なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

2011年とサラバなのだね

2011-12-31 23:45:00 | 雑記

 今年の前半は キツかった

 個人的に

 

 震災もあった

 山へ行く気力なんかなかった

 行こうっていう気分じゃ全然なかった けれど

 

 オイラがどこへ 行こうが行くまいが

 放射能は消えないし 壊れた家は戻らないし 亡くなった人は還ってこないけれど 

 

 亡くなった人の中には 「今年は祇園祭に行ってみよう」って思っていた人がいたかもしれない

 「送り火を見に行こう」「大文字山に登ろう」って考えていた人がいたかもしれない

 

 行ける人が行かなくて どうする?

 登れる人が登らなくて どうする?

 

 また京都へ行って また阿呆なブログを書き綴ってしまった

 「業」であるなぁ

 今年、温かい声援をくださった皆さん、静かな優しい眼差しで読んでくださった皆さん、クソミソに罵詈雑言を吐き散らかしてくださった皆さん、ありがとうございました。\(^_^)/

 来年も、そうさオイラは麗しの「山ガール」を探し歩く、山から山へと~ (^^ゞ

                     ○

 最後に。

 「2011年って何があったんだっけ?」と、いつの日かの学生たちが頭を悩ませながら日本史の試験を受けているような、そんな復興した平和な未来がやってきますように……。


2011年の残念だったこと(*_*)

2011-12-29 08:00:00 | 雑記

 2011年も、もうすぐ終わりか……。

 今年の楽しかった思い出は、このblogにつづってきたので、今回は残念だった気持ちを供養するためにも柔らかな後悔を書きつづってみよう。

                     ○

 国文祭の都大路オープニングパレード京都橘高等学校吹奏楽部のパフォーマンスを初めて見せてもらったのだけれど、「楽器を演奏し、踊りながら、行進する」という物凄く難易度の高いパフォーマンスなのだった。

 あなた、楽器演奏しながらダンスすることができやすかい? しかも列を乱さず、整然と前へ進んでいくんだよ。

 感動のあまり、あんときゃ京都橘のあとを付いていきたい気分だったんだから。

 あとあと京都橘高の吹奏楽部をググってみると、やはり各コンクールの上位入賞の常連さんで、テレビ番組にも出演しているというじゃないか。

 そんな京都橘高の吹奏楽部のパフォーマンスをもう一度みたいと切望していたら、12月の初めに定期演奏会の情報がオイラに飛び込んできたんだ。

 しかしながら、17日の土曜の夜からどっと疲れる夜勤明けのオイラには、京都橘高まで行く体力と気力は……もうありませんでした。\(^_^)/

 来年はなんとか行ってみたいものです。


2011年の山納め・大文字山でファイト一発!

2011-12-26 11:15:00 | 大文字山&周辺

 激動の2011年も残り一週間。

 今年もいろいろな山を登ってきましたが、年内に山へ行ける日は今日が最後ということで、やっぱりシメは自称「大文字山歩こう会」会員のオイラといたしましては大文字山なのでございます。

 12月24日(土) たり

 いつもは早朝登山のオイラですが、昨夜はつボイノリオ先生の復活祭に出席した都合上、白川通今出川の交差点に着いたのが10:45でありました。

 今日は今まで歩いたことがないところへ行ってみようじゃないか。

 ▼ 11:00 まずは法然院ルートを選択。

 ▼ こんな手すりは以前なかったように思う。整備されとりますなあ。

 ▼ 善気山へは向かわず途中で北にそれ、初めて月待山へ行ってみた。

 月待山から東へ歩きやすい平坦な道があったので迷わず突き進んでみる。
 ▼ 街並みが見下ろせる場所もありました。

 この道はどこにつながっているのだろう?
 ▼ 道を下ると銀閣寺ルートに到着。

 このまま銀閣寺ルートを歩くのは面白くない。
 ▼ 後ろには、さも「この道を進みなさい」と言わんばかりの山道があるぞ。

 ▼ ならばと進んでいくと「トラックの森」。今年の10月にヤマモミジが植樹されたばかりの未来の紅葉スポットではないか!

