株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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退路を断つために書いておきます

2015-06-06 12:22:00 | 日記

こんにちは

とうとう梅雨入りしてしまいました

去年は梅雨入り後ずーーーーーっと雨で

気が付けば秋になっていたという

夏がなかった去年

 

そんなのはもう御免です

なので今年の梅雨入りはテンションがガタ落ちになりました

降れば大降り、どしゃ降り

これだけ文明が発達しているのだから

もっと機能的な雨よけグッズはないのでしょうか

車が必須な大分では

雨の日の車の乗り降りがとっても憂鬱です

ガレージの中ならともかく

青空駐車場では傘の出し入れですっかりずぶ濡れ

車のメーカーさん何とか対策をお願いします

 

先週、エジプトの石造文化財を修復している修復家の方6名をお迎えして

日本の石造文化財修復、調査などのを勉強してもらう機会がありました

日本人講師3名のうちに私の主人も入っていたので

講義や実習を行う場所として会社の工房を提供したというわけです

 

エジプト人ということで言語はアラビア語を使うため、英語ではなく

4日間の研修期間中アラビア語の通訳の方(日本人です)が付きっきりで対応していました

研修中のエピソードや勉強になったことはたくさんありますが

私がとても興味深かったことの一つにその通訳さんが挙げられます

かつて語学に関わる仕事がしたいと思っていたことがあった私

自分がなしえなかったことを形にしている人の仕事ぶりを間近で拝見することができました

ただの会話を通訳するだけではなく

今回は石造文化財の修復や調査方法、化学的な内容まで専門的な言葉が出てきます

ボキャブラリーの多さだけでなく、ある程度通訳者の中で理解をしないと伝えられません

さらに、アラビア語

とっさにネットでアラビア語の文法などを調べてみたら

文法の複雑なこと!

その通訳の方にお聞きしたらエジプトに住んでいたそうで

まあ、ある程度納得できましたが

やはり専門的な内容を通訳するためには相当に勉強されているはずです

今回は文化財でしたが、警察の鑑識技術について研修があったことも

通訳の場がバラエティに富んでいることがうかがえます

また、コーディネートとしての立場でもあるようなので

研修生の日常のお世話もされていました

異国の地で不便なことがないように一行のお父さん的な感じでもありました

通訳は言葉を言い換えるだけの仕事ではなく

各分野への対応能力と、対面する人への対応能力も必要なんだと思いました

 

40の手習い

刺激を受けた私は何を始めたでしょう

決意表明的な 

続けるためにここで公表しておきました

生涯学習になれれば

 

読むだけでなく

ネットも駆使して話す、聞くのトレーニングを

そしていつかは英語だけでなく

他の言語もマスターできるようになりたいです

 

では

マアッサラーマ!(アラビア語で「さようなら」)