なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

あじさいまつりへの道は遠かった(+_+)

2014-06-30 08:36:20 | 京都西山

 ▼ 長岡京市、柳谷観音楊谷寺にて、今年もありました「あじさいまつり」。

 今年はどの道を歩いて楊谷寺まで行こうかと検討を重ねておりましたのですが、夜半に雨が降っていたので、土の山道はぬかるんでいるだろうと考え、今回は安易に舗装道を歩こうかと思っておりましたのですが……。

 6月29日(日)のち

 ▼ 7:48 阪急・長岡天神駅に到着。あじさいまつりは10時からなので、着いたのが早すぎるぐらいやと、この時は思っておったのですが……。

 ▼ 長岡公園の池の横を通過中、ホバリング中のスズメバチに遭遇。

 ▼ 御陵道を西へ。

 ▼ あの山のNTTのアンテナのふもとに楊谷寺はあるのだ。

 ▼ 分岐。右の道が正解やったのだが、天皇御陵が気になって左に進んでしまった。

 ▼ 土御門天皇金原陵。四歳で天皇即位って朝廷も無茶しはりますな。


 ▼ 8:46 御陵道のドンツキ。山道に見られる119番通報ポイントの看板もあるし、ここが山への取り付きやとオイラは思い込んでいたのだ。


 ▼ 破線の道やと思もていたのだが、実は南西方向に進んでしまっていた。この時、地図を見ていれば……。

 ▼ マムシ注意!

 ▼ 池の横にある害獣防止のゲートを通る。

 ▼ カエルがたくさん生息している場所にはヘビもいるはず。

 ▼ 池のほとりの西谷地蔵尊で「なむなむ」。無事、柳谷観音に行けますように。

 ▼ 害獣捕獲用の檻。入り口、閉まってますけど……。

 ▼ これ、何やったっけ?

 ▼ この倒木の多さでは前に進めぬ。撤収。

 ▼ ところが不運にも、カラーテープを見つけてしまった。

 ▼ 方向違うけど、道がある。行っちゃおう。

 ▼ 谷を二つ越え、たどり着いたのはまたもや倒木エリア。撤収。

 ▼ 戻り道で新たな道を発見。行ってみよう。

 ▼ 分岐もある。どっちへ行けばエエんや?

 ▼ 道なき道で尾根まで登ると、踏み跡がはっきりした山道に出た。助かった。(^^)/

 ▼ 道標発見。天王山方向にオイラは歩いていた。( ;∀;) 真反対。進路変更。

 ▼ 10:07 竹林を抜け、やっと舗装道路の柳谷道に出る。

 ▼ 車が渋滞してると思ったら、道幅が部分的に狭いところがある道なので、対向のバスが立ち往生中だった。

 ▼ 10:34 歩行者のオイラは渋滞をスルッと抜けて、無事、柳谷観音楊谷寺に到着。

 ▼ そろそろ老眼傾向にあるオイラの目には、眼病平癒の霊水である独鈷水(どっこすい)が必要なのだ。

 ▼ 去年来たときには、こんなベンチなかったよなあ。

 ▼ あじさいを堪能。






 ▼ 11時から阿弥陀堂で和太鼓のライヴが始まる。

 ▼ 長岡京ガラシャ祭のマスコットキャラクター・お玉ちゃんが参道にいはりました。

 ▼ オイラは慈眼飴を購入。(350円)

 ▼ 11:28 そろそろ帰ろう。

 ▼ 柳谷から浄土谷への道に道標ができていた。

 ▼ ところが、浄土谷から柳谷への道はまだ道標がありません。分岐の電柱に書かれた文字が、もう判別できませんねえ。

 ▼ 11:51 今日は天王山コースをこぴっと歩いてみよう。

 ▼ 途中に一か所、京都方向が見える場所がありました。

 ▼ ハンカチ、忘れてはりまっせ~。

 ▼ 12:13 天王山・小倉神社の分岐に到着。

 ▼ オイラは小倉神社方面に下山開始。

 ▼ 途中で出くわした橋のたもとの分岐にて。「大反射板展望台」てのが気になるが……今日はシンドイ。小倉神社へ。

 ▼ 12:40 小倉神社に到着。奈良時代に農耕の守り神として創建された古い神社で、平安京遷都後は、北東の吉田神社、南西の小倉神社と、京を守る鬼門除けの神社であるらしい。

 ▼ 舞殿から拝殿を望む。

 ▼ 拝殿の裏に回り込んでみると、地磁波を発生しているという場所があった。


 ▼ パワーストーンである。触っとこう。ナデナデ。

 ▼ 13:01 小倉神社を去る。

 ▼ 13:18 阪急・西山天王山駅に到着。

 ▼ この駅は、昨年末に開業した新しい駅なのである。まだまだキレイな駅舎でありました。

 ▼ 本日の歩行距離=13.2km。
(←クリックしよし)


