なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

花燃ゆ 第13回「コレラと爆弾」

2015-03-30 09:54:46 | テレビ

 3月29日に放送されたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。

 安政5年(1858)。
 吉田松陰の妹・と結婚したばかりというのに江戸へ医学遊学していた久坂玄瑞

 久坂は、勅許を得ずして日米修好通商条約を結んだ井伊直弼が天皇を彦根城に移すかもしれないという情報をつかみ、動向と情報をつかむことを目的に、藩命に背いてでも京へ行きたいと桂小五郎に直訴するが……


 ▼ あ~、勝手に京へ行っちゃいましたよ。(*_*;


 ▼ 上洛した久坂は尊王攘夷運動の先導者・梅田雲浜らと会合を持つ。

 ▼ 高杉晋作も京へ上って来ちゃったよ。

 やっぱり幕末は、京が出てこないと面白くないでござる。

 これからはちょくちょく京のシーンが見られるのかなあ。わくわく。


横山由依ファースト写真集『ゆいはん』

2015-03-29 19:20:44 | 
横山由依ファースト写真集『ゆいはん』
池永康晟,長野博文
学研マーケティング

 【内容紹介】from Amazon
 AKB48横山由依の初ソロ写真集! 古都・京都を舞台にAKB48グループきっての和風美人・ゆいはんの魅力を切り取りました。地元ならではのリラックスした表情や水着カットも満載。気鋭の日本画家・池永康晟が描く「横山由依」美人画も収録。
【特別付録】特製両面ポスター(4種類の内1枚付き)

 このたび、我がパソコンの最深部にある桃色寫眞館フォルダーへ保存したのが、京都出身、京都やましろ観光大使でもあるAKB48の横山由依はんの写真集である。

 オール京都ロケというのがうれしいじゃないか!

 ▼ 京都府舞鶴市にあるJR小浜線の松尾寺駅。この辺りはネコが多いのかにゃ?

 ▼ あの建物に見覚えがあるようでないような……蹴上かなあ? 同志社大? 舞鶴赤れんがパークなんやそうです。

 ▼ 京都府伊根町の舟屋。

 ▼ 詩仙堂でしょ?

 ▼ 京都府宮津市、天橋立ビューランド。

 ▼ 鴨川。三条大橋と四条大橋の間かな?

 ▼ 下鴨神社。

 ▼ 錦市場。

 ▼ 三条大橋。

 ▼ 新橋通、辰巳大明神の前。

 ▼ 八坂の塔とニ年坂との中間地点。

 由依はんは京都府木津川市出身なんや。

 オイラの感覚からすると木津川市は洛外も洛外。もう「奈良」と呼んでも差し支えない場所なのである。

 ただ、決して近付いてはならない「奈良の横山」というアンタッチャブルなカテゴリーがオイラには極私的にあるのだが、由依はんをそんなカテゴリーに入れるには可哀想過ぎるのである。

 一度、木津川市の山にも登ってみようかにゃ。


今夜放送の「ブラタモ・京都 完全版」が愉しみ

2015-03-27 12:45:25 | テレビ

 1月6日にNHKで放送された「ブラタモリ・京都」の完全版が今夜放送されるのだ。

 ずっとタモさんは東京ばかりを歩いてはったので、オイラはこの番組を見たことがなかったのだが、正月に京都編があるというので初めて視聴していたのだった。

 「琵琶湖疏水」「新京極通」「御土居」という京都の巨大プロジェクトの痕跡をたどるブラリ歩きなのだ。

 意外だったのはタモさんが鷹峯マニアで、学生時代から何回も鷹峯へ足を運んではったってこと。

 オイラも御土居の上を一度でいいから歩いてみたいものです。

 1月6日は43分番組だったが、今夜の完全版は68分。前回カットされた未公開シーンが放送されるのだ。

 録画予約完了!


霊山と将軍塚周辺を探索

2015-03-23 13:50:41 | 大文字山&周辺

 視聴率が芳しくないというNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」ですが、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文ら有名人が登場し始めて、そこそこ面白くなってきた。

 長州藩には悪いが、京都が舞台となる八月十八日の政変と池田屋事件、禁門の変のエピソードを早く見てみたいものである。

 で、幕末に活躍した維新の志士を偲ぶにふさわしい場所、霊山(りょうぜん)に行ってみたのでした。

 3月22日(日)

