いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

「統一痴呆選挙」も終わりましたね?

2015-04-16 19:22:10 | 日記

次は、痴呆創世の始まり?(苦笑)。

自民党が17日にNHKとテレビ朝日の経営幹部を呼び、最近問題となっている報道番組の内容をめぐって、直接、事情を聞くという。

NHKの「クローズアップ現代」でヤラセが指摘されている問題について、テレビ朝日は「報道ステーション」でコメンテーターの古賀茂明氏が一方的に政権批判したことについて、話を聞く方針だという。
民主主義の世界では、権力の座にある側は本来批判されてしかるべき存在・・・批判が気に食わないからと言って報道に圧力をかけるな。中学生レベル:川崎中一殺害事件のリーダーを想起させる。

 総務省のまとめによりますと、今回の統一地方選挙、41の選挙の平均投票率は、前回より3ポイント余り下がって45.05%となり、過去最低となりました。

「統一痴呆選挙」に相応しい選挙だったのではないでしょうか。

痴呆議員と言えば、あの泣きじゃくりで一躍時の人となった県会議員(元兵庫県議)を思い出した。

県議じゃないけれど、お互いの呼び名を『殿』『姫』」と呼ばせていたとかいう宮城県のセクハラ・パワハラ村長も話題になっていた。

選挙直前には、衆議院本会議を欠席して痴人?男性と旅行していたことが発覚して除名された元維新の会のスキャンダル議員?もいました。除名処分になったけれど、議員は辞めないらしい・・・国会議員は年額約2,200万円(手当てを含めた総額は約4,200万円)と世界最高水準で優遇されている、そのほかにも電話代や交通費、文書通信費などさまざまな議員特権があることから、せっかく手にした美味しい仕事を手放すわけにいかない? でも、そんな痴女を任命したのは誰だ? その責任は問わなくてよいのかよ!

こんなことを考えると選挙民も「なんでわしらが、こんな体たらくどもに美味しい仕事を斡旋してやらなきゃならないんだ」とバカバカしくなって選挙をボイコットする気持ちもわからないではない。

「どうせ、わしらが投票に行っても行かなくても大勢に影響はない、自民が勝つに決まっている。うそつき民主が政権取ったからと言って、ちっともよくならなかったではないか」と思えば次第に選挙から足が遠のいてしまうのも無理もないか? 結果として低投票率につながっているのだと思う。

低投票率は地方選挙だけではない、衆院選でもそれを象徴するような結果が続いている。

昨年暮れに行われた衆院選の結果、投票率は52.66%だった、このうち自公の得票率は約47%、従って実質的に国民の25%を割る支持者による政権与党(自民・公明)であるということになります。

総務省の衆院選挙結果資料によれば、昭和42年(第31回)~平成2年(第39回)までの衆院選の投票率は68.0%~74.57で、平均71.4%である、今から考えると信じ難いほど高いが右肩上がり経済状態の時代は、政治に対する関心も期待も高かったということになる。

平成5年(第40回)は67.26%、以後経済悪化とともに投票率は一貫して下がり続け昨年12月の選挙(第47回)では52.66%であった・・・特にひどいのは次代を背負う若者、20代の投票率は32.58%である。この傾向からすれば次回選挙では遂に衆院選でも投票率は半数(50%)を割るだろう。

それでも自民政権は続く?結果として、国民全体(有権者)の五分の一(20%前後)支持者による政権与党ができることになる。これでも民主主義と言えるの?一票の格差(4.77倍)が違憲状態というではないか、それと似たりよったりじゃないか。 

経済成長は停滞したままのところへ昨年4月消費税増税するという暴挙だったから、昨年4月以降、国民の消費支出は11か月連続してマイナスであり、「経済成長も期待できない」・・・というよりは既に何度も指摘している通り、財務省そのものが経済が成長して金利が上昇することを極度に恐れて、経済成長しないように気を使っている(苦笑)、違いますか?それを指摘するエコノミストもいない、変な世の中だよなあ。

アベノミクスの三本の矢は庶民にとっては、単なる物語かお伽話にすぎない。アベノミクスは大企業と金もち優遇策であって庶民にとってはいいことは何もなし・・・これでは国民の政治に対する関心も薄れていく、ますます選挙は遠のいていく。

なにしろ、経済成長すればするほど、国の借金は膨らむ(経済成長率よりも借金膨張率のほうが2倍以上高い)構図ができあがっている。財務省出身の黒田日銀総裁も国の借金がGDP比2倍を超えて危険水域に達していることは本誌が指摘するまでもなく百も承知だろ?

原発反対、沖縄辺野古への米軍基地移設工事への沖縄県民の反対、集団的自衛権へのめりこみなど、安倍政権はさまざまの問題を抱えながらも、それでも尚、NHK世論調査の内閣支持率は高いというから不思議。最近のNHK世論調査結果、「安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月より5ポイント上がって51%、「支持しない」と答えた人は、3ポイント下がって34%でした」。日本は壊れているんとちゃいますやろか?