なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

オイラ的「真田丸」紀行・木村重成ロード&千姫ロード

2016-11-27 07:21:00 | 真田丸

 今回も「京都」とは関係おまへん。

 雨が降るある日のこと。
 傘は持参してますのやが、極力雨には濡れたくないのが人情というもの。

 そうや! 商店街のアーケードの下を歩けばエエやんとひらめいたオイラだした。

 ▼ 久しぶりにその商店街に入ると、真田の六文銭と徳川の葵紋が一緒にデザインされたノボリが目に飛び込んできて、びっくりぽんだした。なんじゃこりゃ!?

 後日、人通りが少ない深夜帯に商店街に行ってきましたがな。

 ▼ 大阪市生野区の鶴橋本通商店街だす。

 ▼ ハングルなんで何の店やったんかわかりまへんが、ずっと閉まったままの店のシャッターが郷土史の掲示板と化してまっせ。司馬遼太郎先生の生家跡……なんやろか?

 ▼ ↓クリックしよし。

 ▼ シャッターに貼ってある文章を読みますと、大坂冬の陣の時、岡山(御勝山古墳)に陣を置いた徳川秀忠と和議締結のため、豊臣秀頼代理人の木村重成が通った道なんやそうだす。

 ▼ 夏の陣の時、落城する大坂城から救出されはった千姫が、祖父・家康ではなく、父・秀忠の陣へ連れて行かれたのなら通ったであろうと思われる道でもあるそうだす。

 ▼ 今まで聞いたことがなかったエピソードが、「真田丸」ブームで陽の目に当るのはよろしおすなあ。


オイラ的「真田丸」紀行・太閤秀吉はんに会いに行く

2016-11-22 12:09:36 | 真田丸

 大河ドラマ「真田丸」を見るようになってから、豊臣秀次公の墓所に幾度となく足を運ぶようになったんだすが、太閤殿下の墓所には最近一度として行ってまへん。

 現在の「大阪」があるのは、太閤殿下が大坂を天下の台所にしてくれはったことに端を発すると思います。「真田丸」が最終回を迎える前に阿弥陀ヶ峰へ行って、ドラマでは豊臣方が勝つように戦勝祈願しときたいんだす。(*^^)v

 11月20日(日)

 ▼ 7:52 京阪電車・七条駅から阿弥陀ヶ峰へ出発。

 ▼ この道を歩くのは、小学校の遠足で京都国立博物館と三十三間堂へ行ったとき以来。

 ▼ なんか身軽になってるなあと思ってたら、トレッキングポールがないことに気づきましてん。引き返す。(>_<)

 ▼ この先が三十三間堂。

 ▼ 8:04 京都国立博物館前を通過。11月27日まで坂本龍馬展を開催中なれど、今のオイラの気分は戦国武将なんで興味なしだす。

 ▼ 七条通のドンツキ、智積院。

 ▼ 8:08 豊国廟参道の女坂を登って阿弥陀ヶ峰へ進行だす。

 ▼ 妙法院の紅葉。

 ▼ 8:13 坂の途中にあった新日吉神宮(いまひえじんぐう)で山歩行安全祈願参拝。

 ▼ 賽銭箱横の大黒様像の小槌にさわるとご利益があるらしいので、さわってみましたがな。

 ▼ 愛宕神社ファンのオイラにとっちゃ、境内末社に愛宕神社と秋葉神社があるのはうれしいサプライズだす。

 ▼ 右の鳥居が愛宕・秋葉神社。左の鳥居が樹下社(このもとのやしろ)。

 ▼ 樹下社の御祭神は太閤殿下だす。


 ▼ 新日吉神宮の御神木。記念にさわっとこう。


 ▼ 本殿の裏。

 この時間、神宮内はオイラだけの貸切り状態で、気分よく参拝できましたがな。!(^^)!