 ▼ スゴく整備されている道が続きます。

 Y字路が2ヶ所ありましたが、どちらも右方向に進んでいくと、なんだか見たようなトコに到着。
 さっき歩いた善気山と月待山との分岐点まで戻っていたのであった。
 このまま善気山へ行くのも面白くないので来た道を戻り、Y字路の左(沢沿い)を進むと急斜面に出る。
 ▼ 上の方から銀閣寺ルートを歩いている人たちの声が聞こえてくるぞ。

 ▼ どこにたどり着くのだろう? と斜面を登ってみると、千人塚の直前でありました。

 ▼ 下山して行く山ガールたちとあいさつを交わし元気をもらい、大の字の左払いから火床へ。

 ▼ 12:00 気温4℃。

 20分間、おにぎり休憩。しかし、歩いていないと寒いったらありゃあしません。
 ▼ 比叡山は雪化粧。

 ▼ 写真では分かりづらいですが、奥の北山も白くなっていました。

 大の字の横棒の右から三角点への道に合流。
 ▼ 諸君、8月16日の登山は気をつけましょう。

 ▼ 12:40 大文字山三角点に到着。しばしスゥッ・・・(ーoー)y゜゜

 さてここから、オイラがまだ未到の地である如意ヶ岳をめざします。

 ▼ 「藤尾奥町」方向でいいのか思案していると、大津へ下りるというベテラントレッカーさんに「それでいいのだ」と教えていただきました。

 如意ヶ岳へと至る道はほぼ平坦で整備されており、歩きやすい林道が続くのであるが、途中の分岐に道標が見当たらないので初めての人間は迷ってしまいそう。
 ▼ 十字路に来たら真ん中の道を選択しよう。

 ▼ 13:10 国土交通省の大津航空無線標識所に到着。関係者以外立ち入り禁止。

 この施設の南側沿いに細い迂回路があったので歩く。
 ▼ 13:15 迂回した先の正面に「如意ヶ岳」のプレートがありました。

 ▼ 施設の東方向に伸びるやや下りの舗装道路を進む。非常に歩きやすい。

 ▼ 13:20 大津が見下ろせる場所に来る。

 ここはガードレールの切れ目で、山道を下っていくと三井寺へ着くという。

 ちょうど三井寺から登って来たというトレイル・ランナーさんが写真を撮っておられたので訊いてみると、分岐が何ヶ所かあって三井寺へ行くにはややこしいらしい。
 ランナー氏は如意ヶ岳方向へ。オイラは舗装道路をさらに進んで行った。

 ▼ 13:30 しばらく緩やかな下り道を快調に歩いていたのであるが、突如、行く手を阻むゲートが現れたぞ!

 ゲートと地面の間に、なんとかがんばれば向こう側に抜けれそうな隙間があるのだが、身体が砂と泥だらけになってしまうのは目に見えているのでその作戦は却下。
 ▼ ゲートの20メートル手前付近に向こう側の道路に出られそうな轍を発見。

 約2メートルの急斜面を滑走し無事に脱出成功!
 ▼ 13:50 比叡平との分岐。オイラは池の谷地蔵尊へ。

 坂を登るとスグに薬草園と地蔵尊に着く。
 ▼ わんちゃんが不審そうな眼差しで出迎えてくれました。

 ▼ 薬草園の案内板。

 ▼ 池の谷地蔵尊。

 ▼ この場所からまた山道へと入っていくのだ。

 ▼ 途中、Y字路あり。道標があるので左の道を選択。(右の道でも大文字山へ行けるのでは?)

