なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

時代祭2014・平安騎馬隊ファンの君に捧ぐ

2014-10-23 14:51:21 | 祭り

 10月22日(水)のち

 去年は風邪をひいて時代祭に行けなかったのだ。

 今年は天候が悪くとも、予定通り実施されるというならば上洛せざる得ないのお。

 ▼ 11:49 寺町御門に到着。

 ▼ 京都御苑内のあちこちに、行列スタンバイ中の人たちと牛馬がいてはります。




 ▼ 12:02 いよいよ時代祭の行列がスタート。

 ▼ 平日の昼間でも大勢の見物観光客がいてはります。

 この世の中には京都府警の平安騎馬隊のファンと称する輩がいてはりまして、「時代祭に行くんやったら、是非とも平安騎馬隊の写真を撮ってきてくれ」とせがまれましてん。

 ならば今日は、平安騎馬隊に密着してみよう。

 平安騎馬隊は、時代行列が御苑から街中に出てから、平安神宮までの道中の先導警備をしているのだ。

 ▼ 先回りして間ノ町口でしばし待機。先導警備の先頭はパトカー。ついで京都市の広報車。

 ▼ そして三番手が平安騎馬隊である。キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!

 ▼ 馬の歩調はゆるやかで発汗もない。イレ込んでもないので、後続の時代行列の皆さんもさぞ安心して歩けるでしょう。

 ▼ 12:25 烏丸丸太町交差点を通過。

 ▼ 烏丸通を南下中。傍らを歩く婦警さんはボロ(馬糞)担当。出すモン出してスッキリしたか?

 ▼ 時よりその場を周回するのはパフォーマンスなんでしょうか?

 ▼ 2頭の名前は大江号と鞍馬号なのかな?

 ▼ 烏丸通では行列を間近に見れまっせ。



 ▼ ナゾの生物がいてはる。( ゜Д゜)

 ▼ 市会副議長と市会議長。

 ▼ 市長と副知事。

 ▼ 12:54 烏丸御池交差点を通過。御池通からは見物客が多くなる。

 ▼ 烏丸御池から河原町御池までは車両通行止め。広々としてパレードにはちょうどよい。

 ▼ 13:00過ぎ、雨が降りはじめたぞ。(+_+)

 ▼ 雨の日の写真撮影は、傘で片手がふさがっていてつらいのである。

 ▼ 13:22 河原町御池交差点を通過。

 ▼ 13:33 三条小橋を通過。

 ▼ 着物の女の子たちはカッパ着用。

 ▼ 何も見えん、三条大橋は人でいっぱいやんかー!

 ▼ 13:37 三条大橋の交差点を横切って行く。

 今夜は夜勤の仕事があるので、オイラはこれから大阪に帰ってひと眠りしなければならないのだ。残念無念。

 「サラバ、また会おう」と2頭の馬に手を振って別れようとした時、オイラの背後を三条大橋から猛スピードでかけぬける女性がいた。

 追いかけて来るオッチャン。「ドロボー! 捕まえてくれぇ!」

 交通整理で大勢の警官が動員されている最中の犯行である。
 あっけなく女は警官に取り押さえられてしまった。

 ▼ 犯人は路上に倒れたところを抑え込まれているので、写真には写っていません。あしからず。

 ▼ スリやったんかなあ? くれぐれも人混みにはご用心。

 ▼ 本日の歩行距離=5.0km。(↓クリックしよし)


灰色の虹

2014-10-21 00:10:21 | テレビ

 監督:和泉聖治
 脚本:吉本昌弘
 原作:貫井徳郎 『灰色の虹』
 出演:椎名桔平、塚本高史、吹越満、風吹ジュン、星野真里、寺島進、渡辺いっけい、伊武雅刀

 【あらすじ】
 「刑事、検事、弁護士…7年目の殺人連鎖!!浮かび上がる全てを奪われた男!?暴かれる姿なき殺人者の驚くべき真実!!」

 婚約者を殺された過去を持つ刑事・山名(椎名桔平)が連続殺人事件を追う。7年前に起きたある殺人事件の担当刑事(寺島進)、検事(渡辺いっけい)、弁護士(神保悟志)が次々と不可解な死を遂げ る。山名はその事件で逮捕された青年・江木(塚本高史)が冤罪を主張していたことや、彼が刑期を終えて出所したことを知り、江木による復讐殺人ではないか と推測。江木の復讐を止めるべく、山名は事件の真相を追う!