 ▼ 8:32 京都女子大学前に人多し。今日は推薦の入学試験日やったんか。

 ▼ 8:36 初代の豊国神社があったとされる太閤坦(たいこうだいら)に到着。豊国廟(ほうこくびょう)の入口だす。

 白丁衣装の駐車場係(?)の人から「豊国廟に行かれるの初めてですか?」と声をかけられる。「昔、裏道から迷い込んだことがありますねん」と正直に言うと、「階段に志納金箱がありますから100円入れてくださいね」と親切に教えてくれはりました。100円? 5年前は50円やったぞ! と心の中で叫んだオイラだす。
 それと……「火器使用厳禁」の看板が目に映らず、タバコ吸ってたら同じ人に「ここは禁煙ですから」と注意されましてん。(/ω\)


 ▼ 8:41 出発。314段の石段。この長い階段、トレーニングには最適なようで、上ったり下りたりを繰り返してはる人が2名いてはりました。

 ▼ 8:48 途中の中門からは更に172段の石段。

 ▼ 8:52 豊国廟に到着。

 ▼ 今朝、誰かが参拝してはったようだす。

 ▼ 8:58 豊国廟の裏に阿弥陀ヶ峰の山頂を発見。眺望なし。


 ▼ 豊国廟背面。突然、小鳥がさえずり始め、穏やかな雰囲気の気持ちがエエ場所だした。

 ▼ 9:02 5年前に歩いた道を通って、京都一周トレイルコースに合流しまひょ。

 ▼ 5年前の記憶なんてもうありまへん。分岐でどっちか迷い、まずは破線の道を選択。

 ▼ 赤色のバスが見えます。太閤坦に着きそうなんでUターン。

 ▼ この看板は記憶にあり。

 ▼ 9:18 「東山12」。京都一周トレイルコースに合流。この場所、三叉路なんだすが、よく見ると南東方向に薄い踏み跡が一本延びていて十字路っぽいんだす。

 ▼ 薄い踏み跡を進むと、ハッキリした山道に変わってきましたで。

 ▼ 9:26 ゆるい傾斜を登ると今熊野山に着きましたがな。眺望なし。


 ▼ 道はまだ続いておりますが……。

 ▼ 行く手を阻む巨大なクモの巣と、打ち捨てられたマイクロバスが不気味過ぎてUターン。

 ▼ 9:35 「東山13」に到着。山から脱出しました。

 ▼ 9:40 最初の予定では、これから清水山、粟田山を通って南禅寺で紅葉を愛でる予定やったんだすが、ふと「渋谷街道(しぶたにかいどう)」の標識を見つけてしまいましてん。

 その昔、渋谷街道を通って山科まで歩いてみようかなと考えていたことがありまして、渋谷街道は気になる道。歩いたことがないので行ってみることにしたんだす。

 ▼ 「街道」と言っても普通の道だすがな。

 ▼ 警察がネズミ捕りしてはりましたで。

 ▼ ゆるい坂道を下って山から離れると、フツーの町並みだす。

 ▼ オイラも4種類のポスターをコンプリートしたいだす。

 ▼ 渋谷街道がもうすぐ終わりというところに「真田紐」の看板が!

 ▼ 10:15 渋谷街道を離脱して方広寺へ。

 ▼ 10:20 豊国神社参拝。

 ▼ 境内でちょっと一服。「真田丸」のポスターに太閤殿下いてはりませんやん。(>_<)

 ▼ この日は「太閤まつり」が行われていて、京女茶道部がお茶席を設けてはりました。(500円)

 ▼ 豊国神社の紅葉を愛でながら帰りまっさ。

 ▼ なぜかオイラは、鴨川べりから見える京都タワーが好きなんだす。

 ▼ 10:39 帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=7.0km。(↓クリックしよし)


幻の真田山を探せ!#6・ブラタモリ「#54 大坂城・真田丸スペシャル」

2016-11-14 07:12:59 | 真田丸

 

 【内容紹介】from 公式HP
 今回の舞台は、名城として知られる大坂城。
 豊臣秀吉が天下統一の拠点として築いた大坂城は、当時“日本で最も堅固で難攻不落の城”と呼ばれるほど。1614年の大坂冬の陣では、“真田丸”という出城を築き、徳川の大軍を撃退した事でも有名です。現在放送中の、大河ドラマ「真田丸」も大坂冬の陣を目前に、いよいよ佳境!そこで今回のブラタモリでは“真田丸スペシャル”と題し、大坂城が難攻不落だった理由を、絵図や地形をもとに様々な角度から徹底的にひもときます。 年間230万人が訪れる観光名所・大坂城ですが、実は、今我々が見ている巨大な石垣や深い堀は、“秀吉の大坂城”ではなく、豊臣家が滅亡した後に、徳川家がつくったものなんです。しかし、城内にたった一カ所だけ“秀吉の大坂城”の痕跡があった!地下深くに眠る太閤の遺産にタモリさん大興奮!そして大坂城の北、京橋駅の近くにある一見普通の道路。実はここが大坂冬の陣の激戦地。地形を上手く利用した、驚きの戦い方が明らかに。さらに今年発見されたばかりの真田丸の絵図を手に、タモリさん「真田丸探し」の旅へ!高低差に注目しながら歩くと??謎に包まれた真田丸の姿が明らかに!?

