いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

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フィリピンの憂鬱と日本農業:フィリピンは何故貧しいままなのか。

2009-07-31 17:15:14 | 日記

 昨日は、父親が台湾総督府に勤めていた関係で、台湾で生まれ台湾で育ち、終戦の翌年23歳で台湾から引き上げた86歳になる女性から昔の台湾生活の話を聞きました。

 台湾は戦後、中国との摩擦を抱えながらもいち早く経済復興を果たしました。一方台湾の南南東に位置するフィリピンは、「スラムの子供たち」に代表されるごとく、いまだにアジアの中の最貧国に甘んじている。
 台湾とフィリピン両国の決定的な違いは何か? 私は教育だと思う。台湾は日本統治時代から、日本国内と同じような教育制度を採り、台北帝国大学まで設立された。

 一方のフィリピンはスペインの植民地時代、米西戦争後のアメリカの統治、第二次大戦中日本軍の進駐はあったものの、フィリピンの近現代は、実質的にスペイン・アメリカの植民地政策、つまり人民は愚民化され搾取された歴史である。独立後の政治も、例えばマルコス大統領に代表されるように、アメリカの植民地政策を自分も真似して、国民は貧しく愚民化したまま自分の私腹を肥やした。その後の政権もアメリカ的な支配を継続し格差は拡大したまま、大多数の国民の貧しさを解消するに至っていません。

 日本も、行き過ぎた市場原理主義(新自由主義)は、あらゆる業種・業界で過当競争をもたらし大量の貧民(例えば、1700万人を超える非正規雇用者)を生み出している。富める者はより富み、貧しいものはより貧しくなり、子供の授業料も納められない子が増えているという。格差拡大は国力を低下させ、国全体を貧乏化させています。

 白人がアメリカ大陸に上陸して、西へ西へと向かった西部開拓の歴史は、そのままインディアン迫害の歴史そのものではないですか。もともとはインディアンの大地、彼らが反乱を起こすことが最も恐い。彼らが反乱を起こさせないよう徹底的に少数化と愚民化政策を実施した。いまや、インディアンが二度とアメリカ大陸を支配することはありえない。

 終戦後我々は、アメリカの「西部劇」をどれだけ観せられたことか。大部分は勧善懲悪、つまり悪いインディアンを白人のカウボーイがやっつけるという物語です。今や、インディアンはアメリカ大陸の支配者から、絶滅危惧種に追いやられ、保護なしに生きられない存在になっている。アメリカ政府はヒューマニズムをふりかざして、手厚い保護をしているらしいけれど、ヒューマニズムの仮面をかぶった偽装工作だろう。これってまさに、農業を徹底的に弱体化させて、保護行政なしに、存続さえも危ぶまれる日本農業そのままじゃないですか。

 ついでに言わしてもらうなら、白豪主義を執っていたオーストラリアでは、原住民アボリジニは大虐殺されて少数民族と化し、アメリカン・インディアンと同じ運命をたどった。オーストラリア政府の手厚い保護をうけても、アボリジニがオーストラリアの主人公になる日は永遠に来ないだろう。


 次回は国際競争力と国民の貧乏化現象

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自信喪失状態、自滅党!

2009-07-29 19:01:47 | 日記

Drジョー:
・・・・国民新党・亀井静香氏への同情的な内容が多いことに気付きました。
かって田中眞紀子氏に「軍人」と揶揄された人物ですが、民主党が政権獲得のために現実的路線?を提示し始めた現在、アメリカ依存政治からの脱却を模索する姿勢を維持すべしと言う頑固な主張は貴重やと思いました。

最近目につくマスコミの反民主的報道と政権交代を阻止したいと思われる米国CIAの暗躍、「目的のためには手段を選ばず」の策謀がある可能性が高く、気を抜く訳にはまいりません。

一時、おもろい評論家やな~と見ていた田原総一郎氏が明々白々な親与党政権の姿勢(数週間前のサンデープロジェクト)を示していることにびっくりしました。

いかりや:
亀井静香氏、この方はこれでけっこうやさしい人です、死刑廃止論者です、(ちなみに僕は死刑廃止論者ではありません、死刑制度は必要悪です)。

>アメリカ依存政治からの脱却を模索する姿勢を維持すべしと言う頑固な主張は貴重やと思いました。

全く同感です、小泉のように国を売るような政治家は最悪、これだけはやめてもらいたい。

日本の政治家は殆ど、CIAの監視の対象にされているらしい。亀井静香氏も狙われているかも、日本が保有する米国債を売りたい誘惑にかられると言って米側を慌てさせた橋本龍太郎もやられたという説もあります。
米CIAの暗躍は困ったものですね。

田原総一郎、一見まともそうな仮面をかぶっているだけにだまされている人が多い。最悪の電波芸者と言われています。

Drジョー:
マニフェスト公表の流れを見ると何か妙ちくりんですがな。

まず民主党が今月27日にマニフェストを発表しました。

与党の閣僚が「財源が不明瞭」やとか「以前の主張と変わっている」とか、批判しよりました。

一方、「年金記録問題解決に向けて、2年間国家プロジェクトとしてとして取り組む」つー民主の公約を受けて舛添はん、「僕の言ってたやり方だったら1年で解決できる、これを自民のマニフェストに組み入れて欲しい」ですと^^

過去に、宙に浮いた年金記録を速やかに解決するするつってちっとも守れなかった舛添はん、今さら後だしジャンケンしても信用できしまへん。

自民党、「公約は麻生首相(総裁)が31日に発表する予定」つーことだした。ところが、「自民党の衆院選政権公約(マニフェスト)案の全文が28日、明らかになった」つーYOMIURI ONLINEのニュースが出とりました。

国民受けしそうな文章が羅列してあるのは当然やけど、何で【案】の段階で公表されたのか?自民党が意図的に御用マスコミにリークしたとしか思われしまへん。

公約が国民に受け入れられかどうか自信があらへんさかいに、案を漏らして、国民の反応を見たいつー姑息な考えやなかとでせうか?

既得権益を失うことがそれほど怖いか自民党。
ドアホ!

