原発避難者は13万人もいる。

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う体調悪化などで亡くなった福島県の「震災関連死」の人数は3月末現在1383人で、岩手県389人、宮城県862人に比べ圧倒的に福島県が多い(8/27福島民報)。

地震による直接被害は宮城県、岩手県の方が大きかったにもかかわらず、福島県人の関連死が多いということは、それだけ原発事故関連死が大きいことを物語っている。

福島地裁は、昨日(8/26)、

2011年3月の福島第1原発事故に伴う避難生活中に自殺した女性の遺族が「避難生活で精神的に追い詰められ、うつ状態になったため」として訴えた訴訟の判決で、福島地裁は8/26東電に4900万円の賠償命令の判決を言い渡した。原発事故が原因で自殺したとして「避難と自殺の関係」を初めて認定するものとなった。

今年5月21日、福井地裁の、

「大飯原発差し止め判決」に続くもので、最高裁の判決ではないが、裁判の世界でもようやく世間の常識が通用するようになったように思う・・・甘い?

だが、

福一原発事故で、これだけの災厄をもたらしながら、東電幹部は誰一人責任を取っていない。

それどころか、

勝俣元会長、清水元社長、武井元副社長、宮本元常務、木村滋元取締役、藤原元監査役ら主要元幹部は、いずれも家族と共に海外生活をしているという。彼ら無責任男たちは、国内にいれば何かとわずらわしい世間の目にさらされることを避けて、国外へ避難生活?逃亡生活をエンジョイしているのだろうか。

参考:
東電のあの人は今どこへ?国民が知らないうちに海外逃走!勝俣恒久、清水正孝
http://matome.naver.jp/odai/2131287268645378701

安倍政権は福一原発事故の終息の目処が立たないなか、ベトナムへの原発輸出計画、トルコとUAE(アラブ首長国連邦)に輸出するための原子力協定など原発輸出に積極的ですが、一体この男何を考えているのだろうか、何も考えていない?

多分、難しいことは考えず、三菱重工や日立など原発業界のためだけを考えているに違いない・・・広島集中豪雨による甚大災害の現地訪問について、ゴルフ中断しての仕方なし訪問であるが故に、不評を買った。

最近原発推進派の声が心なしか勢いがないように思う。

原発推進派の言い分は、代替案を出さずに反対するのは無責任という意見である

福一原発事故に、最も直接に責任を有する東電幹部の無責任な海外逃亡を黙認したままで、原発反対を主張する者を「無責任」というのは筋違いというものだろう。

原発推進派が、原発に替わる代替エネルギー案を提示している話など、無論、聞いたことがない。

だが、彼らは知らないだろうが、日本はエネルギー資源大国になれる潜在力を秘めている。

将来の代替エネルギーがいろいろあることをあげておく。

1.「石油を作る藻類」があることを日本の研究者によって発見され、石油の代替燃料を生産できると注目されている。

2. 火山大国である日本には地熱発電を大々的に取り入れる可能性もある。ただし火山地域には国立・国定公園地域にあるために、発電所を建設できる場所が限られてしまう。

3. 最近、日本各地の海底に大量のメタンハイドレードが眠っていることがわかってきた、一説によると100年分以上と言われている。エネルギー資源としては最有力候補である。

最大の障害は、筆者の邪推だが、アメリカが「日本が資源大国になることを許さない」ことだと思う、アメリカから自立・独立が必要である所以である。その根拠は書かない。


常住坐臥争いあり、国家間の武力闘争、総力戦あれこれ・・・

2014-08-21 08:37:10 | 日記

はじめに、本日の日記は少々長いことをお断りしておきます、じっくり時間をかけてお読みください。

木綿:

戦時体制&総力戦、

当時生きていた人のほとんどが思ってもいなかった総力戦となった第一次大戦が勃発してからちょうど百年。「第一次大戦は1919年のヴェルサイユ条約で終わり、その後に起きた第二次大戦も日独伊の無条件降伏で終わった。」というのが一般の認識だと思うのですが、どうやら、それは浅はかな素人の思い込みじゃないか?とこのところ思うようになりました。

 なんとなれば、第一次世界大戦以後、敗戦国を除き、常備軍を解散した国などどこにもないからです。なれば、二つの大戦のあとの条約は平和条約というよりは一時的休戦条約というようなもので、世界の大国は覇権獲得を目標にオモテにウラにしのぎを削ってるという見方の方が正しいのではないかと思うようになった次第です。

そう考えると、現今の政治が社会が一気に違う視点でみることができ、その見方で見れば、うなづけることばかりというのが実際だと思うのです。

 つまり、世界はこの百年というもの、一時的休戦状態はあっても、ほとんど常に戦時状態にあったのだと。しかももちろんそれは総力戦としての戦争です。総力戦とは、戦争当事国にとって軍事力だけでなく経済力・文化力・自国民への教育力・宣伝力などありとある全てのものをつぎ込んで行われるものです

 アメリカが今やってることってこれではありませんか?そう、彼らは総力戦を実行中なのです。まだ世界の覇権を握れてないのですから、この戦いは今後も戦後78年目以降も続くことでしょう。

 日本国民は「今は平和だ」と思ってます。「戦争状態にない」とも思っています。これは、総力戦を実行中のあの大国がおのがもつ教育力・宣伝力を駆使した結果、私たち日本人だけが見ている幻想のようなものではないでしょうか。

加茂長:

「戦争」の定義、

木綿さんが以下のように述べておられました。

>日本国民は「今は平和だ」と思ってます。「戦争状態にない」とも思っています・・・私たち日本人だけが見ている幻想のようなものではないでしょうか

この一文に至るまでの説明を読めば、こういう見方が成り立つことは分かるのですが、「戦争=国家間の武力闘争」の認識が染み着いている人間としては違和感があったことも事実です。凶悪犯罪の発生や貧困層の増加というような問題があろうとも、国が戦争状態にある訳でなし、概ね「日々平安」と言っても過言でないように感じております。

「戦争」がどのように定義されているか調べてみますと、代表的なものが、

1.軍隊と軍隊とが兵器を用いて争うこと。特に、国家が他国に対し、自己の目的を達するために武力を行使する闘争状態(国語辞書-goo辞書)