 今回のブログも「京都」とは全く関係ない内容でござんすよ。11月12日放送のNHK「ブラタモリ」だす。

 先月、「ブラタモリ 真田丸」で検索して拙ブログにアクセスされた方が数名おられたんだすが、10月7日にロケが行われてたようだす。今年、発見された真田丸の古地図をもとに真田丸をさがしはりました。

 ▼ 清水谷公園ですやん。動く生タモリ、見たかったな~。

 ▼ 清水谷町。

 ▼ 心眼寺坂に出丸南辺の空堀跡。オイラはこの不自然な石垣の施工に気付きませんだした。

 ▼ オイラが勝手に名付けた「真田の抜け道」に入って軍人墓地に行きはりましたで。

 ▼ この傾斜が真田丸東辺の崖の名残。

 ▼ これがタモリ氏認定の真田丸の全貌だす! (↓クリックしよし)

 ▼ 大阪明星学園東南角の十字路。まさにタモリ氏が立っている場所で、オイラはポケモンGOのピカチュウをゲットしたんだす!








 ▼ 画面の下側に注目だす。道路の舗装が石畳風のゴロタ石舗装になってるんだす。
 この近辺では、この十字路から玉造筋に至る約350メートルの坂道だけが石畳風なんだす。
 その昔、歴オタのオカルト好きの人から「あそこだけアスファルトやないやなんてオカシイでしょ? あの道は何かを封印してると思うんですよ」と言われたことがあったんだすが、もしかしてもしかすると……?

 ▼ もしオイラがこのロケに遭遇してたら、近江友里恵アナウンサーしか見てなかったかもしれまへんなあ。(#^^#)

 ▼ 真田丸ができる前の大坂城。南に見える森が「幻の真田山」!

 ……でありますが、真田丸ができてこそ「真田山」と命名されたと思われますんで、元々は何山と呼ばれてたんだっしゃろ? 新たな疑問がわいてきましたがな。(◎_◎;)


真田丸 第44回「築城」

2016-11-09 13:02:43 | 真田丸

 今回、まったく「京都」は絡んでおりませんが、書かせてくだされ。

 オープニングがエンディングに使われるという、よもやの大河ドラマ史上初(?)の演出にびっくりぽん!

 ▼ クリックしよし。

 今年1月に放送された同局の番組「歴史秘話ヒストリア」では、「真田丸の戦いは野原ではなく町中で行われていた」と説明していたのに、このCGでは真田丸の南側は野原になってますがな。騎馬戦シーンに町中のセットを組むと、予算が足りなくなるからなんやろねえ。

 オープニングテーマ曲が流れ始めた瞬間、泣きそうになりましたがな。

 ドラマの中の登場人物たちは、まだ豊臣が負けるとは思っておらず、意気揚々と徳川との戦に備えている姿を見ると、もう不憫で不憫で……。(´;ω;`)ウゥゥ
 作兵衛も死んじゃうんでしょ? あのまま信之兄ちゃんのところにいてたら死なずに済んでたのに……とか思うと切なくなってきますがな。

 しかもオイラは、そんな人の生死を賭けた歴史的舞台とは梅雨知らず、真田丸跡地(推定)の心眼寺坂をプラプラと何十、何百回も上ったり下ったりしたことがある身ゆえ、己の能天気さ加減が悲しくなってきましたんやで、マジで。(T_T)

 タイム・トラベラーが過去の人と接触できないジレンマと申しましょうか、「夏の陣の時は、毛利勝永勢の動向に気をつけろ」と言いたいけれど、言えば時間警察に捕まりますし……。

 ちなみに今年の三光神社の真田まつりは11月6日に行われました。例年、真田の抜け穴跡見学に大勢の人が列をなすらしいんですが、今年はドラマの影響で多かったんかなあ?