 ▼ 14:08 雨社大神に到着。

 ▼ この場所で二人組のベテラン・トレッカーさんと出会う。

 「今から楼門の滝まで行く」とおっしゃるので、大文字山への分岐まで同行させてもらうことに。
 「さっき、ゲートを越えるのに苦労した」と言うと、「大津が見えるガードレールの切れ目から下りて行くと、道路へ出るゲート迂回路がある」と教えていただきました。ナビゲーションどうもありがとうございました。

 ▼ 14:25 ふたたび大文字山三角点に到着。

 粉雪がちらつきはじめるが、このまま下山するのは面白くない。
 ▼ 14:37 標識「A-17」から中尾城跡ルートに入っていく。

 以前、登りで一度だけこのルートをたどったことがあるのであるが、分岐ポイントがいっぱいあるので下山するのも難しい。
 見た目が同じような風景がいっぱいあるので確証はないのだが、斜面を藪コキしていけば旧道に通じているのかも……という場所もありました。
 この道を以前歩いたのだろうか? 各分岐点で迷い迷い、なんか初めての道を歩いているような感覚で歩いていると、見覚えのある標識を発見。

 ▼ 15:03 無事、中尾城跡に到着。

 これで安心して帰れると思っていたのだが、途中のY字路で右に進んでしまったのがまちがいであった。行き着いた先は傾斜角70°ぐらいの急斜面。地面まで高さ30メートルぐらいであっただろうか。
 戻るという選択肢もあるにはあったが、ここを降りて南に進めば正規ルートに帰還できるというカンピュータの理論的確信が、そこにはあった。当然、人が歩いて降りていけそうな道筋のようなものがあったので、斜面から露出した木の根っこをつかみながら慎重に降りてみることに。

 うわっ! 足場が砂地であったことは計算外だったぞなもし。足元の土がポロポロと真下へ落ちていき、オイラは木の根をつかみながらブランブランの宙づり状態に陥ってしまったのである。

 まさに懐かCMの「ファイトォ~!」「いっぱ~っ!」の絶体絶命のピンチなのだ。

 はい登るにせよ、木の根の耐久力はいかがなものか? 生と死の狭間でオイラのカンピュータはパニックを起こし、計算ができぬぞい。

 物理的に上へ行くよりも下へ行く方が仕事量が少なくて済むなあ、なんてことを考えたりしながら、斜面の所々に木が生えているので、滑りながらそれを足場にしたり、つかまったり、抱きしめたりし、慎重かつ真剣に方向を見定めながら降下作戦始動。

 こんな時、手首にぶら下がっているトレッキング・ポールは大変邪魔なのであるが、生来の貧乏性ゆえ手放せないのでありました。

 諸君、木の幹に全力でしがみついたことがおありか? あの斜面に木が植わっていなかったら致命的なケガを負っていたことであろう。今こうして無事でいられるのも、弘法大師堂のお大師サマのご加護のおかげであるなあ。なむなむ。

 ▼ 着地点には紅葉。靴の中に砂が入り込み、ズボンは泥だらけ、腕に少しのかすり傷を負ったがなんとか生きています。

 ▼ 15:20 正規ルートに戻った? 道に埋まったこの石柱が道標代わりなのです。

 ▼ 15:30 映画『パッチギ!』のロケ地だった京都朝鮮学園まで下山。我脱出に成功せり。

 この「中尾城跡ルート」は誰とも出会わないし、行き当たりばったりで行くと痛い目にあっちゃいますので要注意。いつの日か悩まずにスイスイ歩けるようになりたいものです。

 ▼ 大文字山よ、来年また会おう! その時はもうちょっと優しくしておくれ。

                     ○

 本日の歩行距離=23.8km

 ▼ 画像をクリックすると大文字山周辺の軌跡にズームイン!
                     ○

 さて、来年第一弾はどこへ行きましょうかね?


