考え方を変えたら

こちらもお客さんの今年の新商品なんですが、言ってみればただの下駄箱なんです。
でも、実は下駄箱の奥行きが靴のサイズより小さなサイズで出来てるんです。
そう言った商品は今までも有ったし作っても来ましたが、それらは棚板を奥行き方向に傾斜させ、斜めに靴を入れて奥行きを小さくした物ばかりでした。
今回の新タイプは、全く発想を変えた物と成っていまして、奥行き方向に靴を並べて置くと言う、つまりは横向きに置くと言うただそれだけの発想の違いで奥行きを狭くすると言う新商品なんです。
出来上がった物を見ればなーんだって程度の物では有りますが、こうした事に考えが及ばないのが普通なんです。
だからこそ当たり前を特別に見られるかが大切なんだと感じることが出来るんです。

新商品

昨年お客さんと開発してきた、介護施設向け玄関収納のカタログが出来上がって来たようです。
ただの箱の組み合わせに扉が付いただけの様に見えますが、なかなかどうして…
お年寄りの方々が履き物を履き替える際に掴まれるハンドルやら、安全性や機能、使い勝手等々、結構こだわり抜いて完成させた物と成っています。
昨年の東京ビッグサイトでの展示会に出品された時も大きな反響が出ていました。
上手く市況に馴染み、販路に溶け込んで行ってくれることを期待したいです。