なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

ミルキーはママの味

2013-09-30 04:45:09 | グルメ

 我が家の近所には、標準小売価格120円の缶コーヒーを50~80円で売ってはる自動販売機があるのだ。

 時々オイラはその自販機でジュース類を購入するのだが、まれに他所ではお目にしたことがないようなレアなジュースが売られているときがある。

 たとえば名古屋・三重県限定の「○○みゃー」とかいう名前(うろおぼえ)のジュースが以前売られていていたことがある。

 で、今回、その自販機で不二家の「ミルキードリンク」なるジュースを発見してしまった。(自販機価格80円)

伊藤園 不二家ミルキードリンク 200ml×12本
クリエーター情報なし
不二家

 不二家といえば全国展開してはるチョー有名お菓子メーカーではあるが、「ミルキードリンク」なる存在を今までオイラは知らなかった。

 キャンディーのミルキーの味はわかるが……それがジュースになるとどのような味になるのか想像できるようで、想像できない。想像したくない。あたかも禁断の飲み物のような気がしてくるのだ……。

 自分で飲むのは怖いので、いつも仕事でお世話になっている好事家の某に「どうぞ差し入れです」と買い与えてみたものの、彼もさるものなかなか手をつけてくれなかった。

 しかたがない。オイラが試飲してみよう。

 

 むむむむむ……“ミルキー+コーヒー=ミルキー風コーヒーミルク”という味わいであるぞ。

 しかし、缶に表記されている原材料には「コーヒー」はまったく含まれていないのだ。不思議な味覚である。それに思ったほど甘ったるくもない。

 まだ「ミルキードリンク」を飲んだことがないという御仁は、近所の不二家へ急ぐのだ~!。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ

 ▼ 叡山電車・出町柳駅前の自販機で発見! 100円だった。

 オイラの記憶が確かならば、昔、四条木屋町に不二家レストランがありましたよね。

 オイラが子ども時分から大人になるまで、最低4回はそのレストランで食事しているのだ。

 今ではケータイショップになってしまっている。

 ▼ TVアニメ『有頂天家族』第十三話から画像拝借。ペコちゃ~ん、どこへ行っちまっただ~。

 想い出が一つなくなったようで、ちょっと淋しかったりするのであるなあ。(+_+)

 ちなみにオイラは「ペコちゃんのほっぺ」が大好きです。(o^^o)


京の旅人【日本人編】

2013-09-29 10:48:24 | 雑記

 またもや京都市産業観光局の平成24年度調査結果から。

 「大変満足」「満足」「やや満足」「どちらでもない」「やや不満」「不満」「大変不満」という7段階評価で日本人観光客への満足度調査をしてはって、「大変満足」または「満足」と評価しはった人が全体の7割を占め、「やや満足」まで含めると9割以上の観光客が満足しているという高評価である。

 だが待て、しばし。

 マイノリティーながら「大変不満」という意見もある。
 例を挙げてツッコミをかましていこう。

バス乗り場や地下鉄乗り場がわかりにくい」(←前もって調べて来んかい!)
バス、タクシーの運転手の態度や言葉づかいが悪い」(←「お饅、買ーて行きなはれ」とか言わはった?)
人が多く歩くのが困難だった」(←これは同感)
狭い道でも車が多く歩行し難い」(←これも同感)
寒さのため、観光する気になれなかった」(←知らんがな!)
予想以上に暑く、観光に一苦労だった」(←知らんがな!)

 まだまだ残念だったという事例がたくさんあり、クレーマー的ご意見を差し引いても今後改善していく余地は山ほどありますなあ。

 京都市はん、観光客満足度100%をめざして気張っておくれやす。

 で、ここからが真のテーマ。〆(°°)カキカキ..

 昨今、「お客様満足度ナンバー1」を目標に掲げる企業が多いように思いますが、まずは「従業員満足度ナンバー1」の会社じゃないとお客様に対して満足いく行き届いたサービスを提供することができないのではなかろうか? と思うのでありますよ、諸君。

 馬鹿な経営者は、馬鹿ゆえにその事に気づいていないのであるなあ。ホントにバッカ~ん。


京の旅人【外国人編】

2013-09-25 00:09:25 | 雑記

 京都市産業観光局の平成24年調査データによると、

 京都市宿泊外国人客数は84万4800人(対前年比64%増)で、国籍別では台湾が最も多く15.8%を占め、続いてアメリカが12.2%、中国9.5%、韓国5.7%、オーストラリア5.6%となっている。

 またエリア別ではアジアからの訪問客が44.1%、ヨーロッパ20.4%、北アメリカ13.7%、オセアニア6.2%という結果のとおり、オイラも京都でアジア系外国人の方々をよくお見かけする。

