いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

3月30日の「テレ朝、報道ステーション」へ反論投稿しました。

2010-03-31 18:55:37 | 日記

 マスコミのいい加減な報道に対しては、ただ一方的に聞き流すだけでなく、視聴者も間違いを指摘したり、反論する必要があるのではないかと思う。その反論の効果があるかどうかは別にしても、TV局側の言いたい放題にたいしては、視聴者もカウンターパンチで応酬するべきである、「物言う視聴者」でありたい。

 昨夜のテレ朝、古舘伊知郎氏の報道ステーションは、「ゆうちょ、かんぽの限度額」について、朝日新聞編集委員の星浩氏の憶測(?)にもとづく、いい加減なコメントに対して本日、同ステーションの「ご意見」欄宛にに下記を投稿した。

昨夜(3月30日)の報道ステーション、
「ゆうちょ銀行の預け入れ限度額現行一千万から二千万円、かんぽ生命の加入限度額一千三百万から二千五百万とする」鳩山政権の案件について貴報道ステーションのコメントについて、一言申し上げます。

 貴報道ステーションは「ゆうちょ、かんぽの運用先は80%が国債であり、国債が暴落したらどうするんでしょうか」という国民の不安を煽るようなコメントをしておられました。
どうして国債が暴落する恐れがあるのですか? 国債の暴落を心配するのであれば、その根拠を説明するべきです。

 日本の国債は「円」そのものじゃないですか。国債だけが単独に暴落するなんてことはあり得ませんよ。国債の暴落は「円」の暴落を意味します。「円」は現在、世界の通貨のなかで最も安定信頼されています、だから円高になっているんじゃないですか。

 ゆうちょ、かんぽの、最も安全確実な運用先としては、国債以外にどこがあるのですか。日本政府は小泉政権のときに、外貨証券(その殆どが米国債)を合計して40兆円以上購入しています。その米国債が約30%近く暴落しているのをご存知ですか。ドル安による目減りです、その損失額は莫大な金額になります。そのことには触れず日本の国債の不安を煽るのはお門違いではないでしょうか。もし、ゆうちょ、かんぽで米国債を購入していたら、膨大な損失が発生しています。

 日本政府の借金が800兆円を越えていることと、ギリシャの財政破綻についても言及しておられましたが、ギリシャの財政赤字は、GDPの120%を超えています。日本は現在、GDPの180%近くの借金になっています。ギリシャより遥かに巨大化している日本の財政赤字が問題化しない理由がおわかりですか。

 報道は、影響力が大きいだけに偏らず公正であるべきです


薬の副作用

2010-03-29 19:17:58 | 日記

いかりや:
ジャズシンガーの綾戸智恵さんが緊急搬送(3月19日)された件。

数週間前から飲んでいた口内炎と胃薬と、さらに歯の根幹治療薬が免疫力の低下から過剰に効き過ぎて深く眠りこんでしまったらしい(薬を服用後に意識がもうろう)。彼女は6年前から母親を在宅介護していた。

今回のダウンは自己管理ミスで、介護疲れと言われたくないと言っている。

薬の多用?乱用?はよくないと、常々思っております。私が今飲んでいる薬は、血圧の薬だけなのですが、これもできれば飲まないですむようにしたいけれど、やはり飲用を止めると血圧は高めになります。

継続は力なり?毎日適度な運動と散歩すれば、「薬いらず」と思うものの、毎日続けることはけっこう難しい。

薬の飲み合わせの弊害ってあるんじゃないでしょうか、ジョーさんどない思いますか。

Drジョー:
いかりやさんのお問い合わせに関して、知ったかぶりの能書きを記載いたします。

生活習慣の工夫だけでは防げない病態もありますので、ある程度の薬の服用はやむを得ないと思います。最近の血圧降下薬は、比較的副作用が小さくて無難なものが多いようです。

例えば、運動や食事の工夫で加齢に伴う動脈硬化の進行などを予防することはできるはずですが、既に生じている動脈硬化層を減少させる効果までは期待できないと思われます。

複数の知人から降圧薬の服用に関して相談を受け、「飲み続けた方が無難でしょう」とアドバイスしたこともありますが、その後具合の悪くなったケースは目にしていません。


綾戸智恵さんのケースは、やはり薬の飲み過ぎではないでしょうか。

体の不調は、免疫力などの調節機能が何らかの原因で減退することによって発生するものと思われます。

現在の医薬品は、体の不調に起因して発生する痛みや炎症など(検査で分かる高血糖や高血圧も)の症状を抑える反面、副作用を伴うものが殆どです。

一般論的に考えて、複数の別の症状に対する対象療法薬を同時に服用することは副作用の危険を増大させる可能性が大きいものと言えましょう(必ずというわけではありません)。

当方は、薬の飲み合わせに関する知識は乏しいですが、自分が服用する薬や他人から相談された薬に関しては、添付文書情報で、副作用と共に併用してはいけない薬についても調べます。

ご参考、添付文書情報は以下のURLから入手可能です。

http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html

いかりや:
ジョーさん、ありがとう。
 いくら適度の運動と食生活を改善しても、年をとると「既に生じている動脈硬化層を減少させる効果までは期待できない」。そうですか、老化現象だから若返りは無理つーことだすなあ。

そうすると血圧が高い場合は、降圧剤をやめればやはり、血圧はどうしても高めになるのはしかたがない。ということは、飲み続けるしかないというこということですね。

Drジョー:
ですが、人間の体には素晴らしい再生能力があります。多少の傷を負っても、感染にさえ気をつければ自然に直りますし、肝臓なんぞは、半分くらい切り取っても元の大きさまで再生されます。

衰えた筋肉だって、運動すれば回復してきますよね。

加えて以前にも書きましたが、脳神経細胞の増殖に繋がる幹細胞があるという事実も判明しています。

もろもろ考えますと、適度な運動と適度に頭を使うことで、老化を防げるのみならず、組織によっては若返り(再生)が可能と言えるのではないでしょうか

あちらの能力も再生可能かも・・・^^;

いかりや:
昨日のDrジョーの解説では、「既に生じている動脈硬化層を減少させる効果までは期待できない」と冷たく?言われてしまって、わては悲観的になっていました(笑)、本日の解説はかなり希望をもたせる解説ですね。

その上に、わての気持ちを忖度して、わざわざ「あちらの能力も再生可能かも・・・^^」とご託宣(笑)くださり、ありがとう・・・されど、もはや後期高齢者には、ほんまのところは「春に戻るすべなし」でしょう?

話変わって、

鳩山首相は29日夕、自身の偽装献金事件(母親からの資金提供)で政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた元公設第1秘書・勝場啓二被告(59)の初公判、検察側が禁固2年を求刑した。

「勝場君は私のためを思って働いてくれて、このようなことを犯した。私という政治家がいなければ、勝場君もこういう罪を犯さなかった。

その責任をかみしめながら、今の立場で国民のために精いっぱい働いて使命を果たしたい」と述べた。

贈収賄にからんだわけでもなし、いわば身銭を切って提供された金を公的(政治)活動のために使った、そんなことにまで罪を問う検察の「ど阿呆!」、わざわざ罪作り!


小沢おろし

2010-03-27 22:48:33 | 日記


 ここのところ、民主党内部から小沢おろしが起きている。今回の生方氏の反乱に、同調するいわゆる反小沢七奉行、渡辺恒三、仙谷由人国家戦略相、前原誠司国交相、岡田克也外相、枝野幸男行政刷新相、野田佳彦財務副大臣等である。

 政権内部からばかりではない、これまで反自民・親民主とみられていた評論家や学者グループからも起きている。

 民主党政権が成立して僅か半年あまり、戦後から昨年夏の政権交代まで65年のアメリカと官僚に操られた自民党政権の積年のこびり付いた垢をまだこれっぽちも落としていないではないか。それを小沢氏の独裁だ、言論の自由がないなどと揚げ足取りばかりを言うお粗末さには、ほとほとあきれるしかない。独裁と言うなら、自民党の65年こそ張りぼての独裁だったではないか

 小泉政権を批判してテレビ界を干された森田実氏だったが、せっかく待望の民主党政権になったと思ったら、今度は民主のトップでもない小沢幹事長を「小沢独裁」と言って非難している。昨年5月11日、小沢一郎氏は民主党代表職を辞任した。小沢氏は政権交代実現という大義のための決断をしたのである、「逆風を順風に転じさせる柔軟な英断」である。このような柔軟な対応ができる小沢氏をどうして「小沢独裁」と言わねばならないのか理解に苦しむ。森田氏はもう数十年も政治評論家をやっているのに、小沢氏をこの程度の理解しかしていなかったのかと愕然とする。彼は根っからの小沢嫌いかさもなければ、彼自身が年も年故、認知症ってことはないよね