いかりや:
自民党はずるい、自分たちは政権与党さんざんムダ使いして、巨額の借金しておいて、「財源」を云々する資格あらへんぞ。

自分たちのマニフェスト自信がないから、あと出しじゃんけんで、おそるおそる「案を漏らして」みて反応みて・・・はい「不案」なんでがんす。どっちが与党か野党か笑っちゃうぜ。

年金記録問題は、これまですべて官僚まかせ、確かに下っ端官僚の怠慢もあるけど、官僚トップの監督責任を問うていないぜよ。
その官僚を使いこなすべき政権与党が逆に官僚たちにいいように、あしらわれ、官僚天下り天国にしたのは誰や。その自民の責任が、今問われているんだぜ
その自覚が与党自民にまるでない。国民はしびれを切らして怒っているだよ。自民党議員さん、おわかりかな?

>既得権益を失うことがそれほど怖いか自民党。
  ドアホ!

はい、ジョー閣下! ドアホでっか? トホホホー! ゆるしてくんなまし! 「既得権益」失うのは、怖くて怖くて 生命「危篤検液」うしのうたら、死んでしまいますがな!

 

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新自由主義あれこれ;格差が拡大し、国は貧しくなる

2009-07-28 20:30:24 | 日記

kenkensyaさん:

池田信夫氏の主張、思い出深いものがあります。中学一年(地理)、中学三年(公民)と社会主義信奉者の先生から社会を教わりました。

いかりや: 
池田信夫氏については、ほとんど何も知りません。彼のブログで「食料自給率という幻想」が2年前話題になったことがあります。そのとき初めて知りました。随分乱暴な言い方をする人だと、そのときから「恨み」を抱いていました(笑)。

kenkensyaさん:

この新自由主義者との奇妙な心情的見解の一致・・・私見では、旧社会主義者と新自由主義者との思考には親和性があり、一時、居場所がなくなり姿を隠していた社会主義者が、新自由主義をある種のノスタルジーで熱狂的に迎えた、これが小泉政権の人気があそこまで高かった一因になっている―こんな感じでしょうか。

いかりや:
思想的に一致するところがあるかどうかはわかりませんが、彼らの思考の基本は「自己中心的、強欲性」が似ているのかもしれません。例えば、新自由主義者?の渡部昇一、竹村健一、田原総一郎、小泉、竹中氏らに共通する自己中、金儲け第一主義(強欲性)があります。

 旧社会主義信奉者らの代表的存在だった日教組をみてください。私の偏見もあるかも知れませんが、日教組は結局、自分たちの利益追求集団(強欲集団)だった。子供の人権を尊重するという欺瞞に満ちた教育で、子供を叱ることから逃げた、そのつけが、授業がなりたたない教室が生まれるようになった。その一方で入学式や卒業式に国歌の斉唱や国旗の掲揚を拒否するわがまま教師がいる。

kenkensyaさん:
現在、おそらく地方都市において商業・工業で生計を立てることは、相当、厳しい否、ほぼ不可能であろう。だからこそ商店街は次々とシャッター通りになり、工場の跡地には、聞き覚えのない不動産会社がペイするかもおぼつかないアパートやマンションを建てているのが現状だと思う。一昔前であれば、土地を売って整理することもできただろうが、今では買い手がいるかどうか怪しいものだ。小泉政権時の「三位一体の改革」から地方は徹底的に冷や飯を食わされ続けている。

いかりや::
政治家なら、この国のため、国民のために何か役立ちたいという基本的スタンスがあると思う。
だが、小泉という男は一体何のために政治家になったのか、さっぱりわきゃわからない。日本国のために何か一つでも貢献することがあっただろうか、アメリカのエージェントとして国売りに懸命に働いたのではないだろうか。

kenkensyaさん:
・・・・・・・・以上の流れの完成形を私達はフィリピンに見ることが出来る。そしてフィリピンが現在のような最貧国になってしまった経緯と宗主国によって採られた政策が、多少、頭にはっきりと浮かぶ。もうちょっとやそっとでは再浮上は不可能だろう。「日本とフィリピンは違う」と思いつつ、長期的にやられてしまうのが米国の上手いところだ。もしかすると日本は既に「フィリピン化」への道を邁進しているのかもしれない。

いかりや:
フィリピンの歴史は複雑ですね。スペインの植民地、米西戦争で一時独立したかにみえましたが、結局米側の植民地下におかれ、太平洋戦争で一時、日本軍が占領していた時期もありましたが、アメリカが取り戻しました。アメリカが最も長期に支配した国です。白人がアメリカ大陸上陸以来、インディアンを支配下においたやりかたとそっくりの愚民化政策を実施した。そのため格差が激しく、東南アジアでは最も貧しい国になりました。

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泥舟に次からつぎと穴が開き

2009-07-27 19:16:29 | 日記

 

 Drジョー:

 追いつめられた自民党、余裕がないせいでしょうか、庶民の目線とずれた発言が相次いでいます。
 あっほー首相、すでに国民が背を向けとるんやさかいに黙っとったら無難やのにこげなことを喋ったそうです。

 『25日午前、横浜市内で開かれた日本青年会議所の会合で「元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは働くことしか才能がない。働くということに絶対の能力がある。80(歳)過ぎで遊びを覚えるのは遅い」と語った。』

 高齢者に対する敬意や思いやりの欠片も感じられない言葉、なんぼなんでも、ここまで良心が欠如しとるとは思うとりませんでした。いまさらあっほー発言をあげつろうても仕方おまへんけど、腹が立ちました。

 自滅の道を進むのは勝手やけど、これ以上国民を愚弄したらあかん!

 いかりや:

 うーん、先日は細田幹事長は「それは日本国の程度を表している国民の程度かもしれない」と国民を愚弄する発言したばかりやんか。

 善意に解釈すれば、元気な高齢者、彼らは働くことしか能がない、働いて社会に貢献したらどうかつーことを言いたかった?

 おーい!あほうはんよ、そげなこと言うまえに、まず仕事をもってきなよ、仕事をよこせ!

