㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

高森北小学校、新学年進級最初の授業参観日

2013年04月27日 | 日記

学校ではずっと問題児扱いされている次男坊、2年生に成って1年間担任の教師を含め緒先生方にとてつもなく気を使ってもらう中で
何とかやって来れました。私は彼の問題を問題としてと言うほど深刻に捕らえて来ておらず、逆に教師側の問題の方が大きいと思って
来ていました。事実担任教師との話し合いではその点をはっきり伝えて来たのですが教師側では子供に問題が有るからが前提に成っており
なかなか受け入れてもらえない状態で、逆により細かに子供のこんなところが問題だと言われ伝えられるように成りました。
ひどい時には毎日の様に夕方電話が入り、今日はこんなに駄目だったとか、こんな問題が有りました等々家内も半分ノイローゼ状態に。
私も途中までは校長、教頭に話そうか、それでも駄目なら町の教育委員会に行こうか等々考えて居たものです。
所が色々な事を問題だとか駄目だ駄目だと日々言われているうちに、実は子供に問題が有って、私の知らない子供の部分が実は問題なのかも
なんて思うように成って来ていました。それでも多少問題児だとは思うけど、学校で言うほどのものではないと私には思え、学年が変わって
もう一度判断しても良いのでは無いかと結論だしをせずに今に至っていたのです。



今回は彼が新3年生に成って初めての授業参観日だったのですが、担任の教師も替わりどんなものかと様子見に行ってきました。
今度の担任の先生は強面のベテラン教師で、私の知ってる範囲では厳しめで期待が出来るタイプではないかと思って居ました。



参観授業は算数のわり算、次男坊はわり算はちょっと…って言っていたので集中力を欠いた授業に成りやすいかもと期待して行きました。
授業が始まると担任の教師の強面そのままでスタート、どのくらい子供達がびびって授業をしていくのかと見ていると…
予想とは全く違い、しっかりとしたメリハリの有る進め方に子供達が全員引き込まれてまとまって授業が進んで行くんです。
これは凄い!さすがにベテランだけの事は有るなと思いましたがそれ以上に感情と言うか思い入れと言う部分を感じられる授業でした。
課題によっては理解度に差が生まれる、するとそれを1人の為で有っても歩調を合わせるべく待ってあげる。なかなか出来ないよなぁ~
トークの中には明らかに誘導しているのだと分かるものが用意されており、それをわかっている子供達もそれに乗っかって意気投合する。
漫才で突っ込みと落ちがわかっているのにのせられているようなものでしょうか。上手いなぁ~と何度思った事でしょう。



次男坊は後ろを見たり言われた事をやらなかったり、相変わらずかと見ていたのですが、周りを良く見ると何人も同じような状態に有るんです。
奴だけじゃないんだ!っと思うと同時に、こんなもんだよなぁ~なんて思うように成りました。まっ、私が見ているときは特に良いのかも
知れないので、これで全てを判断する訳には行きませんが、少なくともクラス全体に取り敢えず付いて行っているって感じでした。



こうして見ると、前任の担任との差を感じざる負えないんです。授業の進め方に問題を感じ、アンケートに記入したことも有りました。
だいたい授業参観日の度に、あんなやり方じゃ駄目だと家内に話して来ていたのですが、今度の担任の教師は誉め言葉しか見当たりません。
とにかくフォローが上手いんですね。子供達もついつい引き込まれちゃうんだと思うんてすよ。良く言う眠くならないセミナーです。
多分そうは言っても次男坊には色んな気を使ってくれてはいるのだと思いますが、あの状態で行ければ全く問題無いかと思いました。



これから2年間の担任を受け持って頂けるのだと思うのですが、子供も成長していくしあの教育を続けてくれるので有れば必ず問題児から
抜け出せ、普通児童としての位置付けに戻れるのでは無いかと確信できました。



家内とそんな話をすると、昨年は連絡帳にグチグチ書かれる毎日と、電話でちくりの様な報告なんだか連絡なんだか、正直ストレスで
気が重い状態の毎日だったと言っています。今度の担任に変わって、連絡帳にそう言った類いは全く書かれて居なく成っており、子供が
完全に良くなったとは思わないが、私自身とっても気が楽に成っているんだと感じているようです。



担任が今の教師に変わってくれて本当に良かったと思って居ます。
半面、前の教師は5年生の担任と成ったとか…
御愁傷様です…


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