復活!!つボイノリオのハイヤングKYOTO@KBSホール

2011-12-25 06:00:00 | 雑記

 元々クリスマス・イブの24日は前々から予定を入れていたのだが、12月半ばに突如、来る23日に我が○○の師、つボイノリオ先生がKBS京都創立60周年特別番組の超目玉企画として、伝説のラジオ番組「ハイヤングKYOTO」を一夜限り復活させるとの情報が飛び込んできたんだ。

 しかも21~25時までの放送内で、21~23時はKBSホールで公開生放送するというんだ。(23~25時はスタジオ生放送)

 こら! こら! こら! KBS! そんな大事なことはもっと早めに言いなさい。(世間は祝日だが)事前にわかっていれば休暇を取って、ゆっくり京都まで駆けつけられたのに。仕事終わってから行くのは大変なんやぞ。オイラは直前の22日まで、行くべきか行かざるべきか、真剣に悩んだやないか!
 超ご多忙なつボイ先生のスケジュールを「やっと押さえることができたんです」と言いながら、M上祐子ラジオ編成・制作局長がもう一度しこを踏んで御所を崩れさせるというならば許してあげまんにゃわ。(笑)

 閑話休題。

 そして、オイラの怒濤の京都2DAYSが……はじまったのでありました。

                     ○

 12月23日(金)  底冷えする京都の夜は寒い。気温3℃。

 ▼ 20:50 KBSホールに到着。極度の興奮のあまり手ブレスマソ。

 朝の6:30から各番組がKBSホールで公開生放送されており、オイラが着席したときは「藤崎ぷ~ケット」の終盤でした。800人ぐらい?の人が集まっていたのかな。

 ▼ 21:00 懐かしのオープニングテーマとともにつボイ先生がご登場!

 のっけから新旧のネタを織り交ぜてのつボイ・ワールド炸裂に、場内は大爆笑の渦でございました。

 ▼ つボイ先生のかたわらには、当然のごとく福居・元ディレクター。今はタイで悠々自適な暮らしをされているようで、この日はつボイ先生のために一時帰国。

 ▼ スペシャル・ゲスト その1。村上祐子アナ(現・ラジオ編成・制作局長)。

 ▼ スペシャル・ゲスト その2。和田りつ子さん。

 藤吉佐登ねえさんの都合がつかず、お見えになられなかったのが残念無念でありました。

 投稿手段が今はハガキからメールへと変わりましたが、ネタのクオリティーの高さと、その笑いを引き出すつボイ先生の話芸のクオリティーは当時と……まったく変わっていませんでした。

 もう30年も前のことなのに、未だに当時のリスナー(ハガキ職人)さんたちのペンネームを覚えているというのはいかがなものか。

 「秘訣のコーナー」なるものがありまして、「菊池桃子の○を○んで一緒に○る秘訣」とか「伊藤つかさを○○まわして、最後は○○ることができる秘訣」(←んなこと書けるか! 伏せ字スマソ)とかいうまったく実用性がない秘訣が毎週毎週投稿、紹介されておったわけでございますが、今でもオイラがはっきりクッキリ覚えているのが、「後輩の女子の胸を触って揉みまくっても怒られず、逆にありがとうございますと感謝される秘訣」。(オイラは実行しておりませんが)これはスゴく実用的な投稿作品でありましたな。誰にも教えませんよ~\(^_^)/

 ▼ つボイ先生は放送禁止のコミックソングを歌っている人として巷では有名だが、実は知性と教養に溢れたスゴイお方なんだぞ。プンプンプンプン、プンプンプン!

 あのとき聴いていた先生のテキトーな京都蘊蓄話が、後年、オイラを京都検定に導いてくれたのだと今ようやく理解いたしましたよ。

  ▼ 23:00 公開生放送が終了。つボイ先生の名曲がホール内に流れはじめると、一瞬どよめきが。


 歌はオンエアーされていたのだろうか? オイラは夜の帳の中に消えていったのでありました。

                     ○

 おすぎとピーコさんが心霊体験したというホテルの名をオンエアーで言うてましたよね。北野誠氏が書いていた「河原町の有名な老舗ホテル」とはあそこのことなのかな?