一方、木綿さんの文面と一致するような定義の記述もありました。

2.戦争とはある政治目的のために政治、経済、思想、軍事的な力を利用して行われる政治集団間の闘争である。それが組織的な破壊の企てであるかぎり、ひとの死を伴う(世界大百科事典・第2版)

多くの人が上記1の定義で考えているので、「集団的自衛権は戦争のリスクを高めるのではないか」というような議論も成り立つのでしょう(2の定義によれば、無意味な議論になるかも?)。

木綿さんは素晴らしい知識と考察力をお持ちで、上記のようなことは重々承知の上で、斬新な近代史観を提示して下さったものと思います。

トッペイ:

卑怯なダボハゼ、

自称民間軍事会社CEOの湯川氏が、シリアで拘束され、

田母神とのツーショットが話題になっていますが、田母神は一切関係ないと逃げまわっています。

この湯川氏はアメブロで自民党の菅や西田ともアメンバーであり知らないわけがない。西田も逃げ回り自民党の連中は卑怯者ばかりです。

イラクで日本人ボランティアが拘束されたときウヨは自己責任だとほざいたくせに今回はウヨ仲間なので湯川氏を救出せよと身勝手なことをほざいています。

湯川氏は自動小銃まで持っていたのだから戦闘員と思われても仕方ない。それこそ自己責任でしょう。

今回のタモや西田の態度を見ていて戦争末期にソ連軍参戦で民間人を見捨てて真っ先に逃亡した関東軍幹部を思い出しました。

いかりや:

自己責任、

日本にも軍事会社があるとは知らなかった。人間は「常住坐臥」争う生き物、そこに目をつけたのか、それともアメリカの軍事会社を真似たのかどうか。

企業は自己責任の世界、ましてや軍事会社は命の危険をともなうリスクが高い商売、リスクが高いことを商売(金儲け)のネタにしている。

彼は武器を携行していた。民間人が武器を携行することは、日本の法律では禁止されている。

彼を救済する理由はどこにもない。もし救済するとすれば、超法規しかない。

だが、超法規とはきれいごとではない。所詮、敵に途方もない高額な身代金を払うことになる。それが又、彼らの資金源となって戦争(紛争)を助長する悪循環、馬鹿げている。

いかりや:

常住坐臥争いあり、総力戦についてあれこれ、

>つまり、世界はこの百年というもの、一時的休戦状態はあっても、ほとんど常に戦時状態にあったのだと。しかももちろんそれは総力戦としての戦争です。
>「今は平和だ」と思ってます。「戦争状態にない」、日本人だけが見ている幻想のようなもの・・・、

昔の戦争は基本的には武士の戦いだった、そういう意味では国家の総力戦はなかった。

筆者の浅薄な知識だが、

国家間の戦争(総力戦)になったのは、国家というものが意識されるようになってからである、それほど旧いことではない。

1775年独立戦争→1776年独立宣言、以後もアメリカは先住民インディアンの殺戮を繰り返し、土地を略奪しながら西へ西へと拡大していった、その行き着く果ては日本だった。その間、アフリカから奴隷を輸入し富を築いた。

蛇足だが、太平洋戦争では、彼らも大きな犠牲を払ったが、戦勝国(覇権国家)として、インディアンの殺戮と土地の略奪同様に、奪った戦利品・日本を決して手離そうとしない。

ヨーロッパ諸国の成立もそれほど旧いことではない。

フランス国家の成立もフランス革命以後のことである、(1794年のテルミドールの反乱、1799年ナポレオンによる政権樹立)、ヨーロッパ諸国の国家としての成立も、大まかにはその前後以降である。

以後もヨーロッパ諸国間に紛争は絶えなかったが、第一次大戦を経て第二次大戦後、ヨーロッパはEU(ヨーロッパ連合)という形で、一応の紛争の終わりに結着したかにみえる。

第一次大戦→第二次大戦そして第三次大戦は起こしてはならないと思うが、もし第三次世界大戦が起って、国家総力戦となれば、核戦争へとエスカレートする可能性が高い。国家間の総力戦は、負け戦になれば破れかぶれとなり、切り札として核を使用するだろう。

「核」は使わない兵器、つまり核の抑止力を唱える人も多い。人類には核を使わない叡智が働くのかどうか。

第二次大戦が終わって69年にもなる。日本の国連分担金は米国に次いで第二位(2014年:2億7650万ドル)ドイツが第三位(1億8220万ドル)。

だが、国連憲章は、日本・ドイツ・イタリアに対して未だに敵国条項からはずしていない。形骸化した形式的なものであるとも言われているが、ならば、敵国条項なるものは速やかにはずすべき・・・いまだ休戦状態のままということか

日本国内には、核保有を熱望する人たちがいる。だが、アメリカは日本にだけは「核保有」を絶対許さないと言われている。

アメリカは、北朝鮮の核保有を黙認しているにも拘わらず、友好国日本に対してだけは「核保有」を許さないのは「核」による報復を恐れているからだろうか・・・アメリカは自分たちが犯したジェノサイド・大量殺人(原爆投下)という罪悪に怯えているのかもしれない。

長崎への原爆投下は、どうみたって不必要な「大量虐殺」だった。しかも彼らの信仰する「神」を祀る教会、「浦上天主堂」の真上近くに投下された。礼拝中の神父と信者全員が犠牲になり、浦上地区の信徒12,000人のうち、8,500人が被曝死した。

浦上天主堂の廃墟は、広島の原爆ドーム以上に、人類にとってこの上ない貴重な遺産になるはずだったが、その後、紆余曲折をたどり遺産として遺さないことになった。廃墟の天主堂は、彼らの愚劣な行為を戒める象徴的遺産になるはずであったが・・・。

参照:
2010-08-09の日記「原爆投下から65年、あらためて原爆投下の正当性を問う」http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20100809

蛇足:

終戦(敗戦)後、多くの日本人は「もう戦争はこりごりだ」という認識が支配的だった。日本は平和憲法の下、このまま安穏とした平和と繁栄をむさぼることができた・・・総力をあげて経済戦争に挑んだ? 結果、日本は経済一流、政治三流とまで言われた。

だが、いいことはそう長くは続かなかった、その繁栄?を崩壊に導いたのはアメリカだった(違いますか?)・・・太平の眠りを覚ましたのも、やはりアメリカだった。

一方で、

戦後69年も経つと、「戦争こりごり」派は殆どこの世を去り、世代は交代した。

そして又愚かなことに某国の手先となって、

1)米国内でさえ飛行が控えられているオスプレイを狭い日本国土の上空で飛ばせるようにした。

2)そして米軍のために、国民と住民の反対を押し切って多額の予算で沖縄基地移設・新設へと、あらゆる努力を惜しまない。

3)その上に、集団的自衛権などと口走る。いったい誰のための集団的自衛権の行使?言いたかないが、やっぱもう売国奴政権とちゃいますか?

4)今年(2014年)の在日米軍への思いやり予算は1848億円だが、

以下ウイキペディアによれば、

「思いやり予算」以外にも、日本が拠出している在日米軍関連経費は存在する。防衛省公式サイトの「在日米軍関係経費(平成23年度)」によれば、平成23年度の在日米軍関連経費の内訳は、いわゆる「思いやり予算」は1,858億円であるが、

それとは別に、

基地周辺対策費など 1,739億円

沖縄に関する特別行動委員会(SACO)関係費 101億円

米軍再編関係費 1,161億円

提供普通財産上試算(土地の賃料) 1,658億円(防衛省の予算外)

基地交付金 394億円(防衛省の予算外、これのみ22年度予算の額)
が存在する。

「乞食は3日やればやめられない」というが、そりゃそうだろうなあ苦笑)。


人間、変われば変わるほど・・・、

2014-08-19 20:02:19 | 日記

明け烏:

人間、変われば変わるほど・・

鹿児島県が原発事故避難の際に、新幹線が利用できるようにJR九州に要請したというニュースが流れた。福島の凍土壁を冷やすために大量の氷やドライアイスをぶち込んだ(しかし結局無駄だった)という話には、顔をひきつらせながらも多少の笑いを誘われたものだが、今回の新幹線云々にはなにやら物悲しい気分におちいるだけなのは何故だろうか?

笑い話にすることも出来ないのである。

私は三年ほど前、「さくら」を利用したことがあるが、あれで何人が避難できるのだろうか。

終戦直後の買出し列車のように新幹線の車両の内外に鈴なりになって、しがみついたまま走るわけにはゆかないのだから芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のような蹴落としが見られるかもしれないし、ソ連参戦時、関東軍の高級幹部がこっそりと列車を仕立てて逃亡したように一般庶民は置き去りということになるのかもしれぬ。

歴史は繰り返す。

おそらく自民党の国会議員や高級官僚あたりが優先的に乗り込み運転手を叱咤するにちがいない。
「おい、君。ワシを誰だと思っているんだ。急がないと放射能のブルームが
来てしまうぞ。もっとスピードを上げて、前の列車を追い抜くようにしろ。急げ!」

いかりや:
多額の費用をかけて凍土壁を築くことに失敗、打つ手打つ手がみな失敗だ。

本日(8/19)東京新聞一面トップは「除染作業員の健康診断書偽造」、健康診断を受けさせずに作業をさせていた。貧すれば鈍する。

作業員不足のためかどうか、ベトナム人実習生6000人を日本に呼び、時給300円で原発作業に投入(本日の阿修羅より)、

インドネシアなど東南アジア諸国から実習生を受け入れて、日本の技能を習得させる取り組みを進めている国際人材育成機構 (アイム・ジャパン)は、ベトナム人の原子力発電技術者の養成事業に乗り出す。計6千人を受け入れて国内の原子力発電所で作業に携わり~、実習生がベトナムでの原発の安全確保や現地経済の発展に役立てるよう支援する考えだという。

日本の原発は目下のところ、全原発が稼動していない中、非稼動の原発でどのような研修を行うのだろうか。福一原発作業員不足を外国人作業員でまかなうつもりじゃないだろうな。 貧すりゃ鈍する。

トッペイ:

ダメガキはやはりダメ人間だった。

ダメガキが、消費税を予定通り10パーセントあげると断定しました。
沖縄で菅(官房長官)は強権で沖縄県民を蹴散らしてけがをさせ、自民の某市議はアイヌなど存在しないと暴言を吐きました。

自民党という国賊政党はもはや害虫でしかない。
存在価値は全くない。国民が生き残るためにはつぶすしかない。

いかりや:

ダメガキさんは、長野県軽井沢町で開いた自らを中心とする自民党のグループの研修会で、

消費税増税は10%に「上げられないとアベノミクスが成功しなかったと見られる可能性がある。既定方針で頑張らないといけない」と述べたとか。

アベノミクスのために消費税増税という倒錯した思考の持ち主、消費税増税による深刻なダメージが起きていることも知らないとは、可哀そうなくらいダメ餓鬼、はやく廃棄物にして廃品処理すべき人物だと思うがどうだろうか。

安倍首相は、第2次安倍内閣で初となる内閣改造を9月3日に行う方針を固めた。 党三役を全員交代させる方針で、このうち高市早苗政調会長については、閣内で処遇する方向で検討を始めたとか。

早苗さん、道理で嬉しそうな顔して靖国の回廊を歩いておられた、ジャパンハンドラーズから強力なご推薦だったのではないか。

せいぜい厚化粧して頑張ってちょうだい、国民は何も期待していませんから。


靖国考 & 靖国界隈、

2014-08-17 08:24:25 | 日記

明け烏:

靖国考、

大学に入学した年であったが、大阪の高校出身(たしか橋下と同じ)の同級生が東京の新宿高校出の同級生に、ちょっと恥ずかしげに、

「靖国神社ってどんな神社なの?」と訊ねていたことがあった。

「どんなって言われても。街中にあるこじんまりした普通の神社で屋台なんかも出ている」
「いっぺん、連れていってくれないかなあ」

私はこの会話を横で聞いていて、映画「悪名」でモートンの貞役の田宮二郎が勝新演じる八尾のアサキチにぶん殴られるシーンを思い出し、

(ああ、関西文化圏で育った人間には靖国神社というのは、精神的にもまったく馴染みの薄いところなのだな)と感じた。だから一人では行きにくいのである。

話に横から割り込んだ私も一緒に連れていってもらうことになったのだが、大阪の同級生同様、とりあえず、そして手っ取り早く「靖国」という「知識」を身につけたかったのだと思う。結局何日かあとに妙な三人連れとなって靖国神社へ行ったわけだが、ろくに記憶に残っていない。

それ以来、私は関西文化圏に育ち、軍隊に行ったこともなく、親族が戦死して靖国に祀られているわけでもない人間の「靖国」への熱心な思いいれというのが、付け焼き刃的というかポーズというか、そんな風に見てしまう偏見を持つようになっている。

「思想はひとつの意匠であるか」。

ところが、ここに一つ問題があって「思想」を「意匠」として成人後に身に付けようとする人間は、後ろ暗さからかより狂熱的に本物らしく振舞うところがあるということである。

高市早苗氏は、たしか関西の出身で大学も神戸大学であるから生粋の関西文化圏の育ちである。

私は高市早苗氏の熱心な靖国参拝にはかねてより首を傾げており、若い頃のアメリカかぶれから靖国へと大きく振れたものだと半ば感心し、半ば呆れている。

白壁を思わせる氏の極厚の化粧にかこつけて頻繁に揶揄する所以である。

いかりや:

靖国界隈、

筆者がはじめて靖国神社に参拝したのは、1961年の9月頃だったと思う。

靖国神社に参拝が目的ではなく、偶々父の知り合いが九段下に住んでいたので、頼まれて届け物をとどけるためだった。

当時は地下鉄九段下という駅もなく、国鉄市谷駅から歩いて九段下の知人宅まで歩いて往復、帰りに靖国の大鳥居を通って本殿までの境内は参拝の人もまばら、境内は静まりかえっていた。

10年以上も前のこと、参拝の帰りに境内で売られていた「榊の苗」を二鉢買って、我が家の庭に植えたが枯れてしまった。その翌年また二鉢買って植えたが何故か育たなかった。以後「榊の鉢植え」はあきらめた。

妻方の縁戚に特攻の生き残りがいて、しばしば九段下の九段会館で戦友会を開いていた。その九段会館も2011年3月の東日本大震災で天井が崩落し、現在は閉鎖されている。

彼は、亡くなる数年前から時折、深夜に一人起きては薄暗い部屋のテーブルの上に思い出の名簿を前に涙していたという。

 


8/15、今日も不愉快、

2014-08-15 19:06:19 | 日記

安倍政権の「米軍に基地提供(辺野古移設)の売国ぶり」、

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に向け、防衛省は14日、辺野古沖の埋め立て地域周辺で、立ち入り禁止区域を示すためのブイの設置を始めた。

「辺野古は米国との約束だ。ありとあらゆる手段で準備に万全をつくせ」。昨年末、仲井真弘多知事から辺野古の埋め立て承認を取り付けた菅義偉官房長官は反対派への対策を事務方に指示。菅氏は「10年前は対策が甘かった。今回は違う」と自信を見せる。(8/14 朝日新聞 digital)

制限水域に無断で入った場合、日米地位協定に伴う刑事特別法で検挙の対象になり、海上保安本部の巡視船やゴムボートがブイの周辺で警戒に当たっています。

 辺野古への移設完了までには9年かかるとみられる(8/14 NHK総合ニュース7)。

だとすれば、

今年は、戦後69年目に当たる。辺野古への米軍基地移設完成まで9年かかるということとは、戦後78年目以降も米軍が沖縄に居座り続けることを意味する。

日本は半永久的に、アメリカの属国以下の植民地。こんなことは言いたかないけれど媚態を売る売国政治家ばかり。

トッペイ:

極悪人の正体、

日本を牛耳っているのは、高級官僚だけではなく、経団連、巨大宗教団体、悪徳政治屋、御用学者、最高裁、そして
何より腐りきった悪党の中のくずマスゴミを忘れてはならないでしょう。

官僚がいくら狡猾でもマスゴミなくしてこの体制を維持できないでしょう。

しかしこの連中は所詮パシリであって最終的な決定権は持っていません。

本社よりノルマを課せられた雇われ支店長であり、本丸の極悪人は、ジョセフナイであり、マイケルグリーンであり、

その背後に控える軍産複合体や国際金融資本でこの強欲悪魔が日本人を苦しめているのです。

いかりや:

8/13日、「4-6月期のGDP成長率が1.7%減少し、年率換算では6.8%もの落ち込み」

「消費税増税前の駆け込み需要の反動減」とマスコミは報道しているが、事態はそんなに甘くはない、もっと深刻になるだろう・・・筆者は以前から国民の年間収入を大きく落ち込ませた上に、更に消費税増税圧力をかけるべきではないことを主張し続けてきた。政治家、識者やエコノミストらは本当にバカだ。

植草氏(8/13)は、「売れ残りの大量発生を含めて国内最終需要の落ち込みを計算すると、年率16%のマイナス成長が生じたことになる」と厳しい見方を示している。

アメリカの植民地状態から抜け出せないかぎり、格差は拡大し、非正規雇用の若者たちの生活は蟻地獄から脱け出せないだろう。

本日は八月十五日、

例によって、超党派の国会議員が靖国神社集団参拝した。

超党派の国会議員で作る「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元厚生労働相)は終戦(敗戦)記念日の15日午前、東京・九段北の靖国神社を集団参拝した。

自民党、民主党などの与野党議員が参加した。尾辻会長と並んで先頭に立って、相変わらず高市早苗議員が得意顔で靖国神社の回廊を歩いて本殿に向かう姿を見て、不愉快さを禁じ得なかった。