 ▼ 10月18日の再放送で初視聴。

 民放の2時間ドラマにしちゃあ、すこぶる重いテーマのドラマでありましたが、最後までグイグイ見てしまいました。

 ▼ 原作小説は読んでないのですが、ドラマのロケ地は関西(京都、滋賀、大阪、神戸)。

 ▼ 嵐山のシーンからドラマが始まります。これを見ないでおくべきか。

 ▼ 京阪電車・神宮丸太町駅。

 ▼ 吉田神社の鳥居。

 ▼ 京都市上下水道局・松ケ崎浄水場は、京都北山刑務所として登場。

 ▼ 北山モノリスは山名刑事の5年前の回想シーンに登場。

 ▼ 京都社会福祉会館の屋上。奥に大文字山が映っております。

 ▼ 江木の上司の殺害現場は、奥に見える建物を河端病院(2013年10月にJR太秦駅前に移転のため、この建物は現在ありません)と仮定すると、東映京都撮影所内に組まれたオープンセットのような気がします……。

 ▼ 京都市役所。

 撮影協力にクレジットされている京都女子大学がどのシーンに映っていたのか、ようわかりまへんでした。

 録画してるんで何回も見れるんですが、今は再視聴する気力がありません。

 冤罪事件、怖いよー。

 ▼ 撮影現場に居合わせた人もいはるんや。ええなあ。


京都×ねこ

2014-10-20 12:18:33 | 雑記

 「Kyo!」という京都のタウン情報のフリーペーパーがあるのをご存知か?

 京都の主要駅ほかに置いてあるので、オイラは目についたらいただいているのである。

 で、今回オイラが注目したのは、写真家の水野克比古氏による「京都のねこ」の記事であった。

 「ねこ」といっても「のらねこ」である。

 どこかのお店の「看板ねこ」という特集記事はままあっても、なかなか市井の「のらねこ」の特集記事にお目にかかったことがないぞよ!

 中京区の南西寄りの小さな某通りには「のらねこ」が多いらしい。

 どこなんやろーか?

 警戒心が強いのらねこ達であっても、中には人懐っこいヤツが極まれにいるのである。そんなヤツをモフモフするのが至福のときなのである。しかもノドをゴロゴロ鳴らされたりしたのなら、もうタマランチ会長なのにゃ!

 ▼ こんな雑誌があったんやね。ポチっとしとこう。

ねこ 2014年 11月号 Vol.92
ネコ・パブリッシング
ネコ・パブリッシング

幻の真田山を探せ!#2・真田幸村の謀略(1979年公開)

2014-10-14 09:09:43 | 真田丸
真田幸村の謀略 [DVD]
松方弘樹,寺田農,あおい輝彦,ガッツ石松,森田健作
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

 監督:中島貞夫
 脚本:笠原和夫/松本功/田中陽造/中島貞夫
 出演:松方弘樹/寺田農/あおい輝彦/ガッツ石松/森田健作/火野正平/真田広之/梅宮辰夫/片岡千恵蔵/萬屋錦之介

 【あらすじ】 from Amazon
 関ヶ原の戦いに敗れた真田幸村(松方弘樹)は、高野山麗に身を潜めながら、天下統一を成さんとする徳川家康(萬屋錦之介)の首をうかがっていた。
 幸村は家臣の霧隠才蔵(寺田農)を使って謀略を企てるが、替え玉を使った家康にまんまと逃げられてしまう。
 家康は、幸村のもとに間者を放ち、父の昌幸(片岡千恵蔵)を殺害することに成功する。幸村は家臣の穴山小助(火野正平)のみを残し、自らの手で家康を討つことを決意する。
 幸村は、全国から腕利きを集めるべく、戸沢白雲斎(浜村純)のもとを訪ねるが、家康への協力を拒んだために、既に服部半蔵(曽根晴美)に殺されていた。師を亡くした猿飛佐助(あおい輝彦)が仲間に加わり、白雲斎の残した“草の者”人名帖を頼りに、次々と忍びの者たちが幸村のもとへ集められた。かくしてここに真田十勇士が結成された…。

 時代劇に、当時流行っていたSF的要素を取り入れた斬新な作品と言えば聞こえはよかろうが、そのSF的要素があまりにも生かし切れていないところが、トホホな愛しき東映映画!