 若いもんでさえ、働く仕事にありつけないやんか、それが問題つーことがわからんのかよ。

 口ひん曲げて だみ声だして、ピントも言葉もずれまくり、ほんまこのぼけなす野郎が! 国民は怒っとるんがわからんのか、おまはんらは。

アホ臭い、庶民も麻生さんにエール?を贈ることにしよう。

泥舟に 打つ手もなしに あそう丸

高齢者 はたらく能より 職がない

うけ狙い 言っては見たが バカにされ

延命の 装置もなしに あと2ヶ月もなし

あほうさん あほうどりより アホだった

もうダメだ 言うことなすこと こけにされ
 
 いかりやも 暑さに負けて 狂う脳

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為替と食料自給率のまとめ

2009-07-26 19:00:56 | 日記

 食料自給率は為替の問題を抜きにしては語れないことを、数字の裏づけをとりながら解説しました。
 為替の問題は、現在変動相場制という、いかにもまともな市場原理に基づいて、動いているかのようにみえますが、決して実体経済を反映されたものになっていません。機軸通貨としてドルを使うかぎり、またマネーでマネーを買ったり売ったりする怪しげなマネー資本主義が横行する限り、変動相場制は実体経済を反映したものになり得ません。

 為替は食料自給率の問題だけでなく、日本経済そのものをゆがめたものにしています。日本経済は為替を通じて、アメリカに支配されていると言っても決して過言ではありません。

 改めて、為替と食料自給率を考えていただくために、ひとまとめにしておきます。


為替1㌦168円は幻想かどうか?その2、新自由主義(市場原理主義)、グローバリゼーションの行き詰まり
2009-07-23
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20090723

為替1㌦168円は幻想?その1
2009-07-20
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20090720

為替の不条理:自公政権は国民に捨てられる
2009-07-18
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/a4a3d05773192becd1036140db3d375c

妥当な為替レートとは:アメリカは為替によって日本経済封じ込めに成功した
2009-07-16
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20090716

食料自給率低下と為替レートという化け物
2009-07-15
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20090715

食料自給率40%と愚かな新自由主義信奉者
2009-07-13
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20090713

食料自給率について
2009-07-10
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20090710

新自由主義=市場原理主義の導入は、アメリカの日本経済封じ込め戦略の一環です
2009-07-08 20:29
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20090708

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今度の衆院選は、国民が自公を捨てる決定的な選挙になるだろう

2009-07-25 21:20:14 | 日記

 以下の投稿文は、掲示板阿修羅に投稿したものです。書いている内容は、本ブログにおいて既に数字を上げて、実証してありますので充分納得していただけるものと思います。

 昨日は、私が住む町(埼玉県内)に民主党の岡田幹事長が来ました。民主党時局講演会開催 ””ここから変える!大集会””と銘打って、民主党新人候補(立候補予定)の応援のための来訪だった。
 会場は立ち見席までいっぱいで、多くの人が会場の外まで溢れかえった。岡田幹事長は、割れんばかりの拍手に迎えられ、演説にも気合がはいっていました。

 平日の午後のため、若者は殆どみかけなかったのは当然としても、みたところ40~60代の中高年男女が圧倒的だった。普段それほど政治に関心をもっているとは思えなかったこの町の人々がこれほど集まるとは、正直驚きだった。
 いかに多くの人が教育、医療、年金問題、介護など将来の生活に不安を抱いているかを示す証ではないだろうか。自公ではダメだ、国民は本気でそう思いはじめている。自公離れはほんものであることを改めて実感しました。

 この日の講演会に集まった人々は、働き盛りをバブル崩壊後の長い長いトンネルのなかを歩かされた。小泉政権成立で、「改革なくして成長なし」「努力したものが報われる社会にする」というキャッチフレズーズに、国民はようやく明るい未来が開けるかのように感じた。しかし、何もなかった、それでも尚国民は、小泉氏の捨て身の「郵政民営化」戦法に何かが起こるかも知れないことを期待した。

 結局、小泉ー竹中の改革路線で一体何かいいことってあったっけ?「郵政民営化」ってなんだったの? 郵便局業務のサービス低下、「かんぽの宿」叩き売り?

 小泉政権になって国民生活はますます悪化の一途をたどった、あの郵政選挙でも国民を騙したことになる。多くの国民がそれに気づいた・・・騙した側の自公はそれに気づかなくとも、だまされた側はその痛みを抱えて生きているからだ。

 今年になってから、名古屋市、さいたま市、千葉市長選に続き、静岡県知事選、さらには小泉元首相の御膝元、横須賀市長選挙までも自公は破れた。衆院選をまじかにひかえた東京都議選は決定的な打撃を与えた。2年前の参院選挙での自公の大敗は偶然ではなく、既に今日の結果を予兆するものだったのである。

 麻生首相は衆院解散翌日の22日から業界団体を次々と精力的に回り始めており、日本経団連などを訪問、翌23日には日本電機工業会、その後日本船主協会や全国漁業協同組合を相次ぎ訪問、日本商工会議所の岡村正会頭と会談した。
 いくら、業界のえらい人と会っても、票に結びつかないだろう。本来なら、真っ先に国民に語るのが筋だろう。彼には、大衆の心を揺さぶる言葉もない。たとえ、大衆に向けて言葉を発しても、超軽い男の発言に最早国民の心は揺さぶられることもないだろう。

 自公は国民を捨てた。衆院選は、今度は国民が自公を捨てる選挙になるに違いない。

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保守論壇の大御所?渡部昇一氏について

2009-07-24 21:24:52 | 日記

kenkensyaさん:

 ・・・表紙が紫がかった青色の確か文春文庫のエッセイ集。その中に「商法の時代」(?)という一編があった。
内容は、これからの世界は共通の「商法」(思想ではなく)によって国際関係が規律されていくはずだ、というもので、当時は「そんなもんなのかしらね~」と思ったが、これは、つらつら思いを巡らせてみれば「グローバル・スタンダード」というモンスターと新自由主義への礼賛的予告であったのかもしれぬ。結果としてはとんでもない惨禍を巻き起こしたにせよ、予測としては当たっていたと言える。

いかりや:
 渡部昇一氏と言えば、アパ・グループの懸賞論文優勝で一躍名を馳せた田母神論文を思い出します。同懸賞論文の審査委員長が渡部昇一氏でした。彼は日中戦争や大東亜戦争(太平洋戦争)など昭和史に関する著作や評論が多い。今や保守論壇の大御所的存在?彼の主張にうなずける点も多々ありますが、彼の主張は常に、「日本は悪くなかった」論(笑)で彩られています。そのうち「またか」と思うようになり、最近は全く読まなくなりました。