 ▼ 7:58 やって来ました京阪・祇園四条駅。今日はここからスタート。

 ▼ 花見小路を通過。

 ▼ 石塀小路を通過。

 ▼ ねねの道を通過。

 ▼ 霊山護国神社へ通じる維新の道は急な坂道である。

 ▼ 8:27 京都霊山護国神社へ到着。道中安全祈願。

 ▼ 維新の志士たちの墓地には大人300円の拝観料がかかるのでパス。

 ▼ 次は東山三十六峰の第二十七峰、霊山の山頂をめざしてみよう。

 ▼ 推理作家の西村京太郎センセと山村美紗センセが住んではったお家にちょっと寄り道。

 ▼ 『更級日記』の作者、菅原孝標女(すがわら の たかすえ の むすめ)も登ったという坂道を登る。

 ▼ 坂の途中にあった霊明神社で、またしても道中安全祈願。

 ▼ 坂を登り切った場所にある正法寺へ。

 ▼ 境内からの展望よし。

 ▼ 本堂の横から墓地へ。

 ▼ 墓地はさっさと通過いたしましょう。

 ▼ 正法寺墓地のどんつき。フェンスの向こうは霊山護国神社の墓地。

 ▼ お墓の後ろに登り道あり。

 ▼ 8:49 ここからが本格的な山道である。

 ▼ 振り返ると木戸孝允(桂小五郎)と幾松はん(右端)の墓石。

 ▼ すごく不安であるが、道なき道の斜面を登る。

 ▼ すぐ、しっかりとした道と出合う。この道をたどれば大丈夫であろう。

 ▼ これ、何ですか?

 ▼ ゆるい傾斜道を登る。

 ▼ 8:55 木戸孝允の33回忌法要の時に伊藤博文が記した詩を刻んだモニュメント、伊藤春畝詩碑(いとうしゅんぼしひ)にキタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!

 ▼ こんな寂しい場所にひっそりと……人から忘れ去られた記念碑という感じ。

 ▼ 裏側。

 ▼ しかもここが霊山(標高176m)の山頂でもあるらしい。室町時代には短命であった霊山城があった場所。展望なし。

 ▼ 石碑の左側に道が延びている。行こう。

 ▼ またしても、これ、何でしょう?

 ▼ お地蔵さんの台座なんかなあ。なむなむ。

 ▼ 誰か、手袋落としてはりまっせー。

 ▼ 途中、階段もあって整備されている。そこそこ物好きが歩いてる道なのかなあ。

 ▼ 知ってる場所に出た。京都一周トレイル「東山19」のすぐそばである。

 ▼ 振り返る。「通行止」と「通り抜けできません」の標識。こんなのが立ってたら一見さんは行かないよ。

 ▼ 9:04 「東山19」に到着。

 ▼ 伊藤春畝詩碑は「木戸孝允の碑」と記載されているようだ。

 久しぶりに将軍塚へ行ってみよう。

 背後でガサガサと枯葉を踏みしめる音。イノシシ登場かと驚いて振り返ると、散歩中の犬だった。
 ▼ オイラに「ワン!」と吠えて逃げるの図。

 ▼ 将軍塚ネコは日向ぼっこ中。

 9:34 将軍塚(華頂山)から下山。

 ▼ 9:38 下山途中で高台寺山に寄り道。展望なし。


 ▼ 下山道の傍らの木に東大谷山の札を発見。「ここがホンマに?」って場所ですな。

 ▼ 9:54 長楽寺山にも寄り道。展望なし。


 ▼ 長楽寺のフェンス沿いに道があるのでしばし探検。南側に下降。先が行き止まりっぽいので引き返す。

 ▼ 分岐。左は円山公園、右は知恩院。右に進む。

 ▼ 10:24 除夜の鐘で有名な知恩院の大鐘楼に到着。

 ▼ 千姫の墓と濡髪大明神。

 ▼ 円山公園でしばし休憩。

 ▼ 枝垂桜ちゃんはまだつぼみでした。

 ▼ 他の桜の木もつぼみが多かったですが、何本かはもう咲いておりましたよ。

 ▼ 11:33 京阪・祇園四条駅に到着。大阪へ帰還。

 ▼ 本日の歩行距離=8.3km。(↓クリックしよし)


はじめての長尾山と嵯峨大念仏狂言

2015-03-16 08:55:05 | 愛宕山&周辺

 3月15日(日)

 今日は清涼寺でお松明式という行事があるのだが、京都三大念仏狂言の一つである嵯峨大念仏狂言も奉納されるという。

 京都の伝統芸能をまったく体験したことのないオイラは、無料ということもあって観てみることにした。

 15時30分の開演時間までは、一か月半ぶりの山歩きです。

 ▼ 10:58 やって来ましたJR嵯峨嵐山駅。

 ▼ 丸太町通で、ふと愛宕山を見てみると……

 ▼ 今から行くことになるであろう山の上から愛宕山に向かって何かが飛んでいくぞ! 天狗? 鳥?

