なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

『京ことばの知恵』 河野仁昭

2014-05-30 11:17:30 | 
京ことばの知恵
河野 仁昭
光村推古書院

 【内容紹介】 from Amazon
 京ことばをめぐるエッセイ集。暮らしの中の京ことばに思いをめぐらせつつ、時代が変わっても一朝一夕に変化したり、断ち切られたりすることのない本質であり、伝統というべき京都文化の深層に近づく身辺雑記。

 「はんなり」とか「まったり」とかと語感が似たような言葉に、「ほっこり」という京ことばがおます。

 大阪人同士の会話では、フツー「はんなり」という言葉は出てきまへんが、「まったり」と「ほっこり」は年に一、二度ぐらいは使うことがあるように思います。(自分基準なので他の大阪人のことは知りまへんが)

 で、今回、この本を読んでて、オイラは「ほっこり」ということばをまったく誤用していたことに気づきましてん。「今日は長風呂してほっこりしたわ~」とか「ほっこりした焼きイモやなー」とか、“ほっこり=暖かい”という意味でつこてましてんけど、(そういう意味も持ってますが)京都ではちゃいましてん。

 京都で「ほっこりした」は、「がっかりした」「疲れた」「いやになった」というような意味で用いられてましてん。

 京都検定公式テキストを読むと、

 ハンナリ 上品で明るく晴れやかなさま。主として、色あいについていうことが多い。「ハンナリした色あいやし、うれしオスナー」

 マッタリ 飲食物のとろんとした穏やかな口あたり。「伏見の酒はマッタリしてよろしオスナー」

 ホッコリ 仕事や作業が完了したが、思ったより手間取り、気分的に疲れを感じた時に使う。それがこうじるとクタビレ、シンドイと変化する。「やっと山も越えて、ホッコリシたわ」

 と書いたーる。

 「今日も職場でほっこりほっこりしたでぇ」と、畳みかけて用いてもエエんやそうです。


インスタントで「京都」を味わえるのか?

2014-05-28 08:52:25 | グルメ

 ローソンストア100でインスタントの京都ラーメンを買ってみましたよ。

 ▼ その名も「ご当地グルメ 京都 まろやか豚骨醤油ラーメン」。

 ▼ 108円やと麺もスープもこんなもんか……けっこうなお味どした。完食。

 そもそも即席で「京都」を味わおうなんていう、その考え方が既に邪道であるなあ。偏愛京都主義者を標榜するならば、京都へちゃんと足を運ぶべきではないのか、このすっとこどっこい!
 でも、めんどくさいし……。


国見山・交野山(こうのさん)縦走!

2014-05-25 12:22:58 | 滋賀・大阪・奈良の山

 5月24日(土)

 最近、運気低迷気味のオイラなのだ。

 ひさしぶりに愛宕神社に行っておみくじを引いてみようと思ったのであるが(この神社は「大吉」率が高いように思う)、相変わらずグズでノロマのオイラはスタートダッシュに出遅れてしまい、「今から愛宕山に出発して探検して帰宅したら夕方6時過ぎるなあ。しんどいなあ」と考えてしまった。(-_-;)

 ならば近場でお茶を濁してみよう!

 ▼ 京都の山を歩くトレーニングのために大阪の山を歩く。

 ▼ 8:29 JR津田駅に到着。

 ▼ 駅前からおおさか環状自然歩道を歩きはじめる。

 ▼ 町中で、京都に縁が深い惟喬親王(これたかしんのう)と在原業平(ありわらのなりひら)に関係する池を発見。


 ▼ 9:04 第二京阪道路横の登山口に到着。

 ▼ 9:33 途中で国見山コースをはずれ、道なき道から尾根伝いに歩いて「夫婦岩」に行く。さっきまで、この岩の上で男性が法螺貝を吹いてはったのだが、オイラの気配に気付いてどこかへ行ってしまいはった。とてもシャイな人だったようだ。

 ▼ 9:44 国見山に到着。

 ▼ 小学生の遠足に遭遇。

 ▼ 10:10 白旗池を通過。

 ▼ 急坂。急階段。もうすぐ交野山の山頂らしい。

 ▼ 岩に梵字が彫られている。

 ▼ 10:32 交野山の山頂に到着。「観音岩」と呼ばれる巨岩は古代神道の磐座。どうして交野(かたの)市に交野(こうの)山なんやろうか? 呼び方を「かたのさん」にしてもらえまへんか。こんがらがります。