 10年くらい前の話ですが、保守系月刊誌、「諸君」か、「正論」だったかで記憶はさだかではありませんが、
所得税率10%、相続税税廃止と市場原理主義を礼賛する対談記事を読んだことがあります。

 彼の本は「売れっ子」とまでは言えないにしても、保守層に人気だった。そこそこに売れて、印税御殿を建て小金もちになり、税金でもっていかれるのが癪でしょうがなかったのとちゃいますか。彼の昭和史も、「ひとりよがり」がめだち過ぎてうんざりします。

kenkensyaさん:

・・・短期間に片付くと思っていた日中戦争だったが、敵の蒋介石は重慶に撤退して容易には降伏しないので、さすがの陸軍もいやになってきた。それならば援蒋ルートを断つしかないという戦略的発想で北部仏印に進駐した。しかしこの戦略を実行するには他国(フランス)の主権を侵害する結果になることには全く気が回らないというお粗末、官僚の考える戦略には、時としてこのように重大な錯誤が生じやすい、というもので、私は北部仏印進駐とはこういうことだったのか、と大いに蒙を啓かれたものだった

いかりや:
渡部氏の主張する史実の信憑性は、ともかくとして、こんなことで啓蒙されたら、あきまへん(笑)。

Kenkensyaさん:

私が吃驚したのは、「日米開戦の通告が遅れ、(昭和天皇)陛下に騙し討ちの汚名を着せたのは、寺崎(?)という外交官が無能のため手際が悪かったからである」と声高に糾弾していたのを文芸春秋か何かで見たときである。よく考えていただきたい。一外交官の不手際によって宣戦布告が攻撃の後に手渡されるような国家は、そもそも国家の体をなしていないのではないか。少数の官僚にミスがあったことが国家的過誤に繋がるような組織では、おちおち行政を任せておくこともできないではないか。戦前の官僚組織というのは、そんなに杜撰なものだったのだろうか。

いかりや:

寺崎英成は、「昭和天皇独白録」で有名になりました。「日米開戦の通告の遅れ」については、諸説紛々あります。いまだに、確定した説は知りません、真実は闇のなかということではないでしょうか。無論、寺崎英成氏にすべての責任があるわけではありません。しかし、 戦後、官僚組織の解体もしくは改変を、殆どうけることなく温存されたのは、外務省だけだったのではないでしょうか。外務省の隠蔽体質や腐敗体質は、外務省を首にされた天木直人氏が彼の本(「さらば外務省」)や、ブログで厳しく指摘しておられます。外務省のばらまき外交なら誰でもできる。そのくせ気位は、高貴な殿様なみ、はなもちならない集団とちゃいますか。

kenkensyaさん:
渡部氏は更に一方向に突き進んでいったようである。「南京大虐殺」論争・・・満州事変のきっかけになった「柳条湖事件」また日中戦争勃発に繋がった「盧溝橋事件」等々がすべて中国共産党とコミンテルンの仕業、真珠湾攻撃もアメリカに嵌められたものというのでは目を白黒させる以外になくなってしまう。私の読んだ「河本大作」、「牟田口廉也」また「田中義一」に関する書物は全部、嘘っ八の絵空事だったのだろうか。

いかりや:
渡部氏の胡散臭さについて、保守派の、文芸評論家=山崎行太郎氏の最近の「政治ブログ」:『毒蛇山荘日記』、
2009-07-18
保守論壇の重鎮・渡部昇一の「昭和史」のデタラメを読み解く。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20090718/1247895431

上記が参考になります。

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為替1㌦168円は幻想かどうか?その2、新自由主義(市場原理主義)、グローバリゼーションの行き詰まり

2009-07-23 16:30:54 | 日記

 「食料自給率40%と愚かな新自由主義信奉者」(7月13日)のところで紹介した池田信夫氏の「食料自給率という幻想」、リカードの国際分業論も、為替の問題を抜きにして比較優位を論じても意味がないことがおわかりいただけたと思う。

 為替が1㌦168円になった場合の最大の問題は、日本製品の輸出圧力が高まることです。日本製品が他国の市場を席捲することです。
 つまり、安い外国産の食品が大量に日本市場に出回り、日本の食料自給率が40%まで低下し、日本農業を圧迫し、補助金なしには維持できない状態になった。それと同じことがその国で起きる恐れがあります。それでも比較優位、国際分業論ですかね?

 日本の輸出圧力は、相手国の産業にダメージを与えます。それだけでなく、その国において大量の失業者を発生させます。従ってその事態を防止するには、それぞれの国が独自の通貨管理と自国の産業を守るための政策を持つ必要があります、新自由主義(市場原理主義)信奉者が最も嫌う政策が必要なのです。

 新自由主義(市場原理主義)は、規制緩和、貿易自由化、グローバリゼーションを「是」としそれを求める。その結果、生き残りをかけた熾烈な国際間競争を激化させ、徹底した高効率化とコスト削減を追及することになります。コスト削減の行き着く先は、人間を過労死するまで働かせ、労働者を交換用部品(非正規雇用)のように扱い、いらなくなれば切り捨てる(派遣切り:失業率の悪化)。それぞれの労働の現場では、個人評価され、個人間に不信感が造成される。疎外感を蔓延させ、社会を不安定化させ、やけくそ人間を多産する。

 グローバリゼーションは、規制緩和もしくは規制撤廃と自由競争を前提にしている。グローバリゼーションの最大の障壁がその国の独特の商習慣や規制である。グローバリゼーションは欧米の形を変えた植民地政策である。日本の「系列取引」や「株式の持ち合い」はグローバルすタンダードに反するとして、改革を迫られた。日本の強みを削ぐとともに不当な「円高圧力」である。結果として日本経済を悪化させ、日本的な福祉とも言える終身雇用制や年功序列制も壊された、大量の非正規雇用者を発生させ、働いても働いても苦しい生活から脱け出せないワーキングプアーを生んだ。
 愚かな新自由主義信奉者たちは、何の疑いももたずに欧米流のグローバル・スタンダードを有難く礼賛して自国を貶めることにいそしんだ。