 つボイ先生の盟友(?)、伝説のカルト芸人大空テント氏の話題もありました。オイラは昔、「テント氏のツレ」と称する八尾市在住の方にお世話になっていたのでした。もうすっかり忘れていたことを思い出したりしましたよ。

                     ○

 げぇ! なごみんもホール内におったのだね。なぜステージに上がって○○トークに参加しない? プンプンプンプン、プンプンプン! カッパのカータンでした。

 何はともあれ、KBS京都サン、創立60周年おめでとうございます\(^_^)/


比叡アルプスふたたび

2011-12-17 23:14:54 | 比叡山

 柔らかな後悔をしないために、行ってきました比叡アルプス

 前回行った際に道を誤ってしまったので、どこでまちがえたのかを検証すべく、オイラは再度現地へ訪れる事にしたのであった。(仕事もこのくらい熱心にできりゃーいいのにね。まったくやる気がございません)

                     ○

 12月16日(金)てたけど

 前回は「比叡アルプス→地蔵谷→瓜生山→北白川」というコースを考えて歩いていたのだが、地蔵谷へ降りれず、ワケがわからんトコに出て悪戦苦闘してしまったので、今回は「北白川→瓜生山(の麓)→地蔵谷→比叡アルプス」を歩いてみよう。
 これで前回、道をまちがえたポイントがわかるというものよ。

 リベンジだ!

                     ○

 ▼ 7:09 北白川にある日本バプテスト病院の横から山道(東山トレイルコース)へ入って行く。

 ▼ 7:13 大山祇神社で道中の安全を祈願。

 ▼  7:19 分岐「東山57-1」を右に進み瓜生山を迂回する。(左へ進めば瓜生山)

 ▼ 「東山61」でトレイルコースから離れ、白鳥山(北城出丸址)へ寄ってみた。

 木々が邪魔をして見晴らしはよくありませんでした。

 ▼ 7:54 トレイルコースへ戻り、「東山63」に到着。

 ここでトレイルコースから離れ、地蔵谷へ行くために右に見える細い山道を下っていく。

 ▼ 木々の間から、遠くに比叡山が見える。

 ▼ 行く手を阻む倒れた木々を乗り越えていくのだ!

 ▼ 8:00 無動寺川が流れる地蔵谷に到着。(川と言うより沢)

 ▼ すぐに道標が目に入ったが、方向が真逆になっていた。つまりオイラは比叡アルプスからやって来たことになるので明らかにまちがいなのである。正しい方向になるように道標を差し替えておきました。イタズラならやめてくださいね。

 ▼ 比叡アルプス方向に川沿いを上流へしばらく歩くと「山野橋」と呼ばれる丸太橋。

 見るからに渡るとボキッ! となりそうなので、直接沢に下りて横断しました。(゜ε゜;)

 橋を渡ったら左折して、自信を持って道なりにドンドン突き進もう。

 そのうち道が登りに転じ、比叡アルプス的な道になってくるよ。

 振り向けばヤツ(愛宕山)も遠くに見えまする。

 ▼ 途中、T字路に来たら右折しよう。(左の道はどこへ行くのでしょうか?)

 道なりに数分進めば、比叡アルプスの尾根に到着!(8:30)

 ▼ 上の写真の黄色の枠内を見て、お分かりいただけたであろうか?

 前回のオイラはこのポイントで道の選択を誤り、ドンドンと人外魔境へ突入していったようである。

 しかし、このマジックインキの薄くなった文字では見落としてもしかたないよね~!

 検証はスグ終了。
 あとは北東方向へ。比叡アルプス尾根の一本道なので迷うことはマズない。

 ▼ 簡易の道標も、

 見る方向を変えれば何のことはない。

 Y字路になっていたのでした。左は「難路」と書いてあるので当然行きません。

 ▼ さっきまで晴れていたのに、比叡山に近付くにつれ曇りだし、風がきつくなってとうとう粉雪が舞いだしてきた。比叡おろしですねん。

 ▼ 誰かの忘れ物、軍手。

 ▼ 9:22 石鳥居と一本杉との分岐T字路に到着。

 お分かりいただけたであろうか?

 ▼ 比叡山山頂は吹雪いてそう。

 ▼ 振り向けば小振りの柿の実が。お猿さんたちのご馳走なのかな?