彼らの靖国参拝の言い種(ぐさ)はいつも同じ、「日本の国策に殉じて尊い命を捧げた方へ、哀悼の誠を捧げる」というものである。

戦争という国策に赤紙1枚で駆り出され、「鬼畜米英」を叩き込まれ、戦場に送り込まれた若者たちではないか。

いまだ当時の鬼畜国アメリカの属国から脱け出させない現実を直視せず、ただ口先だけでパクパクと「国策に殉じて尊い命を捧げた方へ・・・」と言われても、犠牲者に対する冒涜にほかならない。

英霊にひれ伏して詫びるべきである。彼らの参拝は選挙目当てのいやらしい売名根性が見え隠れする。

自民党の政治家で、アメリカからの自立、独立を堂々と叫んだ政治家は誰一人いない。


権力の交代とは・・・・、

2014-08-11 16:21:17 | 日記

木綿:

権力の交代、

ロシア革命なんちうのが成功したのを見ちまったのがいけなかったのか、隣国中国の王朝交代の実例を見て、わが国でもそれが可能と思い込んだせいなのか、わが国にもダイナミックな権力の交代が可能だと信じ、夢見ている人たちは少なからずいらっしゃるようです。まぁ、ロマンはありますな。でも政治は常に現実派のもののようです。

 ロシア革命のように、一朝プロレタリアを標榜する革命家たちが権力を掌握したり、王侯将いずくんぞ種あらんやとばかり、どこの馬の骨とも知れなかった盗賊上がりの親分が皇帝に就いたりする中国とは違って、こと、わが国に関する限り、権力の移行は、時の権力層の下部機構が上部機構を無力化したり、のっとったりして掌握してきたというのが史実ではないでしょうか。

明治維新は公武合体派としてそれまで幕府を支えてきた雄藩薩摩の裏切りがなければああはうまくいかなかったことでしょう

その徳川政権の祖徳川家康は豊臣政権の五大老筆頭、豊臣秀吉は織田家の重臣、織田信長は足利義昭を奉じて上洛に成功し、足利尊氏の妻は北条氏で彼の裏切りがなければ建武の新政など夢のまた夢。

遡っても源氏・平氏・藤原氏など時の政権を支えていた勢力がとってかわったもので、それまで全く権力に縁のなかった勢力が権力を握ったなどという例をみません。

近くは薩長土肥の藩閥政治の中の権力闘争の中から政党政治が生まれ、戦後の政権交代も自民党の中枢だった小沢一郎の動きがなければおきなかったことでしょう。

で、次の総選挙。わが国の歴史に鑑み、まことに可能性は低くとも、清和会が二つに割れない限り、政権交代はないとワタクシはみております。

いかりや:

権力の交代、

あまりにも割り切った見方ですが、木綿さんのご意見に脱帽です・・・反論のしようがありません(苦笑)。
民主主義の世の中になっても、人間のやることには変わり映えがしないつーことでしょうか。

トッペイ:

安倍の天国は国民には地獄、


いろいろな意見があるでしょうが、安倍の天下が続けば税金は青天井、中国と戦争するかもしれません。
野党が弱いのは確かですが、安倍がそれほど支持されてるなら滋賀で負けなかっただろし、福島、沖縄でも候補に苦労しないでしょう。

集団的自衛権にしろ、来年には消費増税を控え自民を支持する国民がそれほどいるでしょうか。
彼らは何ひとつ国民のためになることはしていないのですから。

加茂長:

清和会、

自民党の清和会ってどういう意味なんや?

ウィキペディアで調べてみたがな。その昔中国の為政者が「政清人和(清廉な政治でおのずから人民を穏やかにした)」って誉められた故事に基づく名前らしい。

ということは清和会の人は、わてらの生活を穏やかにしてくれるために頑張ってくれてるんやな~ そう言えば集団的自衛権で日本が戦争に巻き込まれるのを防いでくれてるやんか。

阿呆かいな。おんどれだけみたいに考える人が多いさかいに、安倍内閣の支持率が落ちんのやな。

外国に出掛けて鉄砲ぶっぱなしたら、戦争に巻き込まれる危険が増えるに決まっとるやんか。

ニュース見とったら、鉄砲ぶっぱなしてええとは言うとらん。ホルムズ海峡に出掛けて掃海(機雷を除去)するくらいは許されるという話やんか。

戦争しとる国が海にバラまいた機雷を除去したら、日本はその国の敵になってしまうんや。鉄砲ぶっぱなすのと同じくらいに思われるんやでえ。それだけやない、消費増税やら秘密保護法やら好き勝手やっとるさかいに、人の心が荒れてとんでもない凶悪事件も増えとるんやで。

そうか、清和会はつぶれた方がええんやな。

おんどれだけが気づいても遅いで。木綿はんが、清和会が分裂せん限り、次の総選挙で政権交代はないやろて言ってなさるし、いかりやはんも仕方ないな~って苦笑いなさってるやんか。

分かった!わてが間違うてた。諦めたらおしまいやさかいに、清和会をつぶすために気張ってみるわ。

せいぜい頑張ってみよか。トッペイはんもそれを願うとるのとちゃうやろか。

いかりや:

2009年9月、戦後政治史上初の本格的な政権交代が実現したかにみえた、だが1年ももたなかった。しかも木綿氏流に言えば、それも根っこは同じ自民党、言わば枝分かれ、もしくは暖簾わけ程度の意味しかなかったというところでしょうか

今年は戦後69年目、多少の紆余曲折はあったものの、自民党を基軸とする体制は変っていない。自民党を基軸とする戦後レジームが変わらないことの背景には、戦後占領体制そのものがいまだに日本を呪縛し続けているからだと思う

従って本格的な政権交代とは、アメリカ支配からの自主、独立がない限り、戦後レジームからの脱却もあり得ないと思う

しかも、日本の政治は表面には見えないけれど、基本的に官僚が牛耳っている体制である。従って本格的な政権交代とは、官僚支配を打破(破壊)するものでなければならない。

そういう意味では、2009年9月の政権交代は、当時の鳩山首相は意識していなかったもしれないけれど、少なくとも小沢氏及び官僚トップ連中はそれを充分意識していたはずである・・・だからこそ、一連の小沢裁判を最高裁は危機感を感じて、自らの恥辱もかえりみず、検察審査会における架空議決をでっちあげた(最高裁は完全犯罪を目論んだつもり、だが、そんなにうまくはいかなかった、市井の人「志岐武彦氏」がそれを阻止した)。