 世界は長い長い年月をかけて、地勢学的にも異なる環境のなかで、それぞれ独自の言語や文化を培ってきた。欲深い市場原理主義経済の圧倒的な力のまえに、自分たちの伝統文化や言語をあっという間にこわし、自分たちのアイデンティティーを失う。日本中どこに行っても、ファースト・フード店、ハンバーグとコカコーラが幅を利かす均一化された風景が出現する。

 世界金融危機を招いた金融資本主義はグローバリゼーションなくして成り立たなかったはずである。金融資本主義って何らの価値をも産まない「似非資本主義」じゃないですか。「資本主義」と言う名称をつけていますが、中身は仕組まれたギャンブル? 詐欺商法だった。ギャンブル(金融資本主義)は一国内で行われる分には、他国が口を挟む必要もない。自国内だけでは、儲けが小さいから世界に広げたのである。金融資本主義だけはごめんこうむりたいものである。

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自民、戦う前から下野覚悟?

2009-07-21 20:44:55 | 日記

Drジョー:

過去何度も自民党政権に挑戦した政党があり、暫定チャンピオンみたくなったケースもありましたが、結局は再戦して負けるつーパターンが繰り返されてきました。

今の民主党はそこそこ強力な挑戦者で、練習試合(地方選)ではチャンピオン(自民)に勝っていましたが次はタイトルマッチ(総選挙)、気を引き締めて臨んで欲しいもんだす。

いかりや:

はいっ、8月30日タイトルマッチ、自公は鳩の豆鉄砲で撃ち落としてみせます。

Drジョー:

テレビや新聞で示される世論調査の結果を見ても、ますます自民の負け戦になる可能性が高まっているようです。

今後一ヶ月余、与党(自公)は自分たちの政策アピールよりも、民主批判に血道をあげることでしょう(=戦う前から下野を覚悟)。マスコミも「民主中心政権」を想定して、その政策に対する視点が厳しくなるものと思われます。

政権交代が実現しそうな雰囲気は十分ですが「100里の道は99里が半ば」。朝日新聞に「発言がぶれやすい」なんぞと書かれている鳩ぽっぽはん、褌の紐を絞め直して下され。応援しとるんやさかいに。

いかりや:

>テレビや新聞で示される世論調査の結果を見ても、ますます自民の負け戦になる可能性が高まっているようです。

はい、昨日のNHKや民放の討論番組では、

細田幹事長らは民主攻撃一本槍、まるでもう自民は野党になった気分で、与党?民主党を攻撃してはった。はやばやと野党の練習ばしとんなさるごとある

>政権交代が実現しそうな雰囲気は十分ですが「100里の道は99里が半ば」

すぐその気になってしまうわては、なんやしらん「100里の道を1里」も歩かないうちに、もう100里歩いてしもうた気分だなす。民主の諸君、いかりやの超楽観論はあきまへんで。

はい、民主の候補諸君!「100里のうち99里歩いてまだ半分」つー、Drジョーの「新」相対性理論を胸に刻んで頑張りなはれ!

鳩ぽっぽはん、褌の紐を絞め直して下され。応援しとるんやさかいに

「鳩ぽっぽが褌」している姿、超かっこうえーんとちゃいます?

だども自分の褌の紐で鳩の首絞めんごと気つけなはれや・・・なーんちゃって

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為替1㌦168円は幻想?その1

2009-07-20 17:16:08 | 日記

 購買力平価という物差しを使えば、おおまかながら妥当な為替レートは1㌦168円(153円~184円)だろうと推測しました。しかし、為替の円安誘導は、変動相場制の下では先ず不可能です。その場合日本独自の強力な為替管理が必要であるが、米国に隷属する現状の日本においては絶望的である。従ってこれからの話は、1㌦が168円(153円~184円)に誘導できるという仮定の話になります。

 為替が1㌦110円が、168円になると輸入品は、約50%高くなります。7月13日のブログ「食料自給率40%と愚かな新自由主義信奉者」のところで、日本産ネギの価格と中国産ネギの価格を比較しました。茨城産、5kgで3465円(100gあたり69円)です。近所のスーパーで中国産のネギは3本(約300g)135円(100gあたり45円)で売られていました。この中国産ネギ価格を50%アップすれば、日本産ネギの価格に近い値段になります。つまり、この価格であれば、値段的には遜色はない、後は消費者がどちらを選択するかではないでしょうか。
 無論これ一つの例だけですべてを推し量ることはできないことは言うまでもありません。しかし、農作物の出荷価格が、現状よりも5割近くアップすれば、日本農業も採算ベースにのり蘇るはずです。食料自給率も大幅に改善されるはずです。

 次に、為替が1㌦168円になった場合の問題点を述べます。

 為替が1㌦168円になれば、輸入品は軒並み5割近く値上がりします。それでなくとも、ぎりぎりの生活を強いられている多くの国民、特に1700万人を超える非正規雇用者はゆとりある生活をしている人は殆ど皆無に近いと思われます。物価の値上がりは、彼らの生活を直撃します。今から10数年前の収入レベルなら、少々の物価の値上がりにも耐えられただろう。だが、現状のように国民の収入レベルを落とした上に物価の値上がりを強いることは、二重の苦痛を強いることになる。 

 従ってこの機に及んで国民の所得水準をアップせずして急激な円安誘導は困難です。円安誘導する前にまずなすべきことは、国民の所得水準を上げる必要があります。前回述べましたが、失われた国民所得を少なくとも1994、5年レベルまで回復することです。少なくとも働く人たちの賃金水準をその当時のレベルまで上げる必要があります。生活困窮者には生活給付金を支給する。年金生活者には、物価スライド制を適用する。以上を結論的に述べると、為替が1㌦168円レベルで起きる物価上昇に対応した国民の収入レベルにすることが必要です。何も難しいことを言っているわけではありません。普通の人が普通の生活ができる社会にするということです