 ▼ 絶景ではあるが、高所恐怖症のオイラはちょっと怖いのである。

 ▼ 「この線より前に出るな」という意味で、岩に赤いラインが引いてある。

 ▼ 山頂付近に、三宝荒神を祀る祠があった。

 ▼ 次の目的地、くろんど園地をめざします。山頂から南へと下る道はプチ・アスレチック。


 ▼ 分岐が増えてきた。「せみしぐれの小路」から「こげらの小路」へと進む。


 ▼ 一旦、舗装道路に出て再び山道へ。

 ▼ 11:09 交野市野外活動センターの横を通過。

 ▼ おっ、山道の横に田園が広がっている。

 ▼ 田んぼの端の分岐。右か? 左か? 道標なし。おおさか環状自然歩道は左の道が正解。50mほど進んでスイッチバックするポイントを、オイラはそのまま直進してしまい道を誤ってしまったなり。(*_*)

 ▼ 再び田んぼの横を歩く。カエル発見。

 ▼ 通行を邪魔するかのような、道にトラロープが張られているT字路に出た。右折。この時はまさか道を間違えているとは思ってもみなかったので、なんでやろう? と思っていた。

 ▼ 11:29 舗装道路と出合う。道標がないので右か左か直進か迷っていると、通り過ぎるバイク、自転車、車がみんな左方向に行くので、オイラも左を選択。

 ▼ 11:40 田園風景に集落が見えてきた。道標があったので見ると、くろんど園地を指す方向は、オイラが今まで歩いてきた道やないか! (;´Д`)

 来た道を戻っていると、くろんど園地から交野山へ向かっているという二人のご婦人に遭遇した。「交野山に行くには、この道とちゃいまっせ」と教えてさしあげた。オイラが間違えて歩いてきた道をレクチャーしたので、無事、交野山にたどり着けたのか気がかりであるが……。(^^;)

 ▼ 11:51 くろんど園地の入り口に到着。

 ▼ 湿地帯を歩けるように「八ツ橋」と呼ばれる回廊がある。

 ▼ バーベキュー広場。

 ▼ 園地案内書で「生駒山系まるごとハイキングマップ」(500円税込)を購入。

 ▼ しばらく、管理道路をひたすら歩く。

 ▼ 平坦な管理道路を歩いていても面白くないなーと思っていたら、やたら道標が乱立している場所が目に入る。

 ▼ 距離が消えているのが気になるが、展望台があるようだ。行ってみよう。

 ▼ たとえ息切れがしても、山道の方が楽しいのだ。

 ▼ 15分ほど歩いて展望台に到着。大阪市街地のビル群。

 ▼ 枝道がいっぱいある。

 ▼ 「ヤバイ」って何がヤバイねん? 回遊しているスズメバチは一匹確認しましたが。

 ▼ うへぇ! こんな鎖場を下りました。怖かった。

 ▼ 13:34 月の輪滝を通過。

 ▼ 13:56 京阪・私市(きさいち)駅に到着。

 ▼ 券売機そばの監視カメラの上にツバメが巣を作ってはります。


 ▼ くろんど園地内は木の枝から糸で垂れ下がっている尺取虫が多かった。てっ! ズボンのすそに……。

 ▼ 本日の歩行距離=15.5km。
(←クリックしよし)

 ▼ 交野山は夜景スポットでもあるらしいのだが、夜中にあそこに行くなんてオイラには無理。


使えるgoogleマップ「京都が出てくる本のデータ」

2014-05-19 07:32:22 | 

 ▼ 「京都が出てくる本のデータ

 京都の図書館で働く図書館司書さんたちのグループが、小説やマンガに登場する京都の各スポットを地図上で確認できるようにしてくれてはったのである。

 この地図は、スマホ・アプリの「ご当地なび」にも組み込まれていて、現在地からスポットまでの経路も表示してくれるのであった。

 オイラ未読の「京都本」がぎょうさん紹介されておりますねえ。「京都本」探しにはもってこいなのであります。

 ただ、オイラが愛読している森見登美彦センセの作品群がまったくないのは、どないな理由ですのん? 随時更新してはるようなので、今後に期待しますえ。


ローソンで新福菜館を体感 #2

2014-05-17 12:35:01 | グルメ

 ▼ ローソンで、京都の老舗中華そば専門店である新福菜館本店監修の冷し醤油ラーメンを買ってきたぞい。

 スープの色がかなり濃い茶色なので、さぞや濃厚なお醤油(しょゆう)味を予想していたのだが、反してこのあっさりした味は一体なんなんだ? あまり醤油臭くない醤油スープなのである。味覚音痴のオイラ的にはかなり微妙な感じがするのだが……けっこうなお味どした。完食。
 諸君らも、一度体感してみてくだされ。