いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

「国の借金って一体何なのさ?」その4:借金、蟻地獄

2009-04-30 18:09:56 | 日記


 財務省のHP「日本の財政を考える」によれば、国の借金は国債残高で553兆円になると言っています。この借金は一体誰がつくったのですか。このことを、よーく考えていただきたい。
「この借金はやがて税金で返さなければならず、公債発行による借金は、将来世代への先送りにほかなりません」と国は言っています。この文言は消費税アップのための国民に対する許し難い脅し文句です。

 本シリーズその2で述べましたが、国は1996年以降今日までに、国家収入源となるパイ(名目GDP)の大きさを大きくすることなく、さらに国の合計借金を500兆円太らせました。

 国の予算について考えてみます。
 
平成20年度の予算案は総額83兆円、このうち税収は53.6兆円しかありません。不足分のうち、25.3兆円は公債金(国債)です、このうち20.1兆円は返済のための国債費です。つまり借金を、借金して返済金にあてています。サラ金地獄とおなじ状態です、繰り返しますが誰がこんな借金地獄にしたのですかを考えてください。
仮に消費税を10%にアップしても、税収合計は約10兆円増加するだけです。それでも尚、国家財政は逼迫します

 政府は「この借金はやがて税金で返さなければならず・・・」と言っています。
どのようにして返すのでしょうね?仮に景気が回復したら、返すことができるでしょうか。景気がよくなれば、確かに税収は増加します。しかし景気がよくなれば金利を上げざるを得ません。当然、国の借金に金利のつけが重くのしかかり、負債が増えていきます。もはや日本の場合、借金が肥大化しすぎて返済不能じゃないですか?

本シリーズその3で、『「金」の発行元が、国民から金を借りる、それって借金にあたるのでしょうか』と述べました。それを借金としてとらえる限り、日本は借金の「あり地獄」の中にはまっています。
次回は、借金の返済について考えてみます。

 


閑話休題:4/29、ゴールデンウイーク初日

2009-04-30 17:58:11 | 日記

ジョーさん、

昨日は、ゴールデンウイークの初日、丹沢に行ってきました。

それでは丹沢山塊「奥の細道」紀行? 偽芭蕉と偽曾良の二人旅だす。

 昨日午前8時45分に、小田急沿線の渋沢駅でH氏と落ち合い、そこからバスで15分大倉と言うバス終点で下車。そこから、丹沢山塊の鍋割山へ向かう難?コース。

無論、頂上に達する気力体力がないため、昼食時間になるまで行けるところまで歩く、これだけのことだす。

 すばらしい新緑に囲まれる中て昼食休憩(1時間弱)しました。

 昼食はH氏お手製のワインに漬け込んだ「梅酒」と、おにぎり二つと蕗の茎と、葉っぱの佃煮を用意してくれました。

  彼の奥さんは10年前に乳がんを患って、2ヶ所に転移しながらも、奇跡的に健康をとりもどした。以来、彼は食物には徹底的に、自然食品にこだわり、本日提供してくれたおにぎりは、まるで「漢方薬」的雰囲気のある「まぜごはん」でした。

 蕗の佃煮は、彼の自宅庭に自生しているものを前日採ったばかりのものを料理、蕗独特の苦味があります。わてがこの蕗の苦味が好みであることを知っていて、彼の奥さんがわざわざ作ってくれました。

  午後1時に下山開始。一応すべてが順調であるかのように 進行しましたが、下山開始して1時間余り経過したところで、トラブルが発生しました。

  わての右足、太ももの筋肉が痙攣を起こし、激痛が走りました。ちょっと一休みして、また歩こうとするとまた激痛、まいりました。しばらく休んで彼にゆっくり歩くよう頼みました。どうにか今度はよくなりました。

  H氏は、日頃から鍛えた健脚なので、先方をスタコラサッサと歩きますが、日頃の精進の足りないわてが、彼の速歩についていこうとしたのが間違いですた。普段あまり鍛えていないうえに、下りの坂道を歩くこてはめったにないので、足のほうが、「やめてくれ」と悲鳴をあげたのかもしれません。

  トラブルはこれだけにとどまりませんでした。帰りの電車、けっこう混んでいました、途中でやっと座れたのはよかった。ところが、すっかり寝込んでしまった。代々木上原で千代田線に乗り換える予定でしたが。代々木上原に電車が到着し、乗降客のざわめきで、下車しなければと気づきながらまた眠り込んでしまった。

気づいたら「ここはどこ?」 終点新宿でした、あわてて降りてまた代々木上原へ。 丹沢山塊「奥の細道紀行」なーんて格好いいもんじゃございませんでした、結局丹沢山塊「やじきた道中、トラブルの巻き」でした。駄文、長文ごめんなさい、いかりや

xxxxxxx

ジョーさんからの返信、

  昨日はお疲れ様でした。お疲れのところ、楽しい紀行のご寄稿をありがとうございました。 同行されたHさんと、とても暖かみのあるおつきあいをなさっているようですね。新緑に囲まれての梅酒付き昼食はさぞ美味しかったことでせう。

 心地良く下山を始めたら、>わての右足、太ももの筋肉が痙攣を起こし、激痛が走りました。・・・ 普段歩くことを心掛けていらっしゃる様子のいかりやさんでも下り坂はきつかったですか~。

 だども、運動が過ぎた結果の痛みやから「名誉の痛み」とちゃいますか。 短時間で回復しなすったのは流石です^^

>気づいたら「ここはどこ?」 終点新宿でした、あわてて降りてまた代々木上原へ。 何か微笑ましい話、さぞ心地良い居眠りだったことでせう。酔っぱらっての乗り過ごしならともかく、運動疲れの結果「名誉の乗り過ごし」ですやんか^^

♪行きはよいよい 帰りはこわい・・・つーこともありますよね^^

http://www.youtube.com/watch?v=3OH3T0ZdTdA

ゆっくり疲れをとって下さい。 ジョー

 xxxxxxxxxxxx

いかりやの返信、

  ジョーさん、初音ミクさんの「とおりゃんせ」ありがとう。透き通った歌声と、バックの映像がかわいい。

 ジョーさんの「脳内音楽ストアー?」から、すぐに「癒し」の歌を奏でさせることができる。さすが、ジョーさんですなあ。

  ところで、「豚のインフルエンザ」騒動、ジョーさんはどない思います?

