27日の朝、職場にいる偏愛京都主義者から「明日、みたらし祭りに行くんです」と言われた。
毎年、彼は「山鉾巡行」と「みたらし祭り」に出かけているのだという。
京都の行事は、ハマると毎年行きたくなってしまうという中毒性があるのだ。ふむふむ。
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土用の丑(うし)の日前後に下鴨神社で行われている「みたらし祭り」は、平安時代の貴族たちが疫病を防ぐために始めた禊(みそ)ぎが起源とされているが、実は油照りの京都盆地の夏をやり過ごすための貴族の納涼行事ではなかったのか? とオイラは推測する。御手洗(みたらし)池の水はスゴく冷たいらしい。
いつの頃からか、その風習が健康を願う庶民にも広まった。
「足つけ神事」とも呼ばれ、灯明用ロウソクお供え料200円を支払い境内の御手洗池に入った参拝者は、受け取ったロウソクに火をつけ、ロウソクを台の上にお供えする。参拝後は池の湧き水である「ご神水」を飲み、健康を願うという行事なのである。
山歩きをするオイラは、みたらし祭りの期間(今年は7/26~7/29)だけに授与されるという「みたらし健脚お守り」が気になって気になって、いつか祭に行きたいと思っていたのだが、今年も参加できまへんでしたな。(29日の日曜日、昼間は暑いから夜に行こうと思ってひと寝入りしたら、寝過ごしてしまったのだったorz)
▼ 今年6月の御手洗池。あまりにも水量が少ない。水量調節できるの?
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さて、オイラがハマりまくっている愛宕神社の千日詣り。
この行事は愛宕山登山中汗まみれになるのだが、山上の神社に着けば地上との温度差で、濡れたシャツを着ていると寒いくらいになる。ある意味、都人たちの涼を求める行事とも言えるであろう。(ちがう?)
いよいよ明日に迫ってまいりましたが、今年は平日なので仕事の休みが取れず、オイラは参加を断念せざるを得なかったのである。月末は仕事量がハンパないので休みづらいのだ。(;´_`;)
カレンダーを紐解くと、2013、14、15年とずっと平日ではないか! 2016年まで千日詣りに行けないなんて、どげんかせんといかん。来年、かくなる上は強制的に有○休○取得作戦でいってみようか?
▼ 東京の愛宕神社は街中にあって行きやすそうやね。
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オリンピック、がんがれニッポン!