 西部邁氏にいたっては、小沢氏のことを相撲界から追われるようにして去った朝青龍を引き合いに出して、小沢氏の政治と金問題に関連して「与党の大幹事長が朝青龍よりも劣るとは、これは国辱ものですよ」(2月6日西部邁のゼミナール)と言っている。西部氏は地検検察が戦後GHQ配下のもとにできた組織、その出自も知らないらしい。西部氏は、60年代の安保闘争の闘士から保守への転向組み、今度は検察の味方へなびいている。2月6日の彼のゼミナールの発言は、まるで酔っ払い発言、とても正常な神経の持ち主とは言えない。

 佐藤優氏も、少々オーバーな喩えだと思うが、「小沢氏をボリシェビキ=共産党型の政治支配⇒ファシスト」と称している。彼の「日本国家の真髄」という本を読んでみたいと思ったが、あの売国新聞社3K新聞社からの発行であると聞いて、買ってまで読む気がしなくなった。

 評論家諸氏も、自民党議員と同じレベルで小沢氏の過去の亡霊におびえているのだろうか。

 昨年8月30日の民主党の歴史的勝利は、対米依存症から脱するチャンスを国民が与えたのである。1993年に自民党に代わる政権をめざして自民党を脱した小沢氏にすれば、16年目にしてやっとめぐって来た遅すぎた春であるに違いない。単なる政権交代ではなく重大な歴史的意義を噛み締めているのは小沢氏だけなのだろうか。今夏の参院選は極めて重要である、小沢幹事長は党内の結束を訴えている。民主党は未熟な政権与党である、小異には目をつむり揚げ足取りはやめて欲しいものである

 


生方に踊らされる民主議員の幼稚さ:日本人は、ミャンマーを笑えるか?

2010-03-25 19:48:12 | 日記

 腐れマスコミの扇動もあるが、それに踊らされる民主党内のごたごた騒ぎには目に余るものがある。
 ここ1年余りの一連の、検察の執った捜査は議会制民主主義に照らして間違っている。鳩山首相も、そういう認識に欠けているから優柔不断である
 野党自民党議員も、民主民主議員も議会制民主主義を根本のところで、履き違えている。主権はあくまでも国民にあるのであって、官僚(検察)側にあるのではない。検察が政治を動かすがごときは、断じてあってはならないこと、国会議員たちは検察とマスコミの権力に迎合しすぎている。国民の代表である議員たちは、あまりに幼稚すぎる、先進国から笑われる

 私は先月(2月)28日『検察の暴走とそれに同調するマスゴミ:議会制民主主義を知らない愚者の集まり・・・』のなかでつぎのように記述した。

”” あくまでも主権は国民の側にある、国会議員は国民が選挙によって選んだ人たちである。国民にとっては、はっきり言えば「どこの馬の骨」かもわからない官僚(検察)が、これほど日本の政治に深く関与すること自体が異様である。検察の予断をもった国会議員の捜査は断じて許されるべきではない。””

 ”” 検察の国会議員に対する捜査は、検察の恣意的な裁量にまかせて行われるのであれば、議会制民主主義を破壊するものである。何万、何十万の国民の付託をうけて当選した議員を、官僚のご都合主義(些細なことに因縁をつけて)によって捜索や逮捕拘留することが許されるのであれば、検察という行政機関が議会の上に君臨することとなるまるでやくざ国家か軍事政権が支配する後進国並みである。それにマスコミが検察と一体化するがごときは、脳梗塞と認知症の合併症みたいなものと言わざるを得ない。””

 国会議員および秘書に対する検察の一連の政治資金規正法に関連する捜査は、慎重の上にも慎重でなければならない。基本は検察が政治(政局)を動かすことは間違っている。このことを踏まえておれば、民主党議員はこの大事なときに幹事長を擁護するのが当たり前であって、バカな生方の行動に同調するがごときはあってはならない。

いかりや: 

生方氏は解任から、逆転続投へだってさ。

「生方続投」は、小沢幹事長の本意だったのかどうかいまいちピンとこない。

「生方続投」を小沢幹事長に進言したのは鳩山首相サイドだったとかいう話もある。参院選挙になんとしても勝たねばならない小沢氏、党内でがたがたしている暇はない、苦渋の決断だった?

ここのところはとぽっぽ首相の「優柔不断」が目立つ。世論調査の支持率低下に頭を痛めているのか、顔色がさえない。
今のマスコミの世論調査は世論誘導、偏向報道のマスコミが作り出した支持率だもの、こんなの気にする必要なし。

 支持率低下がそんなに気になるなら、いかりや式支持率アップ法を教えましょう。

沖縄の米軍基地移転問題について、

 戦後65年が経過した。かっての冷戦時代も既に終わって20年、日米安保条約は根本から考え直します。日米安保条約は廃棄する方針で米側と交渉致します。

オバマさんも世界から核廃絶をと言うとるやおまへんか?日米安保は廃棄して、新たに核廃絶のための日米同盟はどないやねん?

従って沖縄には米軍基地は最早必要ありません日本国土には米軍基地はいらないと思う。オバマさんよ、これで文句あっか?

Drジョー:
民主党の生方つー男は、いかりやさんがご推察のように敵の回し者ですやろか。

『民主党の生方(うぶかた)幸夫副幹事長は24日、民放テレビ番組に相次いで出演するとともに記者団の取材に応じ、小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題について、小沢氏は証人喚問や参考人招致などの国会招致に応じるべきだとの考えを示した』

で、こんな替え歌作ってみました。

♪義理と世論を はかりにかけりゃ
 世論が重たい 議員の世界

 地獄で待ってる 閻魔様もよ~
 てめえの心はお見通し
 闇夜が怖いか 裏切り者よ


元歌は、もったいないけれど高倉健さんの『唐獅子牡丹』だす。
健さんご免なさい^^
http://www.youtube.com/watch?v=Dyeqryl5CC4

いかりや:
生方が「小沢氏を証人喚問や参考人招致」だって? 正気の沙汰とは思えない。のぼせるにもほどがある。味方を背後から撃つ卑怯者?それとも馬鹿なのか・・・テロリストにも劣る卑劣な男です。

 


文藝春秋四月号・・・ヒラメ先生

2010-03-23 19:33:55 | 日記

明け烏:
面白くもない記事を読んで渋面を作りながらページを繰ってみると、「松本清張生誕100年記念特別企画」と銘打って「『昭和史発掘』を再発掘する」という特集があった。
書いたのは原武史氏という大学教授である。
やれやれ、やっと口直しができるわい、と読んでいったが、その第一章である田中義一を扱った部分を読んで、私は我が目を疑って尻餅をつきそうになった。一応、引用する。

 前略―大正末期から昭和初期にかけての政党政治には、「機密費問題」に代表されるような出所のわからない政治資金問題、金権腐敗が続出しました。清張は第七話である「満州某重大事件」においてと大臣や官僚の収賄を列挙しているほどです。
こうしてみると、山県有朋によって重用された軍閥の田中義一が政友会に入り、首相になったことは、田中角栄が重用した小沢一郎が自民党経世会から民主党に移り、首相にはならないにせよ、隠然と権力をふるっているさまに似ていなくもない。(引用終わり)

 おいおい勘弁してくれよ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、というべきか、風が吹けば桶屋が儲かる、というべきか、無理が通れば道理が引っ込む、というべきなのか。

 はっきり言わせてもらえば、この原武史氏、本気でこう思っているのなら、即刻、脳波の検査が必要だと思う。またこの程度の歴史的知識で学生に日本史を教えるのは止めるべきだ。学生が生涯にわたって迷惑を蒙る。間違ったものを教授されてはたまらない。

 それにしても文藝春秋の編集部がよくこれだけ酷いものを載せたものである。編集長も原氏もろとも精神鑑定の必要があろう。菊池寛先生も草葉の陰の泣いておられることだろうて。

 結果、文藝春秋四月号で、金を払って読むべき価値のあるものは、磯田道史氏の「新代表的日本人③」だけである。これなら他の埋め草は省いて、200円で発売してほしい。


いかりや:
明け烏さん、文芸春秋4月号買って、800円(?)払って、時間つぶしてごくろうさま。それでも、200円分の価値があったから、まあよしとしなくっちゃ(笑)。

 文中、「満州某重大事件」当時の田中義一総理はこれで総辞職することとなりました。張作霖爆殺事件の首謀者河本大佐を軍法会議を開いて徹底的に処罰することを、陛下(昭和天皇)に上奏した。

しかし、「・・・田中は再び私の処にやってきて、この問題はうやむやのうちに葬りたいということであった。それでは前言と甚だ相違したことになるから、私は田中に対し、それでは前言と違ふではないか、辞表を出してはどうかと強い語気で言った」『昭和天皇独白録より』

 それにしてもこの原武史という男、脳波の検査?しても、脳波は何もなし、脳波ゼロだったりして(笑)・・・。どこの大学の先生か知らないけれど、こんな先生に教わる学生も気の毒ですね。

 JAXVN:

 やはり、自分で書いた物ではない?
文芸春秋4月号は読んでいなかったのですが(見出しだけで内容が想像できますから。「新潮45」もそうですが)、この文章はやはり与謝野氏本人が書いたとはとても思えません。

> 一昨年のリーマン・ショックに端を発した世界的な金融危機、それに伴う大不況の影響をもろに受けた日本経済は、いまだ出口の見えない長いトンネルの中にある。

 与謝野氏はリーマンが破綻した時、「日本経済への影響は蜂に刺された程度だ」と言いました。そしてその事について陳謝したり、取り消したりした事も無かったはずです。
しかしながら、「新党結成へ腹はくくった」などという文を平気でゴーストライターに書かせているとしたら、やっぱりとても「政策通」と呼ばれるような人とはいえない事になりますが。

「【日経、リーマン破綻の影響、与謝野氏「ハチが刺した程度」】(蚊に刺されたのならともかくハチにさされたら死んでしまいます)

http://www.asyura2.com/08/lunchbreak12/msg/788.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2008 年 9 月 18 日 14:32:19: 4sIKljvd9SgGs
リーマン破綻の影響、与謝野氏「ハチが刺した程度」

 自民党総裁選に立候補している5人の候補者は17日午前、島根県出雲市で街頭演説した。
与謝野馨経済財政担当相は米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻に関して 「日本にももちろん影響はあるが、ハチが刺した程度。これで日本の金融機関が痛むことは絶対にない。沈着冷静な行動が求められる」と述べ、日本経済への影響は限定的との見方を示した
 与謝野氏は同時に「日本は世界経済の一員であり、世界に積極的に貢献していく。政府も日銀も力の限り努力しなければならない。これが5人の共通認識だ」と指摘した。
小池百合子元防衛相も「金融の世界で大きな地震が米国発で起きた。対岸の火事として見てはいられない」と、日米欧の国際協調の必要を訴えた。
 麻生太郎幹事長は「リーマンのこともあったが、日本経済は全治3年と言ってきた。どうみても優先順位からいえば景気対策だ」と持論である景気重視論を展開した。
日本経済新聞 nikkei.net(08/09/17 13:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080917AT3S1700N17092008.html

いかりや:
与謝野氏の直筆であろうとなかろうと、いやしくも与謝野の名前で掲載するかぎり、文責は免れるものではありません。

 彼は持論を述べる前に、何故ここまで日本経済が悪化したのかを語るべきである。国民一人当たりのGDPが、リーマン・ショック前から既に先進国中最悪に転落し、また失業者数、生活保護世帯数、貧困率などあらゆる経済指標が最悪状態に落ちたのかなど、自民党の経済政策の誤りを総括する必要があります。

 自分たちのしでかした過ちさえも理解できない男でしょ? 彼らの信奉する新自由主義(市場原理主義)は、自己責任を原則とすることを主張していたではないか。いまの日本の状況を作り出したのは誰ですか?与謝野氏は自民党随一の経済通といわれた男。与謝野晶子は嘆いているかも、「君早う死にたもれ、生き恥をさらすなかれ」と。


民主党は内輪もめしているときではない

2010-03-22 22:08:08 | 日記

 

  昨年8月30日の衆院選の結果は、戦後から今日まで続いた「米国隷従と官僚依存」の自民党体制の終焉の始まりである。単なる政権交代ではない、「権力が交替したのだ」と認識すべきである、だから真の改革はそこからスタートするのだ。

 同じ自民党政権では改革は改革にならなかった。小泉政権が「構造改革、構造改革」とどれだけ叫んだことか、だが結果は国民を一層困窮に陥れる似非改革でしかなかった。

 植草氏は、昨夏の衆院選結果を『日本の歴史上、初めて民衆の力による無血革命』が成就したのであると評価している。

 古い体質を遺したままの「幕藩体制(アメリカ隷従と官僚依存)」は完全に粉砕しないとダメなんです。そのためには夏の参院選に民主グループ(社民、国民新、新党大地、新党日本)が勝利しない限り、無血革命の成就は確たるものにはならない。もし民主が敗北すれば政局となり、政治はぐちゃぐちゃとなり政界再編の恐れさえある。

 しかし、ここのところの民主党議員の右往左往する姿をみていると、彼らは昨夏の衆院選結果を植草氏のような重い受け止め方はしていないようにみうけられる。それどころか、民主議員はそのような認識の欠片さえもあるのかないのか極めて怪しいと言わざるを得ない。単に、昨年夏の衆院選挙は民主党に都合のよい風が吹いたという受け止め方ではダメなのである。
 今は「あれが悪い、こいつが悪い」と言ってる時じゃないんだよ、子供のお医者さんごっこじゃないんだから。
 長かった戦後体制を打破して、真に自立した日本を創造しなければダメなんだよ。

 少なくとも、今は夏の参院選に向けて民主党が磐石な体制をめざして一致団結すべき時ではないか。執行部の一翼を担う幹部議員のなかから、わざわざマスゴミの扇動に乗るような愚かな議員がいるとは情けない。

 生方氏はいやしくも副幹事長の職にある。本来なら、幹事長を擁護すべき立場でなければならない。
 彼は小沢氏の秘書が三人も逮捕されているではないかという。しかし、検察の捜査そのものが正しかったかどうか極めて怪しい。国会議員は国民が選挙によって選んだ人たちである。しかも政権与党の動向、つまり国家を揺るがしかねない捜査は慎重の上にも慎重でなければならないのである検察の腹一つで政治が動かされることがあってはならない。検察の横暴が許されるならば、最早民主主義国家足り得ない。官僚(検察)が、これほど日本の政治に深く関与すること自体が異様である。検察の予断をもった国会議員の捜査は断じて許されるべきではない。

 上司を場外で、(幹事長を)批判するとは言語道断である。しかも、彼は「党の代表である鳩山さんは、小沢さん(一郎幹事長)を呼んで党が中央集権になっていることをきちんと注意してほしい」と言っている、小沢氏を批判するために中央集権?とは笑わせるではないか。そんな大袈裟な言い方は必要ない、本気なら小沢氏と差しで向かって言うもよし、党内で議論するもよし。それでも不満なら自ら出て行くべきである。

 自民党と癒着しているマスコミが何とかして小沢氏を引きずり落としにかかっている、筆頭副幹事長との会話をわざわざテープに録音してマスコミに暴露するというのは、敵に塩を送るにひとしい、卑怯である。生方氏の行動はあらかじめ準備した計画的なものだったに違いない、彼はどこからかの回し者ではないか。


文藝春秋四月号:ヒラメ政治家与謝野氏

2010-03-20 18:26:15 | 日記

明け烏:

 この四月号の前半、1/3くらいは「小沢一郎」特集ともいうべきで、「見出しだけで内容が分かる」というお粗末なものである。新奇さとセンセーショナリズムが持ち味の月刊誌がこれでは売り上げ減少もむべなるかな。読む必要もないので、飛ばして読むしかない。

 中途に与謝野馨氏の「新党結成へ腹はくくった」という記事がある。面倒くさいが冒頭部分を書き写してみる。

 日本はこのまま没落してゆくのか、あるいは復活して再び成長の道を歩んでいくことができるのか―。
いま、わが国は極めて重大な岐路に立たされている。一昨年のリーマン・ショックに端を発した世界的な金融危機、それに伴う大不況の影響をもろに受けた日本経済は、いまだ出口の見えない長いトンネルの中にある
さらに国と地方を合わせた長期債務残高が二〇一〇年度末には八百六十二兆円に達する見込みで、国内総生産(GDP)に対する債務残高の割合は一八一%に達し、先進国で最悪の水準になる。このままでは早晩、国債を国内で消化することができなくなり、財政破綻も現実味を帯びてきている。 (引用終わり)

 皆さんはこの文章をどう感じられたであろうか?私には内容も新聞程度、新味もなければメリハリもなく、何より一流の人間の文章に見られる、気魄、ないしは気力がまったく伝わってこない実に下らない文章にしか思えない。

 こういう大切な文章を小役人ていどに書かせるから、斯様な雑文が出来上がるのである。まさか本人が書いたものではあるまい
 こういう風に、二流の人間に代筆を頼むと、文章というのは実に意地悪なしっぺ返しをしてくるものだという見本である。困ったものだ。

 さてここで話を変える。その昔、田中角栄氏が日本経済新聞の「私の履歴書」というのを連載したことがあった。この文章、たしか田中氏が病院のベッドの上で猛烈なスピードで書き上げたものを秘書の早坂茂三氏が僅かに手直しをして、そのまま載せたものであるという。
 しばらくすると小林秀雄氏から「日経に連載中の『私の履歴書』、達意にして読む者の心を撃つ」という内容の賛辞を表す葉書が田中事務所に届いたそうである。

