今日の結果

◎ティフィン　１３着　4/9 　松元厩舎
９日の小倉競馬では中団からの競馬。向こう正面半ばより外から進出を開始し好位に取り付くも、脚があがってしまい１３着。「ゲートに入ってから横を向いていたので正面へ向けたら後ろに体重をかけてしまいました。ゲートにもたれたと言うほどではありませんが、それが原因でアオったスタートになりました。あまり切れるタイプではないので、厩舎の方からも前々で流れに乗って欲しいと言われていたのに、あの位置からになってしまいました。砂を被らないように外へ出したら自分からハミを取ってスッと上がって行ったのですが、勝負どころで一杯になってしまいました。せっかく乗せていただいたのに、チグハグな競馬になってしまい申し訳ございません」（藤懸騎手）「スタートに難しさがある馬ですが、伸び上がってしまいましたね。ジョッキーには前目でお願いしていたのですが、いい位置が取れず少し焦って仕掛けが早くなってしまったようです。あそから動いて行ったらさすがに脚があがってしまいますね。減量を起用して期待したけどうまく行かず申し訳ありません」（担当助手）レース前に描いていた通りには行かず、直線では余裕のない走りとなってしまいました。今後については馬の状態も含めて検討します。

◎ハーキュリーズ　３着　4/9 栗東ＴＣ
4/9（土）阪神7Ｒ・芝1600ｍ戦に出走、馬体重は前走と増減なしの444㎏でした。スタートはそれほど速くはありませんでしたが、意識的に後方3番手くらいからのレースとなりました。多頭数でしたが外を廻ることなく3コーナーから進出し、直線では外めの馬の伸び脚が一瞬目立ちましたが、同馬は馬群の中から鋭く伸びてきたものの、先に抜け出した勝ち馬に1馬身3/4・ハナ及ばず3着と惜敗です。浜中騎手は「後肢の甘い馬ですので、スタートでタイミングが合わず遅れ気味でした。陣営からは一頭になるとフワフワすると聞いていたので、前に馬を置いて追走させました。直線で並んでからは良い脚を使いましたが、少し湿った馬場で走りづらそうでしたね。距離に関しては今日はマイルでしたが、2000ｍでも大丈夫と思います」とのことで、角居調教師は「使い詰めできているので、ひと息入れるべく来週中にグリーンウッドＴへ放牧する予定です」とのコメントがありました。

休み明けということもありますがティフィン「はやむを得ませんね。それにしても近創走は精彩を欠くレースが続いており、上位騎手で地方交流を狙うのが妥当と思います。ハーキュリーズは、今のところ車で言えば、「エンンジンがＦ１でボディーが軽」という感じで、自己条件ならば能力で何とかしてくれると甘い考えを抱いていましたが、簡単には行きませんね。血統的にも良くなってくるのは先と思いますので、３歳春の華やかな舞台で戦えないのは残念ですが、戻って来るのを待ちたいと思います。