絶対に負けられない戦いが、そこにはある (*`◇)ブォーーー炎炎炎炎炎炎炎炎炎炎炎

2014-06-24 11:32:41 | 雑記

 今回はオイラの妄想記事なので、読み飛ばしていただいてコケッコー。

 我が京都には蹴鞠の神様をまつる白峯神宮や、日本サッカー協会のシンボルマークである八咫烏を神紋とする熊野神社、八咫烏を奉ずる賀茂氏の氏神、上賀茂神社・下鴨神社などがございます。

 たぶん、サッカー関係者はワールドカップ前にそれぞれの神社に参拝してはるやろうし、サポーターの皆さん方も願掛けに行ってはるにちがいない。
 また、どこかの寺院では、「日本必勝」の加持祈祷が秘かに行われているであろうと想像する。

 ▼ 下賀茂神社の摂社、河合神社にて。(2013年撮影)

 日本人がそうであるならば、相手国の人々も自らの神に「必勝」を祈っていることであろうぞ。

 と考えると、サッカーのワールドカップは、単純に国別サッカーの技量競いというだけでなく、国対国の「神々と精霊の戦い」という側面もあるんやなかろうかと……ようわからんけど。

 まあ、一次リーグを突破してほしいのは山々なれど、とにかく「2014年のワールドカップで1勝はしときまひょうよNIPPON!」ということを、にわかファンのオイラは言いたかったわけでありますな。

 神サマお願い。


『怪談狩り 市朗百物語』 中山市朗

2014-06-15 09:11:44 | 
怪談狩り 市朗百物語 (幽ブックス)
中山市朗
KADOKAWA/メディアファクトリー

 【内容紹介】 from Amazon
 六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、仕事中の風俗嬢を見つめる女の顔、湖で釣り上げた西洋人形、トンネル工事で起こった不穏な振動、高校の演劇部に代々伝わる黒い子供、お笑い芸人の不謹慎なコント中に現れた女、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談――さまざまな人が遭遇した怪談実話を狩り集める。怪談ハンター中山市朗による、7年ぶりの怪談実話。満を持して放つ百物語!

 実は、『新耳袋』ファンのオイラであった。
 その著者の一人である中山市朗氏が七年の沈黙を破って上梓した怪談実話集とあらば、買わざるを得ないのである。

 さっそく読んでみました。

 夜、ひとり寝床で読んでいると、寝つきが悪くなりそうな怪異譚が目白押しなのである。

 数話収録されている山の怪異譚の中で、「禁断の山道」というエピソードが、常日頃、孤独に獣道を好んで歩いているぼっちトレッカーのオイラにはすこぶる怖かった。もし知らずに、そんな禁断の山道に入り込んでしまったらと思うと……~(((((ペд゜)ヘオバケェ~ ヾ(;゜曲゜)ノ ギャアアーー!!
 本書では、そいつの正体は明らかにされてはいないのですが、(オイラは水木しげる先生の『日本妖怪大全』を読んでいるので)ガラッパか山童(やまわろ)の類ではなかろうかと考えるのである。
 諸君らも山歩きをするにあたっては、いついかなるときに物の怪に遭遇しても狼狽しないよう、常日頃からイメージ・トレーニングしておくことが肝要であろうぞ。

 京都の心霊スポットの有名処のひとつに「Y市の廃病院」があるのですが、数年前、そこへ肝試しで行こうとした若者の一人が近くの踏切で電車にひかれて死亡したんです。ニュースにもなったし、新聞にも掲載されたのでご存知の方も多いと思います。
 本書には、その時同行していた友人たちが見た、ひかれる直前の踏切での様子が書かれてありまして、こんなことがホンマに起こっていたとするならば、かなり激ヤバな場所のようです。事の次第を警察に説明したそうなんですが、信じてもらえなかったというのはうなずけます。

 物見遊山での心霊スポット巡りはやめておきましょう。

 ▼ 廃病院は山の中にあるようなので、まちがってオイラが行ってしまわぬよう、用心して山歩きしなければ。


インスタントで「京都」を味わえるのか? #2

2014-06-14 07:17:57 | グルメ

 近所のスーパーでインスタントの京都ラーメンを買っていたのを忘れていた。190円ぐらいだったかな。試食してみましょう。

 ▼ その名も「京都 背脂醤油味」。

 ▼ 後入れかやくの「九条種ネギ」を入れると、濃厚なネギの香りが食卓に漂い、食欲が増してくる。

 ▼ 麺は正直いまいちなれど、(天一の濃厚さには程遠いが)このスープはいける。にんにくペーストがさりげなく効いていて、けっこうなお味どした。完食。

 そもそも即席で「京都」を味わおうなんていう、その考え方が既に邪道であるなあ。偏愛京都主義者を標榜するならば、京都へちゃんと足を運ぶべきではないのか、このおたんこなす!
 でも、めんどくさいし……。

 ▼ いつの日か、北白川の天一総本店で濃厚こってりを食したいもんだす。