 今朝の7時のNHKニュースは、ほとんどこの「豚インフルエンザ」騒動のニュースばかりでっせ! お昼のニュースも、農水省の石破大臣のコメントの場面をながながと映していますた。

 石破大臣の太った顔みてましたら、なんやしらん「豚」そっくりの顔にみえましたがな。「そげなあほなこといったらあかん、豚(トン)でもない!」なーんちゃって言わはったかて、ほんまに「脳衰大臣」やと思いますた。

 これ、わてが悪いんじゃない、HNKさんが悪いんだなす。

 ほんまの話、日本国内で毎日90人以上の人がひそかに自殺しています。それも、最近は経済的理由による自殺が激増しているとのこと、90人死亡の事故やったら、大事故です。


「国の借金って一体何なのさ?」その3

2009-04-28 18:36:02 | 日記

 財務省のHP「日本の財政を考える」によりますと、「国の借金は年々増加しており、国債残高は平成20年度末で553兆円にも上る」、「国民一人当たり約433万円の借金をしていることになる」「わが国の借金の状況は、債務残高の対GDP比170.9%になり、主要先進国の中でも最悪の水準」と記述しています。当然と言えば、当然ですね。

 前回の「その2」の最初の方で述べた主要先進8ヶ国の1995~2007年の名目GDP(ドル表示)の平均伸び率は、実は174.5%です、この間、日本は0.835%、マイナス成長です。

 もし日本が、主要先進国並みの経済成長であったならば、対GDP比は100%以下(60%程度)となり、先進国並みの水準ということになります。
 現在の状況は、日本政府が採ってきた異様な経済政策がもたらしたものです。この間に国民一人当たりのGDPは世界のトップクラスから、32位まで落ちています。もはや、日本は主要先進国ではありません。小泉、阿倍、福田氏らの元首相そして麻生現首相、与謝野大臣らは、このような現実に気づいていないのです。
 政府は、「この借金はやがて税金で返さなければならず、公債発行による借金は、将来世代への先送りにほかなりません」と恥ずかしげもなく、いかにももっともらしく言っております。そして彼らの頭のなかにあるのは、消費税のアップです。自分たちの失政を、何の咎もない貧しい人たちに責任転嫁しているようなものです

 話は本題、「国の借金って一体何なのさ?」に戻ります。

 ここ10年来、私が必ず読んできた「経済コラムマガジン」の最新号、09/4/27(567号)に「各国の主体別国債保有比率(%)」という表が出ています。これによりますと、日本の場合、国債は96%は国内保有です、海外保有は、4%にすぎません。財務省は2~3年前、国債を海外に売り込みを計ったらしい、当然のことながら、超低金利の日本国債なんか買う人はいるわけがありません(国債よりも、低金利の円を借りて運用したほうがいいにきまっています、その日本の超低金利が世界的金融危機の遠因になった)。

 国債の保有はその殆どが日本国内で保有されているということは、何を意味するでしょうか。

 家計を共にする家族を考えてみてください。父ちゃんが多額の金をお母ちゃんの貯金から引き出して息子または娘にわたすようなものじゃないですか、家庭内の金が家族のなかで移動したにすぎません。

 返せるあてもないのに、家庭以外例えばサラ金から金を借りた場合、その行き着く先は自己破産になります。しかし、日本国家の場合、たとえば日銀が「金」を刷って発行しようと、政府が「金」を発行しようとも、所詮「金」の出所は国家じゃないですか。「金」の発行元が国民から金を借りる、それって借金にあたるのでしょうか。無論、この国が外国から多額の金を借りて、金を返せなくなれば、債務不履行(デフォルト)になり、国家破産(ハイパーインフレ)になります。しかし、日本の場合は、借金どころか、ありあまる多額の債権があり、その心配はありません。
 くどいようですが、話をわかりやすくするために、地域通貨の移動を考えてみてください。日本円は、基軸通貨「ドル」に対しては、地域通貨(リージョナル・マネー、ローカル・カレンシー)みたいなものです。

参考:経済コラムマガジン:http://adpweb.com/eco/


閑話休題:草薙騒動と、もう一人の泥酔男の話、

2009-04-28 16:04:00 | 日記

 『泥酔男、他人の家に上がり込み熟睡、ここはどこ?』 25日午前10時20分頃、秋田市の女性(60)から「自宅の2階で知らない男が布団に寝ている」と警察に通報があった。

  駆けつけた署員が男を起こし、住居侵入の疑いで現行犯逮捕した。 男(32才)は24日、単身赴任先の盛岡市から秋田市寺内の自宅に帰省し、同僚らと市内の飲食店で飲酒。泥酔状態となって帰宅途中に、玄関の鍵が開いていた女性宅に上がり込み、2階の1室に敷いてあった布団で寝てしまったという。

  駆けつけた署員に対して、男は「ここはどこ」などと話したという。当時、この家では女性ら家族3人が別室で寝ていたが、侵入には気付かなかったという。男の自宅と、侵入した住宅は数百メートル以上離れているという。 草なぎ君より、この男のほうが質が悪い?

ジョーさんの見解

>25日午前10時20分頃、秋田市の女性(60)から「自宅の2階で知らない男が布団に寝ている」と警察に通報があった。

 のどかな話ではございませんか^^ この秋田市の女性、寝る前に玄関の鍵をかける習慣がなかった訳ざんしょ。そして10時を過ぎるまで他人が自宅に居るのに気が付かなかったつーお話、 普段からの~んびりした土地柄なんでしょうねえ^^

 侵入した男(32才)が、警察が来るまでグースカ眠っていたつーのは悪意の無かった証しみたいに思えます。恐らく単なる酔っ払い、かわいいもんやと思います。けど、そげに意識が無くなるまで飲み過ぎるのはあきまへんね。

  裸で騒いだ草薙君も他家侵入青年も飲み過ぎの結果、身に滲みたことでせう。「若気の至り」つーことで、笑って済ませませてええように思います。 自分の若い時の話は棚に上げています^^ ジョー

 いかりやの見解

>のどかな話ではございませんか^^

>この秋田市の女性、寝る前に玄関の鍵をかける習慣がなかった訳ざんしょ。そして10時を過ぎるまで他人が自宅に居るのに気が付かなかったつーお話、 そうですね、のどかつーか、のんびりつーか。

それにしても、この「草薙」状態の男、「玄関に鍵がかかっていない女性宅に上がりこみ、2階の1室に敷いてあった布団にもぐりこんで寝た」っつー話、どこかおかしくないっすか? 2階の1室に敷いてあった布団は、いったい誰のために敷いてあったのでしょうか。泥棒さん用つーことはないでっしゃろ?

