
高森町商工会地球温暖化対策地域協議会、通称エコプロジェクトチームと
商工会工業部会との合同事業として、今期取り組み製作をして居る
小型バイオマスボイラーの燃焼試験、第2段を行って見ました。



約1ヶ月前の第1燃焼試験では種火の有る内は上手く燃焼して居たのですが、
種火が燃え尽きると火が消えてしまったり、煙突から火の粉が勢い良く
噴き出したりと、初回としてはやむ無しの課題山積状態の結果だったのを
踏まえ、改良を加えて今回はバイオマス燃料を自動投入する装置を新たに
考案設置しての燃焼試験を、エコプロジェクトメンバーの三栄鋼機さんと
自信無げに2人だけでの試運転実験確認をして見ました。


実験は、実際の使用時を想定して種火をごくわずかな量で着火してスイッチON
これでは消えてしまうのでは無いかとの思いをよそに勢い良く燃え上がり
前回課題だった連続運転も1時間をトライして見ましたが完璧にクリアー。

煙突からの煙と火の粉の噴出も、試験体本体の製作に協力してくれた
Tウェーブさんのアイデアの落し蓋構造が威力を発揮してほとんど確認
出来ない迄の完成度と成る結果が見られました。
後は製品化に向けて、温風吹き込み関連の装置を設計し、耐久性を考慮した
本体設計に移行と行った所でしょうか。
簡単に出来そうとの企画設計段階から始まった今回のプロジェクト。
これは無理かも知れないと挫折感を痛烈に味わった1次試験。
参加メンバーの知恵と熱意によって完成への期待が持てる試験体迄こぎつけられました。
環境活動の一環として、シンボル的な完成品を目指して取り組んで来た
今回の内容ですが、やはり物を作りながらの進行は形が変わりながら
目に見えて進んで行くので楽しく参加する事が出来る様に思えます。
この進行状況を飯田ケーブルテレビのエコナビ島田と言う番組でも注目して
くれていて、完成までの様子を放映してくれる様な運びにも期待しています。
1人でも多くの人に参加してもらえる環境活動を出来る様な内容をと
考えて進めて来た1つの結果が、ビジネスモデルに繋がるようなケースに
発展し、更なる感心をエコ活動に繋げて行けるプロジェクトチームと成りたいものです。

