猛暑続きのお盆ですね~~
とにかく暑いこの所特に蒸暑くて、、、今日からまた35度越えの福井だそうで
我が家もお寺さんに来て貰いました。昨日は実家のお寺に行き、両親のお参りをして来ました。
母の新盆です。特別な事はしませんが、毎年のお盆の行事やお供えをしました。
夜はささやかな夕食を一緒にしました。上の孫は、”ばあちゃん特製のカレー”というリクエストに
この子の為に作りました。カレーが大好きなんです
ところで、昨日は”終戦記念日”もう67回目なんですね!!
私のすぐそばの小学校から黙とうをするようにとの放送とサイレンが鳴りました。
私も家で黙とうさせて貰いました。 そこで思い出した事が、、、
戦争に関する絵本です。
これらの絵本は私が保育士の頃、この時期になると子ども達に毎年読み聞かせしてました。
ひろしまのピカは”原爆の図”の丸木夫妻が描いた絵本、
”りゅう子の白い旗”は沖縄1フィート運動の会というのがあって米軍の沖縄戦記録フィルムを日本に
返還して貰う運動ですが、そこで返して貰った中に
爆撃された山の石ころ道を、白旗をかかげて米軍に近づいてくる少女がいました。
おかっぱ頭で、もんぺはずたずたに裂け、焼土を踏む素足が、痛々しいその姿を見て
沖縄生まれの作家2人が作った絵本です。
そして一番思い入れの強い絵本が”かわいそうな ぞう”です。
これは戦争が激しくなった日本で、実際に上野動物園で起きた悲しいお話です。
もし、爆撃で動物園が焼けたら猛獣が逃げて市民に被害があってはいけないという事で
動物園の猛獣を殺す命令が出たのです、、でも本当は食糧がなかった事も理由のひとつだったと、、
トラ、ライオン、等次々に銃や毒薬で殺されました、、、(駄目、私また涙が出て来て止まりません)
でも賢いぞうは、 銃では固い皮膚になかなか命中しないし、えさに薬を混ぜると解ってしまい食べないんだと、、
そこで仕方なく、餓死させることに、、、、、なんて酷い、
お腹が空いたぞうは、「ごはんを下さい」とせがみ、それでも駄目と解ると、飼育員に向かって
よろよろと立ちあがり、芸当をし始めたそうです、、、、。
今もこの絵本のこのくだりになると、涙が出て止まりません、、、、
保育士の頃もそうでした、すると子ども達は絵本を見ていたのに泣いてる私の顔を今度は
じぃ~~っと見つめるんです
この場面は職員が死んだぞうを見て
「せんそうを やめろ。」
「せんそうを やめてくれえ。やめてくれえ。」とこぶしを振り上げて、叫んでるところです、、、
今の日本では考えられない悲しい出来事がたくさんあったんですね。
人間だけでなく、動物達も戦争のお陰でたくさん悲しい亡くなり方をしたんです。
家族で飼っていた犬を供出させられたり、戦争に駆り出されたたくさんの馬達、、、
正に、今の私達は、戦争で亡くなったたくさんの人達、そして動物たちの犠牲の上に生か
されてる事を
決して忘れてはいけない日、それが終戦記念日だと思います。