蛇足:

司法の独立は近代国家を最も象徴する大原則であるが、日本はいまだ近代国家ですらない後進国、一連の小沢裁判に関与した最高裁の犯罪は、何もなかったかのごとく、このまま無視されたまま見過ごされようとしている・・・マスゴミもこの問題には、なぜかアンタッチャブル。

 

木綿:

天網恢恢

荒縄で首を絞めにゆくとその痛さに動物は激しく抵抗する。だから親鳥が育むように柔らかい真綿のような手触りのものを使って締めればいい、そうすれば相手は気持ちよく眠るようにして逆らわないということに気付くだけの知性が人類にはありました。

一部の賢い人たちは、まてよ、愚かな人たちなど動物も同然、これは使えるとばかり、それを統治手法に導入したのでしょう。人民を支配するのに武力を用いるなど下の下、または最後の手段、日頃は法でもって縛るのを上策、真綿のような法をもって人民を統治すべしと。

 こういうことに気付いた人たちの社会は不思議なことに安定し、人口も増えたので、賢い人はその支配者となり、その一族は政府のお役人となりました。

その秘術に気付かぬ動物レベルの知力の人たちは、哀れ「庶民」として、その生涯どころか彼らは子々孫々まで絞られる定めの社会ができあがりました。凡そ五千年ほど前のことらしいです。

 その五千年の間、まれに「オレたちうまく騙されてねえか?」と気付いた庶民も出ましたが、その99%は虐殺・誅殺され、運も味方して運よく勝った1%は、気付いてないヤツを救う価値なしと、やはり同じ手法で庶民を統治しました。

 「天網恢恢、疎にして漏らさず」を「天が悪人を捕えるために張りめぐらせた網の目は粗いが、悪いことを犯した人は一人も漏らさず取り逃さない。天道は厳正であり、悪いことをすれば必ず報いがある。」なんて理解している人は庶民、またはその末流。

「オレ様たちがお前たちを統治する為に作った法の網は、お前ら全員1人も残さず一網打尽できるほどに大きいが、つくりは疎でな(笑)、運用側のオレタチは引っかからないが、お前らは1人としてこの網から逃れられないんだな、これが」と理解するのがお役人側=賢い人たち。何をもって「悪」とするかの最終判断を彼らは握っているからです。

官僚政治をひっくり返すには、この賢い人たち五千年の知恵=法治主義(といってもご都合法治主義ですが・・・)を破らねばなりませんでしょうが、家畜生活に慣れた大多数の庶民にすれば、それはそれで多大な不安をもたらすことでしょう。

牧場の柵が取り払われ「さぁお前たちは今日から自由だ」といってもせいぜいその柵のあったところから余り離れていない辺りでずっと草をはんでるのが大多数だと思いますよ。

いかりや:

木綿さんの話はむつかしい、

人類五千年の知恵といえるのかどうかわからないけれど、ダーウインの進化論的に言えば、

「狡猾な人間が生き残り、そうでない者は滅んでゆく」、結果として、人類に有害な遺伝子変異が増大していく。
それ故、二千数百年前、老子が「天網恢恢疎にして漏らさず」→「天網恢恢疎にしてダダ漏れ」状態が今の世ということになる。

トッペイ:

極悪人の正体

日本を牛耳っているのは、高級官僚だけではなく、経団連、巨大宗教団体、悪徳政治屋、御用学者、最高裁、そして
何より腐りきった悪党の中のくずマスゴミを忘れてはならないでしょう。

官僚がいくら狡猾でもマスゴミなくしてこの体制を維持できないでしょう

しかしこの連中は所詮パシリであって最終的な決定権は持っていません。
本社よりノルマを課せられた雇われ支店長であり、本丸の極悪人は、ジョセフナイであり、マイケルグリーンであり、

その背後に控える軍産複合体や国際金融資本でこの強欲悪魔が日本人を苦しめているのです。

加茂長:

自由の意味

「さぁお前たちは今日から自由だ」といってもせいぜいその柵のあったところから余り離れていない辺りでずっと草をはんでるのが大多数だと思いますよ。

人間は自由を恐れており、頼れるもの・自分が帰属できる存在を求める性癖があるとする論が以前からありました。

エーリッヒ・フロム(ドイツの社会心理学者)は1941年に『自由からの逃走』で概略以下のように述べています。

「第一次的絆(自然や母)から切り離された個人は、自由であるが孤独であり不安である。そこで安定や安心を求めるため、自由を捨て、外的な絆(民族、国家、体制、多数派)に逃げ込むことになる。このような傾向の最大にして最悪の帰結が、20世紀のナチズムであった」

意味が違うかも知れませんが、不安感に苛まされる人がちょっとした機縁で宗教にのめり込むのも分かるような気がします。

また、ドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』の中でイエス・キリストに対峙した大審問官に語らせています。

「自由になった人間にとって最も苦しい、しかもたえまのない問題は、少しも早く自分の崇拝すべき人を捜し出すことである・・・お前は人間の力にそぐわないもの(奇跡・自由)を与えようとした」

上記のような見方があろうとも、自由に耐えうる柔軟な精神も存在するはずと考えています。

いかりや:

参照:過去にも本件に関連した日記がありました、

「すべての権威から常に自由であること」と「自由からの逃走」
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/0c90a21528decb7e3b45036f095c19b1

 


消費税増税の影響軽微キャンペーンの破綻、

2014-08-09 18:43:37 | 日記

本ブログは、小泉政権当時から、消費税増税を反対してきた。これ何度も指摘してきたことだが、長引くデフレ不況の影響で国民所得が一貫して減少し続けているなかで、さらに消費増税によって庶民生活に追い討ちをかけるべきではない、デフレ不況をいっそう悪化させることになるからである。

