いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

雌鳥が・・・ & 巷に踊る雌鳥たち

2011-06-13 17:52:04 | 日記

明け烏:

 かつてモンスター田中隆吉はその著書「敗因を衝く」の中で東条英機内閣をこっぴどく批判した。
 特に印象に残っているのが、東条夫人が新聞記者から「どうして東条首相は、あんなに政治が上手なのか?」という見え見えのお世辞的質問を受けた際に「それは東条が神に対する信心が篤いからです」と答えたことに関して、それは「神」ではなく「おかみさん」だろうと皮肉を述べ、この東条英機夫人の勝子というのは、どうしようもない出しゃばり女であって、こんな女に政治のことを喋らせている東条英機というのは器量のない実に下らない男であると書いていた。

 東条が憲兵政治をしいて得意の絶頂にいたのは1941年のサイパン陥落の直前であったから、そこから日本が破滅的敗戦を迎えるまでに4年間があった。また東条が重臣たちや新聞記者たちから比較的評判が良かったのは麻薬密売で得た機密費をつかって、背広地や砂糖、煙草などの「付届け」があったからで、これと憲兵による恐怖政治との飴とムチで日本を支配したのである。

 もし「歴史は繰り返す」という俚諺が当たっているのであれば、菅伸子なる出しゃばり女がマスコミに登場してから「破局」までは4年弱、2015~2016年にはつい60年前の敗戦を上回るような凄まじいカタストロフィーが待っているものと思われる。

いかりや:

 菅首相がこれほど不人気で、与党野党双方から嫌われて、四面楚歌のなかでこれほどの粘り越しがあるとは思いもしなかった。菅直人の背後に「伸子あり」ってとこでしょうか。

ZAKZAKニュース(2011.02.26)によると、菅「伸子依存症」 夜の会合同席率70%:
 「辞めろコール」を四方八方から浴びる菅直人首相(64)にとって、1歳年上の伸子夫人が、かけがえのない精神安定剤になっている。時折、弱気になる夫にハッパをかけ、宿敵・小沢一郎元代表(68)らへの戦闘意欲を奮い立たせているという。菅首相の2月の夜日程を確認すると、なんと伸子夫人が70%も同席していた。
 政治評論家の小林吉弥氏は「森喜朗元首相が低支持率に苦しんでいたとき、智恵子夫人は冷静に世論を見て、『もういいじゃない』と話した。伸子夫人は、低支持率は夫だけの責任ではないとみて『頑張れ!』と励ましている。夫人の性格の違いだが、菅首相には合っているのでしょう」という。

 選挙民は菅伸子を選んだわけではないが、菅の粘り腰には辟易している。その背景には、米筋の擁護「小沢氏だけは実権を握らせてはならない」があるからに違いないと思う。これからも、菅ポストに誰がなるにしろ、選挙で自公が政権を執るにしろ、小沢排除で進行するだろう。日本の政治は益々メルトダウン化し、国民生活は没落の一途をたどるような気がしてならない。

いかりや:
政治の話は、考えれば考えるほどバカバカしい、気分転換にエンタメ・ニュースでもどうやねん

こげなニュースが、
「ホテル代払わず逃走 侵入容疑で高校生男女逮捕」 

 兵庫県警宝塚署は12日、住居侵入の疑いで神戸市垂水区の定時制高校生の少年(17)と、兵庫県宝塚市の県立高校3年の少女(18)を現行犯逮捕した

 逮捕容疑は12日午後2時20分ごろ、宝塚市湯本町の民家の庭先に忍び込んだ疑い。
 宝塚署によると、2人は午後2時ごろに、民家から約200メートルのラブホテルの2階から料金を支払わず、飛び降り逃走。ホテルからの110番で駆け付けた警察官が民家にいた2人を見つけ逮捕した。

 警察の取調べによると、二人は「わてら、金がなかったからしかたがなかった」、「国会議員(後藤田正純氏)は国から高い給料貰うて深夜に不倫相手と食ったり飲んだり、その上相手を議員宿舎をラブホのかわりに連れこんどるやんか、どっちが悪い?」と言ったかどうかわかりませんが、ただより高くつくものはありませんから、気付けなあきまへん。

話かわって、
ロンドンで下着姿の女性ら5千人がデモ行進つー耳寄りなニュースがありますた。

 英BBC放送などによると、ロンドン中心部で11日、下着やセクシーな服を身に着けるなどした約5千人の女性がスラット・ウオーク(尻軽女の行進)と名付けたデモ行進をした。
 スラット・ウオークは、カナダ・トロントの警察官が「(性的暴行の)被害者にならないよう尻軽女のような格好は避けるべきだ」と発言したことに女性が反発し、世界中に拡大。ロンドンの参加者は「どんな服装でも女性の安全は守られるべきだ」と抗議の声を上げた。

うーん、先ほどのラブホをタダ利用した女子高校生と言い、国会議員の不倫相手の女性と言い、女性の尻軽傾向がめだちますなあ

そうかと言って、女性だけを責めとるわけやあらしまへん、尻軽女の相手をするのも珍軽男やさかいに

 トッペイ:
学業に身を入れるべき女子高生の立場でホテルで桃色遊戯など戦前なら天誅でしょう。

 けしからんことですが、菅直人の異常なまでの権力への執着にも辟易します。
安倍、福田、麻生らは世襲議員ゆえか引き際はあっさりしたものでした。菅はプロレタリアートからはいあがってきたためか首相のイスには並々ならぬ執着心があるようです。解散権と大臣の任免権を持つ首相は独裁的に振舞うことが可能であって一度居直ると誰もやめさせることができません。

 日本の首相は大方その権力をあまりふりかざすことなく抑制的でありましたが、小泉が完全にその暗黙の了解を破り菅はその路線を継承しているようです。
日本国憲法の盲点を突いた新たな、ディクテーターシップの登場です。