 左折して石鳥居へと向かう。

 ▼ 快調な下り道。

 ▼ 9:34 石鳥居(「東山67」)に到着。

 写真の右端に、黄色いウインドブレーカーを着た男性が写り込んでいるのがお分かりいただけたであろうか?

 見るからにオイラと20年以上年の差がありそうだけれども、立ち居振る舞いに無駄がないオイラよりも元気なベテラン・トレイルランナーの方でした。
「北白川から比叡アルプスを通ってここまで来ました」というオイラの話からはじまって、トレイルランナーさんが体験した「サル遭遇」「イノシシ遭遇」「マムシ遭遇」話を聞かせていただきました。前回、サルには遭遇してしまったけれど、イノシシとマムシには絶対会いたくないのだ!

 比叡山方向に行くトレイルランナーさんと別れ、オイラはトレイルコースで帰路。

 ▼ 9:47 「東山66」からてんこ山に寄ってみることに。

 ▼ 9:53 てんこ山三角点到着。標高422.5m。眺望はない。

 しばらくここで休憩していたら、パラパラと小雨が降り始めた。

 10:07 下山開始。

 さっきの「東山66」まで戻ると、帰路のベテラン・トレイルランナーさんとまた出会う。
「その道、どこに通じてるんですか?」と問われ、「てんこ山です」と答えると、「見晴らしはいいんですか?」と訊かれ、「まったく何も見えませんでした」と答えると、「ほな」と言い残してトレイルランナーさんは走り去っていくのであった。

 ▼ 10:30 無動寺川へ下りた「東山63」まで戻ってくる。

 小雨は降っているものの次第に晴れ間が出てくる。

 ▼ 虹。

 ▼ 10:44 瓜生山到着。

 ▼ 狸谷山不動院へ行くべく、「東山59-4」でトレイルコースから離脱。

 ところが祠にまつってある「童子めぐり」をしていたら、

 タヌキにバカされたらしく、

 鎖場の難所や朽ち果てそうな丸太橋を渡ったのに、たどり着いたのはさっき行った瓜生山山頂でありました。(O_o)WAO!!!

 ▼ 11:16 違う道、同じ道を行きつ戻りつしながら、なんとか狸谷山不動院へ。

 ▼ なんだかミニ清水の舞台っていう感じです。

 このような建築様式を「懸造り(かけづくり)」といいます〆(°°)カキカキ..

 ▼ 「お不動さんの日」だったので、本殿から護摩焚き祈祷されている声が聞こえておりました。

 入山料500円にたじろぎ、オイラは本殿に入りませんでしたが。

 ▼ 光明殿(大師堂)の紅葉がキレイでした。

 ▼ 空海ゆかりの真言宗の寺院なので、「四国八十八ヶ所お砂踏み霊場」もありました。


 ▼ 八十八ヶ所到達記念。

 第一番から第八十八番までの番号が刻まれた石版を踏んで歩いていくという代物でした。
 先月の御室に引き続き、またもや四国八十八ヶ所巡礼をしてしまったことになる。また一つ徳を積んでしまったなぁ。(^▽^ケケケ

 ▼ 参道の階段沿いには寄進者の名を彫った石柱が並んでおり、花菱アチャコや浪速千栄子の名もあると聞くが見つけられなかった。オイラは牛若丸こと阪神タイガースOBの吉田義男氏のものを発見!

 さらに階段を下がり参道入り口まで来ると、たくさんのタヌキの置物と共に、阪神タイガースの記念モニュメントを発見。

 読売テレビの森武史アナウンサーの優勝祈念タヌキもおりました。

 狸谷山不動院から詩仙堂へと下る坂道は五山送り火のビュースポットでもありました。
 ▼ 法。

 ▼ 船形。

 ▼ 八大神社を通過。

 ▼ 詩仙堂を通過。

 ▼ 宮本武蔵vs吉岡一門の歴史的舞台、一乗寺下り松

 ちょこっとお触りしてみました。

 ▼ 白川通を渡り、叡山電車・一乗寺駅から大阪へ帰還(12:00)。

                     ○

 今回の歩行距離=20.9km

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