 そんなことって無理? そんなことはありません、既にのべたように、1995年⇒2007年の12年間で、世界各国のGDPは約2倍になっています。GDPだけが2倍で国民の収入がそのままなんて絶対ありえません。この12年間、日本のGDPはプラスどころかマイナスです。このことこそ、異常だったのです(その異常ぶりは、本ブログ、4月24日の「国の借金って何なのさ?・・・。その2 http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20090424
をお読みください)。この間の日本経済の異常な出来事の一部始終は、日銀幹部(背後にアメリカ)の連中が一番よく知っているはずです。もし、この12年間のGDPが諸外国並に上昇していれば、日本のGDP(約500兆円)は1000兆円になり、日本人の年間収入は減少するどころか、大幅に増大したはずである。その場合、税収も大幅アップして財政均衡はとっくに達成済み、現在のような深刻な生活難、少子化、年金、医療費の問題も起きなかったはずである(但し、金利上昇は起こります)。その場合、もし問題が起こるとすれば、日本人は危機意識が薄れ、節度を失い「日本は経済大国だ」などと傲慢になることです。
 次回もこの続きです。

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エゴむき出し両議院総会が自滅懇談会へ

2009-07-19 18:47:54 | 日記

 自滅党はん、ほな、さいなら。

Drジョー:

自民党内部、既得権益を失うことが怖い人間たちがパニックに陥って内部抗争しているようです。

手打ち式(両院議員懇談会)も崩壊、自民党離脱を口にする人間もいて自滅の道を進んでいるとしか見えまへん。

あほうグループ、性懲りもなく鳩ぽっぽ民主に対して解散・総選挙前に姑息な泥仕合を仕掛けとるようですけど、仕掛ける方が泥まみれなんやさかいに話になりまへん。

ほな、さいなら自民党はん(笑)

いかりや:

>あほうグループ、性懲りもなく・・・・姑息な泥仕合を仕掛けとるようですけど、仕掛ける方が泥まみれなんやさかいに話になりまへん。

はい、泥棒が「どろぼー、どろぼー!」と叫んで、わいらはいかにも「泥棒じゃないふりして逃げる」つーあれでざんしょ。

なにしろ、自民さんの巨額の企業献金はハンパじゃない、大泥棒級、ハトポッポなんぞこそ泥にもならない。

ハトポッポちゃんの献金は、余りに少ないので、秘書がひっしょりと気を利かして自前の金を献金にみせかけた。かわいいもんやおまへんか。

>ほな、さいなら自民党はん(笑)

ジョーさん、えらい気がはようおますなあ(笑)、だども前回郵政選挙みたく、マスゴミ大応援団が、これからどげな動きをするのか・・・・。

 なーんちゃって、現役時代は殆ど自民に投票してきたくせに、この豹変ぶりにわれながら、恥ずかしかー いかりや  

Drジョー:

ご承知のとおり金額だけやあらしまへん。二階計算高い相やバクテリア与謝野菌有相の迂回献金疑惑がなんで検察のお目こぼしにあずかっているのか、やっぱ検察は政権の飼い犬、犬察?

>マスコミ大応援団が、これからどげな動きをするのか・・・・。

はい、権力の走狗(検察やマスコミ)の動向はチェックせんといけんと思うとります。

いかりや:

>ご承知のとおり金額だけやあらしまへん。二階計算高い相やバクテリア与謝野菌有相の迂回献金疑惑がなんで検察のお目こぼしにあずかっているのか、やっぱ検察は政権の飼い犬、犬察?

二階計算高い相や?二回や三回でおまへん、迂回もしとります。検察は5回も誤回しとります。

検察の見回はまちがい、わてらは不愉回しとりますがな。検察のお目こぼし?やっぱ、検察は政回の回犬・・・あーっ、なーんやしらん、ふり回されて、ちかれたびーでがんす。

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思い出のボクシング:チャチャイと大場政夫

2009-07-18 20:26:08 | 日記

 本ブログは政治経済問題を主題にしていますが、息抜きにだじゃれでちゃかしたりしています。
 今回は、kenkensyaさんの思い出話をどうぞ。

・・・・チャチャイは15歳でデビューしてから「雷小僧」と綽名されるスピードでフライ級世界王者になること2回。しかし昭和48年、若き名チャンピオン大場政夫に挑戦したときには既に30歳を超えていた。ボクシング軽量級の世界では立派なロートルに属する。大場陣営にも世界ランキング2位とはいえ盛りを過ぎたチャチャイならという油断があったかもしれない。特にこの前のタイトルマッチが世界1位のオーランド・アモレスとの激戦だっただけに余計、こういう気持ちになったのだろう。

 後にチャチャイが述懐したところによると、彼は大場政夫の試合をビデオで視て「スピード、スタミナともに大場の方が自分よりも遥かに優れている。長丁場になれば必ず負ける。一発で決めるしかない」と思い、ある試合からヒントを得て、死角からの右ロングフックを長身の大場に合わせて、来る日も来る日も練習していたそうである。

 そんなことは知らない大場政夫、運命の防衛戦は両国の日大講堂で幕をあけた。開始早々の1R,1分過ぎ、チャチャイ渾身の右ロングフックが大場のテンプルを直撃。大場は、もんどりうって倒れたが辛うじて立ち上がった(今ならレフリーストップになったかもしれない)。チャチャイも詰めきれず大場は虎口を脱する。

 5R以降、大場は得意の左ジャブから右ストレートという自分のボクシングを展開、12R、疲れの見えてきたチャチャイをワンツーからロープに追い込み、連打につぐ連打で3度のダウンを奪って逆転KO勝ちとなった。しかし明暗を分けた両者の運命は、この瞬間からゆっくりと時を刻み始めていた。

 勝利から約3週間後、大場政夫は愛車を運転していて、東京・大曲の高速道路で中央分離帯を乗り越えてトラックと正面衝突、即死してしまったのである。おそらく脳に深いダメージを受けていたに違いない(You Tubeで視ると第1Rに3発は脳に損傷を与えるようなパンチを食っている)。
皆が逆転KO劇に歓喜するときに、作家の故寺内大吉氏の発した、
「大場も1Rにダウンしてからでないと目が覚めないようじゃ、長いことないな」という言葉は今更ながらに凄い。