 この泥酔男のために、あらかじめ敷いておいたんとちゃうやろか?それとも、家族の誰か用?またわ、この夜、恋人でも来る予定でもあったのが来られなくなったのだろうか。 こだわり派のいかりやとしては、こんなことあんなこと考えると、今夜もねむれなくなりますなあ。

 ついでに、草薙騒動ですが、本日の東京新聞「検証・草薙さん事件」によると、 一般読者は、草薙擁護一色だったそうです。鳩山総務大臣の例の「最低人間」発言は「ひどい」つー批判があいつぎ、「あの酩酊大臣よりマシ」、「警察の逮捕は異常、弱いものいじめ、国家権力とはこいうものか」などなど。それに輪をかけたのが、マスゴミどもの、しつこいあほ馬鹿報道、ばっかたれめが。

  なーんちゃって高齢者は暇やさかいに、きょうも朝から腹立てて困ったもんだなす。

>「若気の至り」つーことで、笑って済ませませてええように思います。 はーい、わての場合は、「年寄りの至り」つーことで許してちょうだい。

  コマッタモンダナス爺、いかりや ジョーさんの意見、その2 >2階の1室に敷いてあった布団は、いったい誰のために敷いてあったのでしょうか。 実は、わても不思議に思うてました。誰もいない部屋に敷きっぱなしの布団・・・

想像その1:60才の女性、ちょっと疲れた時にいつでも横になれるように、準備していたのでは? 朝の一仕事を終えて、一休みするべーかと二階に上がったら、「キャッ!知らん男が寝とる!!」???てなことやったかも知れまへん^^

独身でアパート住まいをしていたころ、万年床状態で暮らしていたわてとしては、こげなこともありそうに思えるんだなす^^

いかりやさんの日記ブログ、世襲議員や坊ちゃん宰相の批判も含めてニコニコ読ませてもろうてます。 幼稚なあっほー坊のこと、 昼のニュースを見ていたら、豚インフルエンザ対策の緊急閣議の席で、何故かあっほー坊が一人にやけた顔で喋っとる様子が写っていました。 「僕が一番偉いんだぞー」ってか(笑) 今日もあっほーらしい話してしまいました^^  ジョー


ぼっちゃん宰相と取り巻きたち

2009-04-27 21:07:17 | 日記

 なぜ世襲がよくないか、能力のない人間でも、世襲ゆえに責任ある重要ポストにつくからだという人がいる・・・それもあるが、能力云々の問題だけではない。生まれたときから温室育ちだから、坊ちゃん的性格が抜けきらない。つまり場当たり的体質、わがままである、依存心が強い。さらに、問題なことは「庶民の生活感覚の欠如」である。

 麻生首相は、定額給付金について「我々のベストの案」と胸を張っていたが、党内から問題点を指摘される度に右に左へずれまくった。

 自己中心的だから、理屈にならない支離滅裂なことでも平気で口にする。その最たるものは、自衛隊をイラクへ派遣するにあたり、恐るべき詭弁を弄したあの無責任男小泉元首相「どこが非戦闘地域で、どこが戦闘地域か、私に聞かれたってわかるわけがない」 あいた口がふさがらない。

 このような二世三世の世襲政治家が次ぎから次に日本のトップの座を占めるのだからたまらない。
 江戸幕府は約260年の長きにわたって続いたが、殿の周りには、時には死(切腹)を覚悟して諫言する家老の存在があった。現在は、それに該当すると言えるかどうか疑問だが、あるとすれば、たとえば首相を長とする経済財政諮問会議がある。
 しかし、その主要な役割を演じた錚々たる民間人メンバーは、これまたそろいも揃って、どうしてこんなにひどい人間がそろったのだろうか。


 元財務官僚で、東洋大教授の高橋洋一氏は窃盗容疑で書類送検された。
 東京都練馬区の「豊島園庭の湯」の脱衣所で、区内に住む60歳代の男性会社員が使っていたロッカーから、現金数万円が入った財布や、数十万円相当の腕時計を盗んだ疑い。

 本間正明氏、小泉ー竹中のグループの改革信奉者本間正明元大阪大学教授もおなじ系譜に入る。政府税制調査会会長に任命されながら、しかも彼は「官舎はすべて売却すべき」と主張しながら、自分は原宿の国家公務員官舎にホステスの女性(愛人)と同棲していることがばれて、税制調査会会長を辞任した。

 竹中平蔵氏も、似たり寄ったりの精神構造の持ち主。自分がしでかした結果が日本社会に多くの悲劇、ワーキングプアー、格差社会を生み出し、大量の非正規雇用と派遣切り生み出したことへの反省がまるでない。

 新自由主義信奉者だった中谷巌氏の見え透いた転向も同類である。彼の「懺悔」の書とも言われる「資本主義はなぜ自壊したのか 」¥1785円は、ベストセラーになったという。彼の懺悔本は高く評価された。だが、結果が出てからの余りに遅すぎた反省といわざるを得ない、遅くとも小泉政権時代に警鐘を鳴らすべきだった。しかも「懺悔」をネタにして印税を稼ぐ?質(たち)が悪い。懺悔するなら自分のブログのなかで問題点をとりあげて謝罪すればよかったのだ。


議員世襲の弊害

2009-04-26 18:52:06 | 日記

 世襲議員問題が、話題になっている。弊害は、明らかである。小泉ー阿倍ー福田ー麻生、いずれも世襲政治家である。

  従米一辺倒の小泉政権がもたらした弊害は言うまでもない。安陪、福田の総理大臣放り投げのお粗末、麻生の幼稚さ。こんなことは言いたかないが、自己コントロールもできないよっぱらい大臣。

  世襲議員の弊害は、日本の現状が如実に示している。「麻生内閣の 恐るべき超低レベルの経済認識」でも述べたように、世間の常識、世界の認識から隔絶していることに自己認識ができていない。

  世襲議員の言い訳の決まり文句、「職業選択の自由」は憲法で保障されている」、「我々は選挙の洗礼を受けている。世襲議員が悪いというなら、選挙民が落とせばいい」と開き直る。

  例えば小渕優子特命大臣(少子化対策、男女共同参画)の場合を考えてみればいい。別に彼女に怨みがあって言うわけではないが、病で倒れた小渕首相の後釜に、立候補して当選した。「地盤看板かばん」なしに、無名だった彼女がいきなり当選するわけがない。

  選挙区を私物化、政治資金を無税で相続、これでも日本は民主主義の国ですかね。


閑話休題:くさなぎ騒動ほか

2009-04-25 19:22:35 | 日記

 薬物使用ならともかく、裸でちんぽこ露出?酔っ払ってふりちんになっただけで、公然わいせつ、逮捕、容疑者扱い、家宅捜索ってか。 ポリスはいったい何なんだ、もっとやるべきことがあるだろうが。千葉県の産地(原産地は自民)偽装知事のほうがよっぽど悪質やで。  昨日から今日にかけてどこのTV局も「くさなぎ」騒動でもちっきりや。

 昨夜、TVアサヒの報道ステーションみていたら、くさなぎの記者会見をえんえんと放送していた。 古館よ、「報道ステーション」だろ? 「もっとほかに社会性のある報道ネタがあるだろうが、たとえば清水由貴子さんの自殺にかかわる問題とか」、清水由貴子さんの自殺問題は、派遣、介護問題など深刻な社会問題を抱えているという認識はないのかよ。「報道ステーション」の看板が泣くぜ。

  警察も警察やなー、酒によっぱらって深夜の公園で裸になって一人で騒いでいたくらいで逮捕拘留ってか、自宅まで家宅捜査だって?いくらなんでも、警察はやりすぎとちゃう?

