心のままに

日々の生活で感じたいろいろな事を素直にことばにして残したい。

終戦記念日

2012-08-16 10:10:38 | 感謝した事

猛暑続きのお盆ですね~~

       とにかく暑いこの所特に蒸暑くて、、、今日からまた35度越えの福井だそうで

    我が家もお寺さんに来て貰いました。昨日は実家のお寺に行き、両親のお参りをして来ました。

           母の新盆です。特別な事はしませんが、毎年のお盆の行事やお供えをしました。

                      

                  夜はささやかな夕食を一緒にしました。上の孫は、”ばあちゃん特製のカレー”というリクエストに

                        この子の為に作りました。カレーが大好きなんです

     ところで、昨日は”終戦記念日”もう67回目なんですね!!

                私のすぐそばの小学校から黙とうをするようにとの放送とサイレンが鳴りました。

         私も家で黙とうさせて貰いました。  そこで思い出した事が、、、

戦争に関する絵本です。

       これらの絵本は私が保育士の頃、この時期になると子ども達に毎年読み聞かせしてました。

      ひろしまのピカは”原爆の図”の丸木夫妻が描いた絵本、

          ”りゅう子の白い旗”は沖縄1フィート運動の会というのがあって米軍の沖縄戦記録フィルムを日本に

              返還して貰う運動ですが、そこで返して貰った中に

       爆撃された山の石ころ道を、白旗をかかげて米軍に近づいてくる少女がいました。

                おかっぱ頭で、もんぺはずたずたに裂け、焼土を踏む素足が、痛々しいその姿を見て

                 沖縄生まれの作家2人が作った絵本です。

     そして一番思い入れの強い絵本が”かわいそうな ぞう”です。

           これは戦争が激しくなった日本で、実際に上野動物園で起きた悲しいお話です。

              もし、爆撃で動物園が焼けたら猛獣が逃げて市民に被害があってはいけないという事で

               動物園の猛獣を殺す命令が出たのです、、でも本当は食糧がなかった事も理由のひとつだったと、、

         トラ、ライオン、等次々に銃や毒薬で殺されました、、、(駄目、私また涙が出て来て止まりません)

           でも賢いぞうは、 銃では固い皮膚になかなか命中しないし、えさに薬を混ぜると解ってしまい食べないんだと、、

      そこで仕方なく、餓死させることに、、、、、なんて酷い、

                  お腹が空いたぞうは、「ごはんを下さい」とせがみ、それでも駄目と解ると、飼育員に向かって

            よろよろと立ちあがり、芸当をし始めたそうです、、、、。

       今もこの絵本のこのくだりになると、涙が出て止まりません、、、、

            保育士の頃もそうでした、すると子ども達は絵本を見ていたのに泣いてる私の顔を今度は

                 じぃ~~っと見つめるんです

   この場面は職員が死んだぞうを見て

       「せんそうを やめろ。」

      「せんそうを  やめてくれえ。やめてくれえ。」とこぶしを振り上げて、叫んでるところです、、、

           今の日本では考えられない悲しい出来事がたくさんあったんですね。

             人間だけでなく、動物達も戦争のお陰でたくさん悲しい亡くなり方をしたんです。

                家族で飼っていた犬を供出させられたり、戦争に駆り出されたたくさんの馬達、、、

               正に、今の私達は、戦争で亡くなったたくさんの人達、そして動物たちの犠牲の上に生か

             されてる事を

                  決して忘れてはいけない日、それが終戦記念日だと思います。


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
戦争のこと。 (もと)
2012-08-16 20:25:40
こうやって伝えていかなくてはいけませんね。

この動物園のお話はドラマにもなっていましたね。

動物園だって、人間の為に自由を奪われた動物の居場所。
それなのに、また人間の身勝手な戦争に巻き込まれ、殺されるなんて。

どこまで人間は自然を壊し、破壊行為を繰り返せば気が済むのか?

「せんそうを やめてくれえ」
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私も (りんごママ)
2012-08-16 20:30:41
この本、読んだ事があります・・・
泣けて、泣けて、

だめだ~思い出しただけで、もうウルウルしてきました。

「戦争を知らない時代」
高度経済成長期に生まれ育った私です。

あの時代、あの悲しみがあったから
こうして平和に過ごす事ができるんだと思います。

父の弟さん(叔父)は、特攻隊だったそうです。
明日、飛ぶという日が終戦記念日だったと聞いています。

本当は、あの日天国に行くはずだった叔父です。
現在、父の兄弟で唯一元気に老後を送っています。

いつの時代も、戦争はいけない事!

