「子どもを守る委員会」地域調査の集計

さえ＠まにら

路上の子ども事業では、日本で町役場にあたるバランガイと「子どもを守る委員化」の組織化を進めています。更なる路上の子どもを生まないためにの仕組み作りです。現在５つのバランガイが参加しています。２月の末から、各バランガイで世帯調査を行ってきました。

この調査は、家庭の背景を含めた子どもの状況を知るためのものです。各「子どもを守る委員化」のメンバーは、１セット３枚に渡る調査票を抱え、そのバランガイで最も厳しい状況の地域で調査を行いました。１軒、１軒歩いて回ります。





家族構成、経済状況、仕事、学歴、出生登録をしているか、予防接種を受けているか、一つずつ確認します。また地域でどのようなサービスを受けているか、バランガイへの要望等も一緒に確認します。話をしてくれない人もいます。話始めるととまらなくなる人もいます。

そして、約４カ月を掛け、バランガイＡは、約８００世帯のインタビューを終えました。その他のバランガイも健闘しました。そして、その世帯調査の結果の集計作業が始まりました。すべて手作業で行います。







この調査結果が、今後どのような「子どもを守る委員会」を作っていくかの土台となって行きます。

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