今年4月からの消費税増税の影響について、

筆者の住む近くのスーパーでの価格表示は、税抜き価格で価格を表示するようになった。従って、レジでの支払い価格で税込み価格が8%割増しとなってとまどう。

総務省公表の家計消費支出(二人以上の世帯)2014年6月分速報値によれば、

6月の家計消費支出は、1世帯当たり  272,791円、

前年同月比  実質3.0%の減少  (消費税5%→8%=3%増税分をそっくりそのまま反映している)、住居等を除く消費支出は,1世帯当たり  236,460円 前年同月比  実質3.7%の減少。

御用経済学者や大手御用新聞などでは、アベノミクスをもてはやし、政府消費税増税の影響は軽微としてきたが、実態はそんな生やさしいものではないことを如実に示している。

消費支出は、4月▲4.6%、5月▲8.0%そして6月▲3.0%、庶民には消費税の重税感がひしひしと伝わっているのである。

さすがにここにきて、大手御用新聞は消費税増税の影響を軽微などとウソばかりを言っているわけにいかなくなったのだろう。

一昨日(8/7)の植草氏はブログで、「日経新聞増税影響軽微キャンペーンがついに白旗」と題しつぎのように記述している。主要部分を転載しますと、

日本経済新聞は年初来、「消費税増税の影響軽微」の大キャンペーンを展開し続けてきた。

「消費税増税の影響軽微」の大見出しを一面トップに掲載したことが何度もある。

しかし、これらの記事は事実を記載するものではなかった。経営へのアンケートなどを集計した結果を伝えていただけに過ぎない。

裏側にあるのが財務省が実行している「TPR」。増税推進の言論統制プロジェクトである。日本経済新聞は財務省に全面協力して、「消費税増税の影響軽微」の大キャンペーンを展開してきたのであると思われる。

ところが、この日本経済新聞がついに白旗を上げた。(以下略)。

その一方で、消費増税で苦しむ庶民生活と裏腹に公務員にはちゃっかり賃上げだってよ。

人事院は2014年度の国家公務員の月給を0.27%、ボーナス(期末・勤勉手当)を0.15カ月分 引き上げるよう国会と内閣に勧告した。

勧告通りに実施されれば、平均年間給与は勧告前より1.2%(7万9000円)増の661万8000円となる。(毎日新聞)

庶民よ、だまされるな、かしこくなれ! 

次回選挙で、自公を徹底的に痛めつけようではないか。庶民をなめたらあかんぜよ、今にみていろ!

 


小保方さんのSTAP細胞再現実験を妨害するNHK、そこまでやるのかNHK!

2014-08-06 09:12:29 | 日記

トッペイ:

理研笹井氏衝撃の自殺? 

小保方さんの上司、笹井さんが自殺するという衝撃のニュースが入ってきました。

死者に鞭打つわけではありませんが、責任を小保方さんに押し付けて逃げている印象のあった笹井さんがなぜ?
STAP細胞の再現実験の途中で何か不可解なものを感じます。

職場で首を吊るというのもおかしいし、すべてを知る笹井さんを何者かが口封じした可能性も捨てきれません。

これ以上不測の事態を避けるために小保方さんと関係者は身辺に気をつけてほしいものです。
いつものことですが、大事件ではなぜかキーパーソンとなる人物が自殺しますね。

いかりや:

その後の小保方さんの様子について

現在、理研発生・再生科学総合研究センターでSTAP細胞再現実験に参加しており、順調に再現実験に向けて努力されているものと思っていました。

ところが、三木弁護士の話によると(以下、livedoor'NEWSより)、

小保方さんは、7/23日午後8時ごろに車で同センターを出た後に、NHKの報道スタッフにバイクなどで追跡を受け、同市内のホテルに逃げ込んだ。

その後、ホテル内で4~5人のNHKスタッフと、カメラ2台に30分以上、追い回されたという。

エスカレーターで2台のカメラに挟まれ、逃れようとして逆走した際に、スタッフらと接触し、負傷したという。
またトイレの個室に逃げ込んだ際には、女性スタッフがトイレ内まで追いかけてきて、外部と電話で連絡をとる場面もあったという。

利き腕の右手を負傷し「まるで犯罪者扱い。右手が痛くて実験に支障をきたしかねず、非常に悔しい」と話しているという。

その上に、小保方さんの上司、笹井さんの自殺の衝撃です。

これでは、彼女がまともな状況下で再現実験できる環境にあるとは思えない。

前回の日記の最後に、「批判力を失っている有識者、大手マスメディアが一番悪い?特にNHK、・・・・。」と書いたが、

日本を悪くしているのは、マスコミ、特にNHK、そう思わないか?

参照:

怒!◆武田邦彦:また起こったメディア殺人…笹井さんの自殺と浅田農園の老夫婦の自殺
https://www.youtube.com/watch?v=nfroG5jq9BA


ちょっとひど過ぎないか、安倍首相の外遊三昧とやっていること、

2014-08-05 08:02:36 | 日記

安倍首相は8/2、中南米5カ国訪問を終えて帰国した。来月にはスリランカとバングラデシュを訪問する予定。

2012年12月の第2次政権発足以降、外遊は23回、訪問国は49カ国となり、1位の小泉純一郎元首相(48カ国)を抜く。小泉首相の在任期間は5年5ヶ月、安倍首相は1年9ヶ月であることを考慮すれば、まさにダントツの外遊三昧である。ブラジル訪問中には、随行車両が追突事故・・・これだけ訪問回数が増えると、「犬も歩けば事故に遭う(笑)」。

 首相はさらに、9月には中央アジアや北部アフリカへの訪問を検討しており、訪問国はさらに増えそうだという。アフリカ訪問するなら、西アフリカ:ギニア、リベリア、シエラレオネまで足を伸ばしたらどうか、「エボラ出血熱」感染3カ国を訪問することを推奨する・・・「エボラ出血熱撲滅のために日本が貢献」と胸を張ってみたらどうか?その勇気はないだろうなあ?(笑)

外遊三昧だけではない、やっていることと言えば、4月から庶民いじめの消費税増税、原発輸出、武器輸出、カジノ法案で成長戦略(こんなものが成長戦略?笑わせるぜ)。財政難を訴えて消費税増税導入したんとちゃいますか?首相の外遊費用を節約したところで、財政難の足しになるわけではないが、少しは自らの姿勢を正すべきだろう。

姿勢も正さずに自分はやりたい放題、そして国民を締め付ける「特定秘密保護法」を成立させた。

それだけではないぞ。

更に、「集団的自衛権の行使容認」のために血道をあげている・・・従来の日本政府は「憲法9条は国際紛争解決の手段としての武力による威嚇または武力行使を禁じており、自国の防衛以外に武力行使はできない」を堅持していたずだったが、安倍首相はこれを「自国の防衛以外に武力行使はできる」とする、まさにアベコベ解釈じゃないか?

