いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

アベノミクスは二枚舌・・・、

2013-06-29 19:38:09 | 日記

加茂の長介:

二枚舌

先日、政府が規制改革実施計画の健康・医療分野において、混合診療の拡大方針を打ち出したとの記事を目にしました。今秋から未承認の抗がんを始めとして先進医療の対象範囲を広げていく方針のようです。

この記事を目にして思い出したことは、安倍首相がTPP交渉参加に参加に先だって「世界に誇る国民皆保険を断固として守る」と語っていたことです。混合診療は、健康保険が適用される診療と全額自己負担の自由診療(保険外診療)とを組み合わせた診療のことですから、健康保険制度維持とは矛盾しない?

TPP交渉では、米国が混合診療の全面解禁を求めてくる可能性が高いでしょう。米国の巨大な製薬会社や保険会社は日本でシェア拡大を狙っており、解禁で保険適用が認められれば自由診療を利用する人が増えて高い薬も売れるからです。自由診療費をカバーするため、高額の民間保険に入る人(金持ち)が増えれば米国側の思惑どおり。

加えて、国内の病院や製薬会社が高額の自由診療や最新薬ばかりに力を入れるようになれば、公的健康保険で賄える範囲が縮小して貧しい人が最新の医療を受けられなくなるかも知れません。

安倍総理の二枚舌、アベノミクスなんて言っても貧しい人には好い事なしなのですね。「混合診療拡大方針はTPP交渉とは関係ありせん」、さぞかし米国が喜ぶでしょうね。

「ふっふ~。米国は喜んで国民からの支持率は高いままじゃないか。国民を騙すのは簡単だなあ^^」(安倍)

いかりや:
混合診療は、国民皆保険崩壊へのはじまりです。

病人の弱みにつけこんで、健康保険の効かない高額治療に誘導するのは簡単、重症患者ほど「藁をも掴む」心境ですからいとも簡単に自由診療(全額自己負担)へ追い込まれる。混合診療は詐欺的で悪質です、病人の弱みにつけむ制度ですから。

アベノミクスなんてのは、レーガノミクスの真似でしょう?レーガノミクスは、俗に「双子の赤字」と言われる「対外債務と財政赤字」の拡大をもたらし、市場原理主義を導入し格差を拡大させた。日本に対しては「プラザ合意」を押し付け、今日の日本の長期不況と格差拡大の原点です。

レーガノミクス→アベノミクスで安倍政権の経済政策が日本経済を好転させるかのような印象をあたえるためのネーミングです。ネーミングで経済がよくなるわけがない(笑)。

言葉のすり替えは政治家の騙しのテクニックです。国民総背番号制=マイナンバー制というがごとし、言い方は悪いけれど、国民一括監視体制、刑務所の囚人を番号管理しているのと大差ない。

加茂の長介:

人生の晩年に差し掛かったら、病気や怪我で「痛い」や「辛い」思いはしとうおまへん。医者が助けてくれたらよろしいんですけど、殆どの医者は当てにできしまへん。

山本周五郎さんは偉いお方やったと思います。「病は気から」の事実を多くの小説で示していなさりました。

医療が信用出来へん方は、ウォーキングでも可愛い女子はんに色目を使うことでもよろしおます。そうやって心身の気を発散させてたら病気ども逃げていきますがな^

安倍はんよ、アベノミクスでも混合診療でも勝手にやり晒したらええやんけ。ど阿保!わてらをバカにしとったら痛い目にあうでえ。そやのうても垂れ目で不健康な顔しとるやないか。

南無阿弥陀仏

いかりや:
>人生の晩年に差し掛かったら・・・

晩年とは、現代風に言えば後期高齢者のことやから、わてみたいな歳頃です。

この歳になると、体力は勿論、淫欲、飲欲、食欲の衰えを感じとります。

>ウォーキングでも可愛い女子はんに色目を使うことでもよろしおます

偶に散歩(ウォーキング)しとりますが、女子はんつーたかて、ほとんどが爺さん婆さんばかりだす。

その場合、痴漢容疑で捕まらんよう、気をつけなあきまへんでえ。婆さんに色目使って、痴漢容疑で訴えられたら、こげなバカらしかごとおまへんさかいに^^。

まかはんにゃーはーらーみたしんぎょう、
南無阿弥陀仏~~



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2 コメント

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こんなもんだろう(2) (明け烏)
2013-06-29 20:27:45
その昔、新宿の地下鉄A橋に「アジ研」という施設があった。ベトナムやタイ、韓国、台湾などの留学生を受け入れるためのどこかの外郭団体である。

この近辺で営業しているタクシーの運転手さんによると、毎年2~3件は「アジ研」のお偉方とおぼしき中年男がしくしく泣いている東南アジア系の女の子に「誰にも言うんじゃないぞ」と言いながら半ば脅し、半ば宥めながら送ってゆくのに遭遇したそうである。

何も聞かなくても察しのつく事象であって、人を「ぶっ殺し」てもいいと思うのはこういう場合を言うのだろう。大東亜共栄圏を司どった「美しい日本人」がきいて呆れる。
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フィットネス (明け烏)
2013-06-30 04:12:57
この言葉が大嫌いである。記憶するところによれば30年ほど前まではfitnessは現在のような意味では使われていなかったのではないか。アメリカのCivil Service(軍隊)におけるFit to fight(いつでも戦えるように体調を整えておく)から来たもので、これが高額医療費に怯えるアメリカ人に大受けしたものだと思われる。嫌煙運動もこれと重なっているはずだ。
何も人殺しのために必死に身体を鍛えることもないわけで、私はエアロビクスとスカッシュは他人がやっているのを見るのも気分が悪い(両者とも狭いスペースで出来るようになっている)。篭の中の回転車でハツカネズミが走っている印象を受ける。
 
 加茂の長介さんによると我国でも「混合心療」が解禁されるらしい。どうやら10年後には一回入院するだけで目の玉の飛び出るような金額を請求されるようになるだろう。私はこれまた30年前くらいから知合いのアメリカ人が信じられない高額の民間保険に入っていることも、ひとたび急病になってER(emergency room)に担ぎ込まれたらそれだけで2,000ドルを請求されることも知っていたが、想像力に欠けるところがあって10年後の日本の病院風景が思い浮かばない。大方の日本人も同じだろう。こうやってボンヤリしているうちに、どれだけのことをやられてしまうのかすら分からないうちに徹底的にやられてしまうに違いない。孫娘のことを考えると胸が痛む。
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