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もとさんへ (わんこ)
2012-08-16 20:44:56
そうですよね、

辛い悲しい事実を語り伝えなければね。

いつだって犠牲になるのは、弱い立場の人や
動物ですよね。
それなのに、愚かな人間は今も世界各地で
戦争をしてるんですね、、、、
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りんごママさんへ (わんこ)
2012-08-16 20:54:52
ママさんも読みましたか。

私もこれを書くのにこの本を読み返したんですが
泣けて泣けて、、、ぞうはどんな思い出芸当をしたのか
それとまたあの、じっぺい兄弟を思い出したわ。

皆人間のエゴで死んでしまった動物達ですね。

叔父様も特攻隊員だったんですか。
私の父も激戦を戦って生き残った兵隊でした。

もっと戦争の話を聞けばよかったと後悔してます。

酷い戦争は絶対に起してはいけませんね!!
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かわいそうな象 (さくらえび)
2012-08-17 00:20:10
わんこさんの文章を読んでいるだけで泣けてきました

この話は毎年終戦記念日になると、ラジオで、
秋山ちえこさんが必ず話してましたね。

戦争は絶対だめです。

今、また韓国や中国と、小さな領土を争っていますが
昔ならとっくに戦争だったでしょうね。

愚かな指導者のおかげで、犠牲になるのはいつも
女性や子供たちです。

男の本性は闘争心、女性の本性は保守であり
愛です。
愚かな男どもの闘争心を押さえつけるためにも
女性が頑張らなくてはいけません。
これは国が変わっても同じだと思いますよ
韓国だって、中国だって、妻は、母は皆
自分の夫が、子供が不幸になることを許すわけがありません。
そのためにも、身近なところからですね。
我が子、孫に伝えて行きましょう。
いいお話をありがとう。
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さくらえびさんへ (わんこ)
2012-08-17 09:23:50
ほんとに、人間は戦争に関しては学習しない駄目な
生き物ですね!!

今、話題の領土問題でもどうして平和的に解決出来ないんでしょね。
日本はほんとに外交が下手ですね。
有能な政治家、外交官はいないんでしょうか!!

そうです!!
身近なところから私女性、母が頑張って行きましょうね
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新盆 (yukiko)
2012-08-17 09:53:41
みなさんがこうして集まりお母さんも喜んでいるでしょうね。

家は集まっても姪を入れて4人!

寂しいものです。

さすが幼稚園の先生!

自宅にこういう絵本が沢山あるのね。
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泣ける~ (シャム)
2012-08-17 12:41:28
子供が小さい時に読んで聞かせていました
実話なのでよけいに泣けますよね~
あまりにも可哀想なお話です

わんこさんのお話を読んでいてまた涙が出てきましたよ~
年取ったらどうも涙もろくなってきて・・・

戦争だれが徳するんでしようか
あまりにも残酷です


子供さんたちが近くで良いですね~
羨ましいです~
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戦争 (koba)
2012-08-17 16:49:21
戦争が終わって67年その事実
知っている人たちが少なくなって
しまいました。

七十代の私ですら戦後の物不足は
知っていますが、戦中の事はあまり
知らないのです。夜になると明かりが
もれないように、部屋の電燈に黒い布を
かぶせていました。

隣組でバケツリレーで、火を消す訓練
していました。相手は原子爆弾を
持っていたと言う時期にです。


地方都市に住んでいて
爆撃に合わなかったのが
幸いでした。
終戦は七歳の時でした。

母が戦争がもう少し長引いたら
ここもきっとやられていただろうと
良く言ってました。

多くの犠牲者の上に今の平和が
あることを絶対に忘れてはなりませんね。

絵本のお話なみだ無しには、聞けませんでした。
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暑いですね、 (bonji)
2012-08-17 18:54:07
日本の方が暑いです、
お元気そうでなによりです。

戦争は地球上でなくなる事はない、
そう聞きました。
生で聴いた両親や経験者の話、
私達が子供や孫たちに伝えないといけませんね。
私達まだ頑張らないといけません。
暑さに負けずにね。

              bonji 
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