 大場死後、空位になったフライ級チャンピオンを王座決定戦に勝って獲得し三度目の王座返り咲きを果たしたチャチャイは述べている。

 「あの右ロングフックは自分のボクシング人生17年間のすべてをこめて撃ったものだ。大場があれを食っても立ち上げってきたのには驚いた」

追記(いかりや): 思いもよらない不運は誰にも降りかかる可能性がある。
 プロボクシングの日本ミニマム級3位だった金光祐治はこの春、王座決定戦の激闘を10回KO勝ちで制して日本王者となった。
ところが、試合後に両者とも救急車で運ばれるという壮絶な戦いは。双方に脳出血という重大な結果を残した。相手選手は3日後になくなり、金光も引退を余儀なくされたのである。完治はしたが、脳出血を起こせばもうリンクには上がれない。新王者は25歳の若さで、「生きていく一番のものであるボクシングをうしなった。二重のショックは彼を手ひどく打ちのめした。・・・その後、金光は「競艇で再起へゴング」、新たな世界へ挑戦しようとしている。
以上、本日の東京新聞夕刊より。

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為替の不条理:自公政権は国民に捨てられる

2009-07-18 08:00:09 | 日記

 「アメリカは為替によって日本経済を封じ込めに成功した」という認識を持つ人は少ない、少ないというよりは皆無と言っていいかもしれません。大部分の日本人は、「それって何のことなのよ」と思っていることでしょう。以下に、日本経済がどのように封じこめられているかを具体的な数字で示していきます。

 前回、購買力平価という物差しを使えば、おおまかながら妥当な為替レートは1㌦168円(153円~184円)だろうと推測しました。

 話をわかりやすくするため、車一台、1万ドルを輸出した場合を例にあげました。為替が1㌦110円の場合は売り上げは、110万円で5万円の利益とすれば、1㌦168円の場合の売り上げは168万円になります、単純計算で73万円の利益です(無論、輸出の場合、横持料、船賃、通関料そのたのコストがかかりますが話しをわかりやすくするため省略)。*訂正:73万円は63万円の誤りです。

 為替が1㌦168円ならば、有り余る利益が出ます。トヨタは一昨年頃まで、2ヶ月か3ヶ月ごとに期間工募集の広告を出していました。つまり非正規雇用を繰り返すことで、労働者賃金をぎりぎりまで抑えて、黒字経営を維持してきました。為替が1㌦168円ならば、工員たちを非正規にする必要もなく、正規社員で且つもっと高い賃金を支給することができ、さらに高額の税金を納めることも可能だったに違いありません。いき過ぎた円高は社会を不安に陥れ、労働者を奴隷のようにこき使い、企業側は都合が悪くなれば切り捨てるのです。

 トヨタが公表している決算書で、為替がどのように影響しているかを確認してみましょう。
 2008年3月期の連結決算では、トヨタは過去最高の1兆7178億円の純利益を出しています。
 ところがわずか1年後の2009年3月期の連結決算では、なんと4370億円の赤字に転落です。
 販売台数の落ち込みもありますが、08年と09年の決定的な違いは為替レートです。08年は1㌦114円(ユーロ162円)、09年は1㌦101円(ユーロ144円)だったことが記載されています。為替レートが13円違うだけで、このような重大な結果の違いをもたらすのです。

 日本は1985年のプラザ合意以後今日まで、円高による損失は百兆円単位の損失になるでしょう。どなたか興味のある方は試算してみてください。

 次に、為替レートが1㌦100~120円だった1995年⇒2007年の「日本」対「世界各国」の経済成長を比較してみます。
 財団法人:国際貿易投資研究所が公表している、世界各国のGDP(上位60)という表(ドル表示)があります。
 その表の中から、日本を除く上位30カ国(但し、台湾と南アはデータが一部欠落しているのでこの2カ国は除く30カ国)の1995年のGDPが12年後の2007年にはどれほど大きくなったかを、計算(2007年GDP/1995年GDP)してみました。

 その結果30カ国平均で、2.3289倍になっていました。この12年間の年間平均成長率に換算すると、なんと7.3%でした。中国とロシアの成長が極端に高い成長率を示していますので、この2カ国を除く28カ国では、年平均6.7%になります。1995年から2007年の間に世界は、驚異的な経済成長を遂げています。一方、日本はなんと0.834倍、つまりこの12年間でマイナス16.6%の経済成長です。以上30カ国だけの比較でみましたが、60カ国に増やして比較しても結果は変りません、なにしろこの12年間でマイナス成長だったのは日本以外にないのですから。
 昨年国会でも話題になりましたが、国民一人あたりのGDPが18位になったことが、大きな話題になりましたが、この国際貿易投資研究所が公表している資料によれば、2007年の段階では、さらに低下して21位になっています。
 ついでに言わしてもらうなら、厚生労働省が平成20年調査の国民生活基礎調査によると、1世帯あたり平均所得金額は、平成6年(1994年)664.2万円だったものが、平成19年(2007年)には556.2万円となり、108万円の減少です。平成19年の世帯あたり所得は、平成6年の83.7%つまり16.3%の減少です。これはまさにGDPの減少率16.6%とほとんど同じ数字です。当たり前と言えばあたりまえのことですが、日本経済が低下した分だけ、所得も減少したということになっています。

 私は経済至上主義者ではありませんが、ここ15年余りの日本経済はひどすぎる。
 これは30人クラスの生徒のなかに、箸にも棒にもかからぬ「日本という名の落ちこぼれの生徒が一人」いるのと同じことです。
 品質管理の点から言えば、一個だけ極悪の不良品が発生しているということになります。

 まともな企業管理者ならば、不良品の発生原因を究明して今後の企業運営に役立てるはずです。まともな教師なら、「おい日本君、体がどこか具合悪いの?親(米国)から虐待されているんじゃないの?」とおちこぼれの原因を探って、矯正してやるはずです。

 政治家は政争にうつつを抜かし、経済学者は役立たず、マスコミは付和雷同している。さすがに多くの国民は、どうも何かがおかしいと気づき始めたのだろうか。戦後60数年、紆余曲折はあるものの、一党支配をつづけてきた自民党(背後にアメリカ)に見切りをつけ、今度は国民が自民党を捨てようとしているのではなかろうか。
 次回は、為替と国民所得と自給率についてもう一度の検討します。

蛇足:プラザ合意後の日本はなんらの抵抗もみせず暴君(アメリカ)に虐待され続けている。次は国民の金融資産である郵貯・かんぽの金を民営化の名の下に国際金融博打市場に流され、数年後には雲散霧消ということはないよねー。こうして日本はぼろぼろになっていくのではないかと危惧する。

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哀れ両議院崩会!

