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THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

日本の次の世代を引っ張る産業はあるのか!

2008-10-15 21:48:03 | Weblog
今円高で、日本のお家芸である自動車業界がピンチに陥ってる。

この状況から察する所、もうこの先日本は、次に経済を引っ張る産業が

無いのではと恐らく皆さん思ってると推測出来る。

しかし、本当にそうなのか?

最近ニュースで日立が、ヨーロッパで鉄道を受注した。これはヨーロッパで

話題になったらしい。

この鉄道は、世界では【アルストム】【ボンバルディア】【シーメンス】が

トップ3らしい。

この3社に競り勝ったとの事。この日立のヨーロッパ参入は大きい。これが

成功すれば、アフリカも参入出来るかも知れない。


しかし、今衰退してる自動車業界をよく考えて欲しい。

何故日本の自動車メーカーはこんなに多いのか

トヨタ、日産、マツダ、スバル、...。

これは、第二次世界大戦と大きく関連してるらしい。第二次世界大戦まで

日本の飛行機の技術は世界トップクラス。その代表がゼロ戦。

敗戦するまで、この技術を保有していた。しかし、敗戦直後アメリカにより

飛行機の製造を止められてしまった。

そこで、飛行機製造の技術者はやる事が無くなった。そこで思いついたのが、

自動車の製造。

飛行機が創れないなら、自動車を創ろう。空を飛ぶか、路面を走る

かの違いだけで、根本的な仕組みは似てる。

これが、日本の自動車メーカーが多い理由。つまり、アメリカに戦争に負けた

から、日本の自動車メーカーが増えたと極論出来る。

あと最近MRJと言う単語を聞いた事はないだろうか。これは、

三菱重工が創る、三菱・リージョナル・ジェットの略。

三菱重工が、中型の飛行機を創ってる。


まとめると、日本の自動車産業は衰退するかも知れない。しかし、

鉄道、飛行機、路面電車などの技術でまた、盛り返す可能性はある。

当分日本の製造業は安泰と見ていいのではと思う。