07:20
シルバー・ウィーク最終日(9月23日)、前回のリベンジを果たすべく、やって来ました京阪出町柳駅。
途中、ローソンに寄ってサンドイッチを2個購入。レジのおっちゃんに「ポイント貯まってますけど、どないします?」と訊かれ、「全部使います!」というと「お代は0円です」と笑顔で見送られた。
07:40
白川通今出川の交差点に到着。いよいよトレイル・コースに合流です。
07:50
北白川天神宮に立ち寄り、道中の安全を祈願。
08:00
日本バプテスト病院の駐車場で山へ入る準備(虫よけスプレーを噴霧&凍らしたスポーツドリンクを取り出す)をしていたら、警備員さんが通りかかったので「もう山に登ってった人っていてはりますか?」と訊ねると、「いやー、今から勤務なんでわかりませんわ~」とおっしゃられた。「ふつう、こんなに早く山へ行きませんで。よっぽど家におれない事情でもありますのんか?」とからかわれてしまった。(ワケもなく独身なんやけど~(;´_`;))
「それじゃ、ボクが今日の第1号ですね」といいながら山の中へ。
前回はいきなり小さい羽虫にブーンブンまとわりつかれて困りはてたが、今回は涼しい時期になったためか(若干はいたものの)楽勝であった。
↓前回はここまで来て撤退したのです。今日はガンバルでぇ!
歩いていると落ち葉の中からツチガエルがピョンピョン跳ねます。踏まないように注意しながら進んでいると、道沿いに白のビニールカバーが掛けられた四角い何かが点在するエリアに入ります。今は使われていない古い取水設備のようですね(写真撮り忘れました)。
08:20
白幽子(はくゆうし)旧跡に到着。すでに息は上がっており、しばし休息す。
08:30
瓜生(うりゅう)山到着。しばし休息す。
地図で見ると『標識No61』があるべき分岐点に標識がなかったよ。単なるオイラの見落としなのかな? 北白川愛郷会の朽ちかけた案内板があったので左へ進む。
本格的山歩きは3ヶ月ぶりだったためか、両足の筋肉痛がヒドい。
『標識No66』を過ぎたあたりで右足がこむら返りになった。数秒で収まったので右足をかばいながら前進。石鳥居までの数百メートルは人の手によって施された作業道路だったので歩きやすかった。
09:30
石鳥居から水飲対陣跡碑への道は高度を下げていくので、「ここまで来て何故下らねばならぬのだ!」と少し気が滅入る。
途中の沢で顔を洗いリフレッシュ。
09:40
水飲対陣跡碑に到着。
しばらく進むと右手に浄刹(じょうさつ)結界跡入口の小さなお地蔵さん発見。(写真撮り忘れ)
コースをさらに進むと、折れた木が道に倒れ込んでいるではないか。「不浄なオッサンはこれ以上進むな!」という比叡の神仏からのサインなんだろうか!?
木のトンネルを越え上っていくと、(神仏を無視した天罰か)今度は完全に右足が麻痺するこむら返りが
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
ドどっと冷や汗。息を止めてその場に座り込むこと数分。
右足をかばって歩き始めるが、左足にもこむら返りが
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
それからケーブル駅までの間、五,六回、足の痙攣で立ち往生が続いた。もう完全なるスローペース。
千種忠顕碑への上り前でも痙攣。碑まで行こうか迷ったが、せっかくここまで来たのだからと急斜面を上がる。
10:00
千種忠顕(ちぐさただあき)戦死の碑に到着。
その後、行者道に入り比叡ビュースポットへ行った。
足の痛さでビューどころではないのだが……
↓とりあえず記念撮影してみました。(中央上の広い緑が京都御苑のようですね)
10:15
東山コース、ゴ~ル!
ケーブル比叡駅の待合所でサンドイッチを食す。
予定では大比叡経由で根本中堂まで足をのばして帰るつもりだったが、もう無理と判断して断念。
ここで45分間まったりしたあと、帰宅しました。
○
今回の歩行距離=9.9km 最大標高=701m
文化系中年男子には、ちと比叡山はキツかったようです。まるで修行のようでしたわ。
スニーカーで行ったのだが、何回か滑りそうになったし、足の保護のためにもトレッキングシューズを買った方がよいのかな?