「オヤジさん、小林秀雄からお褒めの葉書がきていますよ」
「小林秀雄って誰だ?」
「日本で一番偉い評論家です」

「そうか。それじゃその葉書を家に持って帰って、真紀子に見せてやろう。あの娘はいつも俺を馬鹿にしているからな」―こう言いつつ田中角栄氏は大喜びであった。

次の日の朝、事務所に真紀子さんから電話があった。
「早坂さん、あれ本当に小林秀雄さんなの?」

いかりや:

与謝野氏について

 与謝野馨氏は、一応政界屈指の政策通(消費税による財政再建論者)として知られている人物です。麻生政権の財務大臣(経済財政政策担当)を務めた男です。今日の日本経済長期低迷の責任の一端を担ってきたにもかかわらず、その自覚もなければ反省もありません。

””いま、わが国は極めて重大な岐路に立たされている。一昨年のリーマン・ショックに端を発した世界的な金融危機、それに伴う大不況の影響をもろに受けた日本経済は、いまだ出口の見えない長いトンネルの中にある。・・・””

自分たちがしでかしたという自覚はまるでなし。

””・・・・・国内総生産(GDP)に対する債務残高の割合は一八一%に達し、先進国で最悪の水準になる。このままでは早晩、国債を国内で消化することができなくなり、財政破綻も現実味を帯びてきている。 (引用終わり)””

 「財政破綻も現実味を帯びてきている。」とは、恥ずかし気もなくよく言うぜ! 国の借金について、彼はこの程度の認識しかない。国の借金はここ15年くらいの間に、自民党の失政によって膨らんだものです。彼の信奉する新自由主義(市場原理主義)によれば、自己責任のはずだが、自分たちの失政については何一つ語らず。何かと言えば、「財源」はどうするのかと言い、「消費税アップ」論を唱える。「国の借金をチャラにする法」などの知識も想像力もない。

 彼は、どうして自民党がこんなに没落したか現状認識できていない。バブル後の日本経済の長期低迷のところへ、さらに小泉政権時代の欺瞞の構造改革(市場原理主義)がもたらした厄災を彼は理解できていない。本来なら、小泉政権時代の経済政策の失政を総括して出直すべきです。

 今月12日のブログ「自民党の末期症状」で書きましたが、彼の勉強会(3月11日)に前の経済財政諮問会議の主要メンバーだった吉川洋東大教授(新自由主義:市場原理主義信奉者)を招いている。彼は市場原理主義の幻影からいまだ目が覚めていないのです。

 1997年のGDP(1~12月、名目)は515.6兆円でした、小泉政権成立翌年と翌々年のGDP(名目)は、2002年491兆円と2003年490兆円に落ち込んだ。これが4年後の2007年には515.8兆円に戻りました。この4年間かかって元のレベルにもどったに過ぎなかったにも拘わらず、彼は「いざなぎ景気超」と自慢していたのです。

しかも、その間にも、国民の収入は減少し続け、非正規雇用は増え、社会保障が破壊されていた。つまり国民生活の犠牲のうえに、成り立った砂上の楼閣を彼は「いざなぎ景気超」と錯覚(幻影)したのですその錯覚からいまだに目が覚めず、夢よもう一度と思ったのかどうか、彼の勉強会は「正しいことを考え実行する会」というのだから、もうアルツハイマー症候群というほかありません。彼の政治姿勢は上をみて、下(庶民生活)をみることができないから「ヒラメ政治家?」、従って選挙に弱く過去3回落選(前回は比例で復活)している。

こんな男が、「新党結成へ腹はくくった」と言っても、多分口先ばかり。今回の鳩山邦夫氏の離党にも目もくれず、ただひたすらにヒラメのごとく上をじっと見つめているだけだ。日本人の自殺者数はここ10年以上に亘って年間3万人を超えている、失業者、生活保護世帯、自己破産者、倒産件数など自民党政権の輝かしい(苦笑)成果であることにかんがみて、「腹はくくらなくてもいいから、腹を切ったらどうか」と言いたいくらいだ。

 田中角栄は絶えず下(庶民)みて政治をした男、上目しかないヒラメ政治家とは比べようもない。「新党結成へ腹はくくった」などと偉そうな口は、よさんのかい?


日銀追加金融緩和策:デフレ対策の効果はありません

2010-03-18 18:20:09 | 日記

 日銀は、17日の金融政策決定合で、追加の金融緩和策を決めた。
金融市場に供給する資金量を現行(10兆円)の約2倍の20兆円程度に増やす、貸出期間3か月の資金を年0・1%の固定金利で供給する。

 菅財務大臣は、物価上昇率を年内にプラスに転じる目標を掲げている。日銀にも一層のデフレ脱却の努力を求めている。今回の追加金融緩和は、政府与党との協調を演出するパフォーマンスと見る向きが強い。
 財源問題に足を捕られ大型の予算を組むわけにいかず、手詰まり状態のまま夏の参院選挙を迎える、何とかしたいという焦る気持ちはわかる。
 
 深刻化するデフレ対策だが、先日(3月14日)の本ブログには、デフレ克服について、次のように述べた。

””デフレの原因は、はっきりしています。一つは日本人の収入を大幅に低下させたことです、もう一つは円高です。
 円高による輸入圧力(品物が有り余るほど)の状況下では、デフレ克服は不可能です。それを象徴しているのが日本の食料自給率の低さである。先進国ではとびぬけて低く、食料自給率を高めることが出来ないのは、円高による安い食料品が日本産品を駆逐しているからです。””

 ”” 菅副総理兼財務大臣は日銀にデフレ克服の協力を求めていますが、日銀の低金利政策と量的緩和策はデフレ対策にならないことは、過去15年景気回復の有効な手段となりえなかったことを立証しています。””

 日銀の白川総裁は経済・物価情勢について、記者会見で次のように語ったという。
「(今回の金融緩和は)経済・物価の改善の動きを確かなものにすることに資すると考えている」、きわめて抽象的且つありきたりの説明だった。政府・与党との協調を演出し、表向きは「粘り強くデフレに対処する」姿勢を示しながら、本音は語らず。

 モノを買う余力をなくした貧乏人を前にして、日銀は「金融機関に低利で大量に金を流してあるから、皆さんお金をどんどん使ってちょうだい」と言っているようなものです。金融機関も実体経済への投資先が乏しいなかで、この金をどのように使うのだろうか、外資を喜ばすだけか?(本来なら円安要因だが、より一層の円高要因にならなければよいが・・・)。


はとぽっぽ首相の弟(鳩山邦夫元総務相)が離党、

2010-03-16 21:57:48 | 日記

 彼は、離党の記者会見で次のように言っている。

連休前に新党をつくりたい。自分が表に出て旗を振る役でなくても、黒子でも縁の下の力持ちでもいい。与謝野氏と枡添氏を結びつける坂本龍馬のような接着剤になりたい。日本一頭のいい政治家与謝野氏、国民の人気、期待度の高い枡添氏、その二人を結びつけたら最高だ。

 日本一頭のいい与謝野氏というが、与謝野氏の日本経済の判断のお粗末さは本ブログでさんざん言及してきた。与謝野氏は野に下ってしまったいまも全く反省もなく、いまだに財源論一本やりであり、「消費税アップ」論から一歩も出ていない。国民的人気も全くない(昨夏の衆院選挙で落選、比例で復活)。鳩山邦夫氏よ、こんな男をもちあげてどうする? 枡添氏だって、党内での人気はいまいちで、彼と一丸となって行動する雰囲気は全くない。

 一部マスコミでは、「政界再編」の起爆剤になるなどと持ち上げるところもあるが噴飯ものと言うしかない。マスコミの作り出した民主党の支持率低下はあっても、また民主党のなかには小沢幹事長批判派はいても飛び出したり割れる雰囲気は全くない。それ以上に自民党の不人気、沈没しかけた泥舟から逃げたくて離党している者が既に5人もいる、邦夫氏を入れて6人目である。

 鳩山元総務相の旬の時季は完全に過ぎた彼は離党のタイミングを誤った。昨年「かんぽの宿」問題に関連し、日本郵政西川社長進退を問うていた頃が「花」だった。離党するなら、当時の麻生首相に総務大臣を事実上追われた、そのときがタイミングだったと思う。郵政民営化に反対して自民党を追われて第三極をめざす平沼氏のグループと行動をともにすれば、面白かったかもしれない。

 客観的にみれば、彼の離党には合理性がない、将来をみるビジョンもない。敢えて言うなら、自民党に居心地が悪くなったか、さもなくば泥舟(119億の借金もある)から逃げ出した方が得策と踏んだからに違いない

余談ですが、
彼は、学生時代から秀才で知られている。その割には、状況をみる判断が甘すぎる。話すことにもどこか幼稚なところがある、かわいいと言えばかわいいが。

彼は「私、坂本龍馬と親せきだということが最近分かったもんですから・・・邦夫氏と由紀夫首相のいとこの妻のいとこが、龍馬の姉のひ孫に当たる」という。これって、龍馬と血のつながりがあると言えるのかどうか? 
 彼は、以前に「私の友人の友人がアルカイダなんですね」と言って物議をかもしたことがある。龍馬と親せきの話も、アルカイダの友達の話もどこか似たりよったりではないか。