 ▼ 11:32 嵯峨天皇陵に通じる山道は5月29日まで工事中で立ち入り禁止。


 ▼ この辺りはのどかだねえ。

 ▼ 11:44 後宇多天皇陵。

 ▼ 天皇陵を過ぎると長刀坂と呼ばれる山道。ランニングしてる人もいる。

 ▼ 11:59 長刀坂のピーク。遺棄された車(グロリア)のそばの石段が長尾山への道。


 ところが、偶然出会った犬の散歩に来ていたおじさんが「そっちに行っても住宅の裏にしか行けませんよ」と仰る。「今から広沢池を眼下に見れる山まで犬と行きますねん」

 そんなこと言われても……今日の目標は長尾山なんで初志貫徹。オイラは石段を登ることにした。

 ▼ 分岐が多い。しかし序盤の分岐はいずれの道も本線につながっているような……


 ▼ 展望もよい。

 ▼ 住宅の裏を通過。

 ▼ 宮内庁の看板が目に入ったが、もうすでに立ち入っているのだ。

 ▼ 進んでいくと「蓮華峯寺陵飛地ろ号」という場所に着いた。土がこんもりとした場所なので古墳なんでしょう。

 ▼ 飛地ろ号からの展望もよい。

 ▼ さらに進むとアップダウンを繰り返す尾根道。お助けトラロープもあります。

 ▼ 広沢池。

 ▼ 分岐。右は登り、左は平坦。

 どっちへ行くべきか悩んでいると、背後の草木がガサガサ。イノシシかと驚いて振り返ると、登って来る男性であった。「どっちも同じ場所に着きますよ。左は巻き道。右が長尾山です」 感謝!
 左の道に目を向けると、20mほど先に旗のようなものがひらめている。何やろ?
 ▼ 正体はこれ。この場所は絶景ポイントであった。


 ▼ 12:41 長尾山に到着。


 ▼ 長尾山からの展望もよい。

 ▼ 京見峠方面に進行。分岐が多いので悩む。


 ▼ その都度、スマホアプリの「地図ロイド」で国土地理院の地図を表示させて道を確認。

 ▼ 13:03 十字路になっている京見峠に到着。


 今から北嵯峨の町中に下山してしまったら、大念仏狂言の開演時間まで長いこと待たなければならない。ならば、国土地理院の地図には記載されていない道を行ってみようじゃないか。踏み跡がはっきりした道のようなので、たぶん大丈夫であろう。

 ▼ 13:10 朝原山を通過。


 ▼ 十字路に到着。

 ▼ 13:13 天皇陵まで行って戻って来るつもりだったのでそのまま直進。

 ▼ 右手に愛宕山の雄姿。

 ▼ 13:23 嵯峨天皇陵の目前でストップ。ここから北嵯峨へ下山できそうな道があったが、もしそこも行き止まりだったら困るので、さっきの十字路まで戻ることにする。

 ▼ 行きは軽快に駆け降りた坂道も、帰路はシンドイ。

 ▼ 13:30 その道中、カラーテープがある枝道を発見。もしや観空寺谷林道につながる道か?

 ▼ やや荒れた道に侵入。カラーテープだけが頼りなのだ。

 ▼ 突き進むと傾斜がきつくなってきた。滑る。転ぶ。

 ▼ 急斜面の奥に林道らしきものが見えてきた。やれやれ。

 ▼ 13:47 無事、観空寺谷林道に到着。

 ▼ 有栖川は蛍が棲むキレイな川です。

 ▼ 14:04 大念仏狂言開演時間までまだ余裕があるので曼荼羅山も行っておこう。

 ▼ 薄暗い谷を登る。

 ▼ 分岐。右の道を選択し登り道へ。

 ▼ 14:17 禁断の曼荼羅山の火床に到着。

 ▼ おっ! 黒ネコ発見。2回しか来たことがないが、この山でのネコ遭遇率は100%である。

 ▼ 「魔法使いと黒猫のウィズ」やっとこう。

 ▼ 14:43 無事、下山。

 ▼ 15:05 やって来ました清涼寺。

 ▼ もう座れる席がない。

 ▼ 嵯峨大念仏狂言は無言劇なので、開演前に演目『羅生門』についての解説があった。

 ▼ 15:30 開演。鬼さん登場。

 ▼ 白衣の人は源頼光はん?

 ▼ 渡辺綱と鬼の決闘シーン。

 ▼ 鬼の腕を切り落とし退治した綱。めでたしめでたし。

 ▼ 16:30 終演。

 言葉数が多くてもまったく他人に伝わってこない男がいる。こちら側が聞く耳を持っていないからかもしれないが……京都には無言でも伝えられる芸がある。しみじみ。

 ▼ 20時の行事に使われる松明がスタンバイ中。

 ▼ 16:50 大阪へ帰還。

 ▼ 本日の歩行距離=12.0Km。(↓クリックしよし)