 外国人が訪れる場所トップ3は1位:清水寺、2位:金閣寺、3位:二条城であった。

 4位の銀閣寺に来たついでに大文字山にも登って来はるのであろうか? オイラ調べでは、京都の山で外国人と遭遇する確率がダントツに高いのは大文字山なのだ。

 以前、拙ブログで、外国人のお姉ちゃんから道を訊ねられた時のことを書いたことがあるのだが、あの時はオイラも現役の学生だったもんで、外人さんよドンと来い的に多少の英会話はできたのであろうが、今じゃ学校を卒業してウン十年。
 それ以来ニッポニア・ニッポンとして生きているオイラである。外国人を見かけたら声をかけれないよう、ひたすら逃げることをモットーにしております。。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ

 だが待て、しばし。
 ▼ youtubeで見つけたフランスのホテルの受付嬢ならドント・ウォーリー、ケセラセラ。

 マ・ドモアゼル、ジュ・テ~ム☆ 旅費出すから京都まで来よし。ジャポンに永住するのも良きことなり。


台風18号から一週間後の渡月橋 (西山22~51)

2013-09-23 10:07:25 | 京都一周トレイル

 台風18号が来たときの濁流に呑み込まれている渡月橋の映像や写真は、子供時分に観ていたTVドラマ『日本沈没』の鏡湖池(きょうこち)に沈む金閣や崩れ落ちる清水の舞台シーンと同等のインパクトがオイラにはあった。

 あれから一週間、現在の渡月橋はどのようになっているのだろうか?

 罹災されている方々には申し訳ありませんが、今回のオイラは物見遊山。m( _ _ )m

 直接嵐山には行きませんよ。トレッキングしながら行くのがオイラのスタイルです。

 台風の影響で登山道が封鎖されている場所もあるとか。
 京都一周トレイルコースの「西山26~51」の状況も見ておきたいのだ。

 9月22日(日)

 ▼ 8:16 阪急・上桂駅に降り立つ。

 ▼ 8:40 華厳寺(鈴虫寺)の入口へ寄り道。

 鈴虫寺駐車場の係員のオッチャンらの話が耳にはいる。

「最近、森脇健児走ってへんな」
「テレビで走っとるで」
「前はよう、この道、走っとったのにな。何回も見たで」

 走る男、森脇氏は以前、上桂の東海自然歩道をランニングしていたようである。

 ▼ 「山の神さん」に道中安全祈願。

 ▼ 8:50 京都一周トレイルコースの最終地「西山51」に到着。

 しばしスゥッ・・・(ーoー)y゜゜
 ▼ 西芳寺谷林道は「通行禁止」のハズが、犬散歩の人やMTBが入っていったぞ。(゜_゜;)

 ▼ 8:55 さあトレイルコースへ出発だ。

 ▼ コースに入っていきなり、この場所を一匹のスズメバチが回遊していた。。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ

 このコースは2010年1月に歩いたきり。こんな道やったかなあ? 小刻みにアップダウンが多くて疲労困憊したのは覚えているが、風景に見覚えがない。逆に言えば新鮮であるなあ。
 ▼ 「西山45」にベンチあり。眺望悪し。

 ▼ 「西山44」と「西山43」の間に、南東方向の眺望良好な場所あり。ベンチあり。


 ▼ 山中にアンテナ。

 突然、阿呆の血が騒ぎ出して、一旦トレイルコースから離脱。(よい子はマネしちゃ絶対ダメ!
 ▼ 歩きにくい脇道をウロウロ彷徨しながら急斜面を下ってみる。

 ▼ 発見! これぞ松尾大社の御神体だった磐座(いわくら)。

 神社の許可なく聖域に入り込んでしまったようだ。大山咋神(おおやまくいのかみ)という山の神サマである。粋狂で招いてくれはったんかなあと得手勝手に解釈しつつも、バチが当たらぬよう祈願。

 急斜面を下がったり、上ったり。かなりの体力消耗でトレイルコースに戻る。
 ▼ 「上桂から来た」という男性に追い抜かされてしまった。

 ▼ 10:05 「西山35」松尾山山頂に到着。


 ▼ 10:08 「西山33」からトレイルコースを離脱して嵐山・烏ヶ岳方向に歩く。

 ▼ プチ岩場。

 ▼ 台風にも負けず道標は健在。

 ▼ この場所を一匹のスズメバチが回遊していた。。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ

 ▼ 10:26 嵐山城趾に到着。


 ▼ この辺りはトレイルコースと比べるとかなり荒れているが、以前来たときもこんな感じだったなあ。


 ▼ 10:33 嵐山城本丸跡である嵐山山頂に到着。

 ▼ 台風にも負けずプレートは健在。




 ▼ 嵐山山頂からの唯一の眺望。

 よし、次は来た道をもどり渡月橋をめざそう。
 ▼ 10:56 「西山33」に帰還。

 ▼ 「西山33」すぐそばのビューポイントにて。

 ▼ 渡月橋。

 ▼ 下山途中に見えた「モンキーパークいわたやま」。

 ▼ 愛宕山中腹の地肌が露出している場所は大杉大神?