 丹波哲郎や高峰三枝子も出てはる。
 真田十勇士を紹介するときにインサートされるイラストは横尾忠則。
 真田丸での合戦シーンには3000人ものエキストラが投入されたんだとか。

 かなり高額な製作費がかかってるのはよくわかるんですが、お金を人件費に回しすぎて特撮に力が入っていないように見受けられますねー。

 SF的要素を排し、オーソドックスな時代劇ファンタジーに仕上げた方がよかったのではと思う半面、それがあったからこそ奇異な時代劇映画として21世紀の今日までDVDとして生き残っているのかも。

 さて気になるロケ地。

 ▼ ここは流れ橋なんかなあ?

 ▼ 保津川なんかなあ?

 ▼ 清滝川なんかなあ?

 ▼ あの山は愛宕山のような……気がする。

 ▼ 船井郡京丹後町市森にある琴滝ではないでしょうか?

 ▼ 大阪城でもロケしてます。

 ▼ 真田丸! ロケ地は京田辺の山奥の造成地やったそうです。

 ▼ 実際の真田丸もこんな感じやったんかなあ?

 ▼ 左は「五万回斬られた男」福本清三氏の若かりしお姿か?(JACの崎津隆介さんやそうです)

 ▼ 自信ありませんが……それでは中央の人が福本さんなんかなあ?


11月のお楽しみ 『地下室』完全版を予習してみた

2014-10-13 16:42:04 | ディラン御大
地下室(ベイスメントテープ)(紙ジャケット仕様)
ボブ・ディラン&ザ・バンド
SMJ

 【内容紹介】 from 公式HP
 1975年作品。1966年にオートバイ事故にあったディランは活動を休止しウッドストックで半ば隠遁生活を送っていた。謎めいたこの時期に(1967年4~10月)、ザ・バンドと共にビッグピンクと呼ばれた家の地下室でプライベート録音。本来は、音楽出版社に送るデモテープとして録音。録音からおよそ8年を経て陽の目を浴びる。当時70曲あまりを録音したと伝えられているが、今作には24曲が収録。休養しながらも旺盛な制作意欲で素晴らしい曲を作り続けていた60年代半ばのディランを伝える作品。

 オイラがこのアルバムを初めて聴いたのは、アナログLPから初CD化された1987年暮れ。

 当時は打ち込みのデジタル音楽が全盛やったので、そんな音楽に耳を毒されていたからこのアルバムの音像は相当きつかった。

 暗い。重い。(*_*;

 元々レコードとして発表する予定ではなく、民生用テープレコーダーで録音された言わばラフな音源なので、耳触りがまったくクリアでないことも一つの要因でもある。

 2枚組CD、4800円の大枚をはたいて買ったものの、あの頃はあまり聴かなかったのであるなあ。

 この音像のわびさび具合のよさを理解するには、まだオイラの耳は未熟すぎたのであった。

 しかしながら、ディラン御大が絡まないザ・バンド単独演奏の8曲は割と音もよく、中でも「ベッシー・スミス」はザ・バンドのベスト・アルバムに入れてもおかしくないと思える名曲なのだ、個人的感想やけど。

 後年、ザ・バンドの単独演奏は、ビッグ・ピンクの地下室セッションで録音されたものでないという噂を聞いて愕然とした。今回の『完全版』には未収録になってるので、その噂はホンマやったんや~。

 『完全版』が発売されてしまうと、逆にこのアルバムの存在価値は、「ザ・バンド名義のオリジナルアルバム未収録の8曲が聴けるアルバム」になってしまうのか……。プロデュースしたロビー・ロバートソンの先見すぎる明でござった。

 なにはともあれ、完全版発売日の11月19日が待ち遠しいのである。

 レコード会社に送られたデモテープからカバー曲が多く生まれ、当時、ビートルズの「サージェント・ペパーズ」以降サイケ一色と言って過言でないロック・シーンに、カントリー・ロックという新たなトレンドが生まれていくのであるなあ。スゴイぜ、ディラン御大!

 ▼ 火の車

 ▼ なにもないことが多すぎる

 ▼ アイ・シャル・ビー・リリースト

 ▼ クイン・ザ・エスキモー

 ▼ おねがいヘンリー夫人

 ▼ 100万ドルさわぎ

 ▼ ドアをあけて

 ▼ 火の車

 ▼ どこにも行けない

 ▼ なにもはなされなかった

 ▼ 怒りの涙

いかりの涙、かなしみの涙
なぜわたしがいつもぬすびとにならなくてはならないのか?
さあ おいで、わかってるだろう
われわれはすごくさびしくて
いのちはみじかいのだ

訳/片桐ユズル