デフレの恐怖を解消する方法

2010-03-14 18:57:03 | 日記

明け烏:

 昨年の夏に久しぶりに早稲田の古本屋街を歩いたのですが寥々たる有様でした。早稲田が神田を抜いて日本一の古本屋街のはずなのですが。
ハードカバーの新刊本が今のような値段では、古本屋自体がすでに絶滅危惧種となっているのかもしれません。35年ほど前は、珍しく手元にあった全集などを売れば二日分の飲み代(友人こみ)+αくらい出たような記憶があります。

 思い返しても腹立たしいのは『マオ』上下巻を出版直後5,000円を超える金額で買って、読み終わったのでB○○K ○FF(仮名)という今様の古本屋に売りにゆくと、何と煙草一箱に毛が生えたような金額。持って帰るのも面倒なので売り、何年かして読み直す必要に迫られて同じ店で購入すると二冊で3,800円。2回読んで人に進呈したので結局10,000円近くかかったことです。

いかりや:

 お金に余裕のある人は、明け烏さんのようにお金をどんどん使えば世の中が明るくなりますよ。お金は幾らあっても実体経済の中で流通しなければタダの紙切れですから、デフレ解消になりません。

 ご存知のように世の中に金がまわることによって経済成長をするのですから、無駄遣いは経済活性化(デフレ克服)のために重要なんです。日本人全体が不況だからと言って、皆で無駄遣いやめたら経済は益々萎縮します。お金を動かす力は消費、購買力ですから。

蛇足ですが、民主党の「事業仕分け」は、無駄はなくすと言う点では、一般うけはしているようですが、無駄を省くだけでは経済効果は期待できません。不景気だからと言って皆が節約したら、どうなりますか? 「ハーメルンの妖しい笛の音につられて皆で海に消えた」ってことになりかねません。

 特に問題なのは、今の日本はお金が偏在していることです。貧乏人はお金を使いたくてもお金がないのだからどうしようもない。お金持ちはケチが多いので金はなるべく使わないようにしています、彼らは欲が深いので、使っても実体経済に関係のない金融商品に投資したがります。彼らが損しようが得しようが、日本の実体経済(GDP)になんらの貢献もしなかった。

 日本はバブル後、これからは金融ビッグバンなどと煽られて、アメリカ型ユダヤの金融資本主義経済(カジノ経済)に巻き込まれ大損しました。それに懲りず、いまだに金で金を売ったり買ったりするFX取引とやらが、花盛り?らしい(僅かでもいいから取引税を課すべきと思う)。

 現在残っている日本の伝統文化は、殆どすべてと言っていいくらいに江戸時代に花開いた。徳川幕府の江戸時代は、250年以上も続いた。世界の歴史のなかでも稀に見る長期政権でした。幕藩体制の巧みな運営もさることながら、一般庶民(特に商人)の間に「宵越しの金はもたない」という美学?があったり、「金は天下のまわりもの」という哲学(?)があり、それが長い江戸幕府を支えたものと思う。

デフレ克服について

 デフレの原因は、はっきりしています。一つは日本人の収入を大幅に低下させたことです、もう一つは円高です。
 円高による輸入圧力(品物が有り余るほど)の状況下では、デフレ克服は不可能です。それを象徴しているのが日本の食料自給率の低さである。先進国ではとびぬけて低く、食料自給率を高めることが出来ないのは、円高による安い食料品が日本産品を駆逐しているからです。

 菅副総理兼財務大臣は日銀にデフレ克服の協力を求めていますが、日銀の低金利政策と量的緩和策はデフレ対策にならないことは、過去15年景気回復の有効な手段となりえなかったことを立証しています。

 本ブログでは、過去に何度も述べていることですが、アメリカの「ドル」を機軸通貨とする変動相場制から離脱するべきなのです。「円」は「USドル」を機軸通貨とする「変動相場制」の上に乗せられて浮遊するプランクトンみたいなものです。プランクトンは、自らの力で安全圏に泳いで行くことはできません。彼らの運命は海流や潮の流れにまかせて浮遊するだけです。「USドル」を機軸通貨とする変動相場制では、為替レートが妥当な水準にある場合を除いては、自らの経済対策が有効に働かないのです。

「金本位制」の場合は、「USドル」も「円」も「金」に対して「なんぼ」の世界です、「金本位制」の下では「円」と「ドル」は対等な立場であり、直接関与しあうことはありません。従って、日本独自の政策が機能するのです。ここのところが、「金本位制」と「USドル」を機軸通貨とする「変動相場制」と根本的に異なるところです。

 日本経済は半強制的に円高に追い込まれている、その結果「今日の長期不況と国の財源不足を招いた」という認識をもつ必要があります。従って、その上に立てば、国の借金の消却も財源も政府貨幣の発行によって解決する道を選択することの方がむしろ当然なのです。

余談ですが本日のニュース、中国の恩家宝首相は全人代閉幕後の記者会見で、「人民元切り上げ、強制は逆効果」などと言って相場固定を正当化している。唯々諾々と従った日本の政治家の対応と異なり、敵?ながら天晴れというほかない。

 1929年の世界大恐慌から世界に先駆けて、不況を脱したのは高橋是清の採った経済政策であった。勿論当時は金本位制であったことは言うまでもない。私が愛読する『経済コラムマガジン』 03.03.03(287号)には、「高橋是清の偉業」と題して彼が採った経済政策を絶賛しています。その要点部分を紹介します。

””” 高橋は矢継ぎ早に、デフレ対策を行った。まず「金輸出の解禁」を止め、さらに平価の切下げを行った。最終的には約4割の円安になった。そして積極財政に転換し、その財源を国債で賄った。さらにこの国債を日銀に引受けさせることによって金利の上昇を抑えた。実に巧みな経済運営である。・・・今日の日本政府の経済運営はミスの連続であるが、昔は賢明な政治家もいたものである。高橋是清は日本人の誇りである。なにしろケインズの一般理論が世の中に出たのが36年の12月であり、実にその5年前に既にケインズ理論を実践したのが高橋是清である。今日でこそカルトまがいの経済学者がよくノーベル経済学賞を受賞しているが、もっと昔からノーベル経済学賞があったら、高橋是清こそこの賞にふさわしい人物である。”””

参考:食料自給率と為替について
『 折々の記 2009 ⑥ 』
http://park6.wakwak.com/~y_shimo/momo.106.html

日本人はお人好しなのか?馬鹿なのか? 続きの続き:財政規律の愚かしさ
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20091214


 


自民党の末期症状

2010-03-12 17:55:46 | 日記

 昨夕、偶々フジTVのニュースみていたら、与謝野氏の勉強会?の会合に尾辻自民党参議院議員会長が乱入して声を荒げて怒鳴り込んでいる場面をみた。
「いい加減にしろ!バカ者!・・・いやいや、絶対に言わにゃいかんよ、こいつには!いい加減にしろ!こんなやつ、絶対に許さんからな!」・・・報道はほんの1分足らずだったが、かなりの激高?暴言?にはいささか驚いた。与謝野氏らが「まぁ、まぁ」と制止する横には、吉川洋東大教授(58)の姿があった。

 短いニュースからは、尾辻氏の真意はよく掴めなかったが、尾辻議員は、昨年1月30日の参議院本会議(麻生首相に対して)での代表質問の冒頭で次のように述べている。

「経済財政諮問会議については、昨年の質問でも、国会決議など無視すればいいと言い放った傲慢さに触れました。経済財政諮問会議は、新自由主義、市場原理主義を唱えてまいりました。平たく言えば、日本をアメリカのような国にすればいいのだと言ってきたのであります。それが間違いであったことは、今日の世界の不況が証明いたしました。その責任は重く・・・」

今回の与謝野氏の会合には、小泉政権時の経済財政諮問会議の主要メンバーの一人であった吉川洋東大教授「小泉構造改革」の理論的支柱も会合に参加していた。尾辻氏は以前から医療費の削減方針をめぐって吉川教授と対立している。

 問題の与謝野氏動向だが、10日発売の月刊誌「文芸春秋」だ。「新党結成へ腹はくくった」という少々オーバーな見出しの論文だそうである。
 昨年の衆院選で落選し比例でやっと復活した男が、新党結成して国民の支持が得られるとはとても思えない。彼は自民党随一の経済通と称されながら何を勘違いしたのか、国民の収入は減り続けワーキングプアーが増加していたにもかかわらず、2006年~2007年にかけて日本経済を「いざなぎ景気を超える」などと間抜けな言説を繰り返していた。

 彼は新党結成して、何を企んでいるのだのだろうか。彼には新党結成の高邁なビジョンがあるとは思えない。彼の本音は自民党から逃げ出すことしか頭にないのではなかろうか。
 自民党本部の、昨年10月に公表された08年分の政治資金収支報告書によれば、大手銀行からの借入残高が、119億円に上ることがでわかった。