色即ぜねれいしょん (光文社文庫) | |
みうら じゅん | |
光文社 |
「みうらじゅんて知ってる?」と、以前職場の同僚に訊いてみたことがある。時間と場所は違えど、20代は「サブカルの人ですよね」と答え、30代は「変な漫画書いてる人でしょ」と答えた。
知ってる率100%!
オイラの認識では知る人ぞ知る正体不明の京都人というイメージであったのだが、世間ではかなり有名な人のようだ。(最近はオンエアーされてない)auのCMに出たりするぐらいだから超がつくほど有名な人なのかもしれないが、あの人物をはたして世間の視聴者は「みうらじゅん」と認知しているのであろうか? と疑問に思っているし、あのCMに出ている必然性がまったく感じられないのである。 そんなわけで、みうらじゅんさんの本はこっそりと読み、音楽はこっそりと聴く方針を貫いてきたオイラは、カラオケに行ったときでも『青春ノイローゼ』を歌いたくてもガマンしているのだ。
○
二十六年前、角川書店が発行していた『バラエティ』という月刊誌で、ボブ・ディランの『インフィデル』というアルバムのレコード評を書かれていました。未だに覚えているのは「ボブ・ディランは東宝怪獣にたとえると「バラン」であり、ツウ向けの音楽だ」云々。1983年当時の日本、世間やマスメディアでディランを語る人が絶滅に瀕していた時代にあって貴重な人材でありました。「どんな音楽をいつも聴いてる?」っていう話になったとき、「拓郎を聴いてる」というと「(山下)達郎か」と聞き間違われ、「ディランを聴いている」というと「デュラン・デュランか」といわれた時代。のちのち、みうらさんも吉田拓郎→ボブ・ディランへと流れた人だと知り、オイラとまったく同じじゃないかとはなはだ共感した次第なのである。
○
今年の夏、みうらさん原作の『色即ぜねれいしょん』が映画化されたことを知り、インターネットで調べていると原作本が文庫化されているではないか! 早速書店に走り購入した。
○
70年代。拓郎&ディランにかぶれた10代の男子なら、多少の違いはあれど体験したであろうと思われる生々しい青春小説なのである。帯の「青春小説の金字塔」は大げさすぎるけど面白かった。オイラは隠岐島ユース・ホステルには行かなかったけれど、もしみうらさんが「行かへんか?」と声をかけてくれていたなら、一緒に行って夜通し『人間なんて』を歌ってたかもしれないよ。
○
本を開くと、「フリーセ○クス」とか「コンド○ム」とか「オ○コォー」とかがひっきりなしに出てくるので、やっぱりみうらじゅんの本はこっそりと読まなければならないのだ。映画は、DVDが出れば、もちろんこっそりと観るつもりでいる。
つじギフト~10th Anniversary BEST~ | |
クリエーター情報なし | |
ビクターエンタテインメント |
つじあやのさんの音楽は、通勤の行き帰り、年間を通じてかなりの頻度で聴いています。職場でのすさんだ気分を払拭させてくれる癒し系清涼ミュージックなのであります。(余談ですが、オイラが勝手に決めた癒し系三大歌姫は「つじあやの」「熊木杏里」「奥華子」である)
○
大文字山へ行く際には、常々つじさんのご実家(なのかな?)前を(本人が出てきたならサインと握手をもらうという妄想をいだきながら)通過しているのですが、未だかつてそんなシチュエーションになったことはありません。
○
15日の夕方、10月の野外フェス出演とアルバムの告知をかねて、毎日放送(MBS)「ちちんぷいぷい」というテレビの情報娯楽番組に本人が生出演。ウクレレの弾き語りで「風になる」を唄ってくれました。 デビュー10周年記念ベストアルバム『つじギフト』は今日発売。
30曲中13曲が初収録作品なのでコレクターとしては買わざるを得ないにしても、今月はすでに(個人的理由で)色々と散財しているので、CD購入は月末以降になる予定でございます。
○
追記:FMで「クローバー(未発表アレンジヴァージョン)」が流れていた。昔の拓郎の匂いがする軽いフォーク・ロック・アレンジで、このヴァージョンもなかなか乙なものでした。99年当時の別テイクということです。 (法律違反ですが)海外アーティストものはスタジオアウトテイクがブートレグで出回ったりするけれど、日本のアーティストでそんなのないですよね。日本はそれだけ管理が厳しいのかな?ボブ・ディランのようにアウトテイクをオフィシャルに発表すればいいのになあ、と思ったりするのですが……。