今日の結果

◎トゥリオンファーレ　優勝　4/10 　音無厩舎
１０日の阪神競馬ではスタート後動けずやや後方でじっくり構える。３、４コーナーから馬群の外を回って徐々に進出し、直線は激しい追い比べとなったが、わずかに後続を制して優勝。「前半は思ったほど前に行けず、後ろからの競馬になってしまいました。それでも追走はスムーズだったし、追い出してから前を交わすのに手間取ったとはいえしぶとく脚を使いましたね。ほんとうによく差し切ってくれました。休み明けでも雰囲気が良かったし、使ってさらに良くなりそうですよ」（福永騎手）「馬体重はマイナスでしたが、まだいくらか余裕があるように見えましたから、そのあたりがどうかと思っていました。もうひと追い欲しい状態ではありましたが、最後はこの馬らしい粘り強い脚を発揮して勝ち切ってくれましたし、まずはホッとしましたね。ひと叩きしてさらに良くなるでしょうし、ちょうど中２週で京都、中３週で東京と適鞍があるので、いずれかに出走させるつもりで調整していきたいと思います」（音無師）このところなかなか結果が出ず、波に乗れない状態が続いていましたが、きっちり立て直した効果が出て、見事昨年５月以来久々の勝利を挙げてくれました。晩成型の血統からも、今後の飛躍に期待が高まります。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから決定しますが、今のところ５月１日の京都競馬（錦Ｓ・芝１６００ｍ）もしくは５月８日の東京競馬（みらい賞・芝１６００ｍ）に出走を予定しています。

わずか0.1秒差に８頭がひしめく大接戦、こういう時に有力騎手の有難味が分かります。次が試金石になりますね。休み明けを一度叩いて上積みがあると思いますし、スパッと切れる脚はないですが、京都も東京も馬場は良いと思うので、前へ行って押し切るレースを期待します。