株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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第2回鉄器処理勉強会に参加しました。

2014-07-04 10:00:00 | 日記

 こんにちは、馬頭です。W杯日本敗退・・・本当に残念ですが、まだまだ世界の壁は高いということですね。この悔しさを4年後は喜びに変えてくれると信じて引き続き応援していきたいと思います。頑張れ、日本!!

 さて、6/14・15に開催されました第2回鉄器処理勉強会に参加させていただきました。昨年年末に熊本で開催された記念すべき第1回の懇親会にて「うにの美味しい時期に壱岐でやりたい!」という意見が反映されたのか?第二回は長崎県壱岐市の長崎県埋蔵文化財センター兼壱岐市立一支国博物館にて開催されました。

 まさかのお出迎え垂れ幕!実はこれを準備するために10分の遅刻をするという…アットホームなお出迎えに癒されました。

 まず、壱岐の考古学の代名詞とも言える「原の辻遺跡」に案内していただきました。原の辻遺跡は国の特別史跡に指定されている重要な遺跡で、弥生時代の遺跡だと静岡県の登呂遺跡と佐賀県の吉野ケ里遺跡、そしてこの原の辻遺跡の3箇所だけとなります。日本最古の船着き場や日本唯一の人面石などユニークな遺物も出土しています。史跡公園内は高床式倉庫など昔の住居などが再現されています。住居内は自由に入ることができ、昔の暮らしの様子をより味わうことができます。実は壱岐を訪れるのは今回で2度目なのですが、前回はトンボ帰り状態だったので、今回は案内して頂けるということで来る前より楽しみにしていました。

 埋蔵文化財センターに移動し、センター内の最新機器や収蔵環境などご紹介して頂き、鉄器処理について意見交換や処理事例の紹介など大変有意義な勉強会となりました。

 最後は待望のうに丼!人生で今まで食べた量のうにより多い量のうにがどんぶりにのせられていました!

 本当に充実の二日間となりました。事務局と会場ホストの方々、すばらしい勉強会を準備して頂きありがとうございました。ぜひ、第3回の開催を楽しみにしています。