2009-07-17 17:13:09 | 日記

 

いかりや:

両議院総会開催に必要な署名は集めた、署名は133名集めただの、135名だのと言っていたが、「麻生おろし」が目的で署名したのではない、そんなことなら、「おらはやーめた」とか、「おらは、署名も賛成もしてねーのに名前がはいっている、おかしーんでないか」つーのまで出てきて、どうやら両議院総会は「お流れ」つーことになるようでがんす。

あの「徳のある」発言をしたタケベーはんつーたら、いつの間にやら、自分の選挙区へとんづらこいたつーではないか。怒るより、笑っちゃうより、ただただ「くち、あーんぐり」総会つーところだべ!中川秀直はんよー、名前は 「なか顔 出直」つーことにしたら、どうだべ。

Drジョー:

ジタバタ自民劇場のお話^^

>署名は133名集めただの、135名だのと言っていたが。・・・
>どうやら両議院総会は「お流れ」つーことになるようでがんす。

麻生内閣の与謝野罪努・菌有相と石破脳衰相も署名したつー話だなす。お二人さんよ、なんぽあほうな組長や言うても一度担いだ組長に鉄砲を向ける、そりゃー仁義に反しとるのとちゃうけ?

>中川秀直はんよー、名前は「なか顔 出直」つーことにしたら、どうだべ。

そしたら同調した与謝野馨は「夜寒の蛙」、石破茂は「草葉陰る」つーのはどないでっしゃろ。やっぱろくでもない男たちにはろくでもないダジャレしか出てきいしまへん(^^;)

いかりや:

>麻生内閣の与謝野罪努・菌有相と石破脳衰相も署名したつー話だなす。お二人さんよ、なんぽあほうな組長や言うても一度担いだ組長に鉄砲を向ける、そりゃー仁義に反しとるのとちゃうけ

与謝野罪努?よさのざいむでっか、菌有相?これってバクテリア大臣つーことだなす。

石破脳衰相?これは、認知症大臣つーことだべなー。二人が組長に向けた仁義なきピストルつーことだすか。あまり役立たず、あほうどりに豆鉄砲つーことだすなー。

>そしたら同調した与謝野馨は「夜寒の蛙」、石破茂は「草葉陰る」つーのはどないでっしゃろ。やっぱろくでもない男たちにはろくでもないダジャレしか出てきいしまへん(^^;)

「夜寒の蛙」でっか?夏の夜でも、夜寒つー気持ちはわかりますなー。彼の選挙区は先日の都議会選挙で、老練議員がぽっと出の26歳の若者に破れたところやさかい。

選挙民に「もう、あんた よさんのかい」なーんちゃって言われたりして・・・気の毒やなー。

石破茂はんは、その歳でもう「草葉陰る」でっか、「臭葉茂る」でもよかばってん、ちょっと臭いのがどうだべか。

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妥当な為替レートとは:アメリカは為替によって日本経済封じ込めに成功した

2009-07-16 20:33:01 | 日記

 本来なら、変動相場制になって、為替レートは妥当なところへ落ち着くはずでした。ところが、前回述べたごとく、1985年のプラザ合意以後の為替レートは極めて恣意性の高いものになっている。また、超巨額のマネーが飛び交う金で金を買うマネー・ゲームの跳梁跋扈は、いびつな為替レートを生み出し実体経済をゆがめています。

 1990年代はじめから昨年前半まで比較的長期間安定した為替レートで、1usドル100~120であった。
 為替レートの理論的な最適値などあるはずはありません、またどれだけ厳密に、もろもろの要素を考慮して為替レートを割り出しても、実際上意味があるものになりません。
 現状では、為替レートの適正水準をおおまかに判断する基準は、やはり古典的ではあるが、購買力平価という物差しを使うしかないと思います。

 これは、全く同じ商品やサービスを購入するのに、おなじ価値を有すると言う考えに基づきます。
 内閣府では、1985年以来毎年、世界の主要都市(ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ジュネーブ)と東京の生計費を比較したものを公表しています。ただし、この調査結果の発表は2000年までしかなく、2000年以降も続けて調査しているのかいないのか不明です、調査していても不都合なデータは公表しないのだろうか(2001年の調査はあるが肝心の生活インフラのデータが欠落している)。

 私がもっとも重視するのは、食料品と生活インフラ(電気、上下水道、家賃)との比較です、つまり生活する上でもっとも重要視される要素の比較です。
 例えば、2000年の調査表によれば、東京は対ニューヨーク比で、食料品:1.49、電気上下水道:1.54、家賃:1.57になっています。若干乱暴ですが、これらを和して3で割ると(1.49+1.54+1.57)/3=1.53となります。
 東京は、ニューヨークに比べてかなり割高な生活を強いられていることを意味します、特に賃貸住宅生活者にとって厳しい。

 この数字からら、おおまかながら妥当な為替レートは、153~184円(100x1.53=153円から120x1.53=184円)ということになります。これまでの100~120円という為替レートはやはり、かなり円高に偏りすぎていると言わざるを得ません。

 そこで次に新?為替レート153~184円の真ん中の168円をとって試算してみます。前々回に例示した車1台1万ドルで輸出した場合は、円換算で168万円の売り上げになります。レート110円の場合の売り上げは、110万円でした。その差、58万円増ということになります。同じ仕事をしてこれだけの開きが生ずる、為替は本当におそろしい。これで「同一労働、同一賃金」論のむなしさを感じます。

 アメリカは、日本経済封じ込めの道具として為替を使っている。日本人は政治家を含め経済学者もそういう認識がまるでない。その点、中国の方がよほど賢明な対応をしている、百年に一度の世界的経済危機と言われるなかで、中国経済は、今年4~6月のGDPは7.9%の延びと発表している。
 プラザ合意前の水準に戻せとは言いませんが、円は1usドル168円±20円くらいが妥当なように思うがどうだろうか。そりゃあんまりだというなら、1ドル150円±20円でどうだろうか。

 次回は、今回の続きです。

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