  「おいおい、こげな深夜の公園で裸になっても、誰もお前はんのちんぽこ見る奴おまへんで、真っ裸で風邪ひきますがな。はよう帰りなはれ」と説諭して帰すくらいが妥当なところでっせ。

  わても昔々、外地で自分とこの船員が酔っ払って暴れてつかまり、深夜に警察から電話、引き取りにくるよう通報があった。酒飲んで女のところで暴れて器物損壊したけれど、これは「おまはんらの、プライベートの問題や、警察がかかわる問題やない」と何のお咎めなしやった。 低開発国のおまわりさんのほうが、よほど大人の対応やで。

 >ところで私事、>雨の中、夕方から大学卒業時の仲間約10人が集まる同窓会に出向きます。ほぼ30年ぶり・・・どんなことになりますやら^^

ほーっ、えーなー!30年ぶりでっか。さぞかし、話がはずむことでっしゃろ。わての経験だけど、10~6、7人くらいの飲み会が一番話しがはずみまっせ。 超一流大学の卒業仲間言うたかて、上品なインテリ話はおもろうない。ちーっとは、はめはずして「淫照り」話をしてきなはれ。 はめ外し過ぎて、「臭なぎ君」みたく、たとえ裸になってポリスにお世話になっても、心配いりまへん。わてがいます、身元引受人になりまっさかい。

  わては、外地でも国内でも、よっぱらいの引き取りの経験がおます、身元引き受けのヴェテランだす(笑)。

  それでは、ポケットにわての電話番号のメモをポケットにいれて、安心して飲み会へ行ってらっしゃい。


国の借金って一体何なのさ?・・・。その2

2009-04-24 21:08:19 | 日記

 国家財政のバランスが崩れ、巨額の国の借金が生じた最大の要因の一つは、富(収益)にたいする課税の不公平の結果が今日の状況を招いたのです。もう一つは為替だとみています。為替については機会があれば述べたいと思います。

 今回は、昨年5月末に「神州の泉」というブログに『誰がために金は成るのか? 国の借金500兆円は誰のために使われた?』と題して投稿したものをそのまま、掲載します。
 日本は1997年から2007年の11年間で、経済成長はゼロでした。しかもその間に国の借金は約500兆円増加しました。

財団法人「国際貿易投資研究所」の統計資料により、1995年から2007年の主要先進国の名目GDP(ドル表示)を比較すると、アメリカ:1.87倍、カナダ:2.41倍、オーストラリア:2.45倍、フランス:1.63倍、ドイツ:1.32倍、オランダ:1.85倍、イギリス:2.43倍となっております。日本はなんと0.835倍つまりマイナス16.5%です。
以上を参考に、下記をお読みください。


 誰がために金は成るのか? 国の借金500兆円は誰のために使われた? 

 内閣府5月16日発表の統計表によれば、1997年と2007年のGDP(名目暦年)はそれぞれ、515.2兆円と515.6兆円である。この11年間の日本の経済成長はゼロだったことを示しています。

 財務省公表の資料によれば、今年3月時点の国の借金の合計は849.2兆円になっている。
 11年前の1997年3月末は355.1兆円です。この11年間で、国は借金を約500兆円増やしたことになります。
前代未聞の巨額のマネー500兆円を使っても、まったく経済成長をしなかった。世にも不思議なことがあるものです。

 このシリーズ第3回多重債務者「おちこぼれ」ニッポンでは、GDP上位60カ国中、1995~2006の日本の経済成長はマイナス(ドル表示)だったこと、それもずばぬけて低い。統計的な検定をするまでもなくて明らかに他の59カ国とは、有意差がみられる。これは単なるバラツキの問題ではなく、品質管理という視点からみれば、不良品を発生させたということになります。

 何故不良品が発生したかを検証するのが常識なのだが、政治家やジャーナリストは言うまでもなくエコノミスト、経済学者先生さえも誰も口を閉ざして真実を語っていない。彼らは無能なのか、卑怯なのだろうか。

 今回は敢えてこの世にも不思議な「不良品ニッポン物語」に切り込んでみた。

 この11年間で国が増やした借金約500兆円は日本の経済成長には全く役に立たなかったことになります。

 国の経済成長にはなんらの役にもたたなかったということは、実物経済に還流させることなくどぶに捨てたことと同じ現象が発生しているのです・・・・、少なくとも経済成長ゼロということは、国民生活にに全く寄与しなかったことだけは確かである。

 繰り返しますがこの11年間で名目GDPはゼロ成長ですよ。国家が投じた金は本来なら経済成長を通じて国民の所得が増え、国民の金融資産が増えていくのが正常な姿です。
 
参考までに言えば、この11年間の日本の金利は限りなくゼロに近い超低金利を維持してきました。所得も増えず、金利収入も得られない状況下では、庶民の金融資産は食いつぶしによる目減りはあり得ても、増える要素はあり得ません。

ところが実際には、日本人の金融資産は、1996年3月末には約1270兆円だった、それが2007年6月末には1550兆円になっています。従って約280兆円が個人の懐に入ったことになります。

 日銀の福井俊彦総裁は昨年5月25日の衆議院決算行政監視委員会に出席し、『ゼロ金利政策の影響』で 民主党の岩國哲人氏の質問に答えている。1991年から最近までの間に、家計で330兆円程度の利子収入を逃したとの試算、大まかに見て逸失利子額は「だいたい200兆から300兆円くらい」と答弁している。

彼は国民の得べかりし金利収入200兆円~300兆円を逸失したということを自ら認めているのです。一般国民の収入は低下し、資産は目減りしているにもかかわらず、国民全体の金融資産が増えたということは、その殆どは金満家たちの懐に所得移転したものと推測されます。

 個人の金融資産の増加分280兆円は、超金持ちたちや金融機関が通貨マフィアやハゲタカファンドどもと組んで、日本の超低金利政策を食い物に(悪用?)して、荒稼ぎしたものと推察されます。 

 庶民の収入が低下する一方で、彼らは気が遠くなるほど稼ぎに稼ぎまくったことになります。にもかかわらず国家の税収増に全く反映されていないのは何故か。まさに国家の課税の怠慢、税の不公正以外のなにものでもない。それでも、消費税アップですかね?