 ▼ 11:19 嵐山の町中、「西山26」に下山。

 台風被害がトレイルコースにあったのかなかったのかわかりませんが、9月22日、「西山26~51」は問題なく歩けました。

 ▼ 川の水量も普通だし、一見穏やかそうな嵐山公園中之島地区と思っていたら……。

 ▼ 重機が入って護岸工事中で一部立入禁止状態。

 ▼ 営業再開しているお店もあったが、ほとんどの店が復旧のため休業中。


 ▼ 「西山22」を通り過ぎ渡月橋へ。

 ▼ 橋脚手前の「流木止め」と呼ばれる柱に流木がたまっている。


 ▼ 橋もボロボロ。

 ▼ 船が陸に載りあがっている。

 ▼ 渡月橋を映す国土交通省のライブカメラ

 ▼ 五世紀、氾濫を繰り返す葛野川(現:桂川)に秦氏は大規模治水工事を行った。そのとき築いた葛野大堰跡(かどのおおいあと)。

 渡来人秦氏が創建した松尾大社の磐座、秦氏が築いた葛野大堰跡。
 今日は秦氏の足跡をたどる旅でもある。
 当初、嵐山から秦氏の本拠地だった太秦まで足を運ぶことも考えていたのだが、もうヘロヘロ。暑い暑い、汗ダラ状態なのだ。

 ▼ 12:00 無茶は禁物。今から大阪へ帰りますわ。

 ▼ 本日の歩行距離=10.3km
(←クリックしよし)


『有頂天家族公式読本』

2013-09-22 00:02:40 | 
有頂天家族公式読本
森見 登美彦,「有頂天家族」親衛隊
幻冬舎

 【内容紹介】 from amazon
 スタッフの熱い想いを乗せ、構想4年をかけて、堂々たるTVアニメ化! 原作もアニメも楽しめるガイド。本書のために書き下ろした、胸躍る傑作短編『冬の女神と毛玉たち』も収録!

 森見登美彦氏の代表作『有頂天家族』が、2013年7月にTVアニメとなる。構想から4年をかけて、すばらしい完成度の大作になった。キャラクター原案に人気漫画家の久米田康治氏、アニメーション制作は実力派のP.A.WORKSという夢の座組みだ。

 本書は、アニメを楽しみたい人も、原作をあらためて噛みしめたい人も、単純に森見登美彦ワールドを堪能したい人も満足できる、「森見度100%」の公式ガイド本。

 いちばんの読みどころは、本書のために森見登美彦が書き下ろした番外編。『冬の女神と毛玉たち』は、胸躍る傑作短編!
 森見作品史上、もっとも壮大な構想とされている『有頂天家族』は、この後、第二部、第三部と続く予定がある。その“第二部"の前に、毛玉や天狗たちに何が起こっていたのかは、ぜひこの短編で――。

 その他、森見登美彦氏のロングインタビューのほか、声優・能登麻美子氏、漫画家久米田康治氏、監督吉原正行氏との対談も収録。

 また、登美彦氏と、“有頂天"の舞台を巡りながら、厳選せされた「有頂天式・京都観光コース」も紹介。

 主人公矢三郎の天敵である金閣・銀閣の、間違った四字熟語講座も!

 「アニメ業界」にゃ疎いオイラである。
 声優さんがどうとか、監督さんがどうとか、制作会社がどうとうか、よくわかりまへん。
 書き下ろしの短編小説が掲載されているというので買ってみました。

 時系列的には第一部と第二部の間に位置するエピソードのようである。
 節分の頃。底冷えする京都。
 読んでみて別段、胸躍りはしなかったけれど、毛玉たちの阿呆ぶりは未だ健在だったので安心したなり。

 さて、次に控える第二部はどのような塩梅なのであろうか?

 うおっ、本書の最後に第二部の予告が載ってあった!
  ↓
 【桜花絢爛たる春四月、かつて赤玉先生との闘争に敗北を喫して欧州に逃れた二代目が帰朝し、新たな騒動の幕が上がる。二代目と弁天が繰り広げる華麗なる空中戦、下鴨家と南禅寺家の縁談、金曜倶楽部の手に落ちた独逸製空気銃をめぐり、やがて沸騰していく天狗の血、阿呆の血。下鴨家の四兄弟は、ふたたび結束を固め、迫り来る危機に立ち向かえるのか? 天下無敵、融通無碍。史上もっとも毛深い京都絵巻『有頂天家族』、第二部「二代目の帰朝」に乞う御期待。

 ところが出版日は一切記載されていない。
 極秘プロジェクトとして進行しているのか?
 上梓はいつになるのだろう?

 早く続きが読みたーい!

 オイラは文庫本になる前に、我慢できず単行本を買ってしまいそうである。

 ▼ 『有頂天人生』ってエエ言葉やなあ。有頂天に生き、有頂天に死す。座右の銘にしようかしらん。