力を失った自民党には、経団連その他の企業からの政治献金も入ってこなくなるだろう。借金返済の見込みが立たない?自民党に没落してしまった。公明党からも見捨てられ、集票力もない自民党に見切りをつけ、与謝野氏は逃げ出す口実を作っているのではなかろうか。

 最早、自民党は国民からの支持を失い、末期症状です。民主の支持率が下がったとは言え、これでは自民党は放っておいても自滅党になりそうである

 


「新聞報道とNHKの偏向」に対する庶民の怒り

2010-03-10 21:40:45 | 日記


 最近、新聞購読者が激減しているらしい。我が家も以前は二紙とっていたが、東京新聞一紙にした。その東京新聞もやめたいが、まじめな若い配達員なので同情してやめられずにいる。

 小泉-竹中のグローバリゼーション・規制緩和・効率・競争・自己責任を唱えた似非改革で非正規労働者が激増するとともに、国民の所得が激減するなかで、生活防衛のために新聞購読を止める人も多い。

 インターネットで真実の情報に接する機会も増えて、「小泉ー竹中」の改革が似非改革であったことを知るところとなった、新聞は「小泉ー竹中」の改革を礼賛し共闘?して、自ら身を持ち崩していたのだから、現状は天罰というほかない。
 この流れは今後も変わりそうもない。

 本日の新聞報道は、「核持込み」密約を認める報道ばかりであるが、「非核三原則」を唱えながら、裏では「核持込」だった。また沖縄返還時の「米軍用地の原状回復補償費400万ドル日本政府の肩代わり」の密約を訴えた元毎日新聞の西山太吉記者は、濡れ衣を着せられた冤罪だった。マスコミは真実をわかっていながら彼を見殺しにした。
 植草事件は、どう見てもでっち上げの痴漢事件だったが、ネット上では植草氏は「白」が常識化しているが、新聞やTVは彼を見殺しにしている。

 厚労省の村木厚子局長の郵便不正事件も、たまげるような捏造事件であることが、公判で明らかにされている。巻き添えにされた民主党の石井一議員は公判後、記者会見した。「私のことも(マスコミは)ほとんど犯人扱いだった」「皆さん方は事実に基づかない報道を続けてこられた責任をどうとるのか」「皆さん方の情報のあつめかたはどうだったのか。(検察の)リークでしょ?」などとマスコミに対して怒りをぶちまけていたことをインターネットで知った。

 いまさら新聞社が購読者の激減を嘆いても「ざまーみろ!」と思っている人が多い。新聞だけではない、視聴料を払わされている公共放送NHKの偏向振りには目に余るものがある。自分だけかと思っていたが、多くの人が同じように感じていることがわかった。

 「阿修羅」の政治掲示板のコメント欄のそうした不満が渦巻いている・・・・。

『大手新聞社、友達、社内が嫌なムード、購読中止が増え、上の方、広告部、が苛ついている、だそうです。』
””” 俺の友達に大手新聞社に勤めている(科学部署)。久しぶりに一杯飲んだが愚痴ってた。最近社内が嫌なムード。オレでもわが社の記事読んでおかしいと思う。購読中止が増えているので上の方が苛ついている。広告部の苛ついている。政治部や社会部は何やってんのかとダンダン悪い酒になってきたので、適当に別れた。
彼の会社も長くないなー
。”””

この投稿に対して、150以上のコメントがあっという間に寄せられているが、新聞やNHKを擁護する発言は一つもなかった、幾つかを紹介しよう。

長年購読してきた大手新聞(日経)の購読止めました。
理由(読むのがいやになってきたこと)

ゴミ売り新聞、やめましたよ。
自業自得でしょう。
つぶれても、一向に構いません。

NHKの受信料を払うのを、銀行でとめてきた。こんな高い受信料で、偏向報道を流されたらたまらない。一年間4-5万浮くし。 
 
あれだけの偏向報道、偏向世論調査をやったNHK おれも今日銀行へ行って、受信料金の振り替えを止めてもらう。いくらなんでもこんなひどいNHKはいらないな。 
 
不払いして久しい。これが一番、効く。不払いの輪が広がることを熱望する。NHK受信料不払い運動の輪を広げよう。

朝日 日経を取ってたが、偏向報道でやめ、さらに東京新聞を取ったが、やはり同じで これもやめた。NHKもムリグリやめた。いまはぜんぜん苛つかない。 
 
毎日じゃないけど、日刊ゲンダイだけ購読しています。大手新聞は必要ないです。
NHKも払っていない。NHKの受信料は、元NHK職員の年金に当てられているそうです。受信料でお金のかかる番組ができてると思っていた。ふざけんな。 
 
近所の人と話をよくしますが、新聞の定期購読止めた人が多いですよ。
私も去年から止めました。
1年経てば、安価なPCも直ぐ買えてしまいます。
こっちの方がいいです。
PCを持つということは、ある意味では、脳みそを新たに持たせてもらったというです。
使っていくうちに、つくづくそう思いました。
これから、老いぼれていくばかりなので、5万円ぐらいで脳みそを買えるのは、ほんとうに嬉しいことです。
「新聞止めて、脳みそが買った方がよっぽど良い!」、とみんな言っていますよ。 
 
朝日の定期購読を止めたのは、1年位前だったか?
うちは祖父の代から約1世紀近く朝日新聞を取り続けていました。
途中には、週刊朝日とアエラも一緒に販売店と契約していました。
新聞の記事に疑問を持ち始めたのは、ちょっと遅いか?
小泉が総理大臣を辞めるころだったと思います。
変な記事だな~と思いながらも、そのままズルズルと購読は続いたのです。

さすがに、昨年の3・3事変大久保秘書逮捕(勿論冤罪・無実)辺りからは、
小沢叩き、民主党叩きが加熱してきて、耐えられなくなり即刻購読中止!にしました。二度とお付き合いしたくないと思いました。販売店のお兄さんはこのようなケースに慣れているようでした。2つ返事で、朝日とはさよならでした。

一昨日の日曜日、東京は寒い雨の1日でした。
夕方の呼び鈴、来客かと思いきや「朝日新聞」のスタッフでした。
会社名の入ったヤッケをきていました。
私はドアフォン越しにしか対応しませんでした。
用件は以前新聞を購読してくれていた家庭に、再度購読の依頼で
廻っているとのことでした。
私は、はっきりと朝日には愛想つかしたことを話しました。
この人に怒ってもしょうがないし、相手はとても紳士的に振舞われていたので、
つとめて冷静に対応しました。
すると、お店の対応に愛想をつかされたのかと訊ねられたので、
「記事ですよ!お店なんかじゃありません!!記事です!」

すると深いため息が・・・聞こえたような・・・
その人は、そうですか、申し訳ございません。今後また何かございましたら。。。。と丁重に帰っていきました。

偏向報道オンパレードなのに、定期購読料、視聴料なんか、誰が払えるか。
NHKは、「公共放送」なんて、ふてぶてしく言わないで欲しい。
近頃、ニュースのアナウンサーでも、感情移入してしゃべる人がいる。
小沢起訴のときだ。約30分ぐらいも同じことを感情移入してしゃべっていた。
北朝鮮の年増女子アナモードに肉薄していたぞ。
小さい頃はNHKを信頼していたが、もう堪忍袋の緒が切れた。NHkの視聴契約は解除する。

日経を断りましたが
夫の断り方を聞いていて思わず拍手しました。
「新聞は本来、公正普遍の記事を書くもんじゃないのか?あまりにも低俗な偏向記事で、読んだら朝から気分が悪い、今まで我慢していたが、終息の気配もない。我慢してまで読みたい記事もない。君たち(販売店)には罪はないが、商品が悪ければしかたない。新聞社には必ず伝えてくれ、偏向報道がなくなればまた読もう。あっ、週刊朝日は入れてくれ。」
とやさ~しく言うと、相手は本当に申し訳なさそうに謝り、必ず伝えますと言って帰りました。
 
NHKの受信料の支払いを銀行で止めるだけでは、解約したことにならないのでしつこく未払い分を請求される可能性あり。
地デジに対応できないから、これを機会に受信機を廃棄するので解約したい旨NHKに伝え、きれいさっぱり解約しよう。 
 
夕刊は日経と中日とも止めた。何にも困らない。
そのうち、日経朝刊も辞めようかと思っている。
 
地響きの音が聞こえる
もう、新聞を宅配したり、購入することがなくなりつつある。
情報収集のビックバンが、日本国を襲いかけてきてる。
報道の真革命が、地響きをたててやって来ている。
恐ろしい、変革を気ずかない、マスコミと、司法権力者。
司法権力者も、捏造マスコミも、まだ、己の滅び行く認識がない、滑稽より
哀れそのものである。

