なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

夜櫻コンサート2010 ~奉音の夕べ~ in つじあやの

2010-04-04 01:17:27 | 音楽
 嵐電ライヴには抽選ではずれ、鴨川ライヴは仕事の都合で行けずでありましたが、ついにつじあやの嬢のフリーコンサートに行くことが出来ました。
 今回の会場は建仁寺の塔頭、禅居庵であります。
 禅居庵なるお寺へ今まで行ったことがないし、彼女のHPのLIVE告知には雨天決行と書いてあったので、野外ライヴをイメージして会場に臨んだのであった。
 開場18:30 開演19:00
 「満席の場合入場をお断りする事があります、ご了承下さい。」ということだったので早めに行かねばと思っていたのだが、まず、隣の摩利支尊天に行ってしまい、本堂横の喫茶兼土産物屋さんに入り「コンサート会場はどこですか?」と店のおばちゃんに訊かねばならなかった。
 着いたのは18:20。門前には、もうすでに100名ぐらいの客が並んでいるではないか! 入れるのかなと一瞬不安がよぎったが、お寺の人が「こちらへ並んでください」と誘導してくれたので安堵する。

 18:30。ここはコンサートホールではないので数百人の人間が一斉には入れない。10名ほどが一塊になって順番に門の中へ入っていった。
 18:45。オイラにも順番がやってきて靴を脱いで庵に入る。靴は配布されたビニール袋に入れ、持って客席に座るシステムだった。
 さすがはお寺。壁、天井、床に染みついているのであろうお線香の匂いがそこはかと漂っている。
 前から数列が畳に座布団席。残りはパイプ椅子席。当然前の方から詰まっていくわけで、オイラは中段やや後方に陣取る。客席はお寺の元庫裏(台所)を改造した大広間。庭にステージが設置されているのだが柱が……。

↓終演後。


 柱が邪魔で、あやの嬢の3分の1が柱の陰になってしまった。
 (5曲目が終わって、あやの嬢が何度目かのウクレレ・チューニング中、数名のお客さんが帰っていったので、オイラのように座った位置が悪かった人間は即座に席替えを行った)

 19:00。
 ご住職のお話があって、10分過ぎにあやの嬢登場。
 ウクレレ弾き語りライヴ開演です。
 軽くチューニング。
 庭先に桜の木が植わっていたので、ベタに『桜の木の下で』を1曲目にするのかなと思ってたら『君が好きです』でありました。

                    ○
 
建仁寺塔頭 禅居庵

2010年4月3日(土)

1.君が好きです
2.風になる
3.ルージュの伝言
4.頼りない天使
5.愛する人へ
6.花よ花よ

(encore)
7.第三の男

                    ○

 6曲目の『花よ花よ』は昨日、東京のスタジオで録音したばかりの新曲だそうで、サビの部分が印象的なあやの嬢らしいバラードでした。

                    ○

 「アンコールがあるとは思ってなかった」とあやの嬢。「みなさん、歌に参加したいですか? それとも聴くだけにします?」
 拍手の多さで賛否を採ったが両者微妙で、半ば強引(笑)に『第三の男』を「♪ランラランララン~」と全員でハモって、19:45頃終演となりました。

↓終演後、ステージ近影。


 21世紀の現在、コンピュータで制御されたデジタルな音色も良いけれど、対極にあるアナログなアコースティックな音色が心地よく、京都のお寺にほのぼのとしたつじあやのの音楽はよく似合うのでありました。

 来年の桜の頃もやってほしいな。

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