 国の財政破綻は政治家の怠慢によって起きているということを意味します。一方で、ことあるごとに政府は財源不足をもちだして、消費税アップは避けられない雰囲気づくりに懸命です。なかには『耳障りなことを言う。それが私の仕事』などととてもまともな神経の持ち主とは思えないが、そんな方がポスト福田候補と目されています。

消費税アップは、与党の衆議院数が三分の二以上のこのとき以外にありえない、現実のものとなる恐れがあります。政治家の無責任から生じた財政破綻を国民に押し付けるもの、あまりにひどすぎる話である・・・不届き千万もいいところ、いくらなんでも国民は怒らねばならない。

 この11年間に、国の借金を増やしながら、財務省は外貨準備高を90兆円以上増やしています。民間企業の貿易で外貨を稼いで増大化しているのに、それ以上に何の目的のために外債を買っているのか不思議である、しかも国内の借金をふやしながらである。そんな金があるなら、足りない医療費や介護など福祉に何故遣わないのだろうか。

 上述の金融資産の増加分と国の外貨準備高増の合計で約370兆円になります。
その他金融機関の不良債権処理のためと称して公的資金を投入、そしてその後この超低金利を利用して?あっという間に、大手金融機関は最高益を計上するまでに業績を回復している。日本経済が停滞しているというのに、不良債権に苦しんだ金融機関だけが急速に業績をあげる摩訶不思議さ。

金融機関の不良債権問題のどさくさにまぎれて国が金融機関に投入した巨額のマネーは、通貨マフィアらと組んであっという間に莫大な収益をあげたと考えるしかない。

 このように、考えるとこの10年余りの間に国が増やした借金500兆円の大半は、大多数の国民のために使用されたのではなく、一部の超金持ちたちを太らせ、金融機関、大手企業及び外資の手に収益移転をおこなったものと推測される。しかもそれらは、国家の税収増にもつながっていないところをみると課税の対象から漏れている、きわめて悪質不公正である。

 バブルを発生させ、バブルを潰し、景気悪化を誘導し、国の借金を膨らませ、そのあげくもっともらしい屁理屈(不良債権)をでっちあげて超低金利政策を10年以上も続けてきた。さらに景気刺激策と称して量的緩和政策まで打ち出した。日銀は世界的に見て例のない超低金利と金融の量的緩和策という非常事態の策を採ったが、日本の景気は回復しなかった。

 その結果起きたことは、国の500兆円の借金拡大と、富裕層たちや銀行などの金融機関、外資らの焼け太り、そして国民の貧乏化現象です。つまり、大多数の国民の生活を豊かにすることとは、程遠いことが起きていたことになります

参考:5月25日東京新聞のコラム『時代を読む』に、生田正治元日本郵政公社総裁が次のようなことを書いている。国連ホームページで国民一人当たりGDPを見ると我が国は1995年は世界五位であったが次第に低下して2006年は三十二位である。大田弘子経済財政担当相の1月18日の「国民一人当たりGDPが十八位」との発言が各界に衝撃をあたえたが、これはOECD三十カ国内の比較であり、BRICs等を含めた国連の全世界比較では三十二位である

 言葉は悪いが、500兆円のマネーの不正流用みたいなもの、個人がやれば当然犯罪行為になりますが、国家ぐるみでやれば誰も責任を取るわけでもない。政治家やジャーナリストは言うまでもなくエコノミスト、経済学者先生さえも誰も口を閉ざして真実を語っていない。彼らは何を恐れているのか、それとも無能なのか、卑怯なのだろうか。このようなシナリオを造ったの誰だろうか。

蛇足:上述した政治経済の状況下で、りそなの国有化問題が起き、植草事件は起きている。植草氏を社会的に抹殺しなければならない何かがあった?

 経済成長の原動力は、「信用創造」である、信用創造は実物経済に金が回転することである、「金は天下のまわりもの」であることが必須なのだ。この11年間の経済成長がゼロだったということは、国が投じた500兆円分(年当たりにして45兆円)は、実物経済に回らなかったことを意味する。何故か?結論から言えばそれに見合う需要がなかったからである。

もっとはっきり言えば需要を喚起する「まともな政策」を避けて、逆に意図的に需要を搾る(抑制)する政策(市場原理主義、生産効率をあげるためリストラと称して首切りや労働者の賃金を搾取、医療費の削減、福祉関連予算の削減、一方で所得税の各種特別控除の廃止などなど)を採ったからである。

つまり、超低金利と量的緩和策という表向き景気刺激策という強力なアクセルを踏みながら、市場原理主義とそのグローバル化という強力なブレーキを踏んだ。アクセルとブレーキを同時に踏むという極めて欺瞞に満ちた政策こそ、それがこの11年間のゼロ成長と言う結果を生んだのである。

そうでない限り日本だけが、経済成長から取り残されるという異常事態は起きなかったはずである。実体経済への金の使い道をふさいで、大量に流した金の行く先はカジノ経済へ流れた、しかし国際的賭博場には課税する仕組みを構築していなかった。

参考:ATTAC Japanというところが、『国際的な投機マネーに課税(トーピン税)を!』と提唱している。彼らの主張によれば、1977年には1日当り通貨取引額は183億ドルだったが、なんと2004年には1日当り200兆円を超える1兆8800 億ドル(国際決済銀行の発表による)にまで膨れあがりました。現在の通貨取引市場での取引の多くは、実物経済には役立たない投機、つまり「賭け事」によって占められています。全世界の貿易やサービスの必要な通貨は取引総額の僅か5%にすぎないのです。95%は投機マネーなのです。

 新自由主義者(市場原理主義者)たちが掲げる大義名分「グローバリゼーション」が規制緩和をもたらした、そうすることがあたかも善であるかのように。そのなれの果てが、国際金融投機の跳梁跋扈を許し、国の巨額の借金500兆円は彼らの作り出したブラックホールのなかへ吸い込まれていったと考えるのは間違っているだろうか。

 グローバリゼーションでは幸せはやってこない、いや日本はグローバリゼーションの最大の犠牲者である。日本人の多くはそれさえも認識できていない。欧米諸国の指導者たちはそれを知っているからこそ、日本を冷ややかに見つめている。日本一人当たりの名目GDPは32位に転落しながら、国連の予算負担19%(第二位)を負担しており、国連の常任理事国入り求め続けたが、いまだに悲願?を果たしていない。だが、サミットには第一回ランブイエ会議からのメンバー国である。彼らのその下心こそ、日本をグロバリーゼションの奔流に巻き込んだ。

 或る政治家は改革々々『改革なくして成長なし』と言って国民を騙し続け、選挙ポスターには、『この国を想い この国を創る』というキャッチフレーズを掲げた。
国民はそれにうなされたのか踊らされたのか、三分の二を越える議席を政権与党に与えてしまった。
しかし、マッド・アマノ氏は『あの米国を想い この属国を創る』とパロッたが、真実はマッド・アマノさんにあったことは言うまでもない。
いくらなんでも、国民も何かがおかしいことに気づきはじめているのではないだろうか。