B層だと思ってバカにするな!
西山さん見殺しにして反省もなし。性懲りもなく同じことをやってる。今度は冤罪と判ってて村木厚子さんへの地検の暴力を見て見ぬふり。検察に振ってるシッポが丸見えだよん。それでいて、自分たちがおバカなB層を煽ればどんな世論も作り出せると思い上がってる。
国が潰れないうちにあなた方の会社が潰れてほしい。
新聞不買運動がんばります。
   
小泉・竹中の規制緩和で
年収200万円以下の生活を余儀なくされいる我が家。
これまで、うちのばーちゃんは、新聞に入っているスパーの折り込み広告で、特売品を買いだめして、厳しい生活を凌いでくれました。
でも新聞代も高いから購読中止にしようと言いました。
ばーちゃんは、猛反対。
折り込み広告で、1ヶ月分の購読料よりも上回る特売品が買えるので、心配ないと言い出す始末。
それで、ばーちゃんに、ネットでスーパーのチラシを見る方法を教えると、
「こりゃ、おったまげた~!」
「うちの新聞に入ってチラシよりもたくさんの店のチラシがみられるわ。」
「ゴミ新聞、即、購読やめ!」
「新聞止めて、1年後には、ばーちゃんもパソコン買う、買う」
「新聞なんか読むところない。ばーちゃんは昔からチラシだけ楽しみじゃった。」
ばーちゃんのレスポンスには、おったまげた~!

新聞購読を今月でやめると言ったら、洗剤・油・サランラップ・サンドイッチバッグ・消臭剤・ビール一箱、それからプレゼントとして鍋をくれると言う。
いくらやめると言っても、おじさんは契約してくれるまで帰れないと言って、玄関で頭を下げ続ける。私より、20くらい年上のおじさんが涙ながらに目の前で頭を下げ続けている。
30分粘られた後、結局最低の3ヶ月の延長契約を結ぶことになってしまった。
責められるべきは気の弱い私だけど、ここまでして契約をとる新聞社って一体?!

昨日までの数日、国会中継を全然やっていなかったNHKだが、今日の午後はまた放映しだした。
なんでだろう?????
暫く国会中継を観ていた。
すると自民党の西田議員が出てきて質問(鳩山首相と小沢幹事長の政治と金追求)。
相変わらずと思う。
ははーん、やっぱりね。
NHKが今日国会中継を放映した意図がばればれだね~。

NHKの国会中継、あれ、なんじゃ!? 
民主党がバッシングされるところを集中的に放映していると思いませんか。
私はつくづく思います。
ちょっと昔、
簡保の宿疑惑で、原口議員が西川氏らを追及しまくっていた時なんかの国会中継、NHKは全くやっていなかった。
国民は、どれだけあのときの国会中継をやってもらいたかっただろうか。
私は、田中さんがやっているネットの「衆議院TV」でなんとか観た。
それを観て、思った。
あれをNHKが放送していたら、多くの国民に、郵政民営化を推進する人たちがいかに腹黒いことを目論んでいたかが浸透し、少しは健全な世論が出来ていたと思う。
しかし、スルーだ。
NHKは国民のことなんか全然考えていない。
既得権益者の都合の良い世論作りに役立つ中継ばかりやっている。
これが、国民から受信料を徴収している日本の公共放送・・・・???
甚だ疑問だ。
 
NHK解約しました。TVが壊れた事をきっかけに です。衛星放送も地デジも払わないから、気分が良い。冬季オリンピックが見たかったが、そこは我慢しました。
偏向報道は嫌で、昔母親に 「特高の恐ろしさと、戦争中の焼夷弾の恐ろしさ」をたこができるぐらいに聞いていたので、今回の 小沢問題でマスゴミの嘘がすぐに解りました。
戦争中と変らない マスゴミよ、さらば
 
私もNHK解約しました。気持ちよく解約です。あの偏向番組はもう見なくなります。


ベイ・シーアイエー・ザウルス・ジャポニカス:日本産痴犬恐竜

2010-03-09 18:23:42 | 日記


DRジョー:
国際研究チームの調査結果によれば、現在から約6550万年前、直径15キロほどの小惑星が地球に衝突し、その影響で発生した地震、津波、森林火災などによって恐竜他多くの生物が絶滅したことに間違いはないそうです。

考えてみれば、宇宙レベルの自然現象の前には人類もどんな事態に遭遇するか分からないとも言えましょう。

考古学によれば、恐竜が1億5千万年以上地上に生息したのに対し、人類の歴史は高々数十万年(人類の起源をどの段階にするかで異なるそうです)と言われています。

いずれにしても、地球の歴史から見れば一瞬にも及ばない長さのわてらの人生ですけど、頭の中では時空の壁を越えてどこまででも飛んで行くことができます^^

ちっぽけな人生なれど、味わい深いものがあります^^

いかりや:
6550万年前に、地球外天体がメキシコ ユカタン半島に落下衝突で恐竜絶滅ですか。

「直径10キロの地球外天体の衝突が引き起こした環境変動が原因」とする説だそうですが、広大な宇宙からみると直径10キロメートルは、豆粒よりも小さい微小な物質、そのようなダストみたいなものは無数に存在するらしい。

そんな微小な物体が地球にあたってもこの地球の生物が滅ぶんですね。

「驕れるもの久からず、盛者必衰のことわりをあらわす」とか言いますが、人類も繁栄しすぎた。そろそろ次は何かが起こりそう。

Drッジョー:
だども恐竜の栄えた時代の長さと比較すれば、人類の歴史はまだまだ短いもんだす。

自然災害の場合、よほどの事態でない限り被害を抑えるべく努力できますが、自らを滅ぼしかねない武器を開発した人類、そのような武器を
二度と使うことなく、子孫にはもっと繁栄してもらいましょう・・・

いかりや:
はい、御意でございます。

オバマはん、核兵器廃絶を唱えるなら、まずアメリカの核を全廃するというたら、どないやねん、そーしたら世界が平和になるでえ!

ついでに、沖縄米軍も県内移設などとけちなこと言わずに、全米軍沖縄から撤退する言うたらえーんとちゃう?

Drジョー:

全く仰るとおりやと思います。
けど、現実は厳しいようでおますね。

普天間基地移設問題に関しては米国のみならず、民主党、国民新党ともに沖縄県内移設を中心に考えている模様です。

言いたかないですけど、昨年の総選挙前、鳩山さんは県外移設の方針を述べていなさったのとちゃいますか?

凶悪恐竜、米国の前には妥協せざるを得ないのでしょうか

新政権になってまだ半年。妥協は最小限に留め、旧政権の米国追従一辺倒の外交姿勢を踏襲しないように望むのみです。

凶悪恐竜の中でもとりわけ凶悪な米国CIA関連機関で教育を受ける日本の小型恐竜、検察がまた騒いどるようだす。

札幌痴検が、民主党の小林千代美議員(41才、北海道5区)への献金が政治資金規正法違反じゃ言うて本人からの事情聴取を請求しているとか。

言い飽きた話ですけど、今回も痴検からのリーク情報がマスコミに流されています。そしてこれもおなじみ、北教組からの「違法献金の認識があったのではないか」ですって(苦笑)

昔からそうでした。阿呆な検察は、絶対に分かるはずのない人の心を曖昧な状況証拠のみで「このような意図があったに違いない」と決めつけて冤罪をもたらしてきました。

誤解を恐れずに言えば、高々1600万円(400万円づつ4回)の団体献金を個人献金として受け取ったとする容疑、政治活動に使っていたのなら騒ぐことのことはあらしまへん。

>米国で地球温暖化に対する懐疑論が再燃しているそうです。

本日の季節はずれの低気温も地球寒冷化の影響じゃなかとでしょうか(笑)

いかりや:

ほんまに朝から冷たい雨が・・・、今年の冬は寒い。鳩ぽっぽさん、国連で炭酸ガス25%削減案は撤回したらどうやねん。

>凶悪恐竜の中でもとりわけ凶悪な米国CIA関連機関で教育を受ける日本の小型恐竜、検察がまた騒いどるようだす。
>札幌痴検が、民主党の小林千代美議員(41才、北海道5区)への献金が政治資金規正法違反じゃ言うて本人からの事情聴取を請求しているとか。

うーん、この痴犬恐竜は自分たちの裏金問題は、頬かかむりしたまま、今度は痴犬は札幌民主の小林議員の政治献金捜査だすか。

検察の裏金を捜査する機関がない、奴らの捏造・冤罪に対する処罰がないつーのは、民主主義の最大の欠陥だべなあ。せめてマスコミがと思うが、奴らを批判する力もない。じゃから奴らはやりたい放題、なんとかならんもんですかね

 巨悪恐竜らを退治するのは、地球外天体からの落下物に頼るつーわけにいきまへん。やっぱ国民がしっかりせなあかん。次の参院選では、民主党系に圧勝してもらって、奴らを抹消するしかない。

凶悪恐竜米CIAから誕生した日本の小型凶悪恐竜「痴犬」の学名を発表します。「ベイ・シーアイエーザウルス・ジャポニカス」と命名することにしました。だどもこれって、庶民のささやかな鬱憤ばらしにもなりまへんが(苦笑)。


第二のブレトンウッズ体制?