成果主義を唱える安倍首相だが、その成果?をまとめて羅列すると次の通り。

消費税増税、原発輸出、武器輸出、カジノ法案、「特定秘密保護法」、
極めつけは、「集団的自衛権の行使容認」、さらに原発再稼動・・・いったい何か国民のためにいいことしてはるの?

外遊の合間に、ゴルフに宴会そして時々国会質問に対応(暇つぶし?)するだけ。

どうすりゃいいのさこの日本、言いたかないが、

批判力を失っている有識者、大手マスメディアが一番悪い?特にNHK、 マスコミの洗脳にのせられる国民、結局、政治家も国民もバカだからしかたがないか。


マレーシア機撃墜は誰がやったか、

2014-08-02 17:31:30 | 日記


東ウクライナにおけるマレーシア機撃墜事件は、単なる偶発事故ではない。

謀略を仕掛けた方は、当初、相手非難の大プロパガンダ展開して大騒ぎする。

その大騒ぎのなかで、孤立していったかのようにみえたのはロシアだった・・・多勢に無勢なのだから、やむを得ない。

ところが、謀略がばれてくると、仕掛けた方はトーンダウンしてくる・・・。

ボイスレコーダー解析はその後どうなったのか。

ボイスレコーダーは7/23、最大の事故犠牲者を出したオランダが原因究明の主導、ほかに米露英独、ウクライナ、マレーシア、オーストラリアが参加し、24人で構成する、國際民間航空機関(ICAO)に手渡された。

毎日新聞 7月24日 13時17分報道によれば、

マレーシア機撃墜:ボイスレコーダーのデータ改ざんなし
 ロイター通信によると、オランダ安全委員会は、親ロシア派武装集団側から引き渡されたブラックボックスのうち、操縦士の会話などを記録したボイスレコーダーについてはデータ改ざんがないのを確認した・・・操縦士の会話の内容からある程度のことは推測がつくはずだが、未だに情報は流れてこない。

7/21日付の「ロシアの声」、

ロシア連邦軍参謀本部作戦総局長のアンドレイ・カルトボロフ中将は、マレーシア航空MH17便の撃墜時間について、「アメリカの衛星がウクライナ領土を観測した時間と合致している」と語り、そのうえで、「我々の計算だと、モスクワ時間の7月17日17時16分から17時21分にかけてアメリカの衛星がウクライナ南東部の上空を通った」と主張した上で、アメリカに対して、国際社会に衛星写真の提示を要求・・・謀略を仕掛けた側は不都合なデータは公表しない、公表したとしても、捏造したものしか公表しないのでは?

7/22 「ロシアの声」、

米国の人工衛星から撮影した画像は、ウクライナ軍がマレーシア航空のボーイング777を撃墜した様子を示している。米国の評論家でアナリストのRobert Parry氏が、独立系インターネットサイトconsortiumnews.comの自身の論文の中で発表した。

Parry氏の情報によると、米国の情報機関は、マレーシア機撃墜の責任がウクライナ軍にあると主張できる写真を入手しているという。

 Parry氏は、米情報機関の情報提供者の名前を公表していないが、以前同じような状況で、この情報提供者から正確な情報を入手したことがあるため、信頼できる情報筋であるとしている。

「ロシアの声」(7/29)、つぎのように伝えている。

ドイツ紙Wahrheit für Deutschlandは、マレーシア航空のボーイング777型機を撃墜したとみられるウクライナのスホイ25のパイロットから話を聞くことに成功したとする記事を掲載した。

 Wahrheit für Deutschlandはドイツの主要紙ではないが、同紙は、スホイ25のパイロットが、マレーシア機を撃墜するために、同機に搭載されている砲を使用したと主張している。  パイロットの名前は明らかにされていないが、このパイロットは、自身が操縦していたスホイ25に搭載されている砲で、マレーシア機が撃墜されたことを認めたという。

参照:

[ジム・ストーン氏の発言]〜シャンティ・フーラ翻訳チーム〜からの情報、(2014/08/01 12:18 PM) 「葬り去られた証拠が戦闘機によるMH17/370便の撃墜を物語る」 http://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=71529

名称未設定
 

 ジム・ストーン氏がコクピット部分の残骸と思われる1枚の写真から撃墜のシナリオを描いています。写真をよく観ると“内向きと外向きの弾痕”があることから“両側から板挟みに狙撃された”と推理しています。

  下の動画は、こちら https://www.youtube.com/watch?v=2N5eWGcPnlk
から抜粋させていただきました。この動画でも指摘されているように撃墜されたボーイング機に2機のスホーイ25が接近したことが確認されており、その“スホーイ25は、二連装30mm機関砲を、装備”しているということで、写真の穴のサイズも口径30mmの砲弾によるものというのは納得です。

以上の通り、状況証拠は、現ウクライナ軍側の犯行であることが高いことを示している。

8/1の「ロシアの声」は、日本について、次のように皮肉を言っている。

「対ロ制裁」ゲームの中で自己喪失の日本、

日本はウクライナ情勢の改善が遅々として進まないことの責任をロシアに求め、対ロシア制裁を拡大する意向だ。米国はこれを高く評価している。しかしこれによって日本が何か得するだろうか?

こういうケースにおける日本の態度は、

常に煮えきらず、まるで得体の知れない鵺(ぬえ)のごとく、幽霊のごとくにアメリカ側にべったりくっつく。それでアメリカ側は表面的には喜んでいながら、内心は日本を軽蔑しているのである。