一人でも多くの国民が目を覚まして欲しいと願わざるを得ない。

最後にお願いです、本稿に賛成の方、広めてください。異論反論がある方歓迎します。但し、罵詈雑言や脅迫はお断りします。

   以上


 


麻生内閣の恐るべき超低レベルの経済認識

2009-04-24 07:46:43 | 日記

 清水由貴子さんが父親の墓前で自殺という痛ましいニュース。最近は芸能活動もやめて派遣で家計を支えながら、車椅子のお母さんとの生活だったという。
 年間自殺者がここ11年連続して3万人をこえている。経済的理由による自殺者がふえているのです、景気悪化と非正規雇用者の急増と無縁ではありません。

 昨日(4月23日)の新聞によれば、「IMF09年見通しは、日本経済マイナス6・2%成長 先進国最悪」と報道されています。麻生首相はこれをどのように受けとめているのだろうか。
 麻生首相は百年に一度の金融危機と言いながらも、その一方で「日本は先進諸国に比べてその影響は比較的に低い」と言い、「日本は世界で一番先に景気回復してみせる」と胸を張っていたはずである。しかも、景気が回復すれば、消費税アップまで口にしていた。

 IMFならずとも、結論的に言えば、麻生首相の経済対策では、景気回復は困難ということになります。基本的に麻生首相の認識がまったく甘いからです。彼の経済対策は選挙対策用のばらまきと、もうひとつは大企業と金持ち優遇策だからです。

 日本の非正規雇用者は1800万人です、働く人の35%にあたります。完全失業率が4.4%(総務省公表今年2月の失業率)と言えば、アメリカの8%を超える水準にくらべれば、アメリカよりはるかにましであるかのようにみえる。

 しかし、この巨大な1800万人の非正規雇用者は、派遣切りに象徴されるようにいつ首を切られてもおかしくない存在です。つまり1800万人の非正規雇用者は巨大な潜在的失業者であると言えます。しかも彼らは、健康保険にも加入できないうえに、低賃金で働いています。

 この非正規雇用(貧困)問題を解決しない限り、本格的景気回復はありえない。いま日本経済はデフレ状態です、需要不足が最大要因です。需要不足の原因は貧しい人を大量生産したからです。

 麻生内閣のもうひとつの問題点は人材不足です。政界屈指の政策通 と言われる与謝野経済財政担当大臣兼金融担当大臣にしてからがお粗末だからです。
 彼を俎上に上げることが目的ではありませんが、彼のお粗末振りを述べておきます。彼は経済立て直しのもっとも重い職責をになっているが故に、しっかりしてもらわねば困るからです。

 日本経済は、内閣府公表の統計資料によれば、GDP(名目)は1997年が515.2兆円でした、2001年小泉政権が成立して急速に悪化して、02年491.3兆円、03年には490..2兆円に落ち込みました。その後僅かずつ回復し2007年には515..8兆円になりました。

 急速に悪化した経済が、元にもどったにすぎなかった。ところが、与謝野馨経済財政相は2006年の4月民放の報道番組で現在の日本経済について「いざなぎ景気」と同様の水準にあるとの自信を示し、その後「いざなぎ景気を超える」や「戦後最長の景気拡大」などとの発言を繰り返した。

 数字が出てきて話が固くなり恐縮ですが、経済の指標、名目GDPは家庭に例えていえば、一家の総収入と考えてください。減った収入が元に戻っただけなのに、なぜ「いざなぎ景気超え」と言えるのでしょうか。しかもGDPは元に戻ったものの、その間に大量の貧しい人たちを発生させているのです。彼の発言は、庶民の実感とはかけはなれた戯言発言を繰り返していたのです。

 一方GDPを名目ではなくて、実質GDPでみれば、1997年は500兆円、2007年は560.8兆円です。実質GDPでみれば、確かに経済成長しているかのようにみえます。しかし、実質GDPは名目GDPから、デフレ率(GDPデフレーター)で割った数字なのです。もし貴方の2007年の年間収入が515.8万円なのに、デフレで実質的には貴方の年間収入は560.8万円ですよと言われて納得しますか。

 失礼ながら、与謝野大臣は、名目GDPと実質GDPの違いの意味さえも充分に理解していないものと思われます。さもなければ、彼は「どうせ国民は、名目だか、実質だかの意味なんてわかるわけがないんだから」と国民を愚弄したかのどちらかでしょう。彼は、消費税アップ論者です。

 参考までにいえば、日本はこの10年ばかりの間に、国民一人当たりのGDP(名目)は20位以下に滑り落ちているのです。今の自公政治家がいかに世間の常識と、世界の常識からずれているかということを現しています。日本のGDPが世界第2位などと威張っていられないのです。


ボイルおばさん

2009-04-22 21:11:43 | 日記

 イギリスのスター発掘テレビ番組で、スコットランドの無名の独身女性が歌を披露し、彼女の才能が一躍、世界的な注目を浴びた。ユーチューブで、なんと世界中で再生3000万回!女性は、定職を持たない教会ボランティアのスーザン・ボイルさん(47)。

 ボイルさんは、今月11日放映の番組にあか抜けない姿で登場、最初は失笑を買ったが、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の名曲「夢やぶれて」を歌い出した途端、観客は総立ちになった。 彼女、インタービューで、生まれて男性に「キスされたこともない」と。彼女の歌った歌は、レ・ミゼラブルの「夢破れて」。 『過ぎ去りし日 希望に満ちていたあの頃 とわの愛を夢みて 神もお許しになろうと 若さゆえの 怖さ知らず 夢はかなく破れ 何もないわたしはここに・・・・こんなはずじゃなかった こんな地獄で暮らすとは こんな哀れな姿で 夢破れしわが人生』 >物怖じせず堂々とした態度で、適度なユーモア精神もありそう・・・だども、顔つきがちと怖い(笑)、美容師や服飾デザイナーの力を借りてもう少し外見を工夫して欲しいつーのが本音だす^^ そうですなあ、次にTVに出るときは、厚化粧すればかなり見栄えがよくなるんとちゃいますか。

  来日して美容整形ばして厚化粧すれば、サッチー(野村)おばさんより、かなーり「いけめんおばさん」ですたい。 そしてついでに日本で歌手デビューしてもらいまひょ。日本には60歳で歌手デビューした何とか言うおばさん歌手(名前忘れた)の例がありますがな。

  歌う歌は「桃色吐息」もえーなあ。僕の好きな青江三奈ちゃんの持ち歌のひとつ「池袋の夜」なんかどげんでっしゃろか。 ”” ~ ~ 泣いて悩んで 死にたくなるの せめないわ せめないわ どうせ気まぐれ東京の 夜の池袋 ”” あっそうタローはん!あんたせこい景気対策より発想の転換ばして、スーザン・ボイルさんを日本に招待ばして、美容整形して歌手デビューさせてみなはれ!

