7月31日~8月1日の千日詣りを目標に、愛宕山を熟知しておかねばと毎月月参りをしようと思っていたのだが、4月はいけずじまいでした。
山歩きがマイ・ブームになってしまったオイラは、今回、登山靴とトレッキングポール(杖)を購入してしまった。(この勢いでいくと、今後はGPSも買ってしまうかもしれないな~)
ということで本気度高めの装甲をし、GWたけなわの5月2日に愛宕山へ行ってまいりました。
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7:00に阪急・嵐山駅に到着。駅前のコンビニで食料を調達し「いざ出発!」したのであるが、アニメ第2期『けいおん!!』がTV放送中の現在、聖地巡礼をせねばなるまいに。
ちょうど2日の早朝に関西では4話が放送されたばっかりで、嵐山観光に来ていた主人公4人が住宅街で道に迷うシーンがあるのだが、せっかく嵐山まで来ているのである。現地に行かねばなるまいと、渡月橋をわたって右に折れ、オイラは住宅街に進行したのであった。
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休日の早朝ということで人通りは少ないのであるが、一般の人のお家前を写真撮影するのははばかられる。物影から誰かに「オッサンが聖地巡礼してやがるwww」とせせら笑われるのもシャクなので、ここは我慢して脳内カメラに収めることにした。
①残念ながらパグはいませんでした。
②「駅どしたら、ここをまっすぐ行って、突き当たりを右どっせ」の場所は、おばちゃんが言わはったとおりに歩くと嵐電嵯峨駅に行けました。
③何回も道をループしてた場所は、実際にはループしようがない位置関係にありました。
↑駐車場の看板なら良かろうと1枚だけ撮っちゃいました。
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寄り道をすること30分、清滝方面に進行する。
↓お約束(?)の鳥居本の黒ラブちゃん。本日はカメラ目線。
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今回は清滝トンネルではなく、試峠を越えてみた。
↓ミラーの下に立って自分が映っていなかったら死んじゃうと噂される、道路と平行に設置されたカーブミラー。オイラが映っていない!
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8:15 清滝到着。
8:47 3人のハイカーを追い抜き月輪寺登り口を左に見て、右方向の梨ノ木谷へと進む。
↓清流沿いに歩くので、今の季節心地よい。
↓ゲートがありましたが、無視して直進であります。
9:13 2人のハイカーを追い抜き梨木大神に到着。右の道へ進み首無地蔵へ向かいます。ここまでは緩い坂道であったが、いよいよ坂がキツくなってきたよ。
噂ではここから首無地蔵までは谷を急登しなければならないようなのだが、それを避ける迂回路もあるという。
↓最初に見える巨岩。いま思い返せば、この巨岩が目に入った坂の入り口右側に迂回路らしき標識があったのだが、オイラは岩方向へ吸い寄せられてしまったのである。orz
チョロチョロと水は流れているのだが、木々が伐採されていて岩場が多く、人はオイラだけ。不毛な地に入り込んだ気分になる。時より涼しい風が吹いてくれたものの、急な登りと、直射日光があいまって非常に暑いのである。トレッキングポールを使ってもヘロヘロの状態なので、杖がないと相当ダメージがきそうな登りである。「(次回は迂回路を使ってみよう)このコースは金輪際来まい!」と心に誓ったのであった。
↓イモリ発見!
↓途中、伐採作業の方の休憩場と思われる小屋があったので休もうとしたら『スズメバチに注意』の(黄色の)表示板が目に入った。「嫌やなあ」と思っていたら、実際、耳元で羽のブォーンという音が! なんか虫が飛んでいたが、正体を確かめる余裕すらなく大あわてで登りを進めることになり、余計に体力を消耗してしまったよ。
9:53 首無地蔵に到着。左の愛宕神社方面に進む。
↓道が二つ平行して走っている。どっちに進むべきか迷ったが、右の道を選択した。
この選択が正しいのかどうか少々不安であったのだが、しばらく進むと愛宕神社からやって来た男性と擦れちがった。
「首無地蔵経由で清滝に行きたいんですけど、行けますか?」と訊ねられたので、
「オイラは、逆に清滝から首無地蔵経由でここまで来たんですよ」と、体力消耗状態のしどろもどろで説明した。「ただ首無地蔵から急な道を下りないといけませんけど……」
10:37 愛宕山三角点に到着。
前回、月輪寺道を探している最中、道に迷ったときには『三角点→』の表示板があったのだが、今回来たらなくなっていた。もしあのとき見ていなかったら、今回も「三角点どこや~?」と山中をさまようことになってたんだろうなあ。
10:57 愛宕神社本殿に到着。
神社の広場のベンチで買ってきたおにぎりを食し、タバコを吸ってしばしの休息。
GWで良いお天気ということもあってか、神社周辺は老若男女でいっぱいでありました。
11:40 前方を行く若くて可愛い女の子2人連れが清滝方向へ歩いていったのだが、真面目なオイラは水尾分かれからあえて水尾方向を選択した。
↓このコースも急勾配である。下りるのも一苦労。足を踏ん張りながら下りなければならず、靴下の指先が破れそうな勢いである。(帰宅してから確認したところ、靴下は破れてませんでした)
水尾から登ってくる人たちは一様につらそうでありました。
12:12 水尾小学校前に到着。
あとは一路、JR保津峡駅をめざすのみ!
お昼時だったためか、水尾の里に人の姿は見受けられず、とても静かな風情でありました。
↓車が通る道を避け(と言っても交通量はほとんどないのであるが)、水尾遊歩道を歩いてみた。
↓木の橋を渡って右に行くと明智越で亀岡まで行けるようです。
↓『クマ出没注意』の標識発見!
↓ガードレールから小さい橋を渡っていけば保津峡ハイキングコースってのもあるんだね~。
12:55 JR保津峡駅に到着。駅前のベンチでは数名の方がお弁当を広げられてました。
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今回の歩行距離=21.9km
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