有頂天家族 二代目の帰朝 | |
森見 登美彦 | |
幻冬舎 |
【内容紹介】from Amazon
阿呆の道よりほかに、我を生かす道なし。――待ちに待った「毛玉物語」再び!
TVアニメ化され、累計32万部突破した大ベストセラー『有頂天家族』。
森見史上、最も壮大で、最も愛の溢れる"あの物語"の第二幕。
天狗や人間にちょっかいを出しては狸界で顰蹙を買っている、京都下鴨家の三男狸・矢三郎は、まあまあ愉快に暮らしている。ところが、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎである“二代目"が英国より帰朝すると、平和な街の気配が一変。天狗親子は大喧嘩、狸たちは覇権争い、狸を喰う人間たちは悪巧み、あちこちで多発する片思い……と、京都の街は混迷を極める。
矢三郎の「阿呆の血」が騒ぐ! 一族の誇りをかけて、尊敬する師、愛する者たち、そして毛深き命を守れ!
愛おしさと切なさで落涙必至の感動巨編。
――天下無敵、融通無碍。史上、最も毛深い京都絵巻。――
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▼ 先ほど、近所の本屋で購入せり。
小説の単行本を買うのは30年振りぐらいなので、3.5cmの厚みに吃驚。結構なボリューム感である。
さっそく読み始めるべきところであろうが……だが待て、しばし。
オイラには最近読み始めたばっかりの「京都本」小説があるのだ。まずはそいつを読破してからという事にしたいので、しばらくの間、『有頂天家族』は積読にしておこう。
近い未来、潮が満ちる如く捲土重来の日は我に来るであろう。その時まで。
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▼ 気が早いことに、巻末には第三部の予告が載っていた。
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