  これで、日本の景気もボイル(沸騰)しまっせ! なーんちゃって、あほこいてきょうも日が暮れた。


今回も植草事件をとりあげる。

2009-04-21 14:34:46 | 日記

 植草事件は、単に植草氏個人の問題だけにとどまらないからである。警察ー検察ー裁判がぐるになれば、不気味な世の中になる。

  何の罪もない一小市民が、正義の仮面を被った公権力によって拘束され、捏造された犯罪者に仕立てられる。しかも裁判官さえもその不当性をチェックしない。マスコミは社会の木鐸どころかゴミでしかない。  幸いにして今はインターネットの時代、個人がこうして意見を吐くこともできる。そのうちネット規制がはじまるのではないかと危惧する。 2006年9月の京浜急行電車内の「女子高生痴漢事件」の直後、私は「掲示板・阿修羅」に植草事件について投稿した。そのまま、再掲しよう。

 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 植草事件に思う(その2) http://www.asyura2.com/0601/senkyo26/msg/714.html 投稿者 いかりや爆 日時 2006 年 9 月 19 日 10:22:07: vtKyD/NaAwqGc

9月16から18日までの、TV報道やワイドショーでは、彼の痴漢行為があったことが、既に定着してしまった感がある。某TV局のワイドショウでは、前回ミラーマン、今回はサワリーマンなどと茶化していた。

 18日(月)のTVアサヒのスパモニは、大学教授(その道の専門家?)まで出演させて植草氏クロを前提として、「彼には矯正教育が必要である」と、したり顔してのたまわっていた。一般の人は、マスコミ(TV、新聞)から情報を受ける・・・・だから権力者はマスコミを利用しあやつる。

 今回の事件で起訴されれば、彼は間違いなく有罪だろう。 「冤罪かどうか、公正な裁判を待つしかない」という人がいる。前回の事件を前提に考えると、公正な裁判など期待できるわけが無い。残念ながら彼の無罪はありえない。最高裁まで行けばどうかわからないが、最高裁まで無罪を主張して争うなら、前回事件で争うべきだった。前回よりも単純だが手口が巧妙化?している。

 前回事件に対する疑念が晴れない限り、今回事件も操られた事件とみるほうが妥当だろう。

 前回事件を簡単に振り返っておこう:

(1)彼が、横浜市内の講演を終了して、横浜駅構内に入った時点ですでに二人の警官が彼を尾行していた。殺人事件やその他の重要犯罪事件の捜査じゃあるまいし、何故彼を執拗に尾行する必要があったのか・・・今か今かと彼が痴漢行為をするのを待っていた?

 (2)事件現場となった品川駅構内のエスカレータで、尾行していた警官は彼の後方にいて、しかも彼の背後を密着していたわけでもないのに、彼の前面の行動を何故見ることができたのか?その警官は透視する超能力者だった?・・・植草氏側がわざわざ、自らの行為を写したと思われる現場近くに設置してある防犯カメラの提示を求めたが、警察側は提示せず。植草氏の手鏡行動をみたという第三者も出現せず、客観的な証拠はまったくなし・・・。

 (3)判決は、植草氏の主張は認めず、警官のあいまいな主張をのみを入れて、「疑わしきは罰せず」という裁判の鉄則を無視して、「推定有罪」という輝かしい?判決をくだした。警察ー検察ー裁判官がグルでなければ成立し得ない事件だった。 前回は早稲田大学大学院教授の職を失い、人格まで失墜、家族の痛手ではいかばかりかと思う。今回は??こんな世の中に誰がした? 彼は、脇があまいという人がいる、そうかもしれない。だが、一杯飲んで電車に乗って、眠り込む、たまたま隣の女性客にもたれかかったり、気がついたら逆方向の電車だったり、終着駅だった・・・そんな経験誰にでもある。脇があまいところを狙うのは、普通はこそ泥か万引き犯のはずだが・・・。

 今のTVは最低、最悪だね、彼の勇気ある主張「失われた5年ー小泉政権・負の総決算(4)」などに触れることさえしない。女の尻に触った触らないが、それほど重大なことなことか?アホどもが・・・不適切な表現?女性の皆さん、ごめんね。

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 この京浜急行事件は、検察側主張には数々の矛盾があるにもかかわらず、私の当初の予想どうりの有罪判決になった。だが、ネット上では、植草氏無罪論が一般化しつつあるのは幸いである。


名倉「痴漢冤罪」と「植草痴漢事件」の違い

2009-04-20 09:03:06 | 日記

 昨日(4月19日)TVアサヒ、田原総一郎氏のサンプロで、今月14日最高裁で逆転無罪を獲得した防衛医大教授の名倉氏出演させて、「痴漢冤罪」問題をとりあげていた。

 電車内での痴漢事件は訴える女性側の主張がそのままとおり、「冤罪」を起こしやすい。TVアサヒは(TVアサヒだけではないが)、植草事件ではさんざん植草さんを貶めておいて、何をいまさら「痴漢冤罪」だと思う。だったら、植草事件を充分に検証してみたらどうだと言いたい。

 私は、2004年4月の品川駅構内のエスカレーター上の「植草氏手鏡事件」は、発生当初からこの事件は胡散臭いと思っていた(自分のHPにもそのことを記述)。そもそも二人の警察官が何故に、横浜から事件現場とされる品川駅まで一般人を執拗に尾行したのか不可解。

  警察官は、既発事件の容疑者をみつけだして尾行するのが仕事。あらかじめ痴漢するのではないか予想しながら、一般人を尾行する?これが公僕のやることですかね?そんな馬鹿げたことはありえない。

  植草事件の裁判経過をみていると、その外にもこの事件は、事件性はありえないことは明々白々であった。にもかかわらず、裁判官のチェック機能も働かず、愚かな裁判官は有罪という判決を下した。警察・検察・裁判官ぐるでなければあり得ない事件、その背後で糸を引く集団が存在するのではないかと疑わせる事件だった。そういう意味で、今回の小沢民主代表の秘書逮捕事件にも通ずる。

  せめてマスコミくらいは、この事件の不当性を突くべきだったのに、逆に植草さんを貶める先導役をつとめた。今のマスコミはほんとうに堕落している。名倉事件は「冤罪」、植草事件は「捏造」であり、より悪質である。