大文字山でウォーミングアップだす

2016-11-07 08:28:14 | 大文字山&周辺

 暑い時期は山歩きしたくない。ようやく朝晩、肌寒くなってきたんで好機到来でんがな。

 2か月半の山歩きブランクによる足の筋力低下と高血圧が少々心配なんで、勝手知ったる大文字山でウォーミングアップだす。

 ▼ 京阪電車・京橋駅。京都の紅葉度合いも見ときまひょ。

 11月6日(日)のちときどき少雨

 ▼ 7:39 やって来ました出町柳駅。

 ▼ 銀閣寺橋西詰公衆トイレは改装工事が終わってリニューアルされとりました。

 ▼ 銀閣寺参道と哲学の道。

 ▼ まずは、八神社で道中安全祈願。

 ▼ 8:28 大文字山アタック開始だす。

 ▼ また、山腹工事してはりますねー。

 ▼ 8:55 火床に到着。今日の京都市内はガスってます。

 ▼ 弘法大師堂に新たな温度計が設置されとりますがな。月とスッポン? 気温13℃でも汗。

 ▼ 9:22 大文字山山頂に到着。

 ▼ おにぎりを食べながらポケモンGO。ところが……。

 ▼ ポケモンに囲まれているというのに……アカンやん、au。

 ▼ 傘は不要なれど一時的に雨が降って来る。スマホで天気予報が見れないのはイタいがな。

 ▼ 出かける前にチェックした今日の京都市は「曇りのち晴れ」やったんで山歩き続行だす。

 ▼ あえて説明しまへんけど、ここは「ヌ」だす。

 ▼ 10:12 「東山41」から山科Fルートで毘沙門堂方面に行ってみまひょ。


 ▼ Fルートは初めて歩く道なんでドキドキします。

 ▼ 過去、この辺りで山火事があったそうだすな。


 ▼ 「山火事があった所」を抜けると分岐が。どっちでも行けるんだすが、左の細道の方が歩きやすそう。

 ▼ ところが、10メートルほど進んだところで、道上をホバリング中のスズメバチと目が合うてUターン。

 ▼ スズメバチは弱っている時期なのか、追いかけられることなく悪路コースで「F3」まで降下。

 ▼ 「F3」後の分岐。Fルートは細道を選択するのが正解のようだす。

 ▼ 「F4」の標識は見落としてまんなあ。どこにあったんやろか?

 ▼ 「F2」以降、急な坂道が続いてます。

 ▼ 10:37 無事、「F0」のGルートと合流。

 ▼ 以前来たときにはなかったソーラーパネル。

 ▼ 10:58 山科聖天を通過。

 ▼ 11:01 紅葉名所の毘沙門堂門跡まで来ましたが、まだまだモミジは青かっただす。

 ▼ 11月23日のもみじまつりの頃が見ごろなんだすか?

 ▼ 11:20 安朱橋から琵琶湖疎水の遊歩道を歩きました。イノシシは犬のようなペットになれないもんなのかと、ふと思う。

 ▼ 11:52 大化の改新の中大兄皇子こと天智天皇の古墳が、なにゆえ山科の地にあるのかと疑問に思いながらも参拝。

 ▼ 琵琶湖疎水第二トンネル。付近のそすい公園では、大勢の人が弁当やバーベキューを堪能してはりました。

 ▼ 12:16 太鼓橋を渡ってHルートで再び山中だす。


 ▼ 12:27 Gルートに合流。

 ▼ 12:37 七福思案処でしばし休息。蹴上から電車に乗って帰る予定だしたが、もっと歩きたい!

 ▼ 12:54 南禅寺に到着。まだ青さが目立ちますが、毘沙門堂門跡と比べると、こちらの方が紅葉度合いは上だすなあ。



 ▼ 13:24 岡崎公園を通過。

 ▼ 蔦屋書店前の巨大なスクリーンは何に使うんじゃろ?

 ▼ 13:54 旅の終着点はやっぱり三条大橋でしょ。帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=18.0km(↓クリックしよし)。