2010-03-08 21:15:55 | 日記

 深刻な財政危機に直面するギリシャで先月24日、政府の緊縮財政に反発する官民労組によるストライキがり、参加組合員総数は約200万人以上で、同国史上最大規模のストライキ、交通網がなど社会機能が停止状態に陥った。

 GDP比でみたギリシャ政府の債務残高は、約125%です。日本は、2009年12月末の債務残高の合計は871.5兆円、2009年度のGDP(名目)は482兆円が予想されている、GDP比約180%です。この数字だけをみれば、日本の財政赤字のほうが遥かに深刻なはずです。根本的な相違は、ギリシャはほんものの債務(機軸通貨ユーロに対する)であり、日本の債務はみかけ上の債務(地域通貨円に対する)であることによります。

  3月7日のヤフーのトピックには、『円高の謎 なぜ不況で借金大国の「日本円」が世界中の投資家に人気なのか』と題して「円高」について述べている。
 ”” 円高を招いているのは、ギリシャの財政不安による欧州経済の懸念や米国の低金利政策が長期化するとの観測が強いことがあげられる。これらのリスクを恐れた世界中のマネーの回避先が日本円となっているのだ。””という。

 単に世界中のマネーの逃避先が日本円ということではありません、彼らは相変わらずマネーでマネーを買ったり売ったりのマネーゲームをやっているのです。例えば、1ドル100円の時に1万ドルで買った円は100万円になります。1ドル90円になってその100万円を売ってドルに替えれば、約10%の利ざや1100ドル稼げるのです。今の日本では、年間10%の利益を稼げる企業は殆どないでしょう。

 この先も、円高となることを見込んだ投資家(投機家)が多い、裏返して言えば今後さらにドルの価値が下がるとみているわけです。米政府もそのような方針を採ることが予想されます。ドルの価値が下がれば下がるほど、アメリカの借金の重荷(米国債)は相対的に軽減されることになります。ドルの価値が下がるということは、それだけ「円」が高くなります。当然日本はアメリカへの輸出が困難になります。

 アメリカはドルの価値を下げることによって、他国から非難されることなく合法的?に輸入を制限することができます、保護主義的政策にほかなりません。WTO(世界貿易機関)の目的が、「関税を限りなくゼロにし、規制をなくして、企業と その工業製品、あるいは農産物やサービスが地球規模の市場で自由に競争できるようにすること」とはきれいごとに過ぎません。

 「金(ゴールド)」は現在1オンス約1130ドルです。既述しましたが、為替が変動相場制になる以前の金本位制では、金(ゴールド)1オンスは35ドルでした、従ってその当時に比べて金(ゴールド)は約32.3倍になっています。金本位制時代の為替は1ドル360円(1オンス12600円)でした、従って日本円からみると、現在の金(ゴールド)価格は約8倍でしかありません。これほど32倍と8倍のドルと円の較差が大きく開いたのはドル札がいかに無節操に乱発されてきたかを裏付けるものです逆に言えば、ドルに対して不当に「円高」になっていることを裏付けるものです。ドルは機軸通貨としての役割を放棄しているも同然です。

 機軸通貨ドルそのものが根無し草のように浮遊しているだから、いくら日本だけが財政規律を唱え財源論を説いたところで空しいばかり、政治家やエコノミストたちは、こういう現実に気づいていないのだろうか。

 今年1月のダボス会議で、フランスのサルコジ大統領が基調演説で「ドルは世界の中心的な基軸通貨であるべきではない」「世界は多極化しているのだから、一つの基軸通貨だけで世界をカバーすることはできない」と述べ、世界の基軸通貨体制を多極化するために「第2ブレトンウッズ会議が必要だ」と提唱した(田中 宇 )そうである。
 ギリシャの財政赤字が巻き起こしたように、EU圏を単一通貨ユーロに一本化したことがかえって、問題を複雑なもにしている。ずるいアメリカは、第2のブレトンウッズ体制を目論んでいるのかもしれない。 

 


「東京温泉」物語

2010-03-05 19:23:08 | 日記

明け烏:

渋谷から横浜に向かう東横線の日吉の一つ先に「綱島」という駅がある。戦前は温泉街として栄え東京で何かで小金を得た人間が遊びに行くところだったと父親から聞いたことがある。この駅から戦後史を拾ってみたい。
綱島駅を左に出て中原街道を渡ると「東京温泉」という入浴施設がある。私が小学生時代には「船橋ヘルスセンター」というのがあったから、その神奈川版というところか。

いかりや:

綱島駅界隈のことは知りません。綱島に「東京温泉」があるんですか。
昔、東京駅八重洲口側の地下街に「東京温泉」がありました、今もあるかどうか知りません。若いころよく利用しました。まだ新幹線もなく、飛行機便もそれほど発達していない時代、北海道に出張して、函館から青函連絡船に乗って、青森から夜行列車に乗って上野駅に着くと、東京駅で降りて「東京温泉」で垢を落とし、朝食をとって出勤したものです。それが綱島の「東京温泉」と関係あるのかどうかもしりませんが・・・。

明け烏:
ここ(綱島)は昭和35年(1960年)に日比谷公会堂で起きた社会党委員長・浅沼稲次郎暗殺事件の犯人、山口二矢(おとや)少年の父親(航空自衛隊の幹部)がマスコミの追及を逃れるために長期間、身を隠していた場所である。山口二矢の当時の年齢が17歳であったこと、その父親の心中を思い巡らすと、これまたごく普通の銭湯のような「東京温泉」の湯が身に沁みてくるから不思議である。一回だけ行ったことがある。

いかりや:
日比谷公会堂で起きた社会党委員長・浅沼稲次郎暗殺事件は、壇上の浅沼委員長を公衆の面前で山口二矢(おとや)が刺すという衝撃的な事件でした。山口二矢は刑務所内で首吊り自殺した。

明け烏:
綱島駅改札を出ると左手にトイレがある。何の変哲もないトイレだが、ここは終戦直後、Mさんという青年が進駐軍の将校の夫人と心中した場所である。
Mさんは何かの本で読んだのだが戦前は東京美術学校(東京芸大)に通う画学生であったが、特攻に招集される。しかし飛行機の操縦も覚えぬうちに終戦となり、今更、大学に戻る気がなくなり、ぶらぶらしていたらしい。

やがてアメリカ軍の将校の家に壁画を描くアルバイトに行って、夫人と恋仲になったという。二人はもっと遠くまで逃げるつもりであったが置手紙が予想外に早く発見されたために綱島駅で身柄を押さえられる。すると夫人がトイレに行かして欲しいと言って、派手に抱き合って服毒して心中するのである

それにしても当時の時代背景を考えると進駐軍の将校夫人と恋愛関係になって心中に至るというのが凄い。Mさんの同級生(確か麻布中学の出身)のみならず、ほぼすべての日本の青年が「M,やったな!」と激しい感動を覚えたという。

いかりや:
 
戦後特攻崩れと言って、自暴自棄になった特攻の生き残りの若者がいた。Mの場合は恋に生き恋に死んだといえるのかどうか。彼の場合はそれまでの戦前の教育で鬼畜米英を教えたたきこまれていたはずである、その米兵の妻に道ならぬ恋をして、結局は死を選んだということでしょうか

 今、毎日90人以上(年間3万人以上)の人が自殺している。90人というのは大変な数です。住みづらい世の中が、多くの人を死に追いやっている、痛ましい限りである。Mさんの死と比較することはナンセンスかもしれないが、Mの場合は幸せの極地の死と言えなくもない。

 戦後教育は「命が最も大切」なものと教えられてきた。しかし、日本には「武士道というは死ぬこととみつけたり」とか、武士の世界では、切腹という儀式?があった。明治維新の吉田松陰の高杉晋作に宛てた書簡のなかに「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。・・・」命よりも大切なものがあると言っています。

 戦前「国体の義」という本を著した橋田邦彦は、近衛内閣、東条内閣で文部大臣でもあった。彼は戦後、東京裁判に出頭を命ぜられたが、出頭することなく服毒自殺した。

彼の遺書には、
今回戦争責任者として指名されしこと光栄なり。さりながら勝者の裁きにより責任軽重を決せられんことは、臣子の分として堪得せざる所なり。皇国国体の本義に則り茲に自決す。・・・・我は我の信念に従うのみ」とある。

 一方、戦争中海軍主計少佐として陰で日本の戦争を支えた男が、その後総理大臣にまで上り詰め、アメリカの要請に唯々諾々として従い「1985年のプラザ合意」に合意した。それが今日の日本の長期不況の遠因をつくった。彼は卆寿を超えて今尚、生きている。