 ついでに言わしてもらおう。田原総一郎という男、時の政権に常にべったり、「小泉ー竹中」の怪しげな「改革路線」のプロパガンダ役を務め、いまもしばしば竹中氏をこのサンプロに登場させている。

 


国の借金って一体何なのさ?こんなこと考えたことありますか。その1

2009-04-19 14:35:45 | 日記

 平成20年12月末時点の国の借金は、847兆円です。 政府は、「この借金はやがて税金で返さなければならず、公債発行による借金は、将来世代への先送りにほかなりません」と言っております。

 「この借金はやがて税金で返さなければならない」ということは、返済の原資は「税金」だと言うのです。つまり国民から返済金(税金)を徴収するということです。  そもそも、この国が投じた金847兆円はどこに消えたと思いますか。

 話が固くなってすみません。この世の中は資本主義経済ですね。資本主義経済は基本的にゼロサム構造になっています。わかりやすく言えば、どんなバランス・シート(貸借対照表)でも左側(資産の部)と右側(負債の部)は、必ずイクオールです。つまり、プラ・マイはゼロになっています。

  したがって、国が使った借金のお金は、ドブに捨ててなくさない限り、必ずどこか(外国へ流出していることを含めて)に存在するはずです。 本来ならば、国家財政は支出と収入が均衡させなばならないのです。そのバランスが崩れて国の借金ばかりが残ったということは、政府の経済・財政政策が間違っていたことの証です。国の間違った責任を国民に転嫁しようとしています。

  そして、その借金分が富としてどこかに蓄積されているはずです。 国家財政のバランスが崩れたその最大の要因は、富(収益)にたいする課税の不公平の結果が今日の状況を招いたのです。 よくかね余り現象と言われます、庶民にとっていったい、どこにそんなに金が余っているのか不思議です。でも、金は「あるところにはあるんです」。百年に一度の金融危機の言いだしっぺは、前のグリーンスパンFRB議長です。現在の状況が治まれば、また金余り現象という言葉が頭をもたげてくるに違いありません。(続く)


お金って一体何なのさ?

2009-04-18 11:24:10 | 日記

 この頃、「お金って一体何なのさ?」と思うことがある。 昔中国の殷の時代には、子安貝が貨幣だった。ヤップ島では今も石の貨幣(石貨)が使われているとか・・・。

 人の心はお金で買える? 「人の心はお金では買えない」、「お金がすべてではない」と私も思いたい。でも、人の心はお金で買えなくとも、「人の心はお金で変わる」ことは確かのようですね。あなたはどう思う? やっぱ、今の世の中はお金がなければ生きていけない仕組みになっている。

 旧聞ですが、某TV局のワイドショウによれば、銀座の高級クラブでは、トップホステスは、席に着くだけで5万円、ボトル1本もってくると10万円だとか・・・。  その一方で、子どもを預かる保育士や、高齢者や障害者の世話をする介護士の時給は、概ね800円だそうである。介護士不足が深刻だという、賃金が安すぎるからである。仕事としては、保育士や介護士の仕事のほうが尊い仕事やと思うがなあ。

  お金って一体何なのさ?  不人気と言われる「定額給付金」も、「人の心はお金で買える」と濡れ落ち葉の「あ」のお方もそう思うとるんやろなあ。 給付金は間違いなく選挙対策用の「飴玉」とわかっていても、貰わないつー人はまずいない。わてらみたいな貧乏人は、無論もらわないより貰ったほうがいいに決まっている。

  だけど、自公にはもう投票せーへんで。2~3年後には消費税アップが待っている、間違いなく。

  財務省公表の資料によれば、平成20年12月末時点の国の借金(国債、借入金、政府保証債務の合計)は、846.7兆円です。 政府は、「この借金はやがて税金で返さなければならず、公債発行による借金は、将来世代への先送りにほかなりません」と言う。  国民は誰も借金をしてくれと頼んだ覚えもない。国がしでかした巨額の借金をつましく生活してきた庶民が何故負担するのやろ?

 一体誰が、何のためにこんな借金をしたのか。国が使った借金はどこへ消えてしまったのだろうか。そもそも国の借金って、何やの? 今の世の中あほなことが多すぎる。 今後、折にふれてこの問題を扱っていきます。

 余白:イチローが張本の日本記録を超えた。次はピート・ロ-ズの世界記録をイチローが超えることができるかどうか。 P・ローズの記録4256本、イチロー3086本、P・ローズの記録を破るには、あと1171本を打たねばならない。年間200本安打としても(毎年200本を打つのも至難の業?)、6年近くかかります。イチロー現在35歳、記録達成時には41歳を超える。天才イチローもやはり人の子、ストレスがかかれば胃潰瘍になることがわかった。今後、加齢による衰えと重圧に耐えながら、どう健康を維持するかが最重要課題だと思う。


にゃんチャンの老化現象、原産地偽装ほか

2009-04-17 07:29:12 | 日記

犬でも猫でも年とるとボケるらしい。 >過去、現在の癒しの代償としては些細なもんだす^^ ジョーさんらしい心温まるいいお話じゃないですか。我が家の斜めまえの飼い犬(シーズ)は、13歳♂でしたが、先月初めに亡くなりました。死ぬ一ヶ月くらい前から、自分のトイレがわからなくなり、屋内のあちらこちらで、放尿、放糞をするようになったとのことでした。

  「癒し」の恩返しと思って、最後までやさしく面倒をみてやってください。いかりやが「そう言っているよ」と伝えてください・・・はい、老猫相憐れむつーところだべか。

 株ちゃんのお話、 実はわても、先月売却してしもうた。「おどま損切り 損切り 損から先ゃー わからんーっと 損がはよー来ーりゃ はよー戻るー」もうヤケッパチみたいなもんどす。 わてもジョーさんも似たもの同士?やさかいに、老株相憐れむ・・・損して得(徳?)を取れ、いや損ばかりして・・・。 でも、株で儲けたツー話はあまり聞きまへん。

ジョーさん、株やるより、政治が儲かるんとちゃいますか? 聞くところによれば、自民か完全無所属かで告発された千葉県痴事?森田健作さん、政党支部が集めた献金のうち1億5000万円が森田知事個人の資金管理団体に寄付されていたという。 そうは言うたかて、わてらは健作さんみたく、「自民産」なのに「無所属産」つーて、原産地偽装するほどの才覚もなし・・・、やっぱ金儲けはダメか? 原産地を何故偽装するのか?例えば、中国産のうなぎを日本の浜松産と偽って販売する。偽装する目的は説明するまでもない。

 自民党原産よりも、無所属産としたほうが儲かる(票が得られる)と判断したからに違いない。 健作さんは、自民党東京都衆議院選挙区第2支部の支部長をしているのだから、原産地はどうみても自民党であることはあきらかだが、千葉地検ー地裁はどう判断するのだろうか。